キャラクロ(6回目:「如月千早誕生祭」期間)

予約期間的には4週連続となりましたが、前回訪店から11日ぶりのキャラクロです。
尚、第9期(2015年2月23日~3月1日)、第10期(2015年3月2日~3月8日)は申し込んでいません。

「キャラクターメニュー」はあと4品でコンプリートですが、「千早誕生祭」として今日から追加されている期間限定メニュー2品を優先するので、今日でクリアとは行きそうにないですね。

まぁ、頑張れば一度に6品ぐらい行けるでしょうけど、どうせまた後日来なきゃいけませんし、一度に頼み過ぎても苦しい思いをするだけ。それでは勿体無いですからね。
次回は「やよい誕生祭」(3月)、次々回は「春香誕生祭」(4月)に予約申込をする予定です。

カフェ&バー CHARACRO feat. THE IDOLM@STER

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アニメ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」 第07話

どの様に着地させるか、と待ち焦がれた第7話です。
先週も胃がキュンキュンしましたが、今週もキュンキュンでした。

第7話 I wonder where I find the light I shine…

砕け散るガラスの靴。

「当然? …酷いよ、なんで? 私がリーダーだから? …もういいよ、私、アイドルやめる!」

Pのもとを走り去る未央の姿と、それに重なる「シンデレラ達」のシルエット。
曇り空、照明の落ちたプロジェクトルーム。

「未央、本気なの?」
「未央ちゃん…」

凛と卯月の座る間にぽっかりと、未央がいるべきスペースが空いている。

「未央ちゃん、来ますよね? まさか、本当に…」

そこへ、Pが入室。

「ねぇ、未央、来てないよ」
「…そのようですね」
「…それだけ?」
「…あっ、あの…私、未央ちゃんの家に行ってみようと思うんですけど」
「未央の家、教えて」
「……それは…こちらに任せてください」

焦りの見える後ろ姿。
劇伴の不安感の煽りっぷりも半端無い。

黒バックに白字でただ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」とだけ。
シリアス回伝統のオープニング飛ばし、更にCMも入らずAパートへ。

Aパート

トレーニングルームでダンスレッスン中のメンバー達。

「未央ちゃん、来ないね」
「ミニライブの疲れで、とか…」

凛と卯月はレッスン中。
みく、李衣菜、莉嘉、みりあ、智恵理、かな子がフロアの隅に座って休憩している。
考えていても口には出し辛い事を、この場で言葉に出来る年少組のみりあ。

「未央ちゃん、やめちゃうの?」
「「えっ?」」
「じゃあ、new generationsも解散?」
「昨日デビューしたばっかりなのに」
「……そんなの、プロ失格にゃ! みく達より先にデビューしたのに」

せやな。
アニメ以前のP達以外は結構な割合でそう言ってたよ。

ダンス中に転ぶ凛。やはり動揺から集中力を欠いている?
一方、自宅の自室で横になっている未央。手にはスマートフォン。
ロック画面に「しまむー」「しぶりん」「プロデューサー」とメッセージ履歴が並ぶ。
そこに、更に着信が。

Pの手には「本田未央」を呼び出し中のスマートフォン。
どうやら未央の住むマンションの前から電話している模様。
だが、未央は着信には出ないでベッドの下へ投げ捨てる。

と、そこへ部屋の襖を開けて、未央の弟らしき少年が顔を出す。

「姉ちゃん、プロデューサーって人が下に来てるけど」
「…帰ってもらってよ」
「自分で言ってよ」

マンションのインターホンごしに応じる未央。

「会いたくない。…家にまで来ないでよ」
「…少しで構いません。お話を」
「だから! 会いたくないってば。帰って」
「…みんな、待っています」
「……。」
「…これは、貴方一人の問題では」
「そんなの分かってるよ!」

ここの芝居、鳥肌立った。
最初に未央の声を聴いて、Pが話し始める前の一息。
未央の故意に感情を抑えた冷淡な声と、
それに対してPの側も気持ちを抑え込んだ声、
更に、焦りの滲み出た声、そして、未央の強い拒絶。

すっごく理詰めの感情芝居。たまらん。こーゆーの大好物。
俺の中で武内駿輔さんと原紗友里さんの評価が鰻上りのストップ高。

場面は変わって、日が落ちてから、346プロダクション正面入り口を出て来た凛と卯月。
卯月は道に落ちていたガラス片を踏んづけてしまう。
と、そこへPが帰って来る。

「あっ、プロデューサーさん!」
「未央は?」
「……。」
「追い返されたの?」
「あの、私、やっぱり未央ちゃんちに行ってみようと思うんです」
「住所、教えてよ」
「それは、できません」
「なんで?」
「本田さんが、今は会いたくないと言うなら、その意思を、汲みたいと思います」
「それでいいの?」
「…用事があるので」
「ちょっと!」

いいかと問われれば良くは無いんだが、凛と卯月に解決してもらうべき問題ではない。
帰路の二人。

「…このまま、あの人に任せておいていいのかな?」

徐々にPへの不信感が強まって行く凛。
凛の後ろを少し離れて卯月。

「卯月?」
「へ?」
「どうかした?」
「あっ、すみません。色々あって、疲れちゃったのかな?」

皆の心情を表す、雨の夜。
そして、翌日のプロジェクトルーム。今日も昨日と同じく雨空。

暗い部屋に、一人不安げな凛。
トレーニングルームへ向かうも、更衣室にも誰もいない。
ルキトレちゃんが一人掃除をしていて、

「あら、まだ誰も来ていませんよ」

トレーニングルームのある棟のロビーのベンチで、どこかへ電話をかけている凛。
シーンは変わって、デスクでPCに向かっているP。
仕事に手が付かないようで、ため息をついてから、リリースイベント当日に撮影した写真へ手を伸ばす。
と、そこに凛が入室してくる。

「卯月が来てないんだけど」
「先程、連絡がありました。体調不良で、今日は休まれるそうです」
「未央は?」
「…まだ、連絡は」

最初は凛の方を向いていたPも、未央の話になると徐々に俯きはじめる。

「…私達、どうなるの? …このまま未央が、来なかったら」
「……こちらで調整を」
「調整? 何それ?」
「…その…皆さんは、各々出来る事をおこなってください」

もう完全に下向いてる。
目線はデスクの上のモニターと、手元のキーボードの間ぐらいだろうか?

