コミックマーケット78 二日目

そこそこ早起きしたにもかかわらず、朝から猫に吐かれて洗濯する羽目になった。
まず、ベッドカバーと掛け布団カバーを洗って干し、次に洗濯機を布団丸洗いモードにして掛け布団をセット。このモードでは終了までに2~3時間掛かるので、後で干す事に、

と言うわけで、大きく出遅れる。まぁ、良い。今日はまだ本番じゃないし。

それと、同僚腐女子さんから連絡があった。一日目落選で気になっていたが、二日目に売り子に入った模様。
同人作家としてはナマモノをメインに扱っている人だけど、今日はジャンプの某作品の二次創作を回るそうで、どうやら前に話した時より「趣味が広い」ご様子。

出遅れは決定的なので諦めて普通に朝食を摂り、凍らせておいた500mlペットボトルのヘルシアウォーターと、冷蔵のヘルシアスパークリングを纏めてタオルで巻いて持って行く。
今日の気温ならこれぐらいの量で充分に持つんじゃないかな。

入場まで

薄っすら雲が出て直射日光に炙られる体ではないが、それでもしっかり暑くなった。涼しかったのは朝だけ?
なのに扇子忘れて来るとかって俺はアホなんですか? アホなんですね。もっと早い時間なら命に関わるぞ。愚か者め!
まぁ、結果的に遅くに出たのでそう長くは並ばないだろう。

そんなこんなで、10時少し前にゆりかもめ「国際展示場正門」駅。
入場待ち行列の横を歩きながら開場の拍手をして、西側の列の最後尾へ入る。橋の手前だ。やはり年々「列圧縮」が早くなっていると思う。

いつもの様に進んだり止まったり。
目の前にいたキャリーバッグを引いた女性二人組は、逆ピラミッドを正面に臨む位置で待たされるのが不服な様で、隣の列が進んでいるのにこちらの列が全然動かないのはおかしい、等と騒ぎ始める。「は? 何言ってんだ?」って感じで少しイラッ☆ミ
あのな、隣の人達はこっち側の1時間以上前に並んでるんだよ。10時からノコノコ並び始めてガタガタ言うんじゃねぇ。去年も参加してるなら理解しろ。

そもそも、この時間に並ぶヤツがキャリー引くのが気に入らない。キャリーバッグはただそれだけで周囲に迷惑を掛ける存在だ。
背負って帰れないレベルで大量購入するガチのバイヤーならば、まぁ、それも仕方無いかと思わなくも無いが、10時過ぎにノコノコ並び始める程度に「本気ではない」参加者が、大して買うわけでもねーのにでかいキャリーバッグ引き摺りやがって、周囲の迷惑なんかお構い無しか、と。二人とも爆縮しろ。

西館3・4ホール

兎も角、実際の入場待ちとしては僅か30分程しか待たされていない。10時30分には正面入り口を横目に通り過ぎて西への階段を登り、10時42分に西館4Fの企業ブースへと入場していた。特に今回はホール外への列分割がスムーズだったようで、ホール内で身動きが取れなくなるような状況は全く見られなかった。
最初にNo.311「GA文庫・ゲーマガ」、次にNo.251「文化放送A&Gブース」、更にNo.141「GWAVE/WAVESTAR」、No.353「プリマステア」等を回ったが、いずれも待ち時間ゼロ。
フロンティアワークスは並んでたのでスルーしたが、あの程度ならば並んだとしても大したロスでは無かったと思う。(三日目に至ってはフロンティアワークスも並ばずに買えたとの事。ぐぬぬ、行けば良かった。)

兎も角、本日のメインミッションであるところの「GA文庫・ゲーマガ」ブースでスティックポスターを買い、キャンバスバッグを展開。凄い、脅威の隠蔽力! このまま冠婚葬祭だって行けるぜ!(私事:爺様の容態が悪化したらしい)

今回、ゲーマガのスペースではウメPには会えませんでしたが、流石に三日間張り付いてるわけじゃ無いでしょうから仕方ないね。
家庭の事情により、前回と同じテーブルの上で撮れなかったのが悔やまれる。あと、絞り設定開き過ぎ。

一通りの買い物を終えた後にゆっくり一周見て周り、西を離脱する。
企業ブースでチラシ配ってるキャンギャルに何人かスク水を着ているのが居て、なんかもう無性にイラッとした。やつらの胸が爆発すればいいのに、

ちなみに、西ホール4Fから降りるエスカレーターのところには、前回同様に「ゆっくり」(Soft Talk)が配備されていて思わず和むなぅ。

東館4・5・6ホール

東館の真ん中を貫く通路から東5ホールへ入ろうとすると、入り口周辺は「阿鼻叫喚」とでも表現したくなる程度の大混雑。
長辺方向の入り口側の通路が極端に混雑していたため、長辺方向の移動者も一旦奥(短辺方向の中央)へ進むよう誘導が行われているが、9割以上は聞きやしねぇ状態。
こいつら何なの? 俺の知ってるコミケの空気じゃない。一方通行の様な強制的な誘導じゃなくても、半数以上が自発的に誘導に協力するのがコミケの空気じゃね?
何事かと思ったら、東6ホールが東方らしい。無論、メイジャイではない。

