アニメ「THE IDOLM@STER」 第16話

待望の響回キター!

けど、ちょっとクオリティ下がりましたかね。
脚本的にも作画的にも、

まぁ、2クールもありゃ注力の緩急はあるわな。
響回・貴音は尺の都合上無くてもおかしくないなぁ(DSと言う前例もございますから)とまで思ってたので、あっただけ御の字と言う気持ちも、
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

話「ひとりぼっちのち」

アヴァンタイトルはピアノインストロメンタルの「蒼い鳥」で、千早の幼少期の夢から。
とても暗いモノクロの映像で、弟を失った事故や、言い争う両親の姿…

1期のグラウンドストーリーが美希の物語だったのに対し、2期のそれは千早の物語なのだろうか。

辛い過去を思い返す夢から覚めた千早。
と、窓の外からは響の声が。

響「こらー! 待てー、犬美ー!」
千早「…我那覇さん?」

ご、強引な繋ぎだw
まぁ、響と千早は近くに住んでいると言う事は承知した。

Opening

何度見ても素晴らしい躍動感。
OP映像だけスマートフォンに入れてたりします。
テンションの低い朝も元気になれるよ!

CM

そう言えば、いよいよ来週発売ですね。
DVDとかPS3とか、

あと、ドリランドのCMきもいw

Aパート

響「犬美、どうして御飯のお皿を引っ繰り返したりしたんだ!」
犬美「ワン!」
響「なんだよ、その反抗的な目は。御飯のお皿を蹴っ飛ばしたのは犬美でしょ?」
犬美「ワウ!」
響「手作りじゃなくても、ちゃんと栄養のバランスは取れてるんだぞ。どうして犬美だけワガママ言うんだ」
犬美「ワン!」
響「皆を代表して言ってるって…、ハム蔵、お前もそう思ってるのか?」

事務所のテレビの前の長椅子で向かい合って言い合う響と犬美、シュールとしか言い様が無いw
「意思疎通は出来ている」「言葉が通じていると思っている」ではなく、完全に言葉が通じてる設定なのか。

P「一体どうしたんだ?」
やよい「今朝の御飯の事で、喧嘩してるみたいです」
春香「あれで話が通じるんだね」

ところで、なんで犬美を事務所に連れて来てるんだろうと思ったら、響と犬美がメインパーソナリティーを務める「とびだせ!動物ワールド」の収録日なんだそうです。
でも、雪歩に取っては迷惑だよなぁ、と思ったら…

P「ところで雪歩、お前、犬が近くにいるのに平気そうじゃないか」
雪歩「あ、はい、もう、こ、怖く、ないです。」
P「お、俺もさ。全然、怖くなんか…」
犬美「ワン!」
雪歩・P「「うわっ!」」

耐えてたw
と、そこに足取りの重い千早が、

春香「あ、千早ちゃん。なんか元気ないけど、大丈夫?」
千早「え、ええ。ボイトレ行って来ます」

テンション低っ!
千早のローテンションは心臓に悪いぜ。

犬美「ワン!」
響「なんだと? その言い方は酷過ぎるぞ」
犬美「ワウ!」
響「うがー! そこまで言うなんて、この人でなし!」
春香「人じゃ、ないよね?」

やっぱりシュールな光景である。
犬美と喧嘩した響は「収録にも来なくていい」と啖呵を切り、ハム蔵を引っ掴んで出て行く。
…犬美を事務所に置いていくなw

シーンは変わって、961プロダクション。

黒井「相変わらず好調らしいな。お前の担当している例の動物番組は」
男性「ええ、お陰様で」
黒井「例の件、抜かりは無いな?」
男性「はい、全て手配済みです。ロケには上も立ち会いませんし、今日限りで我那覇響は御役御免になるかと」

おぅふ、黒井社長が何やら仕掛けて来ているようです。

黒井「収録には私も行こう。今日はジュピターも世話になるからな。それに、765プロの連中の品の無い泣き顔を見てみたくなった」

黒井社長、先々週の一人オセロに引き続き、今回は一人チェスです。
かっこつけて「チェックメイト!」とか言ってるけど、たぶんルール理解して無いよねw
この流れだと、登場毎に違うゲームで遊んでいる気がする。
と言う訳で、次に黒井社長が使うゲームを当てよう。本命:囲碁、対抗:バックギャモン、大穴:カタンの盗賊駒(ただし、これまでアニマス関連ではあらゆる予想を外している)

ロケに出る準備をしているスタッフ達。

ディレクター「ウソー! 犬美ちゃんお休みなの?」
P「スミマセン、その、ちょっと具合が悪くなったみたいで…」
ディレクター「まぁ、心配ねぇ、響ちゃん」
響「犬美なんか、居ても居なくてもどうってこと無いぞ。自分ひとりだけでも面白くするさ」
ディレクター「健気だわ~。心配だからこそ、そんなに強がってるのね」

ディレクターはオカマさんですか。
こーゆー時のオカマさんはパターン的には(主人公サイドにとって都合の)善い人に決まってます。

「代わりにメインを張る動物を探さないと」と言うディレクターに対し、ポーズを取ってアピールする(が気付かれていない)ハム蔵。そして、さっき黒井社長と話していた男性が「それならこいつを使おう」と黒い大型犬を連れてくる。

ディレクター「あら、担当さん」
男性「ブラックファルシオン3世だ。こんな事もあろうかと用意しておいたんだ」

声を上げて思いっきり後ずさる赤羽根P、

ディレクター「ふーん、助かるけど、犬美ちゃんに比べると、なんか愛想が無いわね」
男性「緊張してるだけさ」
響「よろしくだぞ、犬三郎」
男性「いや、我那覇クン、ブラックファルシオン3世だよ。(小声)…あ、ブラックファルコンだったかな?」

やっぱ黒井社長から借りてきたんでしょうか?w
エンドロールのキャスト表によればオカマさんが「番組ディレクター」、このオカマさんに「担当さん」と呼ばれた黒井社長の走狗の男性が「アシスタントプロデューサー」らしいのですが、何故「番組プロデューサー」ではないのかはよく分かりません。
番組プロデューサーだと普通にキャスト交代の決定権を持っちゃうから、「番組プロデューサーの意向を無視しての工作」と言う流れにするためなのかも知れませんが、黒井社長なら普通に番組プロデューサーに働き掛けが出来る気が…。SPでは朝早くからテレビ局のお偉いさんを接待に誘い出したりと彼の立場なりにお仕事に取り組む様が描かれたりしていましたし、