「……出来ない! この状況は何なの? あんたはどうするつもり? 納得のいく答えを聞かせて!」
「…見解の相違が…あった事は認めます」

気圧されて顔を上げ、凛の方を見たPだったが、すぐに酷く気弱な表情で視線を彷徨わせる。
すごく分かり易い「逃げ腰」の表現。

「だったら尚更だよ! なんで未央を連れ戻しに行かないの?」
「まだ…本人が本調子では無いようなので…」

さっきの「対未央戦」はどちらかと言うと顔の表情以外で感情が表現されていたのに対して、ここではストレートに表情で表現される。
不安げなP、追及されて逃げ出したい気持ちのP、そして、逃がすまいと食らいついていく凛。
音監のディレクションや声優の技量に頼るのではなく、原画も作画も作品に食らいついている。
こーゆー「皆が本気」の密度の高い仕上がりが見られる作品は、年間でも数えるほどしかない。

「逃げないでよ!」

あからさまに怯えるP、劇伴は「Nation Blue」のバイオリン&ピアノアレンジへ。

「あんた言ったよね。ここに来れば、今までと違う世界があるって。初めてステージに立った時、完成した曲を聴いた時、私、見つかるような気がした。夢中になれる何かってやつ。でも今は、見つかる気がしない」

凛の声が今まで無かった低さだ。ここまで凛のキャラクターとして許容されるのか。
ここまで低いと、ほとんど福原綾香さんの地声に思える。悪い意味ではなく、

「教えてよ。見解の相違って何? なんで未央を連れ戻さないの? …あんたは、何を考えてるの?」
「…申し訳ありません」

うわー、武内Pは武内Pでこの声を出しちゃうのか。アニメでこれ出るんだ。出すんだ。
追い詰められて、口の中がからからになって、舌が喉に貼りついてるんじゃないかってぐらいの時の、絞り出すような擦れ声。覚えがあり過ぎて口の中が苦くなる。こんな生々しい芝居は実写作品でもそうそうやらないよ。
二人の表情芝居も相まって、ずんと揺さぶられるシーンになっている。ここは先週の終盤以上に胃がキュンキュンする。
これ、まさか17歳が一発で出した声じゃないよね? どんなディレクションだったのか聞いてみたいなぁ。

「……信じてもいいと思ったのに」

動揺の表情。
再び、凛と重なってPの元を去る「シンデレラ達」のシルエット。
一人立ち尽くすP。やっぱり、過去に担当アイドルに逃げられてるんですね。

凛は事務所に出て来た智恵理、かな子とすれ違う。

「凛ちゃん?」

そして、更衣室。

「帰ったって、どーゆー事にゃ?!」

智恵理とかな子から話を聞いたみくにゃん。
他にも、莉嘉、みりあ、李衣菜、きらりが居合わせて関心を寄せている。
遠近法も相まって、きらりがめちゃくちゃデカい。

「声かける間もなくて…」
「卯月ちゃんも、お休みらしいにぃ」
「これはいよいよ、本当に解散って事もあるかも…」

莉嘉とみりあから報告を受けた美嘉。

「あの時…私がステージに誘ったから…」
「どうしよう、おねぇちゃん」
「あんた達のプロデューサーは、なんて?」
「…なんにも」
「あの人、何考えてるか分かんないんだもん」

せやな。
部長に報告しているらしきちひろさんの姿。
そして、凛は帰宅。

「あら? 早いのねぇ」

凛ママの声は聞いた事あるぞ。分かる気がするぞ…これは…(大地葉さんでした)

自分の部屋で、ベッドに転がる凛。
頭の側を見上げると、ベッドの横の机に置かれた「new generations」と「LOVE LAIKA」のCD、そして、アネモネが一輪。
第一話の構図で対比的に描いている。

「Nation Blue」アレンジの劇伴がピアノの余韻で終わり、外の雨音だけが残る。
シーンに劇伴の尺を合わせるのは、制作の流れとしてはそれほど珍しくも無いかもしれないが、実際の成果物、出来上がったアニメにおいて、これが綺麗に嵌っているものは意外と珍しい。
ある作品を持ち上げるために他作品を下げるのは品が無いとは思うが、つい先日、某音楽誌において、曲とシーンがイマイチ噛み合ってないテレビアニメの劇伴担当の作曲家が、アニメ制作上の注文に対して劇伴担当としてどの様に応えているか、を熱く語っていて、「やる」のと「出来る」のの間には高い壁があるのだなぁと驚かされた。

「以上が、次回のイベントの概要です」

Pの部屋で、「LOVE LAIKA」の二人、美波とアナスタシアに説明しているちひろさん。

「もし、分からない事があれば、質問してください」
「「はい」」

Pの言葉が「P自身が分からない事の答えを求めているかのように」、真逆に聞こえる構図は脚本の妙。
だが、美波とアナスタシアもそんなものは求められても出せない。

「失礼します」
「あのっ ……先日のステージ、どう、感じられましたか?」

これはPの精一杯の「すがり」だろう。
この様な「縋り」を重ね、皆からヒントを集めないと乗り越えられない。
たぶん、凛に逃げられる前の時点ではまだ、自分だけで解決できると思っていて、縋れなかったのだと思う。

顔を見合わせてから、話し始める二人。

「ステージの間は、頭が真っ白で、歌うだけで精一杯でした」
「でも、歌い終わった時、拍手、もらいました」
「ここが、私達の第一歩なんだって思ったら、嬉しくて…でも、今はこんな状況で…」
「どうしていいのか、分かりません」

場面は変わって卯月の家。

「熱下がって良かったわ。今日はゆっくりしてなさいね」

卯月ママは誰かの兼ね役なんだけど、まだ誰か分からぬ。

「凛ちゃん、心配かけちゃったかな?」

冷えピタをおでこに貼ってベッドに横になっている卯月。
手にしたスマートフォンで、凛からの着信履歴を見ている。

「未央ちゃん、今日は来ますよね。きっと」

と、そこに部屋のドアをノックする音が。

「なぁに? ママ」
「…具合は、如何ですか?」
「……えっ? ええ~?!」
「突然、申し訳ありません。お見舞いの品だけ、おいていくつもりでしたが、…その…お母様が、どうしてもと」

本人に知らせずに部屋まで上げようとするとは…、卯月ママ侮れぬ。

「えっ…ええっと(汗)」
「置いて帰りますので、どうぞ、お大事に」
「ぷ、プロデューサーさん! あの…下で待っていてください。すぐ、行きますから」

ぼっさぼさの髪で慌ててる卯月かわいい。

Bパート

雨は降り続ける。
自宅の花屋で店番してる凛は憂鬱そうに頬杖。

戻って、卯月の家。

「すみません、こんな大事な時に、風邪なんて」

窓際の写真立てに父親の姿が見えないのはちょっと気になるかな。
あと、卯月ママかわいいな。

下のリビングに降りて来たものの、相変わらず髪はぼっさぼさに暴れてる。
冷えピタを剥がして、パジャマの上にカーディガン羽織っただけか。
髪を恥ずかしがって入るが、気が付かなかったと言うよりは、短時間では収拾がつかないレベルの癖っ毛なので諦めたのではないだろうか?
…かわいい。

「この子、ちゃんとアイドルやれてますか?」
「ええ」
「この前の舞台もそうとう不安だったみたいで、ずーっと一人で練習してたんですよ。それでね…」
「ママっ!もういいから」
「ふふっ、ごゆっくり」

お茶とお菓子を持ってきて卯月ママ退場。

「プロデューサーさんも、風邪なんですか?」
「え?」
「なんだか、元気無いような気がして」
「いえ…」

Pがふと目を上げると、テレビの横に「new generations」のCDがたくさん。
16枚買って、はじの1枚だけ開封済みなのがリアルだ。ご近所や知り合い、親戚に配るのだろうか?

