アニメ「THE IDOLM@STER」 第02話

ちゅーこって、第二話来ましたよ。第二話!
アレですよね。第一話では流れなかったOP「READY!!」流れますよね?
折角なので酒を用意してスタンバイ…

まだ書いてる途中だけど、例によってネタバレ防止のため Read more にしときます。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

話「“準備”はじめた少女たち」

アバンタイトルはオーディション帰りらしき亜美真美やよいおり with P。
事務所では電話の応対をする小鳥さん。

小鳥「今月に入ってから誰も一個もオーディションに通ってないんですよー!(泣)」
亜美「兄(C)、亜美たちもっとテレビに出たいよー!」
やよい「今月もお仕事が無かったら、来月の給食費がピンチですー!」

切実である。
ここで、小鳥さんから宣材写真がヤバイと言う事を知らされる。
社長は気に入っているらしいのだが…これはひどいw
伊織は凸光ってるし、亜美真美にいたってはアイレディの罰ゲームである。

そこにりっちゃん先輩、奮発して作った揃いのステージ衣装を持って帰社。
アイマス2のパッケージでも使われている「バイタルサンフラワー」ですね。
で、ここでその「バイタルサンフラワー」で揃えた全員のダンスから始まるオープニング。
あぁ…これだ、6th東京公演で見たあのフリだ。

オープニング

何だろう? 映像としては普通の構成のオープニングなのに、すごくよく出来てる。
控え室の様子とか、ステージ裏の風景とか、それを見つめる春香さんとか…
気付いたら涙が溢れていた。自分でも何が起きたのかよく分からないんだが…「謎の感動」としか言いようがない。

あぁ、分かった。
まず、歌詞と映像がしっかり噛み合っている。
ゴールデンタイムのアニメの様に映像制作側が苦労してタイアップ楽曲に合わせるのではなく、音楽とアニメが気持ちをひとつにして同じ方向を向いて作られていると言う事は、「READY!!」を待望していた皆さんには今更説明するまでも無いだろう。(一言で表現するなら、つまり、yuraさん。)

それに加え、ただ方向が一致しているだけでなく「音楽に込められた物語やメッセージを映像で表現する」と言う事が高いレベルで出来ている。
どこぞの躍らせる事しか能が無い監督と違い、コンテが曲に寄り添ってる。
それでいて、ダンスはダンスでしっかり見せている。

「演出家」としては当たり前の仕事なのかもしれないが、しっかり「演出家」としての仕事が出来ているが故に、ストレートに思いが伝わる映像に仕上がっていると思う。

私自身は普段「ドラマ至上主義」を気取ったような事を言ってて、物語性の低い作品をあまり評価してないのだが、そんな中でも良く出来たコンテ、カット割り、演出は「丁寧な仕事」として無条件にリスペクトしてしまう。
やはり「伝わる映像」を作り出す力は素晴らしい。物語が多少希薄でも、映像演出に「気持ちを伝える力」があれば、それだけで心は揺り動かされる。それは「芸術」の域にある力だ。

最後にもうひとつ、他の視聴者から賛同を得られるかどうかは怪しいが、シンクロ後出し効果(←今テキトーに命名)。
ゲーム内のステージシーンの振り付けがライブのステージで再現された時に感じる「喜び」と言えば、アイマスライブ経験者にはたぶん伝わると思う。
我々は既に6thライブで「READY!!」のパフォーマンスを見ているが故に、このオープニングでは然も「ライブがアニメで再現された」かのような、逆ベクトルでありながら前述の「喜び」とほとんど同質の感動が発生してるのではないだろうか。
振り付けのシンクロが「ライブで味わった高揚感」を思い起こさせているのだ。
この感情はいずれ完全に混ざり合い、区別できなくなると思う。

恐らく「READY!!」の振り付け自体はどちらが先と言う事ではなく、アニメでもライブでも使う前提で用意されたのだと思うが、後から見た方に最初に見た方のインパクトとインプレッションがシナジーすると言う意味で仮に「後出し」効果とした。

