2014年冬期(2013年度第4Q)深夜アニメ レビュー 其之壱

現況、録画を検討するために「ザックリ一通り見る」と言う事を行っているのが地上波深夜枠だけなので、その範囲で感想など。
とは言え、深夜枠アニメしか見ていないわけでは無いし、深夜枠でもタイトルだけで切って第1話にも目を通さなかった作品もあります。

  • 感想にはネタバレを含みますので、これから見始めるつもりの方にはおすすめしません。


(↑ここまでほぼテンプレ)
以下、第一話の放送順となっています。

最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。

『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』アニメ公式サイト

TOKYO MXにて1月4日(土曜日)22時30分スタート。
すっごい頭悪い設定の萌豚ラノベですね。以上。

あー、まぁ、個人的な性癖を言えば女の子同士でちゅっちゅしてた第一話はとてもいい感じでした。
こんな酷い設定でまともなドラマ(物語)が展開する事は有り得ないと思うので、「シコリティ重視のエロアニメ」としての評価軸以外でどうこう考える作品ではなかろうと思います。

「女子高生が貞操帯の着用を強いられ、尿意に耐えて喘ぎ、身悶えする作品」の存在意義と言うか必要性を否定する気は毛頭無いのですが、「性描写は青少年に悪影響を及ぼすのでゾーニングしましょう」が社会的合意である現代日本において、この作品が年齢制限無しで地上波放映される事に疑問を感じます。
これを流すのであれば、まず「性描写は青少年に悪影響を及ぼさないのでゾーニングはやめましょう」と関係各位それぞれに意見表明して欲しい。社会的合意を覆さずに、その合意に反する事をすれば、返って規制が強まるだけではないですか?
個人的には、「未成年にもえっちぃ作品を見せる方が健全な育成に寄与する」と信じているので(ゾーニング反対)、規制を強めかねないやり方、ゾーニングに反対せずにゾーニングを破る「チャンピオンREDいちご」みたいな真似は如何なものかと思う次第です。

生徒会役員共*

StarChild:生徒会役員共* – すたちゃまにあ~STARCHILD WEB SITE

TOKYO MXにて1月4日(土曜日)25時30分スタート。
「徹頭徹尾シモネタだけでビタイチ面白くない4コマ漫画」に定評のある氏家ト全氏の週刊少年マガジン連載コミックが原作で、2期目。
勿論、原作がビタイチ面白くないのにアニメ化して面白くなるわけも無く、Aパートで切りました。
お疲れ様でした。

こーゆー、どこをどうしても面白くなりようのない作品であっても、スタッフや演者は真剣に良い作品を視聴者に届けようと思って腕を揮っているのかと思うと、胸が痛くなる事があります。
だいたい、肝心のシモネタだって数少ないパターンを無理矢理繰り返しているだけなのに…。

シモネタが嫌いなわけではありません。
面白くも無いシモネタを、何の工夫も無く同じパターンを延々と繰り返されるのが嫌なのです。

ノブナガン

Vap : ノブナガン

TOKYO MXにて1月5日(日曜日)22時00分スタート。
面白かったですが、少年向けと感じました。
前シーズンまで散々に残念アニメを見せ付けてくれたアーススター枠なんですが、アーススターと思えないほど真っ当に少年向けアクション作品の体裁に仕上がっています。
設定はベタベタですが、少年向けとしては「王道」と言っていいでしょう。
戦車の発砲音等のSEはとても頑張っていますが、キャラクターの台詞に(エフェクトをかけるべきところでかけていない)手抜き感も少々、

しかし、こーゆー真っ当な少年向けを、少年向けの時間に配せない(全部深夜枠になってしまう)現状は何とかなりませんかね。
前シーズンの同じ時間(アーススター枠)のセカツヨの様な残念感は無いため、脚本面でなるべく辛い評価をしないよう気をつけながら見守りたいと思います。

