2015年冬期(2014年度第4Q)深夜アニメ レビュー 其之壱

録画を検討するために「ザックリ一通り見た」地上波深夜枠の新アニメの感想など。

  • 感想にはネタバレを含みますので、これから見始めるつもりの方にはおすすめしません。


(↑ここまでほぼテンプレ)

以下、第一話をチェックした新番組(1/2)

アブソリュート・デュオ

http://absoluteduo.com/

第一話前半だけSAOでした。

異能持ち主人公による異能バトル物、不思議ヒロインいちゃラブ風味。
正直、ありがち感しか感じないので、近々に切ると思います。

なんかさー、角川グループ統合以来、臆面も無く似たような作品をアニメ化してくるよね。
もうちょっと「雰囲気レベルからの差別化」を考えてほしい。
設定の細部が違っても、雰囲気が似通っていては新規性を感じられないわけで、

そもそも、設定に(原作レベルからの)雑さを感じる。
言うならば「ブラックブレット」級の、大人の鑑賞には耐えない雑さ。
それにこの作品、先月まで深夜アニメ枠で流れていた「原作ラノベのCM」が酷かったんだよね。
CMを作る側に、作品の魅力を伝えようと言う姿勢がまるで無かった。
そーゆーのって、悪い先入観を持たせて足を引っ張るからやめた方がいいですよ。

山崎はるかが声当ててるキャラが後から追加されるらしいので、その時に教えて下さい。

ユリ熊嵐

http://www.yurikuma.jp/

幾原邦彦監督作品です。お察しください。
色々な意味で酷い第一話でした。いいと思います!(>_<)b 幾原邦彦監督作品ってハードル高そう、と言う声を聴きますが、分かろうとするからハードルが高いので、分からなくてもいいさ、と考えれば問題ありません。 何しろ前作「輪るピングドラム」は、未だに「最後まで見たけど分からなかった」と言ってる人や、「分かった」と言ってるけどホントに分かってんのかコイツ、と思うような論評書いてる人がうようよ居ますから。 確かピンドラの時は、最終回の3話前ぐらいまでピースが揃って無かったはず。 つまり、序盤は誰が見ても分からなくて当然であり、現時点で分かったふりをしてるやつはだいたい地獄のミサワですよ。 分からないまま10話なり20話なり楽しめる人にオススメしたい。 声優陣は豪華だし、絵作りは新房昭之よりも美しい構図を取るし、物語を理解しようとするのは二の次として、「絵と音」を楽しむのもありだと思います。 クマがプライズのぬいぐるみ程度のサイズなのに、迎え撃つユリ側は猟銃持ち出してガチ熊狩りってのがシュールです。 あと、すごく日比谷公園です。私は半年ほど日比谷公園のすぐ隣の建物で働いていた事があり、あの公園が結構好きなので、とても日比谷公園な画面に楽しくなりました。 日比谷公園ファンは第一話だけでも見ておくべきだと思います。

余談ながら…

第一話を見た限り、「人狼+法廷バトル」で同人ボードゲーム作家の皆さんが食い付きそうだな、とか思いました。
まぁ、法廷パートのルールがこの時点ではまだサッパリなのですが。

で、更に第二話を見て、こりゃユリとクマは表裏一体だろ、と。
ますます無電源ゲーム向きの題材に思えてきました。次のゲームマーケットが楽しみです。

美男高校地球防衛部LOVE!

http://boueibu.com/

とてもお馬鹿な男性版プリキュア(待て)
ドラマCDを思わせる会話劇ベースの脚本ですね。ノリと言うか、脚本のテイストは嫌いじゃないです。
ただ、物語的には魅力を感じようがない。声優目当てで選ぶ番組なんだろうなぁ。
敵側である地球征服部のキャストが豪華です。

艦隊これくしょん -艦これ-

http://kancolle-anime.jp/

提督達(ゲーム版のプレイヤー達)が揉めていたのでどれほどのものかと思いましたが、言われているほど悪い出来だったとは思いません。
第一話だけで比較する限りでは、今期の新番組の中でも屈指のクオリティでは無いでしょうか。