「私達、この先、どんなお仕事するんでしょう?」

卯月の声は今尚明るい。未来を信じている声と表情。

「島村さんは…」
「ん?」
「今後、どうなりたいと、お考えですか?」
「え? ん~、憧れだったステージにも立てましたし、CDデビューも、ラジオ出演も出来ましたし、…あっ、次は、テレビ出演できたらいいなって」

全然ぶれずに未来への希望を語る卯月に、驚きの表情のP。

「…あの、実は、この前のミニイベントなんですけど…」

身構えてしまうP。背筋から何から、筋肉が強張ってぎゅっと収縮する姿勢の変化。

「ちょっと、心残りがあって…」

膝の上の拳を握り締める。いわゆる対ショック姿勢。

「私、せっかくのステージなのに、最後まで、笑顔でやりきる事ができなくて…」
「えっ?」

俯いていた顔を上げ、目を見開くP。

「だから、次はちゃんと最後まで、笑顔でステージに立ちたいなって。凛ちゃんと、未央ちゃんと一緒に」

ボサボサ卯月が天使だった。
どこまでもまっすぐに、自分達の未来を信じている卯月の言葉に、Pはやっと自分のやるべき事を理解する。

「明日には体調も…(くしゃみ)」
「無理はなさらず」
「はい」

卯月の家を後にしたPは、いつしか走り出していた。

「プロデューサーさん、明日からもまた、よろしくお願いします」

プロダクションに戻ったPは、机の上の写真を持って再び部屋を飛び出したところでみく達に鉢合わせる。

「プロデューサー! ちゃんと聞かせて、この部署はどうなるの?」
「未央ちゃんは? 凛ちゃんは?」
「やっぱり辞めちゃうの?」

「new generations」以外のメンバー全員集合。
リリースイベントでは微妙なビデオメッセージ寄越した杏まで揃ってるのが面白い。

「何だか大変な事になってるんだね」

杏も無関心と言うわけではないのね。

「やっと、やっと、デビューまで信じて待っていようって思えたのに、みく達、どうしたら」
「大丈夫です。new generationsは、解散しません。誰かが辞める事もありません。絶対に…彼女たちは、絶対に連れて帰ります。だから、待っていてください」

真剣な表情で話を聞いているメンバー達。そして、ドアの外では部長も。
部屋を出て部長と鉢合わせたPは、会釈をして立ち去る。
Pの後姿を見送る部長。と、そこには様子を見に来た美嘉の姿も。

部長は美嘉を連れて、メンバー達が残った部屋へ。
美嘉がいわゆる「千早アーム」と呼ばれる不安げな佇まいで部長の後ろに立っている。

「やあ、どうしたね? みんな」
「あの、私達…」
「プロデューサーを、待ってます」
「それじゃあ、その間、ちょっと話でもしていようか?」
「お話?」

雨の中を走るP、

「そう。…昔々あるところに、とても真っ直ぐな男がいてね」
「男はいつも真っ直ぐに道を示した。シンデレラ達が、正しく進めるように、真っ直ぐ、真っ直ぐ」
「でも、正しい道でも、真っ直ぐな示し方でも、時と場合によっては、息苦しく感じてしまうものだ」
「結果、何人かのシンデレラ達が、男の元を去って行った」
「それ以来、男はとても臆病になってしまった。そして男は自分を、シンデレラ達をお城へ送る、無口な車輪に変えてしまった」

駅構内は走ってはいけません。
楓さんや美嘉は、その時のユニットを知ってるんだろうか?
「夕映えプレゼント」アレンジの劇伴がなんだかホッとさせるなぁ。

「それって?」
「プロデューサー、ですか?」
「ふふっ、さぁて、その魔法が解けるかどうか、もう少し、待ってみようじゃないか」

一方の未央、まだベッドに転がってる。
手にしたスマートフォンの画面には卯月からのメッセージが並んでいる。
電池の残量表示が最低レベルだ。

「しまむー、ごめん、リーダー失格だよ…」

と、そこにPからのメッセージが届く。

本田さんへ。
もう一度だけお話させていただきたいと思い、今、お宅の下に参りました。
急で大変申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

あっ、電池残量表示が赤くなった! これラストチャンスか。

「えっ? 今下にって…」

未央が窓から外を見ると、マンションの駐車場には傘もささずに雨に打たれているPが。
ここはちょっとだけ構図上の嘘がありますね。未央の部屋のアルミサッシのガラス戸の外にはベランダの柵が見えているので、ベッドから半身起こしただけでは柵の向こうは見下ろせないでしょう。

「なんで…あんな事、言っちゃったのに……あっ」

通報されたらしく、「住民であろう通報者のおばちゃん」を連れた「透明ビニールのレインコートを来た警官」に声を掛けられているP。作中で既に3度目かw

「うぇっ、ちょっ!!」

警官に職質食らいそうになってアイドルに助けられる事に定評のある武内P、

「すみません、私、てっきり不審者かと」

マンションの正面入り口で、立ち去る警官とおばちゃんに頭を下げているP。
その後ろに、パーカーのポケットに手を突っ込んだ未央。

「じゃあ…」
「あっ、待ってください」
「……辞めるって言ったよ」
「…っ」

言葉に詰まるP、一瞬目を伏せるも、立ち去る未央を見て…

「本田さん! もう一度、ちゃんとお話を、させてください!」

自動ドアに挟まるP、あかん、かわいいw
でも、今のドアの音は自動ドアと言うよりエレベーターのドアの開閉音だな。

「これって…」
「先日のイベントの写真です」

エレベーターの前で話す二人。
しゃがんだ未央の手には写真の束、その横に立つP。

「何これ、私、全然笑えてないし」
「先日、あれが当然の結果と言ったのは、失敗して当然、と言う意味ではありません。あれは、成功だと思っています」
「は? どこが? お客さんだって、全然…」

Pは未央の隣にしゃがみ、写真を指さす。

「その次を…」

写真をめくった未央は、何かに気付く。

「いい笑顔だと、私は思います」

Pはあの時、舞台袖側から観客の方を撮ってたね。

「確かに、身内を除けば、数は多くありません。ですが、その人達は足を止めて、貴方達の歌を聴いてくれていました」

あの時の写真のアングルではないカットもありますが、それは演出ですね。

「拍手、貰ってたのに…ダメだな。私…」
「…いえ、これは私の」
「私さ、お客さんの数ばっかり見てて…そっか、失敗じゃなかったんだ」

顔を伏せる未央。

「もう!だったら余計ダメじゃん!私の勘違いで、みんなのステージダメにしちゃって…私、逃げ出しちゃったし…リーダーなのに、全然ダメじゃん!」
「……本田さん、戻りましょう」
「…どーゆー顔で会えばいいわけ? みんなに、迷惑かけて」
「だからこそ、このままはいけないと思います。私は、このまま貴方達を、失うわけにはいきません」