Aパート

オープニング(&CM)明け。
ホワイトボードの端に落書きされたりっちゃんの似顔絵にニヤニヤ。
亜美真美が宣材と洗剤を掛けて引っ張っるのがすごく「いつもの感じ」です。
でもって、それを受けて亜美真美に答えるりっちゃんの声色、「ザバザバ?」とリピートする辺りのナチュラルなりっちゃん感がたまりません。
皆からの強い要望でりっちゃんが宣材撮り直しを承認し、各員へ連絡が。

Pからの電話に出る真。短い時間に詰め込まれた表情の豊かさが素晴らしい。
一緒に居たのは雪歩、美希、響で、ダンスレッスン中っぽい。

やたら古そうな携帯電話(PHSかも?)でメールを受けたのは千早。
オーディションの控え室で、春香と貴音が一緒。緊張してきた、とトイレに向かう春香は、部屋を出たところで冬馬にぶつかる。
…え? と、とととと、冬馬キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
後姿が見えた時点で吃驚して心臓が口から飛び出しそうになったぜ。
ふははは、Jupiterの時代来るな。うん、酒が美味い!

事務所に戻ってステージ衣装を見ているダンスレッスン組(真、雪歩、美希、響)。

真「うわー、かわいいなぁ! あ、でも、僕的にはもっとフリフリしてても良かったかも」
美希「えー? 美希、真クンはカッコイイのが似合うと思うなぁ」
雪歩「うんうん」

ここのたった一言に「あずみん雪歩」がしっかり現れてて思わずニヤリ。
それに、この3人でひとつのフレームに収まっているのもいいですね。(響は背中と言うかポニテだけがフレームイン)
一方、アバンタイトル組(亜美、真美、やよい、伊織)は応接間でたくさん雑誌を広げて作戦会議中。
今回は伊織を中心としたこの4人の当番回なんでしょうかね。

亜美「あ、亜美はこーゆーの。ビシッ感じで!」
真美「じゃあ真美はこれ。バシッて感じね!」
伊織「今更こんな手垢のベタベタついたアイドル達を真似てどーすんのよ?!」「アイドルの頂点に立つためには個性が大事」

オチが見えた!(きゅぴーん!)
そう言えば、このアイドルランクのピラミッドって2では使われてないね。
そしてBGM「ENERGY」のアレンジ入りました。ちょっとテンポアップしてるかな? 金管も入ってボリュームアップ。

場面はスタジオに移り、宣材写真を撮る準備を進めています。
「熊の着ぐるみ」を含む大量の衣装を持ち込み、迷走真っ最中の伊織。
大人っぽいドレスに着替えたあずささん。それを見て短くしろだの胸寄せろだの騒ぐ亜美真美。
あずささんに見とれるやよい。それを見て、伊織は「大人の色気」路線への作戦変更を宣言。

亜美真美「ボン!キュッ!ボン! だよ、やよいっち」
やよい「…え? うん…そうだねぇ…」

ここのやよいの「うん」があまりにも素の感じが出てて噴いた。
何気ないところにホント役が降りて着てるなぁ。

と、ここで挿入歌「私はアイドル」が流れ始め、4人がメイク開始。
こ、これ新録だー! シーンに合わせて亜美、真美、やよい、伊織の構成なのね。
雪歩と真に「お化け」とびびられるメイク、明らかにシルエットおかしい胸への詰め物、更に、チラリズムと称して衣装に鋏を…

そうこうしている内にあずささんの撮影が終了し、「遅くなりましたー!」とヤヴァイ状態の4人が登場。
Pに「遊んでるんじゃないんだぞ」と窘められた伊織は、一瞬我に返ったような表情を見せるも、Pに対し逆切れし…

Bパート

MA2のCMとか、ライブのDVD/BDのCMとか、千早のアニメイトCMとか、感慨深いものがありますな。
CM明け、事務所で社長から旧宣材写真を披露されて大笑いしている老記者。
ベル薔薇調のゆきまこ妄想に耽る小鳥さん。

場面はスタジオに戻り、とりあえず化粧を落とした4人。
Pは「個性ってのはただ目立つことじゃない」と窘めるが、上手く説明できない。
そこに着替えを終えた美希が登場。

