DS:ストーリー「秋月涼」episode.9

ストーリー「秋月涼」episode.9「僕は男だ!」

おお、なんか凄くそれっぽいエピソードタイトルだ。
冒頭からまたまた武田さんの下へ来た涼。
「改めて、お願いに来ました」
自分が男性アイドルとしての再デビューに成功したら、夢子さんの事をもう一度考え直して欲しいと言う涼。
「それと、成功のあかつきには…もうひとつ、僕を武田さんの番組に出して欲しいんです」

「僕としては、それだけで首を縦に振るわけにはいかない」
出された条件は、男性アイドル転向後のアイドルアルティメイト出場権獲得。
また、武田さんは涼の事を非常に高く買っている様で、一つの大きな夢を託されてしまった。
だが、もはや覚悟を決めた涼は、その期待の大きさにも臆するところを見せない。

「僕の両肩には…自分の夢、夢子ちゃんの夢、武田さんの夢、全てがかかってる!」

第一週、流行はVi>Da>Voとなっている。
衣装はさっき獲得した「テトラカラードコメット」。
上半身が白ベースで、赤と青は足パーツにしか使われてないので、カメラ引くまで名前間違ってるのかと思った。
アクセは「しろうさみみ」と「天使の羽根」でどうでしょう? むむ、まだ楽曲補正でDa高過ぎ。

月曜日、運命の「歌番組収録」コミュ。
「じゃあ、社長。運命の歌番組収録、行ってきます!」
(どーでもいいんだけど、自分の頭の中の言葉と涼の台詞が被る)

トークコーナーで告白してその後に歌なんて、番組側に話し通して無いと無理がある気がするが…。
生放送なんだろうか?
出番が来て司会者に振られるも、緊張のあまり身震いする涼。
「あ、あのっ! 今日は歌う前に、みんなに聞いて欲しい事があるんです」
「あの、私! じつは!…」

遂にカメラの前でカミングアウトした涼。
「これからは、改めて男の子のアイドルとして活動していきます!」
…が、司会者には冗談として流されてしまう。
「ぎゃおおおおおん、完全スルー決め込み~?」
「それじゃ、そろそろ歌の準備の方、御願いしましょうか」
何と言うスルースキル。

ここで選択肢「おとなしく歌おう」「もう少し話を!」「僕、脱ぎます!」
…うずうず、いや、自重しろ俺。仕事優先だ、仕事。
今ここで3番目を選ばなくても、誰かが大晦日のために描いているはず。

火曜日、「歌番組放送」コミュ。
…放送? あの、もしかして、昨日のアレですか?
……まさか、普通にカットされてるとかってオチじゃないですよね?

事務所でテレビを見ている涼。
「きた! 遂に僕の『じつは男の子』発言が、全国に流れる時が!」
…やっぱり。orz
「こ、これって、まさか…!! 僕のしゃべったところ、全部カットされちゃったの~?」
「どう言う事!? トップになってからは、こんな酷い扱いされた事無いのに」

社長が言うには、メディアの上層から、とりあえず発表させるな、と通達が出ていると言う。
「私もついさっき、何人かのえらい人から忠告を受けて…」
「この事は、とにかく隠し通した方がいいって、その方が、事務所のためだって」
まぁ、全ては商売ですからねぇ。色々な人の利害には影響するでしょう。

愕然とする涼、そこに律子姉ちゃんが駆けつける。
「涼! あんた、一体、何やらかしたの!」
きな臭い噂が流れていると言う。
「状況を確認して、事と次第によっては…あんたを止めなきゃならない」
「いーい? 涼…あんたが、自分のやりたい事をするのは構わない。けど、その結果、あんた以外の人は、どうなってもいいの?」
「私が一番心配しているのはね。この事務所の雰囲気なの」
「あんたは、仮に同期の子達と険悪になっても…自分の目標、貫き通す気?」
「もし私だったら…一歩引いて、周りを立てるけどね」
「周囲の空気読まないと、後で結局、自分にもマイナスになるから」

確かに、他の子達に迷惑はかけたくないよね。
でも、それこそ武田さんが予めアドバイスをくれていたじゃないか。
『空気など読むな』『事務所を飛び出してでも』
きっと武田さんにはこんな事態が想像できたのだろう。ここで引いたら顔向けできないぞ。