未央の心情を慮っている表情からの、強い意志表明。
Pは普段表情が乏しいから、と言うのもあるだろうが、今回は表情芝居が本当に素晴らしい。

涙を拭き、顔を上げる未央。
外では雨がやみ、雲間から日差しが覗いていた。

シーンは変わって、第一話でも登場した、卯月の帰り道にある街頭看板の風景。
卯月の帰り道=凛の自宅近所と言う事でもある。
白坂小梅主演ドラマ「Zombi Girl」の広告は、大槻唯出演の「なりたい私になれる! RE:JOB」に変わりました。転職エージェント系かな? その下の876プロダクションの広告はそのまま。
765PRO ALL STARSの新アルバムの広告が出ていたエスカレーター横は「CINDERELLA GIRLS ☆ WINTER FESTIVAL」LIVEDVD & BLU-RAYの広告に。ええ、第一話アバンタイトルのあのライブです。もう円盤化か、早いな。
川島さん出演の学習塾の広告も、英会話スクール「週末英会話 A to Z」の広告に差し替わりました。川島さん続投だけど、今回は浴衣姿で。素晴らしい。

そして、第一話で卯月と凛が話した公園で一人、デビュー曲「できたてEvo!Revo!Generation!」を口ずさんでいる凛。
日が落ちて暗くなりつつある中、ベンチに座って歌う凛の足元に、凛を気遣う様子の愛犬ハナコ。
ハナコへ少し笑みを返した後、溜息をつく凛。

「しぶりん!」

そこへ駆けつける未央とP。

「未央、プロデューサー…」
「しぶりん、私………ごめん! 私、辞めるって言って、リーダーなのに、逃げ出しちゃって、迷惑かけて、ごめん! でも私、このまま終わりたくない! アイドル、一緒に続けさせてほしい」

でも、凛は未央に対してよりもむしろPに対して怒っているわけで、

「渋谷さん」

俯きがちだった目を上げる凛。

「あなたの言う通り、私は、逃げていたのかも知れません。貴方達と、正面から向き合う事から。貴方達を混乱させて、傷付けてしまいました」

その目に、正面から向き合うP。

「…嫌なんだよ。アイドルが何なのかよく分かんなくて、分かんないまま始めて、よく分かんないままここまで来て、でも、もうこのままは嫌。迷った時に、誰を信じたらいいか分かんないなんて、そーゆーのもう、嫌なんだよ!」

凛の不安が転化した憤り。年齢相応だと思う。
でも、怒りに変換されていない素直な不安の表明は初めてだ。どちらかと言うと強がる子だからね。

凛に歩み寄り、手を差し出すP。

「努力します。もう一度、皆さんに信じてもらえるように」

その手を取りかけて躊躇する凛に、未央が駆け寄り、二人の手を取る。

「しぶりん!(涙声)」
「もう一度、一緒に見つけに行きましょう。貴方が夢中になれる何かを」

頷き、ベンチから立ち上がる凛。

Ending

「明日からも、よろしくお願いします」
「「はいっ」」

今回もそのままED曲およびエンドロールを重ねるスタイル。
これ何度目だ。基本的に尺が足りて無いじゃないかw
アニマスEDに引けを取らない贅沢な事をするなぁ。
「夕映えプレゼント」イントロの入るタイミングが絶妙で泣ける。

そして翌日、晴天。
プロジェクトルームにて、他のメンバー達に詫びる未央と凛。

「「ごめんなさい!」」

マスクをした卯月が二人に抱き付く。

「凛ちゃん、未央ちゃん、よかったです~(涙声)」
「ごめんね」

卯月も不安に思ってたんだな。
でも、それを態度に出さないのが卯月のスタイル。
そして、Pはそんな卯月に救われた。

「皆さん、待っていてくださってありがとうございました。改めて、シンデレラプロジェクトを進めていきたいと思います。一緒に、一歩ずつ、階段を登って行きましょう」
「「「「はいっ」」」」

やっと、7話にしてやっとスタートラインに立ったような感覚。

「あのさ、プロデューサー。試しに、丁寧口調、やめてみない?」
「え?」
「確かに、ちょっと固過ぎるかもにゃ」
「険しき壁を越える時か」
「きらりも、それがいいと思うにぃ」
「あたしもさんせーい!」
「あたしもいいと思うよ!」
「あ、その方が私も、その…」
「お話、し易くなりそう」
「…努力しま…す、する」

お前らが敬語使えよ、と言ってはいけない。
立場の違う者が互いに遠慮なく考えをぶつけ合うための提案なんだから、

そうやってわいわいやってるプロジェクトルームのドアの外に、美嘉ねぇがポツン。
それをみつけたちひろさんが声を掛ける。

「入られては?」
「部外者だし、遠慮しとく」

楓さんと言い、美嘉と言い、この微妙な匂わせ方が憎いなぁ。

そして、再びサンシャインシティの噴水広場へ来た「new generations」の三人とP、

「次のステージ、楽しみですね」

卯月の言葉に、未央と凛は顔を見合わせて笑う。

「卯月はぶれないね」
「そーゆーとこ、ちょっとかっこいいよ」
「えっ?」

ジャンケンをする三人。

「よし、じゃあ、改めて!」

与えられたガラスの靴ではなく、自分達でもう一度、最初の一歩を。

感想

予想以上に「演技で魅せる」回でした。
声のお芝居も、構図や絵のお芝居も、骨太の演技で筋立て以上の説得力を見せてくれました。
こーゆーアニメが見られるのは本当に幸せです。

「(脚本の)高橋龍也さすがだわー」と評してしまえば簡単ですが、氏が担当する他のアニメの脚本以上に、全体のレベルを、クオリティを要求していると感じます。
生半可な演技、生半可なコンテや演出では、この脚本は生きないでしょう。
その辺りは、他のスタッフ達に対する信頼なんでしょうかね。
6話と7話で脚本担当を分けているのにも驚きます。6話は土屋理敬氏なんですね。アニマスの時以上に強く綿密に束ねられた脚本陣が出来上がってるなぁ、と。

正直、あまり語る事無いね。
密度が濃かったから、作中でほとんど説明され尽くしてる気がする。
残ってるのは、故意に「ご想像にお任せします」的な描写がされてるところだけだもんね。
未央も凛も卯月も、とても濃厚に描写されて、とても印象深く刻まれました。
最後には卯月も凛もPも「未央を一人にしない」想いで動けたのが熱かったと思います。

で、次回は特別篇だそうです。
おいそこ、「SHIROBAKO」第3話「総集編はもういやだ」のキャプチャを貼るんじゃない!
武内P地上波初登場とは楽しみですね。

「Star!!」発売記念イベント全落選

今週末の土日に開催される「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 01 Star!!発売記念『全国7大都市16会場 グリーティングお渡し会イベント』&スペシャルイベント」
全て落選しました。orz

チケットを購入するタイプのイベントなら、当日とりあえず会場へ行って「余ってませんか?」とチケット乞いする選択肢もありますが、今回のは完全に当選者本人のみ参加可能なイベントなので、ノーチャンスです。

今から思えば、平日ど真ん中とは言え、会社を休んで始発で並べばギリギリ参加する事が出来た池袋サンシャインシティでのリリースイベントは本当に平和だったな、と。
(↑「READY!!」とか「CHANGE!!!!」とか「お願い!シンデレラ」のリリースイベントの事ね)
涙を飲みながら回顧に耽っている次第です。

当選したみんな、楽しんできてね!
あと、スペシャルイベントの方の応募券を譲ってくれた方、どうもありがとう。

祝・アイマス10周年ライブ開催決定

ドームですよ!ドーム!