みんな集まれ!ファルコム学園

TVアニメ「みんな集まれ!ファルコム学園」公式サイト

TOKYO MXにて1月5日(日曜日)22時27分スタート。
なんでアニメ化したし。
「5分アニメは見る価値の無い駄作」の歴史にまた1ページ…

ウィッチクラフトワークス

TVアニメ「ウィッチクラフトワークス」公式サイト

TOKYO MXにて1月5日(日曜日)22時30分からスタート。
分厚さに定評のある「月刊アフタヌーン」の増刊と位置付けられている、やはり結構分厚い隔月刊誌「good!アフタヌーン」に連載中の作品です。
原作が好きなのと、原作に忠実でもアニメ化できそうだし、オリジナル展開でも原作ファンを失望させなさそうな作品(原作の雰囲気を壊さずにオリジナル展開のできそうな作品)と言う事で、楽しみにしていました。
思うに、やはり「良い原作」には「良いスタッフ」が付いて鉄板な感じになりますね。
一話目の戦闘から良い動きを見せてくれて、3Dモデリングは最早「表現として」ではなく、「作画の道具として」使いこなされるようになったのだな、と思いました。

火々里さんの「おっぱい大きいけど全然エロくない」原作の画風が忠実に再現されているのも好印象。
あと、エンディングに良い意味で裏切られたw

スペース☆ダンディ

『スペースダンディ』公式サイト SPACE DANDY OFFICIAL SITE

TOKYO MXにて1月5日(日曜日)23時00分からスタート。
おバカSF来たこれ。
初回からいきなり最終回な展開でしたが、恐らく第二話では何事も無かったかのように(宇宙船も元通りの状態で)始まるのでしょうね。
ギャグコメディとして安定した高品質で、テンポも良い。余程の事がない限りは時間を作って継続視聴したいです。
おっぱい。

同感です。

ノラガミ

TVアニメ「ノラガミ」公式サイト

TOKYO MXにて1月5日(日曜日)23時30分からスタート。
月刊少年マガジンで連載中のコミックが原作です。
絵作り、音作り、演出などなど、全体的に平均水準以上と言える良い状態で、特に難は無いのですが、原作がそんなに面白くはないので(ツマラナイとまでは言わない)、継続視聴する意欲はちょっち薄いですね。

バディ・コンプレックス

バディ・コンプレックス アニメ公式サイト

TOKYO MXにて1月5日(日曜日)24時00分からスタート。
サンライズのロボットアニメです。凄くガンダムっぽい。更に言えば、部分的には凄くSEEDっぽいw
(一部のデザインが、です。脚本の事ではありませんからご安心ください。)

今はもう、「サンライズのロボットアニメ」に脚本面で期待しちゃいかんかな、と思ってますが、設定的には大外ししそうなものではありません。
大当たりは期待できないけど、大外れもしなさそうな手堅い一本と言えるかも知れませんね。

良かった探しをするなら、第一話時点ではロボット同士の戦闘も実弾兵器主体だったところでしょうか。
これから登場する主役ロボの決め技が謎の不思議エネルギー兵器であってもしゃーないと思いますが、決め技以外でも不思議エネルギー兵器ばかりになると、相対的に決め技が目立たなくなってしまうのですね。
なので、メリハリとして、不思議エネルギー兵器の出し所には気をつけて欲しい。
実弾兵器主体の戦闘の音響表現もとても良かったです。

あ、ひとつだけ、
「ロボットの起動時に何か奇を衒った特徴的な文言を出して作品全体の印象付けを図る」のはもうやめてください。
奇を衒っているが故にかっこよくない上に、直前の残念作品(ヴヴヴ)を連想させて、その意図の小賢しさに吐き気がします。
きっと企画者や監督個人の考えじゃなく、プロデューサーであるとか、会社の上の方が提示した共通フォーマットなんでしょうけど、「成功したものを真似る」のでさえ慎重であるべきなのに、「成功しなかったものを真似る」ってどうなんですか?
「俺は経験上受けるロボットアニメのメソッドを熟知してるんだ!」みたいな声の大きい人がいるのかも知れませんが、もっと新鮮な考え方を外から呼び込んだ方がいいですよ。だって、かっこよくないもの。ロボットものがかっこつけなくてどうする!

ノブナガ・ザ・フール

TVアニメ『ノブナガ・ザ・フール』公式サイト

テレビ東京にて1月5日(日曜日)25時35分からスタート。
設定はそこそこ面白そうだったのですが、台詞が恐ろしいほど薄っぺらで、これは面白くはならんな、と。
中高生の書いた二次創作みたいに借り物のキャラクターが借り物の台詞を喋ってる雰囲気です。
近年の作品で例えるなら、「K」とか、そーゆーテイスト。