それにしても、響のネーミングセンスは相変わらず…
シーンは変わって、早速野外ロケ。牧場の様なところだと思われます。

響「はいさーい! 我那覇響です。『とびだせ!動物ワールド』、まずはお馴染み『動物探検隊』のコーナー! 今日は新しい隊員が一緒だぞ!」

犬三郎、もとい、ブラックファルシオン3世にマイクを食われる響。
黒井社長の愛犬ならもっと訓練された精悍な犬なんじゃねーのとも思わなくも無いな。
撮影の合間に、「犬美が居ればこんな苦労しなくてもいいのに」と零す響。

P「この後は、いつも通り場所を変えて撮影だ。今日は池の近くで動物を探すそうだ」
響「うん、分かった」
P「それと、さっきディレクターに聞いたんだが、今日は急遽ゲストにジュピターが来る事になったらしい」
響「あいつらが?」
P「番組内の別コーナーを撮影するだけで、直接お前と絡む事は無いようだが、961プロは何をしてくるか分からん。気をつけろよ」
響「うん、自分、ずるい事するやつらには絶対に負けないぞ!」

赤羽根Pが響に差し出したのは「さんぴん茶」のペットボトル。
「2」にもジャスミン茶にまつわるコミュがありまして、赤羽根Pもゲームで予習したんでしょうか。(違

ジュピター到着の連絡に様子を見に行く赤羽根P、それとすれ違いで、ADが響を呼びに来る。

AD「ロケバスに乗り切れないんで、別にご案内するようディレクターに言われまして。ど、どうぞこちらへ」
響「え? でも、ウチのプロデューサーがまだ戻って来て無いぞ」
AD「あ、後でバスで来ますんで」

ぎゃぁ、響が拐かされた!

で、ジュピターが車を降りて来ると、既にファンが集まってたりする。
おいおい、どこで聞きつけた?w プロダクションが情報を流してるんだろうか?

女性ファン「冬馬くーん!冬馬くーん!」
女性ファン「翔太サイコー!」

思わず噴いたw
ミンゴスは冬馬ファンで、あずみんは翔太ファンですね。

ディレクター「ねぇ、そちらはもしかしてジュピターちゃんとはお初じゃない?」
P「え? あぁ、俺は別に…」
ディレクター「紹介するわね。こちら只今絶好調、765プロのびんびんわんわんプロデューサーの…」
冬馬「765プロだって? へぇ、あんたが。聞いてるぜ。アイドル売るために、色々汚い事もやらかしてるんだってな」
P「なに? 何を吹き込まれたか知らないが、765プロはそんな事務所じゃない。それから俺達は、結して961プロには負けない!」

名前が付いて無い赤羽根Pを紹介する場面で名前を伏せるカタチとしては上手いが、びんびんわんわんプロデューサーってw
これは赤羽根Pがオカマさんなディレクターに抱かれたと疑われても仕方の無い状況だぞ。
だがまぁ、メインパーソナリティーを獲得するために自分を犠牲にしたなら仕方ないね。(をい

冬馬「ちっ、なんだあいつ」
ディレクター「うふふ、仲良くなれたみたいで良かったわ」
翔太「うん、そうだね!」
北斗「そ、そうかな(苦笑)」

もちろん、翔太クンは分かってて言ってますw
その様子を車の中で見ていた黒井社長、

黒井「なるほど、あれが765プロの…。へへっ、底辺事務所にお似合いの顔だな。で、あいつが一人でここに居る、と言う事は…」
アシスタントプロデューサー「はい、計画は既に始まっております」

その頃の響は、ADに山道で置き去りにされてしまう。

響「え? どう言う事? 待って!」
AD「俺だって、やれって言われただけなんだよ!」

薄い本とか考えるの禁止。
路肩が崖っぷちで、崩れて滑落する響。
おいおい、オオゴトになってんじゃねーか。

Bパート

犬美が長椅子を占領して動かず、困っている事務所の面々。
そこに、Pから電話が入る。

小鳥「え? 響ちゃんですか? いえ、こちらには連絡ありませんけど…一緒じゃなかったんですか?」
P「それが、移動中に勝手に車を降りたって話で…」
小鳥「そんなまさか」
P「俺もそう思うんですが…」
小鳥「響ちゃんのケータイにはかけました?」
P「撮影前に与ったままなんです。とにかく、また連絡します」

ディレクターは「どうしてそうなったのか」とADを叱責、ADの言い訳にアシスタントプロデューサーが肩入れし、更には「この際試しに、別のアイドルにMCを任せてみようよ」と言い出す。番組乗っ取られたー!

アシスタントプロデューサー「彼らは人気もあるし、代わりにはうってつけだ。今回ゲストに来てくれてるのも何かの縁だよ。ねぇ」
ディレクター「そうねぇ、響ちゃんが一番いいのは間違い無いけど、あまり押しちゃうと、オンエアの都合もあるし…」
P「もう少し待って下さい。何とか探しますから、もう少しだけ」

ぐぬぬ、これはピンチだ。
にしても、このアシスタントプロデューサーの悪者演技も敵ながらいい味出してやがるぜ。

その頃の響さん。

響「ダメだ。誰も来ないぞ。登ろうにも、こう土が緩くちゃ無理だし…」

そんな響に対し、ハム蔵は「自分を崖の上へ投げろ」と提案するが、

響「なに? 『犬美達に連絡して助けてもらう』? いや、それはダメだぞ。自分と犬美は喧嘩中なんだし、犬美なんて」

聞き分けの無い響に、ハム蔵は響の肩からジャンプしてビンタ。
ハム蔵に頬を張られて呆然としている間に、ハム蔵は自力で崖を登って行く。
うん、噴いたw もうあの小動物をハムスターだと思うのはやめよう。きっとアレは中村先生だ(合ってるけど違う)
しかも、ここで挿入歌「TRIAL DANCE」とかw

山道を響を捜し歩く赤羽根P、山道を駆けるハム蔵、通り雨で撮影中止のスタッフ達…
自動改札を抜け、電車の吊り棚に乗り、住宅街の塀の上を駆け、765プロに駆け込んで来たハム蔵…
ハム蔵回だったでござる。

春香「もしかして、一人でここに? 響ちゃんは?」
ハム蔵「きゅきゅきゅ!」
やよい「ぁぅ、何か言ってるみたいです」
春香「どうしよう、私達じゃ分からないよ」

いや、中村先生なら分かるはずだ! と言う意図で春香にその台詞を当てましたよね?w
それはそれとして、響のピンチに犬美が立ち上がります。

雪歩「もしかして、響ちゃんのところに連れて行けって言ってるんじゃ…」

一方、雨に打たれながら、犬美との喧嘩を振り返る響。
いや、マンションでワニ飼うのはどうかと思います。俺もSPで噛まれましたが、

響「そうだ、そうだぞ。犬美が言ってたのは御飯の事だけじゃない。栄養のバランスとか、そんな事じゃなくて、一緒に居たい、きっとそれだけだったんだ。それなのに、自分は犬美を責めて、喧嘩して、酷い事言って…自分は最低だ」