ついに来ました10周年ライブ。
ドームとは名ばかりの過酷な環境だと聞くので、褌を締め直して身体作りに励みたいと思います。

1日目は765PROのみ、二日目はシンデレラガールズとミリオンスターズを加えたメンバーとなるわけですが、西武ドームの収容能力は約34000人、昨年「M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」を開催したSSAは(アリーナモード)23000人と言う事で、SSAでさえ埋めきれずに当日券を出していたのに、大丈夫なのか?と、ディレ1の強張った表情の内心が多少なりとも察せられる状況です。
何とか新規参入プロデューサーの勧誘に励んで、10周年ライブを成功させたいものです。

アニメ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」 第06話

早くも6話です。
今期は第6話・第7話辺りで力尽きた感のあるアニメがチラホラ。
視聴者のクオリティに対する目が厳しくなり、一昔前より多くのリソースが必要になっているのに、無暗にアニメ化の数を増やすから、リソース不足で無理が出てくるんじゃないでしょうかね? 角川さん

現代日本設定のアニメでやたらと実在の背景を使うのは、作画工数を抑えるため、ですよね。
架空の街並みをゼロから考えるより、実在の街並みを撮影して下書きに使う方が、全体の工数は抑えられ、構図としての破綻も起きない。
動かすところと動かさないところ、寄せて描き込むところと引いて線を間引くところ、上手くバランスを取って、スケジュールが破綻しないよう、クオリティが落ち過ぎないように乗り切ってほしいものです。

第6話 Finally, our day has come!

先週ユニット名が決まった「new generations」、待望のデビューCDのレコーディングの様子から。
如何にも、な感じの曲だなぁw

プロデューサーの手にある真っ白なディスクのケースには、手描きで「できたてEvo!Revo!Generation!」と書かれた付箋紙が貼り付けられている。
曲名は決まったようです。(うむ、ちょっとダサいw)

それ言うたら「new generations」も十分にダサいだろ、と突っ込まれそうですが、アイマスでユニット名がダサいのはある意味伝統なので、そこはそれ。

Opening

来週遂にOP曲発売ですよ!発売!

Aパート

346プロダクションの応接室で取材を受けている「new generations」の三人。
インタヴュアーはまさかの善澤記者、そう、アニマス(TVアニメ「アイドルマスター」)世界における高木社長と黒井社長の古くからの友人でもある芸能記者さんですね。
TVアニメの最終回では876プロの3人を取材する様子が描かれ、その後、劇場版にも登場しました。

「じゃあ、お一人ずつ、CDデビューに向けてのコメントをいただけますか」
「はっ、はい!島村卯月です。…あの、とにかく、頑張ります!」
「渋谷凛です。…ん…まだ、実感ないけど、頑張ります」
「リーダーの本田未央です。みんなに、私達のCD、聞いてほしいです! ライブとかいっぱいやりたいし、ファンイベントかも、あと、テレビの歌番組とか…あっ、バラエティーとかも楽しそうだし、あと、ドラマも…それから…」

実質的に何も言えてないに等しい卯月や凛とは対照的に、未央はちょっと夢見がちな気はするけどかなり具体的。
それに、すごく前のめりで、アニマス最終回で善澤記者の取材を受けていた日高愛を思い起こさせます。
ってか、お前がリーダーか。うん、適任のような気はしなくもないけれども…

「はー、緊張した…」
「あーゆー時って、どんな事喋ったらいいのかな?」
「私は、もっといっぱい喋りたかったなぁ…」
「いや、十分喋ってたと思うけど」
「頼もしかったです。流石リーダーですね!」
「ホント? 私がリーダーだし、頑張って喋らなきゃって思って、でも、なんか地味じゃない? もっとバーンって、派手に記者会見とかやると思ってた」

お前は何を言ってるんだ。
何らかの分野で実績と知名度がある人の「転向」ならばともかく、完全無名の新人がデビュー会見なんて聞いた事無いわ。

「みなみんとアーニャは何喋ってるのかなぁ?」

さっきの部屋で、今度は美波とアナスタシアのユニット「LOVE LAIKA」が善澤記者の取材を受けている。

「はい、プレッシャーもなるべく楽しむようにして、ミニライブでは、皆さんの期待に応えたいと思っています」
「Наш…私達の歌、ファンの人達に、夢、たくさん、あげたいです」

それをドアの隙間から覗いている「new generations」の三人。

「おぉ、なんか、かっこいい」
「二人とも素敵ですね」
「うん」

更に…

「ふむふむ、あれが大人の魅力か」
「いいないいな!インタヴュー楽しそう!」
「後でみくもさりげなくアピールするチャンスにゃ!」

みくにゃんと愉快な仲間達(莉嘉、みりあ)、まだつるんでたのか。
みくにゃんの辞書に「さりげなく」なんてものがあるんですか?

「あーもう!うるさくて聞こえないじゃん!」

全然さりげなくなかった。
みくにゃん、崩した絵ではイチイチ猫目になるの楽しいなぁ。

「お二人とも、大人の記者さんの前なのにすごいです!」
「ふふっ、ホントは緊張して足が震えてたの。ね?」
「Да、すごく、ドキドキ」
「そんなふうに見えなかった」
「練習、少ししましたから」
「練習?」
「こんな事聞かれたら、こう答えようって。ちゃんと気持ちを伝えたかったから」

そこへ入って来る美嘉姉ぇ。

「うーす、聞いたよ、CDデビュー決まったんだってね。やったじゃん」
「えへへ」
「はい、ありがとうございます」
「しかも発売イベントまで。美波もアーニャちゃんも、良かったね」
「ありがとうございます」
「Спасибо」

美嘉ったらすっかり「みんなのお姉さん」ポジションになっちゃって…(うるうる)

「イベント、歌もやるんでしょ? ちゃんとレッスンしてる?」
「ふっふっふっ、ばっちし!」
「へー、緊張してるかと思ったら、以外と余裕なんだね」
「そ、そんなこと…」
「心配要らないって、しまむー。なんたって、美嘉姉のバックですっごいステージを体験しちゃったもんね」
「レッスンはしっかりやってると思うけど」
「まぁ、あんた達ならやれると思うよ。本番に強いのはあたしが一番、よく知ってるし」