人並みを掻き分けてホール中央の長辺方向の通路へと逃れ、まずは同僚腐女子さんのところに御挨拶に行く。
同僚と言っても所属する「課」が同じと言うだけであり、ウチの課は基本が客先常駐なので、顔を合わせる機会も少ない。
如何なるジャンルのサークルで売り子してたかは敢えて書かないが、割と空いていた。
仕事的な意味での近況報告や、前回頂いたオリジナル新刊の感想等を。
彼女のメインジャンルは海外ドラマを元にした二次創作小説だが、話題のドラマで書いたら大手にイナゴ呼ばわりされて叩かれた、と言う様な愚痴を漏らしていた。なんだかなぁ。(-_-;

で、その周囲を少し見て回る。うむ、見事に腐ってやがる。だが私は一向に構(自重)。
この辺りでは小島アジコさんのサークルをリストに入れていたので、淡々と買い物。

東館1・2・3ホール

続いて反対側へ。今度は大学時代からのサークル仲間のところへ挨拶に行く。
お誕生日席だったが、ジャンル的な不具合で苦戦している模様。後で聞いたら「刷り過ぎた」と言っていた。

そこから少し戻って、「同人ソフト」ジャンルの中のPC関連、自主制作ハードウェアの辺りへ。
ここは事前にはノーチェックだったが、面白そうなものが多々あり、ついつい足が止まる。
多色LEDによるライトスティック(電子サイリウムとも呼ばれる)を展示しているスペースが2つあり、話を聞いてみたり。
1つは私が使っているのと同じ「ピカピカ棒」のガワ(ケース)のみを使い回し、多色LED制御用のマイコンチップ類をコンパクトに収めてしまっている。キットの方は完売との事で、作り方マニュアルの収録されたCDを頂いて来た。このガワにはボタンが1つしかないが、クリックで色の切り替え、長押しでOFFとなるように工夫している様だ。
もう1つのサークルは別のハードウェアの作り方マニュアル&ソフトウェアを頒布していたが、スペース内に展示していたLEDスティックが目に留まり、根掘り葉掘り質問させて頂いた次第。
こちらは制御にArduinoを用いており、PCに繋ぐと色の設定を変更出来る。スタンドアロンでは予め設定しておいた色を順逆2つの切り替えボタンで切り替え、更に別途電源スイッチを持つ。
こちらは透明アクリルのパイプでケースを作っていて、前述の1つ目のサークルのモノよりかなり太い。(バルログ持ちは不可能)

多色LEDの制御にはマイコンが不可欠なため、自分の手には余ると思っていたが、先達の導きがあるならば(せいぜい石を熱で駄目にする程度の回り道で)用意できるかも知れない。
6thに間に合う様、早めに挑戦したい。

ジャンル「同人ソフト」を抜けるとジャンル「デジタル(その他)」が広がるが、ここで「単語検索で引っ掛かったものを内容の精査無く片っ端から塗ったのは間違いだったかも」と気付く。
コスプレ写真集は勢力拡大し過ぎだろ。大半が見るに耐えないのは勘弁して欲しい。漫画や小説は必ずしも「綺麗」じゃなくても評価軸は他にたくさんあるが、肌も汚く体型も崩れているのに露出だけ多いと言うのは、何をどの様に評価していいのか分からない。無加工のまま三次元に出て来んな。Photoshopのメインウィンドウに還れ。

心の花が萎れそうになりながらも、コスプレの売り子達を掻き分けて写真集の島を抜け、「同人音楽CD」へ脱出。
視聴し始めると何時間あっても足りないので要注意だが、オリジナルなんて視聴しなきゃ話にならない。
都合、カバー、アレンジは視聴せずにタイトル買いする事になる。仕方無いね。

さて、次がありますし、そろそろ切り上げますか。
13時にゆりかもめで豊洲方向へ脱出。一旦帰宅するよー!

帰宅

まずはシャワーを浴び、朝干したベッドカバーと布団カバーを取り込んで、洗濯の終った掛け布団を干す。
荷物を一端バラし、さっき買ったCDから1枚だけiPodに取り込み、スティックポスターを撮影してPicasaからアップロード、荷物を再構成。
スティックポスターの1つはお使いなので、再度キャンバスバッグへ。どうせ夏と冬しか使わないので、今回はバッグごと渡してしまっていいな。
レッドブルをチャージし、再度シャワーを浴びてから家を出る。

秋葉原パセラでカラオケなのだが、既に大分遅刻している。まぁ、今夜はお泊りだし、洗濯物の都合もあったから仕方ないよね。

例会

夏冬恒例の集まりだが、今回は総勢7名となった。
いつものように、カラオケ後には秋葉で食事をし、メンバーの一人の部屋で飲む流れ。
ちなみにカラオケは「まっすぐ」の合唱で〆たよ。時間の都合によりゲームバージョンにしたけど、

夜、メンバーの一人が今日買ったらしき東方の同人カードゲームをプレイしたが、えらく難解で一度で懲りた。
「普通のボードゲーム、カードゲームには興味がありません!」と言い切るような、退屈しきったコアな無電源ゲーマーを満足させる代物なのだろう。
無電源ゲーマーとしてのレベルがあまり高くない我々にはちょっとハードルが高過ぎたようだ。


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