「それでも…それでも僕…やっぱり…引けないよ!」
「引けない理由があるんだ。僕が引いたら、守れないものがあるから」

よく言った。

「僕は引かない! 空気なんて読まない! 信じるもののために、夢を成し遂げる。それが、僕の使命だから」

水曜日、夢子さんからメールが来た。

あなた、ここ数日、TV全然出てないんじゃない?
たまに出てるかと思えば、全部録画だし。

何かあったの?
別に何でもなければいいんだけど。

夢子さんには先に話しておいた方がいいね。
で、「夢子と待ち合わせ2」コミュ。

メールには「今ちょっと干されてる」と返信したもので、夢子さんは開口一番「何やらかしたの?」と。
これからやらかそうとして妨害されている、と内容については少しはぐらかす涼。
「まぁ、ある種の爆弾テロかもねぇ。私が握ってる爆弾は…とある秘密で、その秘密が広まると、色んな人にとんでもない影響が出そうなんだ」

「とにかく…やめなさい」
「なんだか知らないけど、やめなさい、そんな事!」
「涼、分かってるの!? あなたはトップアイドルなのよ!」
「どうしてそんな危険な道に走るのよ!」

「今の夢子ちゃんは、夢をなくしかけて、動けずにいる。でもね、私は、そうはならない」

「とにかく、もう暫く、僕の事、見守ってて」
そう言って立ち去ろうとする涼を、夢子さんが引き止める。
「まさか、あなた…。でも、そんな事が…けど爆弾なんてレベルだとしたら、やっぱり、それしか…」
わぁ、察しが良いなぁ。
「ねぇ、涼。あなたが知らせようとしてる秘密って…あなた、もしかして本当は…男の子なの?」

木曜日、「対策ミーティング」コミュ。
社長からは、交渉先全滅と言う最悪の知らせが突き付けられる。
TV局のみならず、ホールの類までも押さえられなくなっていると言う。
「秋月涼と言うドル箱を、誰もが手放したくないと思ってる…」

「こうなったら、ブログとか掲示板で発表しましょう」
「そのやり方は、この後の道を閉ざす事になるわ。ネット上でこんな重大発表したら、TV局とは完全に絶縁よ。今後、男性でアイドルしようとしても、局も流通も、手を貸してくれなくなる」
ふーむ、絵理にネットアイドルのHowToを指南してもらうか。
と言うのは冗談にしても、これはもう武田さんに頼るしかないんじゃないか?

で、事務所を飛び出して武田さんのところへ転がり込む涼。
「僕、これ以上、どうしたらいいのか分からなくて…」

「手が無いわけではない。不本意ではあるが…」
と言うわけで、武田さんの番組のオーディションで合格すれば、番組内で発表させてもらえる事になった。

これにて必須コミュ終了。オーディション解禁。
後はいつものように、カンストまでレッスンかな。

金曜、土曜とViレッスンでパーフェクト評価。

日曜日、愛のステージを見に行く。愛の歌う「THE IDOLM@STER」って美希に似てるよね。
プレゼントは「ファンレター」。…うん。

第二週、事務所前で調子の良さそうな絵理に会う。…かわいいなぁ。
流行はVo>Da>Viとなったので、衣装を「ルージュノワール」「ひまわりの一輪挿し」「ひまわりの腕輪」に変更。

月曜、火曜とViレッスンでパーフェクト評価。カンスト。
水曜、木曜、金曜とDaレッスンでパーフェクト評価。カンスト。
土曜日、なんとなく「休む」。
日曜日、絵理のステージを見に行く。プレゼントは無し。

第三週、事務所前で絵理に会う。
流行はVi>Vo>Daとなる。楽曲が固定の都合、Daを最小にするのは難しい。
衣装は「テトラカラードコメット」に「天使の羽根」等。

月曜、火曜、水曜とVoレッスンでパーフェクト評価。カンストし、「Lv.12」→「Lv.13」。
木曜日、なんとなく「休む」。二度目だがコミュは湧かず。ホントに仕事干されてるなぁ。
金曜日、更に「休む」。ダメか…。
土曜日、Viレッスンでグッド評価。
日曜日、愛のステージを見に行く。プレゼントは無し。またしても二週連続で…。