嗚咽する響に、崖の上から犬美の鳴き声。

響「犬美、どうしてここに?!」

犬美だけじゃなかったー!
全員連れてきやがった。いやホント、ワニは勘弁して下さい。

一方の撮影チーム、雨が止み、ジュピターをメインに撮影し直す事になってしまう。

ディレクター「野暮なお日様ね。もう少し降ってても良かったのに」

待機中のJupiterの面々、飼われているダチョウを前に…

北斗「チャオ☆ キミ、睫毛長いね」

ダチョウくどいてる! 流石北斗さんカッケーなw
アシスタントディレクターは計画の成功を黒井社長に報告、それを影で聞いていた赤羽根Pが出て来る。

P「やっぱりそんな事だったか。さっきから貴方の態度が、どうもおかしいと思ってたんだ。まさか全部白状してくれるとは思わなかったけど。貴方が黒井社長ですね」
黒井「そうだが」
P「ディレクターに言って、今すぐ撮影は中止してもらいます。これ以上、961プロの思い通りには…」
黒井「出来るのか?」
P「なに?」
黒井「理由はどうあれ、お前達C級プロダクションのアイドルが撮影から居なくなったのは事実。その穴埋めをジュピターがしてやるのだ。止める権利がお前にあるか。」
P「くっ…」
黒井「ジュピターの撮影を止めさせたければ、お前のところのアイドルをすぐに連れて来るがいい。へへっ、出来るのならな!」

この、蛇足とも言える「小物感」のちょい足し演出こそが黒井社長の持ち味なのですw

響「お待たせしました! 遅れてすみません!」

そして、それ故に企みは結実しない定めにあると言う…w
もうちょっと圧倒的な悪役の方が、と言う声もありますが、このギャップがええねん。途中まで大物感を出していながら、最後に小物感でオチをつける。

ディレクター「さあ、みんな、急いで準備し直して。悪いけどジュピターちゃんは、今日はもうお疲れ様ね」
冬馬「なにっ?!」
翔太「なーんだ。リハーサルばっちり決めてたのに」
北斗「チャオ☆ 楽しかったよ」(ダチョウに)

やっぱ北斗はゲームに引き続き美味しいキャラだなぁ。
流石にアニマスで北斗回は無理でしょうし、CDのドラマパート期待していいですか?
あと、冬馬クンも別の意味で美味しい。黒井社長にまた嘘を吹き込まれ、765プロへの怒りを深める描写も、

ディレクター「それじゃあ本番行くわよ。3,2…」

そうそう、これこれ、カウントは「2」まで、「1,Cue」は発声せずにフィンガーサインだけで示すのが正しい「キュー出し」です。某民放アナウンサーのオフザケで始まった最後まで発声する「キュー出し」見るとなんかすごく居心地が悪くなる。
宇宙オタの人が「ロケットの点火スイッチはカウントゼロじゃねーよ」と思うのと一緒です。きっと、

響「はいさーい、今日の『とびだせ! 動物ワールド』は、なんとなんと、こんなにたくさんの仲間と一緒にお送りするぞ。実はここに居るみんなは、自分のかけがえの無い家族なんだ」

その撮影を見守るP、小鳥さん、春香は幌付きのトラックの前に居る。

P「助かりました。音無さん」
小鳥「お礼なら私じゃなく、犬美ちゃん達に言って下さい。山の中を駆け回って、響ちゃんを探し当てたんですから」

いや、あの、765プロはみんな大型免許持ちなんですかね?w
トラックの荷台にケージが積まれてたりする描写の細かさが逆に違和感を引き立てます。
まぁ、それはそれとして春香さんかわいい。

Ending

響ソロ新曲来たー!
「Brand New Day!」ですか。CD楽しみにしてます。
あと、本編のクオリティ低下を補う勢いでエンディングが楽しかったです。

CM

TOKIOほどのベテランアイドルでも「仕事を選べない」と思うと考えさせられるものがありますね。
冬馬クンが意に沿わぬ仕事で腐ってる時に赤羽根Pと遭遇して…みたいな展開はあるのでしょうか?

あと、次回予告が初めてちゃんと次回予告になってました。いや、そう思わせるトラップ?

アニメ「THE IDOLM@STER」 第15話

…ひどいネタ回だったね。

いやもう、腹筋が攣るほど笑わせてもらいました。
おふざけ回であろう事は次回予告時点で分かっていましたが、まさかのアレもコレも全部入り、公式が狂気w

視聴後に思ったのは、前回14話の感想で「いわゆる全称記号」と書いたのはあながち間違いでも無さそうだな、と。
公式が、その周囲に生じた非公式を含めた「場」の全てを包括し、集約・集束させたモノを作ろうとしているのではないか…

「この先ファミソンが出ようが順一郎前社長の孫が出ようが」とは書きましたが、まさか×××××や××××が出るとは思わなかったんだぜ。
例によって感想は後日。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

十五話「みんなって、放送ですよ生放送!」

次回予告にも使われているゲームBGM「Main BGM」アレンジの劇伴(まだAMシリーズには収録されていない)からスタートしたのは日曜午後の生放送テレビ番組「!? サンデー」。

春香「日曜午後の新発見。神出鬼没の生中継『生っすか?! サンデー』」
千早「この番組は、ブーブーエス赤坂スタジオから、全国のお茶の間の皆様へ、毎週生放送でお届けしています」

先週の挿入歌中の映像にも出て来た番組ですね。
スタジオで進行するメインパーソナリティーは春香、千早、美希の三人ですが…

春香「ねえねえ、早速中継が繋がってるよ」
千早「さあ、今週のトップバッターは?」
春香「いきなり、こちら! 『響CHALLENGE!』」

響が手を振っているのは、のどかな田園風景。

千早「我那覇さん、どうしてそんなところに?」
春香「今週、響ちゃんがチャレンジするのは、放送終了までにスタジオにゴールイン!」
千早「え?」
美希「響ー、時間が無いから、すぐにスタートよろしくなの!」
響「え? う、分かった。じゃあ、行くぞ」

…どこから赤坂まで走れって言うんだよ。
あれ、とてもじゃないが東京都近郊には見えねーぞ。
つーか、アレか。響の出番ってこの番組中ずっと走ってるだけか。
これは酷い響イジメ…