未央が調子に乗ってる。乗りまくってる。
これ、大丈夫なのか。それとも、大丈夫じゃないフラグなのか。

そして、ダンスレッスンに励む三人。ベテトレさんのターンに眼福。

「お疲れ様でした。汗を拭いたら、衣装室へ行ってください」

新衣装キター! これはかわいい。

「この衣装を着て…またステージに立つんだね。あの時みたいに!」
「うん」
「しかも、今度は私達三人で!」

…いやもうコレは疑う余地無くフラグだわ。
リリース記念イベントのミニライブで「あの時みたいに」はねぇよ。つらい。

Pに連れられて、「LOVE LAIKA」の二人も衣装室へ。
「new generations」の衣装とは全然違うテイストだが、こっちも素敵。
背中がガッツリ開いてるなぁ。何と言うか、清楚さと色気を併せ持つなんちゃらかんちゃら。

「わぁ、ミニライブの衣装できたんだ」
「みーんなかわいいにぃ」
「差し入れ持って見に行くね」
「私も、応援するぐらいしかできませんけど、頑張ってください!」
「まっかしといて!みんなのトップバッターとして、ガツンとかましてくるから!」
「がっ、頑張ります!」
「うん」

しまむー、いつも頑張ってるな。
夕焼けに照らされた部屋で、イベント周りの手配の電話をしているP。
電話を終えたところに部長が入って来る。

「どうかね?準備は問題なく進んでいるかな?」
「はい」
「しかし、いい会場を押さえてくれたね。新人のデビューライブとしては最高のステージだ」
「私も、そう思います」
「このプロジェクトが、君にとってもいい転機になってくれると、いいんだがな」
「…はい」

転機ですか。やっぱりこのPは過去のプロジェクトでコケてる体なんだな。
その過去話に楓さんは関係あるんだろうか? あったとしても、向こうは気にしてない風だけど、

壁に掲げられた社訓の額が映る。

「新しい」アイドルのカタチ。
我々の求める、アイドルの理想像を追及します。

見つける、育てる。
グループのノウハウを生かした、多角的なスカウト活動。
それぞれの特性を生かす、独自の育成プログラム。

心を通わせる、感動の共有。
イメージに囚われない、多方面へのプロデュース展開。
活躍の幅を広く求め、人々と感動を共有します。

そして、花開く。

これはアレか。
まだPとメンバー達との間で「心を通わせる」には至ってない事を暗示してる?

そして、夜。
未央は友人に片っ端から電話をかけて、リリースイベントに招集を掛けている模様。
そして、しぶりんにも電話を、

「もしもし?」
「やっほー、何してるかなって思って」
「今、歌詞を見返してた。…うん、ちょっと気になるところがあって」
「あー、ユニゾンのところか。あっ、待って、それなら…」

そして、卯月へ。

「確かにそこは、三人で気持ちを合わせておいた方がいいですよね」
「そうだね。明日、もう一度相談しよっか」
「はい、それじゃあまた明日」

未央、ちゃんとリーダーしてるな。…怖い。
卯月の部屋、ゲームの方だと(中の人属性の導入により)軽く「汚部屋」設定が付いちゃってますが、アニメでは然るべく配慮された模様。
足元に雑誌の束がそのまま放置されていたりするのは、軽度の「片付けができない」描写なのかな?

そして翌日、いつものようにダンスレッスンを重ね、その後は「文花放送」へ。
言うまでもなく、浜松町駅からすぐの「文化放送」の建物です。
建物の外壁、そして中にも、「高森藍子のゆるふわタイム」のポスターが。
ここはやはり初出のN高森藍子の衣装なんですね。

ラジオにゲスト出演しての告知の後、事務所に戻ってからも一人でダンス練習の卯月。
そこへ「三人で練習した方が早い」と合流する未央、凛。いい光景だね。青春だね。
…落とすなら高いところから、だよね。

先程収録したラジオ番組の放送をプロジェクトルームで聞いているデビュー未定組。
「new generations」と「LOVE LAIKA」の写真撮影の様子、
ファミレスでサインを考えている「new generations」の三人(中の人の自筆の可能性あるね)、
ボイスレッスン中の「LOVE LAIKA」の二人、イベントの準備を進めるP、
デビュー未定組のCM撮影と思しきお仕事の様子
雑誌社等へ営業回りをしていると思しきP、etc,etc…
ついにベテトレさんから合格を貰い、他のメンバー達からも拍手を貰う三人。

「よーし、明日のミニライブ、絶対成功させるぞー!」

いよいよ明日ですか。
Pは衣装の荷造りをして、自分のデスクの引き出しからライトを出してチェック。
そこへ扉をノックしてちひろさんが、スタミナドリンクを差し入れに。

厳密に言えば毎回ではないけど、おおまかに言えばほぼ毎回な気がする。

「毎晩遅くまで、大変ですね」
「いえ」
「いよいよですね。みんな頑張ってますけど、最後まで目が離せないですよね。お城へ続く階段は、まだまだ長いですから」
「……そうですね」

ちひろさんの演技、ちょっと「大人の女性」方向へ寄せて来た感じ?

Bパート

そして翌日、リリースイベント当日の池袋サンシャインシティ。
見慣れた光景なので特に気にも留めなかったんだけど…

なん…だと…?
確かに、CM明け最初のカットの右端の人物はSideMの「桜庭薫」に似ている。
衣装まで合わせてあったら間違いないんだが、これはまだ偶然の可能性を否定できないレベルか。

それはそれとして、サンシャインシティ地下1階の噴水広場にてステージの準備が進む。
衣装に着替えた上で、スタッフから段取りの説明を受けている「LOVE LAIKA」と「new generations」。
その後、舞台袖からステージ周辺を覗いている未央と、それに気付いて声を掛けるP。

「どうかしましたか?」
「こんな感じなんだ…人が溜まったら、お店とか通る人の邪魔になりそうだよね。私、結構友達に声かけちゃったけど、大丈夫かな?」
「?? 大丈夫だと思いますが…」
「えっ?ホントに? …んー…まぁ、プロデューサーがそう言うならいいんだけど…」
「……ん?」

おぅふ…。案の定と言うか何と言うか、意識ギャップが出来てる。
確かに、話題のシンガーやコンテンツ絡みのイベントではそーゆー状況になるんですが、特にこれと言う話題性もない普通の新人アイドルのデビューCDリリース記念イベントでは…。
ここで未央の勘違いに気付けなかったのは痛い。

劇伴による雰囲気の制御も上手いな。
演出の狙いが見事に功を奏し、俺も、俺がTwitterでフォローさせていただいているP達も、この辺で胃が痛くなり始めていた。

「あと少しで開演だから、早く来てよ。」

控室にて、友人に電話をかけている未央。
時計が示す時刻は16時40分、開演まであと1時間20分。

「未央ちゃん、何人呼んだんですか?」
「とりあえず、クラスの友達全員」
「すごい!」
「あー、でも、もっと早く来てって言えば良かった。立ち見だから、後ろの人見辛そうだよね」
「上の階もあるし、大丈夫じゃない?」
「でもさー、せっかく来たのに…」

…辛いよ。辛いよ。
これ案外、凛の方がこの場所(サンシャインシティ噴水広場)の事情に通じてるんじゃないのか。
ってか、三人とも「見えなくなってる」んだろうけれども、

一方、「LOVE LAIKA」の二人は緊張の面持ち。

「…もうすぐね」
「…(黙って頷く)」

と、そこにノック。

「来たよ~」
「おっすおっす!」
「みんな!」

かな子、李衣菜、智恵理、蘭子、きらりんが到着。

「えっとね。差し入れ持って来たよ。はい、マカロン。お気に入りのお店のなの」

うわっ、すごいの来た。
これってパリ発祥の老舗パティスリー「ラデュレ」のマカロンですね。
40個入りの大箱なんて見た事無いぞ。量も凄いけど、ここのマカロンって1個400円ぐらいするよ。1万6000円ぐらいになる?