第四週、事務所前で絵理に会う。
流行は先週のままでVi>Vo>Daなので、アクセサリーを選び直して調整。

月曜、火曜、水曜とVoレッスンでパーフェクト評価。「Lv.13」→「Lv.14」。
木曜、金曜とViレッスンでパーフェクト評価。

土曜日、さあ、最後のオーディションだ。
事務所で深々と深呼吸する涼。
社長に付き添われてアイドルアルティメイト予選オーディションへ。
あ、こっちが先なのか。てっきり武田さんの番組が先なのかと思っていた。

「僕は、僕の歌で、道を切り開く」

思い出17個、初期状態70%でスタート。7回まわして1回落とすも80%で合格。
「これが本当の、僕の姿だーーっ!」
社長も圧倒的パフォーマンス、と絶賛してくれた。
そして、会場には夢子さんも。
「来週の土曜の夜、TVを見て欲しい。その中で、伝えたい事、全て伝えるから」

シーン変わって、件の武田さんの番組。
ゲストとして紹介される涼。
「今日はまず、ゲストから一言、報告があるそうです。では、どうぞ」
「これまで女性アイドルとして活動してきましたけど、僕―本当は男の子なんです!」
武田さんも涼に対し、男性シンガーとしてお墨付きをくれた。
「男性ボーカリストとしての彼の魅力を封じ込めてしまうのは…あまりにも惜しい」

「こうして、勇気を奮って、告白した今だから言えます。皆さん、夢を諦めないで下さい。」
「もちろん、かなわない夢だってあるかもしれません。でも…夢を捨てる前に、もう一度だけ、考えて欲しいんです」
「その夢は、本当に望みの無い夢なのか。望みはあるのに、自分がそこから目を背けているだけじゃないのか」
そして、遂に披露される男声バージョンの「Dazzling World」。
「Dazzling World」の歌詞と併せて、これは全て夢子さんへのメッセージだ。

シーン変わって、発表後暫く経ってのTV局前。
「涼ちゃーん! 男の子でもやっぱかわいい~!」「カッコかわいー!」「弟と妹、両方になって~!」
等と男性ファンを残したままで、更に女性ファンが上積みされると言う、ある意味予想通りの結末。
「TV局の人も、呆れてたわ。こんな形で2段ブレイクしたアイドル見た事無いって」
2段ブレイクって…、アクエリかよw

そして、夢子さんのところへ。
「TV、見たわ…」
顔を赤らめた夢子さん、MAJIかわいい。
「あなたって、とことん常識知らずね。普通、全国ネットで、しかも武田さんの番組で、私にあてたメッセージなんて、堂々と言う?」
「あ、やっぱり、気付いた?」
「気付くに決まってるでしょ。もう…恥ずかしくて、顔あげられなかったわ」

武田さんから夢子さんへの伝言は「一から出直しておいで」。
「ウソ…」
「嘘じゃないよ。ちゃんと約束してくれたんだから。TVで言った事、ここで、もう一度言おうか?」
そんな男前の涼に、夢子さんは、
「なんか、アッタマきた! 涼! あなたキメ過ぎよ!」
同感です。
「はじめから私を騙してた上に、おまけに最後の最後まで! どこまで振り回せば気が済むわけ? もう!」
それはお互い様じゃないのか。つーか、お前らお似合い過ぎて軽く嫉妬だぜ。
「分かったわよ。これでまだ拗ねてたら、私、本物のバカじゃない。復帰するわ。」
久し振りに見る、夢子さんの曇り無い笑顔。

「久し振りに御飯でも」と言う涼に、「いいの?」と心配そうな夢子。
「どんな騒ぎになっても知らないんだから。レストランでもテーマパークでも、好きなところ連れていきなさい!」
涼さん、男の子として接すると言う事の意味を、まだあまり認識しておられないようで…。
「思いっきり雰囲気いい店じゃないと許さないんだから!」

そして、スタッフロール。
はぁ…いやはや、これまた全く想定外に良かった。
序盤は単なるドタバタエロギャグコメでどうなる事かと思ったが、ドタバタはそのままとして、エロギャグコメは脱せて良かった。
あと、終盤の涼のカッコ良さはかなり来るものがある。

おっと、スタッフロール後のシーンが残っていたな。
「ホントに男の人なんですか~? むー、信じられませんっ」と愛。
…この後の展開が手に取るように分かるんだが…これってプリコグ?
「…脱がします」
ですよねー?
「脱がせば分かります。だから!」
「ちょっ、やめて、愛ちゃん、ダメ!」
絵理に助けを求めると、部屋に鍵を掛けられてしまった。
「アッーーー!!」

orz


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