春香「それじゃあ、今週も行きますよ~! 『生っすか?!』」
千早・美希・スタジオ観覧者「サンデー!」

Opening

相変わらず釘付けですが、今週は泣きませんでした。
そして、久しぶりに5thライブBR&DVDのCMが、

Aパート

CM明けジングルから始まるのか、芸コマだな。
ブリッジ音と共にカメラが切り替わり、斜め前方から千早をアップに、

千早「な、『生っすか?!』」

千早のたどたどしい感じと、それを受けてふっと解ける春香の笑顔がたまらんw

美希「さて、次の中継は? やよいー!」
やよい「はーい、スタジオの皆さーん」

やよいメインで何人か固定ではないサポートメンバーが付く形式の外から中継するコーナーのようです。

やよい「私は今、たけのこ幼稚園さんに来てるんですよ~。じゃじゃーん、今週のお助けパートナーは、あずささんと伊織ちゃんです」

チャイルドスモックwwww
やよいと伊織は兎も角、あずささんのチャイルドスモックが許されるのはレオパル本だけですよ。

伊織「みんなー、こんにちはー!」
園児「こんにちはー!」
やよい「今日は幼稚園はお休みなんですけど、みんなこの中継のために来てくれました」
伊織「やよいもあずさもデコちゃんも、その衣装とってもかわいいの!」
千早「高槻さんとってもかわいい…」

いや、あずささんは犯罪ですから、

千早「これ、放送できるのかしら…」

いえ、生放送です。

やよい「それじゃあ、今週も皆さんに、笑顔とハッピーをお届けしちゃいまーす! みんなー、集まってー!『スマイル体操』いっくよー!」

そwうwきwたwかw
すげー、完璧過ぎる。完全に曲を活かしきったシチュエーション描きやがった。

スタジオの後ろで心配そうに見守る赤羽根PとりっちゃんP、
「スマイル体操」の間に台本を確認するスタジオの美希は、Pの視線に気付いて投げキッス。
青い顔で×サインを出すPと、笑顔で手を振る美希、それを止めようとする春香…

律子「961プロ、あれ以降特に何も仕掛けて来ないですね」
P「あぁ、まだ、今のところはな。でも…、みんな、今はプロとして、目の前の仕事に集中できてる」
律子「ええ」
P「まずは、それが大事だよな」

曲が終わり、映像はスタジオに戻る。

春香「みんなの元気が、スタジオにも伝わって来たよね」
美希「美希も、あの衣装着たかったな~」
スタジオ観覧者「ヒュー!」

美希は心得てるなぁ。
その器用さを中の人にも少し分けてあげるべき、

千早「さて、続いてのコーナーは?」
春香「面白そうなタイトルだよ。題して、『菊地真改造計画』」

春香に呼ばれた中継先の雪歩、コーナー説明を始めるも…突然カメラが切り替わって響の走ってる姿が挟まれ、番組タイトルロゴへ。アクシデントのようです。

千早「一瞬、我那覇さんの映像が…」
春香「…えっ?!」

春香さんの視線の先には、番組ADが掲げるスケッチブックに「フォローして」の文字。

春香「えーっと、雪歩…あ、あれ? 確か台本だと…」
美希「春香、台本とか言っちゃダメなの」

スタジオ観覧者に笑われる春香。

P「ド、ドンマイ…」

映像は雪歩に戻ります。

雪歩「いつもかっこいい真ちゃんですが、そんな真ちゃんを、もっとかっこよくしたいと言う事で、こちらのお店の御協力の下、あれこれ、真ちゃんのコーディネートを実験、あ、じゃなかった…挑戦してみようという企画です」

真クン大好きな美希も、当然食い付きのイイ企画なのですw
雪歩は説明しながら試着室の前へ。

雪歩「まず最初は、真ちゃんが自分で選んだお洋服の発表です。私も楽しみです~」

嫌な予感しかしないw

雪歩「それでは登場して貰いましょう。真ちゃん、どうぞ!」
真「きゃっぴぴぴぴ~ん! まっこまっこり~ん! 菊地真ちゃんなりよー!」

静まり返るスタジオ、黙ったまま試着室のカーテンを閉じる雪歩、

真「あれ? 反応が…、ちょっと、雪歩、なんか言ってよー!」
春香「流石に、ちょっと、無理があるんじゃないかな…」
美希「美希的には、あんまり嬉しくない感じなの」

あぁ、やっぱり残念な感じにw

雪歩「違う! 違うよ真ちゃん! そんなの誰も望んでない! 誰も得しないよぉ!」
真「えぇっ?」

誰得ww この辺りは良い意味で「あずみん雪歩」の味が出てるなぁ。

雪歩「皆さん、お任せ下さい。次は私が責任を持って、真ちゃんを大改造しちゃいます。それでは…一旦、スタジオへお返しします!」

気迫溢るる雪歩、真の試着室へ飛び込む。
スタジオで一言ずつコメントが入り、「あみまみちゃん」なるコーナーへ。
黄色い全身タイツでの双子芸、「モジモジくん」と「ザ・たっち」を元ネタとしたコントか。

亜美真美「「幽体離脱」」
亜美「からの…」
亜美真美「「鯵の開き」」
真美「からの…」
亜美真美「「鏡餅」」

「2」以前には二人で一人のアイドル「双海亜美」として活動していて、「2」ではそれぞれ別々に活動している亜美と真美。二人一組の双子アイドルとして活動している姿が見られるのは(今のところ)アニマスだけ!

その映像の間、舞台裏で何やら説明を受けているメインパーソナリティーの三人。

AD「V終わり、CM入ります。次スタジオ、3分30秒後です」

幼稚園で園児と戯れる伊織、真剣な表情で真の服を選ぶ雪歩、走り続ける響…

千早「本番はあっと言う間ね」
春香「だよね~、私ももう振り回されちゃって…」
P「一旦お疲れ」
美希「ハ…」
千早・春香「「あっ」」
美希「プロデューサー!」

美希あぶねーなw

美希「ねえねえ、どうだった? 美希、ちゃんと出来てたよね?」
P「ちょっと冷や冷やしたけど、さっきのフォローはよかったぞ」
美希「あは☆」
P「後半も、頑張って行こうな」
春香「はい!」
律子「みんな、だいぶ慣れて来たわね」
P「千早は、もうちょっと肩の力を抜いた方がいいかもな」
千早「あ、はい………(溜息)力を抜く…」

まつり縫いの如く少しずつ少しずつ描かれる千早の物語が、気になって仕方ない。
放送の方は「あみまみちゃん」が終わり、走り続ける響の映像をジングルに…CMへ。

Bパート

CM明けジングルでは春香にカメラがフォーカスするも、水を飲んでいた春香は対応できず咳き込んでしまい、美希が代わりに「生っすか?!」。
中の人ではよくある光景だけに、元ネタと言う表現が合うものかどうかw

再び「響CHALLENGE!」のコーナーでカメラは響へ。
森を背に、看板に手を付いて水を飲んで休憩中の響。

千早「苦しそうだけど、大丈夫?」
響「な、なんくるないさー! 絶対ゴールするから、見ててよね!」

そう言う響の後ろの看板には「熊出没注意」…ってか、その絵柄は北海道「熊出没注意」ラーメンだろw
それに、北海道では無いとしても明らかに関東近郊じゃねーぞw 24時間テレビじゃないんだから、