美希「デコちゃんその服で撮るの? 美希ね、それ全然似合ってないって思うな」

相変わらず歯に絹着せぬ物言い。そして、

美希「ねぇねぇカメラマンさん、美希ね、色んなポーズいっぱい決めるから、パシャパシャってリズムで撮ってね」

慣れたもんである。
誰に学ぶとも無く物事の本質を感覚で掴んでいる、と言う天才肌が美希の持ち味。
そこに更に仕事に対する真剣さ、努力が加わると無敵になるわけだが、それはまた別のお話…

続いて、春香。転ぶのはお約束。
真の決め表情にカメラマン助手の女性が射抜かれたり、貴音も相変わらずの不思議ちゃん、雪歩は白い花を手にカチコチになって撮られているが、それもまた「らしさ」だよね、とP。
響に至っては一通りポーズ決めた後、ハム蔵の指示で「もう少し右から」と角度指定。
それを見ていた亜美真美は、お互いの「超イケてるアングル知ってる」と言い出す。
ってか、ハム蔵すげぇ。響の専属Pじゃねーの?w

亜美真美や響を羨ましいと言う伊織に、やよいはウサギのぬいぐるみを提案。
と、ここで千早のターン。

千早「カメラマンに、笑顔が不自然だと言われました」
P「不自然? ちょっと笑ってみてくれるか?」
千早「…」(後姿)
P「…あぁ。…じゃあ、無理に笑わなくても」

やっぱり2の千早と言うよりは1の初期千早ですねぇ。
この不器用な感じ、意固地な感じが千早らしさと言うか、好きです。

伊織は「コンセプトはナチュラルプリティ」と吹っ切れた様子。
伊織は伊織でやっぱり役が降りてて、伊織以外の誰かでは有り得ないんだよなぁ。

やよいも「お母さんがアップリケ付けてくれたお気に入りで」と言う事で、あずささんに諭されていつものオレンジのパーカーで撮影する事に。

場面は変わって、それぞれの新しい宣材写真を前に賑やかな事務所。

やよい「プロデューサー、吉沢さんにみんなの写真褒められちゃいましたー♪」

たぶんさっきの老記者の事だよね。
社長と懇意にしている風だったし、1における善永さんポジションなのかな?
そして、やよいの呼びかけで伊織とPの3人で初のハイタッチ。
うん、素晴らしい「やよいおり回」だった。

エンディング

エンディングは「ポジティブ!」。
亜美真美、伊織、やよいの撮影の様子、揃いのステージ衣装で全員での撮影シーンの後、伊織の止め絵6枚のエンディングでした。
これもやっぱり新録ですよ。こっちはさっきと違って伊織とやよいのデュオかな?

すごいなぁ。楽しめるポイントが多過ぎる。
こんなにサービスしてもらっていいんだろうか?

木星のこと

ほんの僅かとは言え、こんなに早い段階でJupiter冬馬クン登場となると、色々期待せざるを得ないですよね。残りの2人との遭遇は勿論として、今後961プロと対立する展開があるのか、とか。
「2」の子安さん、もとい、黒井崇男社長はかなりくどかっただけに、仮に登場するとしても存在感を薄くしてくると思いますが、

一方で、DS組は構成上出し難いだろうなぁと言う予想も。
設定やポジションを思い切って変えてきた場合にはその限りではないのですが、DS組の3人って、765プロの面々がそれぞれに高ランクに達した後の「次世代」として位置付けられてるんで、そこまで時間進まないだろうなぁ、と。
無理矢理「DS組を出す展開」を考えるなら、2クールめ開始時にいきなり「X年後…」でみんな高ランクに達してて、と言うのも出来なくはないんだろうけど、そんな勿体無い事やるだろうか、と考えるとノンだなぁ。
「X年後…」展開で飛ばすとしてもせいぜい半年から1年で、DS組の出番にはまだ遠いと思います。

まぁ、それは兎も角として、ゲームだと3週目は固定スケジュール「THE DEBUT」ですが…


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