咲-Saki-全国編

TVアニメ「咲-Saki-」シリーズスペシャルサイト

テレビ東京にて1月5日(日曜日)26時05分からスタート。
正直、あまり興味が無かった。なので、Aパートで飽きてしまったんだぜ。

となりの関くん

アニメ「となりの関くん」公式サイト

テレビ東京にて1月5日(日曜日)26時05分からスタート。
「月刊コミックフラッパー」連載のとても味わいのあるコメディ作品なのですが、「あんなゆるい漫画で30分埋まるわけねーだろ、常識的に考えて」と思っていたら、順当に10分アニメでした。
5分アニメや10分アニメって8割は外れってぐらい残念な作品が多いですが、本作は原作フォーマットの「ショートアニメに対する適合性」が非常に高いと言えると思います。

作中の主な語り手である横井さんがCV:花澤香菜さん。
最初にそのキャスティングを聞いた時、「確かにイメージにマッチしているな」と思った一方で、「手堅過ぎる、もっと冒険してもいいんじゃないか?」とも思いました。
と言うのは、この作品にはそれほどドラマティックなシチュエーションは無く、シリアスな演技や、濃厚な感情を表現するシーンも無いため、花澤香菜じゃなくても、と言うか、新人でも演じられる役柄だと思ったのです。

ただ、その思いはオープニングで吹き飛びました。
うん、花澤香菜だ。これをやるなら確かに花澤香菜だわ。本編のテンションも過不足無く花澤香菜です。
プロの仕事を舐めていた。この監督は、この役柄を花澤香菜の全てを使って表現する明確な意思を持っていて、花澤香菜はその全てでそれに応えてゆくのだと思います。

花澤香菜アンチでも無い限りは、今期五指に入る注目の作品と言えます。
この作品には商業的にも成功して欲しいし、この作品のように「ショートアニメに適した漫画」は他にもたくさんありますので、これを先鞭として、この先の5分枠や10分枠で掘り起こされる事を願います。

とある飛空士への恋歌

とある飛空士への恋歌

テレビ東京にて1月6日(月曜日)22時00分からスタート。
キャラクターデザインは悪くないけど、ヒロインのデュオユニットと思われるオープニング曲はちょっと微妙かな。
夕暮れの表現が屋内・屋外とも力が注がれていてとてもいい雰囲気だったので、暫く様子を見ます。

主人公は父親と姉を残して旅立つと言うのに、まるで棄民か何かの様に認識しているのがちょっと謎ですね。
「跡継ぎとしての兄」が居て家の心配が無いと言うならまだ分かりますが…

そにアニ-SUPER SONICO THE ANIMATION-

そにアニ

TOKYO MXにて1月6日(月曜日)24時30分からスタート。
んー、判断し難い。かわいいけど、面白くなるかどうかは分かりません。
3話まで様子を見ましょうか。

攻殻機動隊入門 あらいず

攻殻機動隊ARISE -GHOST IN THE SHELL-

TOKYO MXにて1月6日(月曜日)25時00分からスタート。
ストーリーものではなく、攻殻機動隊シリーズの紹介番組なのかな?
「攻殻機動隊ARISE」は、シリーズ前日譚と言う体裁ではなくて、「設定リセットでやり直します」と宣言した方が良かったんじゃないかと思ってます。

ディーふらぐ!

TVアニメ『ディーふらぐ!』公式サイト

テレビ東京にて1月6日(月曜日)26時05分からスタート。
原作コミックに興味が無かったので期待してなかったのですが、思ったより面白くて嵌りました。
たぶん、特定の年代のツボを押してるギャグコメなのだと思います。くっ、悔しい…

うーさーのその日暮らし 覚醒編

TVアニメ 「うーさーのその日暮らし」 公式サイト

テレビ東京にて1月7日(火曜日)25時35分からスタート。
とてもとてもテンポの悪い5分ギャグアニメの、第二期ですね。
第一期同様に非常にテンポが悪く、やりようによってはクスリを笑えそうなネタが、アクビになります。
第一期は3話まで耐えたけど、今回はもういいや。

ハマトラ

「ハマトラ」プロジェクト公式サイト

テレビ東京にて1月7日(火曜日)25時40分からスタート。
少年向けの異能バトルもの、なんでしょうね。「探偵」なので、奪還屋ゲットバッカーズみたいな感じ?
丁寧に作られていて特に難はありませんが、これもやはり少年向けの時間に流してやれよと言う感じがしないでもないです。

ジャンル的な被りもありますし、3話ぐらいまで様子を見た上で考えます。

(続く)

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