とか思ってたら、次のコーナーは「四条貴音のラーメン探訪」。
え? 今の熊出没注意ラーメンから繋げたって事?w

貴音「ラーメン、それは最早ただの食に非ず。日々探究、精進して行く道であり、人そのもの。ラーメンは文化、ラーメンは進化、ラーメンは可能性。今日もまた新しい出会いを探して…」

…どこから突っ込んでいいやらw

貴音「青空に 指で字を書く 秋の暮れ…木々の葉もすっかり色付いてまいりました。皆さん、如何お過ごしですか。四条貴音です」
真美「ねぇねぇお姫ちん、今日はどんなラーメン食べに行くの?」
亜美「亜美たちお昼食べてないからお腹ぺこぺこだよ~」
貴音「真美、亜美、はやる気持ちは分かりますが、まずは心落ち着けなさい。出会いは一期一会、静かな気持ちで臨むのです」
真美「ははー」
亜美「姫様の仰せのままに」

亜美真美の出番がコント「あみまみちゃん」だけじゃなくて良かったw
うんうん、この組み合わせもいいなぁ。この亜美真美の服も元ネタありそうな引っ掛かり具合なんだが…

貴音「ここが本日訪ねるお店、ラーメン二十郎」

ラーメン二郎www
いや、予告でアレが出てたから分かっては居ましたが、

貴音「麺カタ 辛め野菜ダブル ニンニク脂増し増し」
真美「それって何の呪文?」
亜美「なんか通っぽいよね」

この辺りから笑いどころが連続し過ぎて腹筋がヤヴァくなる…
そして登場するラーメン…いや、丼に堆く積み上げられしモヤシの山w

真美「りょ、量が多過ぎて凄いビジュアルになってるよ」
亜美「亜美には無理だけど、真美ならこれくらい楽勝だよね?」
真美「うぇええ、真美だってこんなの無理だよ~!」
貴音「真美、亜美、後がつかえていますよ。速やかに粛々と食すのです。お客の流れを滞らせると、ロットなるものが乱れて、お店に迷惑が掛かると言います」
真美「何それ~?」
亜美「わーん、お姫ちんが何か怖いよ~」

ロットwwww こwれwはwひwどwいw

VTRの間、舞台裏で休憩中の春香、千早、美希。

千早「私、まだ固いのかしら?」
春香「え? そんな事、無いと思うけど…」
千早「私も、春香や美希みたいになれればいいんだけど…」
春香「えー? 私になっちゃダメだよ。さっきだって失敗しちゃったし、いまだにアドリブとか来ると、わーって、パニックになっちゃうもん」

そんな二人の視線の先には、アッキー似のヘアメイクさんに頭を直して貰いながら屈託無い笑顔でPと話してる美希。

春香「美希はすごいよねー。自分の気持ちにまっすぐな感じって言うか、ブレないなーって、いつも感心しちゃう」

美希は確かにスペシャルだけど、美希の様な器用さが無くても、春香も千早もスペシャルなんだよ。
って言うか千早ぁぁぁあああ!(ガバッ)

VTRへ戻ります。

貴音「美味しゅうございました」
亜美「うぅ…美味しい、美味しいけど…」(半べそ)
真美「食べても食べてもモヤシがちっとも減らないよぉ」(半べそ)
亜美「モヤシ残したらやよいっちにも怒られそうだし…」
真美「まさかの体当たりロケだよ」

二人してカウンターに崩れ落ちんばかりの中、一人涼しい顔の貴音。

貴音「四条貴音のラーメン探訪、今週も素晴らしい出会いがありました。来週もまた、次の出会いを求めて」

再びCM明けと同じ演出で、今度はちゃんと春香の「生っすか?!」
やはりコーナー明けのコメントが入るのですが、その三人の、と言うか春香の前にはゆうパックの箱が!
ちょwww おまwwww それを、それをやるのか! てめぇらの血は何色だぁぁあああ!

千早「さて、スタジオに運ばれて来たのは?」
美希「今週の差し入れ~。さっき紹介した、ラーメン二十郎さんから、試作品の『二十郎アイス』なの」
春香「どれどれ? (箱を開けようとして…)ん? んん~、あっ」
千早「あっ、ぷっ、くくくく…」

い、息が出来なかったw なんと言う再現度。
確かPreStarのアレは中村先生が左でミンゴスが右だったはず。
これ左右反転すればまんまだろ。ミンゴスの、じゃなかった、千早の突っ伏す角度がまさにミンゴスだもんw
見比べたわけじゃないんで、たぶん、だけど、これはもうトレースと言うべきレベル。

アイスの感想コメントに四苦八苦する春香、フォローに入ったはずの美希も大変なミスを…

P「…美希ぃ」
律子「…後で説教しときます」

既に腹筋が悲鳴を上げているが、真にヤヴァイのはここからだった。

美希「次は、この映画の予告なの!」

亜美真美による春香のモノマネ…からの、メタなネタ「プロデューサーさん、映画ですよ、映画」…からの、まさかのジャイアントロボ+グレンラガンww 「トップをねらえ!」他、色々混ざってます。

予告編

亜美「キラジェム全開!」
真美「行っけー!」
亜美真美「「キサラギー!!」」
キサラギ「くっ」

主役機「IMAS-765-S キサラギ」はジャイアントロボですね。
腕時計型コントローラーからの音声入力操作で、操縦者の亜美・真美は機体の肩の上に乗る形。基本ポーズは実写特撮版?
ってか、敵の「怪ロボット アズサイズ」(搭乗者:伊織)も十分にジャイアントロボのノリですか、デザインはどちらかと言えば今川版。

味方機「IMAS-765-N リッチェーン」(搭乗者:美希)の裏切りと言うシチュエーションはSPですか。
「怪ロボット ユキドリル」操縦者:貴音の「穴掘って埋めて差し上げます」に噴いた。
このユキドリルのデザインも今川版テイストだなぁ。
ナイトメアブラッド風の衣装の貴音がウラエヌスみたいに機体の「頭上」に乗ってます。
ユキドリルの響への攻撃を身を挺して食い止める動物達はヤッターマン風のメカ化デザイン。

アズサイズとリッチェーンを倒したところで表れる敵のボス「ハルシュタイン閣下」とその配下のやよい、真。
まさに期待通りのパンキッシュゴシック春閣下であります。

ハルシュタイン閣下「おそれ、ひれ伏し、あがめたてまつりなさい!」

劇場版キサラギ主題歌はまさかの「arcadia」。
流石にこれは「arcadiaの無駄使い」と呟かざるを得なかったw
「主題歌を歌わせるから」と言って千早に主役メカの声の出演を承諾させた流れが見えるぜ!