「…あ、ありがとう」
「って、こんなに食べたら衣装入らなくなるって」
「えー? 美味しいから大丈夫だよ」

…ワケが分からない。何が大丈夫なんだ。

大坪由佳、天才か。

「そうだ。あのね、みくちゃんと莉嘉ちゃん、みりあちゃんはお仕事で来れないけど、ムービーメールをもらってきました」

この三人、なんとなくつるんでたわけじゃなく三人でお仕事してるのね。
菜々さんの見切れ芸に噴いた。デビュー未定組はこの貪欲さに学ぼう。
きらりんも杏からのムービーメッセージ。うん、杏はまず起きよう。
更に、

「おっ、みんな来てるね。やっほー」
「美嘉姉ぇ!」
「袖でしっかり見てるからさ。ぶちかましちゃいなよ!」

おっきなきらりんの腰の後ろから、ひょいと顔を出してる美嘉がかわいいw
ってか、引きのカットだときらりんの肘より少し上に美嘉の顔があるのに、寄ったカットだと肘より下、腰の横になってるのは、美嘉が屈み過ぎと言うか、きらりん大きくなり過ぎと言うかw
きらりんと武内Pの大きさは、ちょっとした作画ブレが意外と目立ってしまうのが怖い。

「間もなく、開演時間です。スタンバイ、お願いします」

舞台袖の暗がりに立つPと、その周囲に「LOVE LAIKA」と「new generations」の五人。

「ん(咳払い)…今日は…」

緊張した面持ちの五人。その視線を受けて頬を掻くP、

「…第一歩目です。頑張ってください」
「それだけ?」
「頑張ります!」
「はい」
「Да」

ぐぬぬ、この中で未央だけは「第一歩目」の意識じゃなくなってるんだよ。辛い。
まさか、あの見事な、キラキラした第三話が「誤った成功体験」になってしまっているとは、怖い脚本だなぁ。

昨夜チェックしていたライトを付けて、足元を照らすP。

「行きましょう」
「「「はいっ!」」」

ライトが点き、音楽が流れ、前説の女性スタッフがステージへ。
舞台袖には先に出番が来る「LOVE LAIKA」の二人。

「美波、рукопожатие…握手しましょう」
「…ええ」

緊張が解けた様に表情が明るくなる美波。
手を握った二人の後ろ姿は、舞台袖の出口を覆うカーテンの隙間からの光に照らされて…
あぁ、本当にいい構図、いい絵を描くなぁ。思わず目頭が熱くなる。

その頃の「new generations」。

「大丈夫ですよね? いっぱい練習したし、きっと、上手く行きますよね」
「しまむー、大丈夫、楽しい事が待ってるって、私達知ってるじゃん。お客さんだって盛り上げてくれるし、ぜーったい上手く行く! ね? しぶりん!」
「うん。そうだね」
「ほら、だから自信持とうよ!」
「未央ちゃん…凛ちゃん…はい!」

既に十分にファンの付いているユニットですら、初ステージでは上手く盛り上げられるまでに時間がかかると言うのに、ファンが付いてない状態でそれはない。
あのステージは美嘉達のユニットが時間を掛けて育んだ、一緒に歩んできたファン達と共に作り上げた盛り上がりなのだ。

凛は相変わらず「一歩引いたポジション」を保っているのに、それでも状況を俯瞰できているわけでは無い、冷静に、客観的に見れているわけではないのだ。
養成所上がりの卯月は気付けたかもしれないんだけどな。卯月も凛も、未央の作り出す雰囲気に流されているのだろう。
と言うか、二人とも不安を解消してくれる未央の頼もしい言葉に縋り、酔(依)っている、と言えるのかも。
ブレーキとなるべき卯月と凛の個性・特性が機能不全を起こしていて、未央が悪いとも言えない。

何と言う構成だろう。
ずっと自信を持てずに不安そうだった「LOVE LAIKA」の二人にこそ力強さが感じられる一方で、ずっと自信満々の未央に対しては、今はもう不安しか感じない。
「new generations」はどんどんフラグを重ねて落ちるのを待つばかりなのに、「LOVE LAIKA」は今では眩しいぐらい輝いてる。
この構図の対称性は恐ろしい。上手いけど、上手いけど、泣きたくなるぐらい怖い。
最近の脚本家はこーゆーえぐい組み合わせを平然と書いてしまうね。

「それでは、お待たせしました。『LOVE LAIKA』の登場です。どうぞ!」
「はじめまして」
「「『LOVE LAIKA』です。」」
「聞いてください。私達のデビュー曲…」
「「Memories」」

おぉっ、これはまるで「Wink」の「淋しい熱帯魚」。
なるほど、クール系アイドルの先駆けと言える「Wink」から、儚げな少女のイメージとセクシーな大人の女性のイメージの同居するコンセプトをいただいたわけか。
確かに、アナスタシアと美波のコンビならばその方向性は硬い。上手いなぁ。

曲は「Memories」のまま、映像では「LOVE LAIKA」のステージシーンに、その後の「new generations」のステージシーンが挟み込まれるが、「new generations」の三人の表情は見えない。

なるほど、こう来たか。
ここでは「new generations」の「できたてEvo!Revo!Generation!」は流さず、「LOVE LAIKA」の「Memories」のみを描き切るわけだ。
ステージ直前の強烈な対称性の構図があればこそ、納得できる構成。絶妙なバランス感覚で組み立てられた強引な構成だ。
そして、「LOVE LAIKA」のダンスが手抜き無しで、かなり難しいと思われる作画にガチで向き合っているからこそ、「new generations」の描写が穏やかじゃない事になる。
これはちょっと、言葉を探してしまうぐらい残酷。

舞台袖で真剣な表情で見守るメンバー達、記録のためにスチル撮影していたPの表情が変わる。
「new generations」の三人を背後から映したカットで、観覧スペース側からのライトが落ちた瞬間、疎らな観覧スペースが映し出される。
そして、三人の表情が…

曲(「LOVE LAIKA」の「Memories」)が終わり、

「「ありがとうございました!」」

観覧スペースへ頭を下げる二人、観覧スペースからは拍手が。
決して多いとは言えない、しかし、少なくもない。足を止めて見てくれた笑顔の観客達がいるのだ。
安堵と喜びの表情で顔を見合わせ、観客へ手を振る美波とアナスタシア。