戦闘シーンは恐らくほとんどが3Dモデルだと思うのですが、全く違和感のない動きで、2D作画と思われるシーンとほぼ区別が付かない状態なのが素晴らしい。
出撃シークエンスの描写は冒頭「実写劇場版アイアンマン」かと思わせて、ちゃんとオリジナル要素で決めているのがいい。
無論、ここは絵面・見栄え・雰囲気重視であって、各工程の合理性なんて考える必要はありません。
空母の飛行甲板が水中を疾走するのも、理由なんか無く「それがカッコイイから」だけでいい。
と言うか、恐らく全体において「細けぇ事はいいんだ」と言う作品だと思います。

敢えて難を言うなら、戦闘シーンにおいて、艦娘同士の距離が詰まり過ぎていてスケール感がこじんまりと感じるのが残念かも。せっかくだから、もうちょっと海を広く使おう。
ゲーム内の台詞が無理矢理に詰め込まれている件については、非提督から見れば単に「不自然な台詞」ですが、
提督の皆さんは(各キャラクターに対する思い入れ故に)とてもガッカリするポイントなのは理解できます。

ソシャゲ原作と言う事で前シーズンの「神撃のバハムート GENESIS」と較べる向きも一部にあるようですが、そーゆー見方は幾らなんでもハードル上げ過ぎじゃないかと思いますね。
「神撃のバハムート GENESIS」以前のソシャゲ原作アニメであれと比較できるクオリティのものは存在しなかったのだし、以降でもそんなに軽々しく引き合いに出されては困る。

敢えて言うなら、そもそも「艦これ」はもっとゆるい感じのアニメ化(5~10分のショートアニメとか)の方が良かったんじゃないかと思います。
各タイトルにはそれぞれにマッチした表現の仕方があると思うし、テレビアニメとなると、小説や漫画に比べて万人向けにせざるを得ない→あまり尖らせる事は出来ない。
お金があるからと言って、原作ゲームに無い細かな設定を作り足し、描写粒度を細かくしてリアリティレベルをガンガン上げたら、そりゃへヴィなアニメ作品になって、たくさん制作費を消化できるでしょうけど、どんどん原作ゲームの雰囲気から掛け離れてしまうでしょう。
「予算があるから豪勢なアニメを作ろう」ではなく、「作品の雰囲気を損なわないように敢えてシンプルに抑えよう」って考え方があってもいいんじゃないかな。

新妹魔王の契約者

http://anime-shinmaimaou.com/

なんかもう、語るのも億劫なぐらいそそられない。
どうしろと言うのか。

あと、作画は一話から気を抜くな。90年代か。
今はもうそーゆーのが無理な時代なのだと分かってて書きますが、
「パンツアニメなんか大人の時間にやらずに青少年の時間にやれよ」と言いたい。

幸腹グラフィティ

http://www.tbs.co.jp/anime/koufuku_g/

ほのぼの日常系と新房シャフトの「相性の悪さ」を思い知らされました。
背景となる建物内装のほぼ全てが、生活感を感じられない酷く不自然な描写で、不安を煽ります。
物語シリーズの様に作品全体にエキセントリックな演出を施すならば何の問題も無かったのでしょうが、
日常系作品で背景に「不穏さ」を漂わせてどーするんですか?

流石にね。ここまで強い「個性」を無自覚に揮ってるとは思えないんですよ。
背景が「不穏さを漂わせるぐらいに」生活感を脱臭された無機質なものになっていると言う事に、制作側が気付いていないとは思えない。
だから、故意にやっているのだろうと思うわけですが、その意図がサッパリ分からん。
これで故意じゃなかったらただの下手くそです。

主人公の家の畳の描写に強烈な違和感を覚えてしまった人がTwitterでそのキャプチャを上げてて、
それを見た別の人が、「正方形の畳もありますよ」なんてピントのずれた事を言ってましたが、そうじゃないんです。
あの畳に違和感があるのは、そこそこ広い部屋を正方形の畳で埋めている事と、その畳が四辺に畳縁を付けている事からなんですよ。
正方形の畳はその様な使い方はされないし、そもそも四辺に畳縁を付けた畳なんか存在しない。
これは故意に「畳風の何か」を和室に敷き詰めて、違和感を煽ってるんです。
違和感を覚える方が「制作側の意図通り」なのだろうと思います。

きりんさんの「ツインテールを解かずに寝る」描写も、故意の違和感仕込みだと思うんですよね。
特に、この前のシーズンに「俺ツイ」と言う良作に恵まれ、作中で「ツインテールは作るもの」と説教されていますから、違和感を覚えない人の方が少ないのではないか、とも。