亜美「受け取ったよ、ミキミキ」
真美「これが、キサラギの…」
亜美真美「「最終形態ー!」」

まさにグレンの頭頂部にラガンをぶっ刺すのと同じぐらい強引な合体が…合体?(^-^;;
こ、これが無尽合体、か…。

正式タイトルは、「劇場版 無尽合体キサラギ ~宇宙の果てまでイッテきM@S~」らしいです。
また何か混ざったよ!w

亜美「オーバーマスターしかない」
真美「見せ付けてやる!」
亜美真美「「行っけー! キサラギ!!」」

…どーすんだ、これw
錦織監督のセルフパロディと言うよりは、ニコマスからの逆輸入の様な気がします。
何はともあれ、春閣下もメカ千早も回収完了、「オーバーマスターって意味はよく分かんないけどなんかカッコイイよね」ネタも回収、と(をい

戻ります

ミンゴスの、もとい、千早の思い出し笑いはともかくとして、番組は「菊地真改造計画」Part2へ。

雪歩「はい、こちら、真ちゃんの着替えは完了してます。ふぅ~、我ながら良い仕事ができました」
真「…そうかなぁ?」

ちゅーこって、雪歩プロデュースの真衣装お披露目。

雪歩「それじゃあ登場して貰いましょう。新たに生まれ変わった、菊地真ちゃんです!じゃじゃーん!」
真「君を好きになってもいいですか? 生まれ変わった、菊地真です」

黒のドレスシャツで決め顔の真に、スタジオの女子大歓声w

「まだまだ物足りない」と雪歩による衣装チェンジは続く…

真「先輩、こいつ俺のなんで、気安く触らないで貰えますか?」

ワイシャツ&ネクタイの着崩しスタイル、美希も目の色変えて食い付くww

雪歩「いいよいいよ、更に更に、倍率ドン! 更に倍!」

…あぁ、もう、何と言ったらいいか…平田さんノリノリじゃねーか。

雪歩「あとあと、これとか、これとか…」
真「ちょ、ちょっと、雪歩、目が怖い…か、カメラ、スタジオにお返ししまーす!」

濁った目キター!
病み雪歩もこれで回収、とw

スタジオに戻ると、お知らせが。

美希「えーっと、さっきの春香の衝撃映像を、番組ホームページで配信? みんなアクセスしてねー、だって」
春香「えー?」

まさか本当にやるとはw
ミンゴスの、じゃなかった、千早の思い出し笑いはともかくとして、続いてお天気コーナー。
担当は中継先のやよいのようです。

やよい「ご覧下さい。現在の関東のお空です。綺麗な夕暮れですねー。雲ひとつありません。週末は良いお天気に恵まれました。まさに、えっと、ぎょうらくびわ…」
伊織「(小声)行楽日和!」
やよい「あ、こうらくびよりでしたね。ただ、一部のやままべ…」
伊織「(小声)山間部!」
やよい「あう…」
園児「やよいちゃん頑張れー!」

これもある意味中の人ネタですw
赤羽根Pは胃が痛そう。

美希「やよいー、あずさー、デコちゃん、ありがとうなのー!」
伊織「誰がデコちゃんよ!」

番組も終盤に近付き、再び響の中継へ。

春香「さあ、今にも足音が聞こえてきそうですよー」
美希「響ー!」

雨が降ってます。ってか、未だに山道です。
やっぱり赤坂まで走れる距離ではなかったようです。ひどい響イジメ…

響「うわーん」
美希「響、今、どの辺りなの?」
響「前が、前が全然見えない! ホントに道あってるの?!」

雨の中を泣きながら走る響、MAJIカワイソス…

美希「スタジオの声が、上手く届いてないみたいなの」
春香「これ、絶対近くじゃないよね?」
千早「あ、エンディングが…はい、今週もお別れの時間となりました。あら? と言う事は…」
春香「はい、今回の『響CHALLENGE!』は、残念ながら…失敗!」
美希「残念なの~」
春香「え? 響ちゃんはとりあえず完走を目指す…って、大丈夫なんですか?」
美希「『響CHALLENGE!』の続報は、番組ホームページでお伝えしますなの!」

これもまさか本当にやるとはw

小鳥「響ちゃん大丈夫かしら。風邪ひかなきゃいいけど…。でも、今週も面白かったなぁ。うーん、貴重な雪歩ちゃんと真ちゃんの絡みも見れたし、ほむほむ、眼福眼福。さっそく焼いて、保存しとかなきゃ!」

でもって、〆がまさか小鳥さん独身生活ネタとは…Amazonの箱が眩しいぜ。
「ほむほむ」としか聴こえないよなぁと困ってたら、字幕情報も普通に「ほむほむ」だった件。

Ending

「MEGARE!」をバックに番組各コーナーのその後が描かれています。
幼稚園児達と戯れるやよい、伊織、あずささん。
雪歩に「はいはい、仮面舞踏会、仮面舞踏会」としか言いようの無いコスプレをさせられる真。
二郎にて、恐らくは自分の分を食べ終えたので亜美真美の分を片付けてる貴音。
雨が上がり、夕焼けの空を見上げる響。
そして、スタジオで「MEGARE!」をフリ付きで披露している春香、千早、美希。
からの、御約束のオチw

いやぁ、濃厚な30分でした。

感想

まさにヤリスギ上等な「悪ふざけ回」でありました。
この「自重しない」っぷりこそがまさにアイマス。その意味ではとても潔い。
予備回(放送休止時にDVDのみ収録とする話数調整用の回、メインのストーリーから切り離した一話完結のストーリーにして、休止が無い場合は最終回後に放送する)として使われてもおかしく無い様な大胆な展開ですが、まぁ、そこはほら、「小鳥さん妄想回」ってのが残されてますからw

まさに、「公式が病気」タグに恥じないはっちゃけぶりでしたし、メディアの、特に公式と非公式(二次・三次創作)の混ざり合いを意識させられるネタの詰め込み様でした。
例えば「無尽合体キサラギ」、これはアケマス期からの「千早の『おはよう!!朝ご飯』」(メカご飯)を起源とするメカ千早ネタなのか、グレンラガンのスタッフによるセルフパロディなのか、ニコマス「グレンラガン×アイマス」ネタの逆輸入なのか――と言う切り分け方をしてジャイアントロボやトップ成分をスルーしていいのか――と言う、オタ的には酒のあてに最適な複雑度を持っています。これをどう見るかは、その人自身のオタ的立ち位置を示すと言ってもいい。じゅるり、