そして、「new generations」の曲も終わる。

「ありがとうございました」
「ありがとうございました」
「…ありがとう…ございました」

未央の表情が固まっている。
卯月が声を掛けるも反応が無く、凛が挨拶の言葉を続ける。
観客からの拍手に交じり、未央の名を呼ぶ声が。
未央が視線を彷徨わせると、吹き抜けの上の階から3mほどの横断幕を下げたクラスメイト達の姿が。
それを見た未央は、足早に舞台袖に戻ってしまう。
後を追う卯月と凛。

やっぱり残酷な脚本だ。
同じ観客で、美波とアナスタシアにとってはやりきって成功させたステージ。だが、未央にとってはそうではない。
観客がもっと少なければ、あるいは、観客の反応がもっと冷たければ、視聴者の感覚も未央に寄り添えた。
だが、今この瞬間の視聴者の感覚は、「LOVE LAIKA」の二人にそこ寄り添うだろう。
空回りしていたのは未央だけ…に、してしまった。
何と言う巧妙な構図。ここまで残酷な事されると、むしろ「美しい」とすら思える。

舞台裏では手を握り合う「LOVE LAIKA」の二人。

「Рада 私嬉しいです」
「うん、私も!」

そこへ未央が、

「あっ、未央!」
「お疲れ様!」

俯いたまま、返事もせず通り過ぎる。その後を追う卯月。
その先では美嘉が他のメンバー達と話している。

「次は他のメンバーも頑張らないとね。あっ、お疲れー。良かったよ~…って、あれ?」
「ちょっと失礼」

その後ろにいたPが、メンバー達を掻き分けて未央を追う。

「本田さん、どうしました?」
「…なんで?」
「…え?」
「お客さんめちゃくちゃ少ないじゃん!なんで?!」
「十分です」
「あれで? 前のライブと、全然違うじゃん!」
「前の?」

…やっぱり勘違いしてた。あいたたた…
卯月と凛、そして美嘉も追い付く。

「すっごいライブやるからって、友達に言ったのに…早く来ないといい場所取れないからって…私、馬鹿みたいじゃん!」
「…未央ちゃん」
「もっともっと、前のステージみたいに、盛り上がると思ったのに!」
「それって、あたしのライブに出た時の事?」

Pも、開演前にステージ周辺を覗いていた時の未央との会話を思い返し、意識ギャップがあった事に気付く。

「つまり、あの時に比べて、盛り上がりが足りないと?」
「…うっ」

目を伏せる未央。
心配そうに覗いてるメンバー達。
困った時のいつもの癖、首に右手を当てるP、

「…いいえ、今日の結果は、当然のものです」
「えっ…当然…酷いよ! なんで?! 私が…私がリーダーだったから?!」
「いえっ」
「もういいよ! …私、アイドルやめる!」

目を見開いて凍り付くP、走り去る未央、後を追う卯月。
心配そうにその後を追う凛は、Pを忌々しげに睨み付けて行く。
そして、呆然と立ち尽くすPの後ろ姿…。

後述するが、ここの会話の擦れ違いは、何ともアイマスらしいと思える。
最初に見た時は変な笑いが出てしまったし、二度目に見た時はPの心情に共感を起こして眩暈がした。

Ending

メインテーマ「Star!!」のピアノアレンジで、終演後のステージと、砕けたガラスの靴。

感想

いやはや、何とも物議を醸してくれる脚本じゃありませんか。
やられた。これは舌を巻く。

一応、ゲームのモゲマスでも初期のイベントではバッドがあったんですよ。
ただ、「通常はバッド、極めて低い確率でグッド、課金アイテムを使うとパーフェクト確定」と言う構成だったために、コンシューマゲーム以上にユーザーのストレスを招いて強い反発を買ってしまい、現在は「通常はノーマル、低い確率でグッド、課金アイテムを使うとパーフェクト確定」と言う構成に変更されました。
確率を調整すればバッド自体は残して良かったんじゃないかと思ってるんだけど、延々バッドばかり引かされる状況が、当時、イベントを続ける気が削がれるほどのストレスになっていた事は確かです。

まぁ、それはそれとして、

これな。
第六話の放送から一週間以上、様々なP達が異口同音にこんな事を言ってました。
アケマスから箱無印、SP、DSでもちょっとだけ、そして「2」でも見られたコミュの「あるある」です。
未央の「お客さんめちゃくちゃ少ないじゃん!なんで?!」に対して、「十分です」と答えたらバッドコミュニケーション…なんて、初見では思わないじゃん。
この「理不尽さ」と言うか「意地悪さ」が、最高にアイマスっぽいw
そーゆー業の深いゲームだからこそ、「ディレ1」こと石原章弘ディレクターに対して愛憎入り混じった感情が向けられてしまう、とも言える。

それにしても、今回の脚本は思い切りました。
「登場人物の心情」を、表面的な事実関係の展開よりもずっと残酷に調理したと思います。
キャラクターの置かれた客観的・物理的状況を過酷にしようとすると、物語展開や設定に多少の無理をして「不幸な事故」なんかを作ったりしなきゃならんわけですが(そして、その様な無理な展開・設定が見苦しいと批判される脚本は実際少なく無いわけですが)、「客観的・物理的には何でもない状況・出来事」を、キャラクターにとって大きなダメージになるようお膳立てする巧妙さには感服です。

これって逆に言えば、「客観的・物理的には何でもない状況・出来事」であるが故に、キャラクター同士のメンタルの問題さえ解決すれば、完全に取り返しのつく事態と言う事でもあり、それはある意味、優しさ(あるいは、甘さ)なんだよね。今はそれを優しさと認める気にはなれないけどな。

ウチの連れなんかはこれ見た後で「未央ちゃんムカつくにゃ」言うてて、完全にみくにゃんに感情移入してる。
既存のP達は、まず武内Pに感情移入した上で、Pとして未央の気持ちを察して悶え苦しんでいたりする。
結局、誰も「直接的には」未央に対して感情移入させない、未央を孤立させる作りなのも上手い。
その結果、未央が孤立した事で「未央を孤立させてしまった」とPが苦しむわけだから、「アイマスってのは『苦しんでなんぼ』なんだよ」と言うのが巧妙に表現されている。辛い。
ディレ1のサディストぶりがアニメの脚本家にまで伝染しているな!

俺らプロデューサーだから仕方がないよ。


そうそう、この放送の翌日、お土産に例のマカロンを貰いました。
何でも店には行列が出来ていたそうで、「後ろに並んでたカップルもプロデューサーさんだったよ」との事。
前述の通りかなりお高いので、日常的に口にできるようなお菓子では無いんですけど、何と言う経済効果w

それにしても、武内Pの無表情の内側がやっと露出し始めましたね。
伏線的な描写はこれまでにも多々ありましたが、それらがぶわーっと立ち上がってくる感じ。
その辺りの事は、次の第7話で語れるようになるんじゃないかと。