ところで、これはどーでもいい事なのですが、「きりんさん」に引っ張られて、「りょうさん」が「ぞうさん」に聞こえてしまいます。
あと、主人公のおばあちゃん(故人)ウィクロス強そう。

銃皇無尽のファフニール

http://www.tbs.co.jp/anime/fafnir/

うがーっ!
ぬーさんが主要キャストだったからかなり楽しみにしていたのに、
今期屈指の駄ラノベ系クソアニメじゃないか!
ぬーさん、運が無いなぁ。

これはアレだよね。
誰がどれだけ頑張っても、どうにもこうにも評価されようがない作品だよね。
どうしよう? 早送りボタンに指を掛けて「物部深月」が画面に映ってる時だけ見るとかかなぁ…。

アイドルマスター シンデレラガールズ

http://imas-cinderella.com/

※別途起票の事

暗殺教室

http://www.ansatsu-anime.com/

原作の雰囲気を殺さずにいい感じに仕上げてきましたね。
原作ファンも安心して見る事が出来るクオリティだと思いました。

福山潤の演じる「殺せんせー」もとても良かったですが、
生徒達の中では決して上位ポジションとは言えない「中村莉桜」が、第一話時点で思ったより台詞を与えられていた事がうれしかったです。はい、沼倉愛美ですね。

で、それにも増して、渕上舞の演じる「潮田渚」がいい。
すごいなー。渕上舞さんメキメキと実力と評価を伸ばしてるなー。

アルドノア・ゼロ

http://www.aldnoahzero.com/

「スーパーロボット vs リアルロボット」と言う異色のSF作品の分割2期目がスタート、と言うか再開。
1期の最終回は爆笑不可避でした。2期もなかなかザワザワさせてくれる展開で始まっています。

1期の序盤から死にそうな雰囲気を醸し出してヤキモキさせてくれたみかこし、もとい、韻子(CV:小松未可子)が、今なお生きている幸せ。
みかこしかわいいよみかこし。

そして、ここへ来て追加キャラとしてナンス、もとい、レムリナ(CV:夏川椎菜)登場。
天ちゃんとナンスが腹違いの姉妹。これはもうほぼTrySailと言っていい。
SonyMusicのオトナパワー炸裂だ! けしからん、もっとやれ!!

DOG DAYS”

http://www.dogdays.tv/

あまり興味ないんですが、連れが見てるので付き合いで見てます。
御都合主義臭が強くて好みでは無かったのですが、駄ラノベ系クソアニメに比べれば安心して見れるかな。

(まだ録画した第一話を見終わってないんです。なので、続く…)

余談ながら、

前シーズンから継続視聴している(新番組では無い)作品

アイカツ!

http://www.aikatsu.net/

説明不要でしょう。
最近また脚本のクオリティが上がってきました。

ログ・ホライズン

http://www9.nhk.or.jp/anime/loghorizon/

登場人物が増えて、声優さんの起用がますます面白くなっています。
同じ作者の「まおゆう」は些か苦しい屁理屈の座りが悪くてムズムズしましたが、ログホラは世界がどんどん変容していく最中にあり、屁理屈不要なのがいいですね。

七つの大罪

http://www.7-taizai.net/

原作読んでるから & 雨宮天が出てるから、継続視聴。
まぁ、別に言うほど面白くも無いんですが、

SHIROBAKO

http://shirobako-anime.com/

2014年秋期(2014年度第3クォーター)において、常に、最も楽しめた作品であり、
もしかしたら、現在の2015年冬期においても一番になるかもしれません。

諸般の事情により第一話をチェックしなかった新番組

神様はじめました◎

http://mikagesha.com/

第一期序盤を見て、自分には合わないかな、と。
ジャンル的な好みの問題であり、クオリティは十分に高いと思います。

少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50-

http://www.starchild.co.jp/special/shonen-hollywood-anime/

同じく、これも好みの問題かな?
第一期第一話を見て、何をどう楽しめばいいのかよく分からなかったので、

戦国無双

http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/sengokumusou/

このシリーズのテイストを面白いと感じた事が無いので、優先度最低と言う事で。
今期の新番組が10本ぐらいなら、第一話だけでも見たかもしれませんが、時間的余裕が無い。

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