脚本を担当された髙橋龍也さんのtweetによれば…

  • Twitter : @t_takahasi 髙橋龍也 1月14日 1:22 AM

    「重い内容が続いてるので」「むしろやり残しがないくらいに」「いいんですかっ!?」「どんどんやってくださいっ!」みたいな場の流れがあったりなかったり…。

確かに、ここまでやったらもう「やり残し」はそうは無いでしょう。
ストーリー本編で回収し難い特異な小ネタは一通り押さえたんじゃないかな、と。
これで、アニマスは残り話数全てを「まだ描かれた事の無い物語」に当てる事が出来るのだと思います。

いや、千早回と響回も期待してますけどね。

アニメ「THE IDOLM@STER」 第14話

感動の1期最終回(第13話)から1週間。
そう、僅か7日間にも関わらず、これほど待ち遠しい1週間は久しく記憶にありません。
そんな待望の2期が、今、スタート。

くっ、またしても、Openingで泣いてしまった。
イントロの歌い出しからAメロまで画面に釘付けで息ができない。
やられたなぁ。あれほど感動した1期OPをいとも軽々と跳び越えやがった。

と言う訳で、いつもの様に感想は後日!
あ、余談ですが、アイステイベント当選してました。10日に横浜へ行きます。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

十四話「変わりじめた世界!」

2期の最初シーンは春香さんのモノローグと秋の街から。
そして、河原に揺れるススキを見下ろす道を自転車で走る春香さん。
駐輪場に自転車を止め、駅の改札を抜けた後に転びそうになり…、第一話の構図をなぞってるんですね。
ガラガラの電車の中でふと見上げると、週刊誌の吊り広告には765プロの面々。
やがて電車が混雑し始めると、本を読んでいた手を止め、メガネをして帽子を被る。
うん、春香さんはメガネもかわいい。

電車を降り改札を出ると、駅には「765PRO ALL STARS」名義でのファーストアルバムの広告がデカデカ展開されていたりして、前回第13話からの時間経過と環境の変化を示しています。

事務所に着いた春香さん、

「おはようございまーす。…あれ? 誰も居ないの?」

ホワイトボードを埋めるメンバーそれぞれのスケジュール。
「響:屋外ロケ」「真:王子様TVゲスト」「雪歩:舞台けいこ」「響・真美:新番バラエティ」「美希:特番ゲスト」「やよい:映画宣伝部長」「貴音:ラーメン番組うちあわせ」「美希:雑誌インタビュー」…
とてもじゃないが書き出し切れないw

と、そこに小鳥さん。

小鳥「あら、春香ちゃん、おはよう」
春香「あ、小鳥さん、おはようございます」
小鳥「春香ちゃん、今日は午後から雑誌の取材があるのよね?」
春香「はい」
小鳥「最近、みんながあんまり事務所に居ないから、私、ちょっぴり寂しい…ううん、いけないわ、小鳥、ここは素直に喜ばないと」

事務所に小鳥さんと春香さんしか居ない状況ってのも、環境の変化を強く感じさせます。
小鳥さんは時計を見て慌ててテレビを付け、やよい出演のお料理番組をオンエアチェック。

小鳥「よしよし、『さ行』がちゃんと言えたわね。やよいちゃん、いい調子じゃない」

再び春香さんのモノローグで〆て、待望の新OP「CHANGE!!!!」へ。

Opening

ええ、不覚にも泣いてしまいましたよ。
まぁ、瞬きする暇もなく画面に食いついてたから、目が乾いたのかも知れんね。

最初のシーンは各イメージカラーの★と、そのキャラクターの単独の絵が交互に。
→春香→→千早→→やよい…
と言う様に、どんどん星が増えて行く。美希が加わり星は四角い並びに、亜美と雪歩が加わると円形に並んで回転し始め、響、貴音、伊織、真、真美、あずささん、りっちゃん、と次々に配列を変えてゆく。
この前サビの部分、ハンドクラップ(手拍子)で始まってるのもテンション上がっちゃうなぁ。テレビの前で手拍子を我慢するのが難しいw

春香さんの振りで前サビを〆て、イントロで横並びのカラフルなシルエットが中央に収束して「THE IDOLM@STER」のロゴが展開される御約束のタイトル。
ここは13話のステージシーンや竜宮小町のテレビ出演時のステージシーンのパッチワークですね。13話が生かされているのが何だか嬉しい。
「ダダン、ダン、ダン、ダーン!」でイントロの最後の一音に「自分REST@RT」の雪歩のウインクを持って来たのはあざといぞw

Aメロでは、さっきのメガネ&帽子姿で街を走る春香さん、テレビの収録を見守るりっちゃん、やよいおりのお料理番組、雪歩と真の公開スタジオでのラジオ、そして、正装して並ぶ一同。
クイズ番組に出演する亜美・真美・あずささん、「2」のDLC衣装マイディアヴァンパイアを着て記者発表中のプロジェクトフェアリー…もとい、響・美希・貴音。
スポットライトを浴びて熱唱する千早の横顔、カメラが引くと、楽しそうに全身で踊る幼少期の千早が。

歌詞と映像の合わせ方も相変わらず凄い。
「テレビでショータイム」にタイミング合わせてやよいおりがポーズ決めたり、「何度NGでも」であずささんがクイズの回答者だったりするのは序の口で、「どんなライバルだって」で響・美希・貴音なんだぜ? ここで「SP」ネタ仕込んでくるとか思わねーじゃん。で、「負けないでトライアゲイン」で幼少期の自分自身の幻と共に歌う千早なの。そりゃ、泣くよね。
で、夕日を背にしたメンバーが、「進め、何処までも、Show must go on!」で一斉に顔を上げ、一番星を指差し、走り出すの。熱過ぎる。やり過ぎです。

一番星の光が爆発して画面を真っ白に埋め尽くし、春香さんの踏み出した一歩と共にイントロの12色の星がパァっと広がる。
で、「3,2,1」のカウントダウンで普段着の春香さんがステージ衣装のアイドル春香さんに大変身。
ここからのサビが怒涛の展開。

春香さんから美希、亜美真美、真、雪歩と、ステージ衣装でカラフルな星の舞う白い空間を次々飛んで来る。浮遊感・飛翔感が気持ちいい。
千早、伊織、やよいとそれぞれに「らしい」動きで飛んで来て、響、あずささん、りっちゃんはカメラの手前側から走って来ました。ってか、りっちゃんもステージ衣装、だと?
最後に貴音がフレームインしたと思ったら、そのままシームレスに貴音を後列センターとしたカルテット(春香、千早、亜美、貴音、あずささん)でのダンスシーンへ。
伊織・雪歩、美希・響・春香・あずささん、とメンバーは入れ変わり、りっちゃんもステージ衣装でしっかり踊ってます。
最後のカルテットで後列センターで踊るやよいに高速でカメラが突っ込み、おでこに衝突しかける大胆な悪戯も。
まさに息も吐かせぬ1分半でした。

  • Twitter : @asamingosu 今井麻美 10月7日 8:05 AM

    あのねあのね、じゃん、じゃん!でりっちゃんが入ってくるところと、おでこすれすれやよいショットが中毒なんだ。はあはあ。

あぁ、もう、俺このオープニング何回見てるんだろう。
1期オープニングはようやく涙ぐまずに見れるようになったのに、またも泣かされてしまった。

Aパート

引き続き春香さんのモノローグから…

春香「ファーストライブが終わってから、ホント色々な事が変わりました。その中でも、一番大きな事って言えば…何と言っても、お仕事がびっくりするぐらい増えたこと!」

大きな撮影スタジオで衣装合わせをしている一同…

美希「すっごくかわいいのー! ここプニプニしてて面白いの!」

美希のその衣装はメロンをモチーフとしてるのかな?
上の階から階段を降りて来た三人、あずささんはグレープフルーツ、亜美はレモン、真美はバナナか。
そこに、ドアを蹴破るように転がり込んできた変装姿の二人。

美希「真くん、おはようなの」
真「うぇ! 美希、僕って分かる?」
美希「うん、バレバレなの」
響「ほら! やっぱり」
あずさ「あの~、どなたですか?」
響「え?」
亜美「泥棒だ!」
真美「変態だ!」

響はやり過ぎです。

響「真がファンの子に気付かれちゃって、大変だったんだ」
真「僕、ちゃんと変装してきたじゃないか」
亜美「いやいやいや、その格好」
真美「むしろ、まこちん度が増してますな」

ボーイッシュでかわいいよ。
別室では雪歩と貴音。

貴音「雪歩、舞台の稽古は順調ですか?」
雪歩「ミュージカルだから、歌にダンスにお芝居と、やる事がたくさんあり過ぎて…」
貴音「ふふっ、雪歩、そう言いながらも、ずいぶんと余裕があるようですね」

「お芝居は自信あり」と語る雪歩の表情は晴れ晴れとしている。
ブドウの衣装の千早から、練習中の曲をポータブルCDプレイヤーで聞かせてもらっているイチゴの衣装の春香。
ハルチハはひとつのイヤフォンを分け合っている姿がしっくりと来る組み合わせだよね。

「挑戦しがいのあるいい曲」と語る千早の表情もこれまた晴れ晴れ。
ええ、千早さんは歌のお仕事さえ順調なら生き生きしてられる子ですから、

個々のシーンを表情を取り上げながら、春香さんのモノローグは皆それぞれに仕事が広がりつつある事を紹介する。
階段を下りて来てPから「似合ってる」と声をかけられたのは桃の衣装の伊織、

伊織「ちょっと子供っぽくないかしら」
P「そんな事無いよ」

嬉しそうに笑う伊織…おぉぅ、すっかりデレとるw だが…

美希「ねぇ、ハニー! 美希も似合ってる?」

美希の割り込みに怒る伊織、ってか、もう「ハニー」なのか。
12話でアニマスにおける美希シナリオはほぼ消化と言うところでしょうかね。

りっちゃんPと赤羽根Pのスケジュール調整の会話から、

律子「善澤さん、またウチの事取り上げてくれてますよ」

事務所の皆から『社長の御茶飲み友達』と見られていた「善澤さん」が実は凄い記者で、彼のライブ記事で知名度がアップしたと言う説明も。
そして、Pが(若干説明臭い台詞ながら)善澤さんの記事の反響でテレビ誌の表紙を飾れるようになった事に触れる。
この某AKBの野菜ジュースCMを髣髴とさせる衣装は、その撮影だったんですね。

写真撮影のために全員でポーズを決めるところから、心躍るあのイントロが…
今日の挿入歌は「キミはメロディ」、いい曲です。とてもいい曲です。
シーンは渋谷駅巨大広告、ブレザーの衣装でテレビ番組「生っすか!? サンデー」に出演する春香・千早・美希、アバンタイトルでも登場した料理番組「お料理さしすせそ」に出演するやよい、PS3の新衣装「プリンセスメロディ♪」を思わせる衣装で記者達の質問に応じる竜宮小町、銀英伝舞台化ですね分かりますと言いたくなる様な衣装でポーズを決めて撮影の真王子と貴音…
シーンが電車の中に変わると、女子学生達の携帯電話や鞄には「ぷちます」ストラップが! なんと、こう来たか!
動物園のサル山でのレポートでニホンザルに帽子を奪われる響、ミュージカルの練習中の雪歩、レコーディング中の千早、「GIRLS COLLECTION」出演の美希、そして、渋谷駅前交差点の巨大モニターで1stアルバムのPVが流れるシーンで〆。
おいおい、いきなりブーストし過ぎだろ。善澤記者チート過ぎるぞw

挿入歌が終わると、テレビ局の廊下を歩く春香とやよい。
胸にデカデカと「6」と書かれた、どう見てもバラエティ向けな珍妙な衣装です。TBSは6チャンネル!

やよい「春香さん、今日はバッチリでしたねー」
春香「『掛け合いトーク、はずんでたねー』って、ディレクターさん、褒めてくれたもんね」

レギュラーなのか2周連続ゲストなのかは分かりませんが、「来週」も同じお仕事があるみたいです。
で、盛り上がって控え室前で2人でハイタッチしてたら、Jupiterの三人が通り掛かり、いつぞやのように春香さんが鬼ヶ島羅刹さんと接触。

冬馬「おい、危ねぇだろ!」
春香「あ、ジュピターの…ご、ごめんなさい(ぺこり)」
冬馬「ちっ、こんなところで騒いでるんじゃねーよ」
春香「すみません(ぺこり)」

ここでふと控え室の名札を見た羅刹さん、

冬馬「ん? へー、お前らが765プロなのか…ふーん」
春香「…そ、そうですけど?」
北斗「その様子だと、まだ知らないみたいだね」
翔太「おっきのっどく~」
春香「何の事ですか?」

どうやら黒井社長が何か仕掛けたみたいですね。
ただ、Jupiter側に明確な敵意があるわけでもないので、この辺りは黒井のおっさんと温度差が出てくるわけですが…

シーンは変わって、夕方の事務所。
箱いっぱいのファンレターを運ぶ小鳥さん、

律子「ファンレター?」
小鳥「今週も、こんなに」
律子「うわー、これ凄いですね」
小鳥「毎週どんどん増えてきて、整理するのも一苦労ですよ」

お茶してた美希、雪歩、亜美真美、あずささんは、「今日ってこの前撮影したテレビ誌の発売日じゃないの?」と、Pが届いているはずの見本誌を探すが、見つからない。

亜美「いおりんが、本屋に寄って買ってくるって言ってたから、それを待つしかないね」
雪歩「どんな風に写ってるのかな~」
美希「きっとみんな、すっごくかわいく写ってるって思うな~」
あずさ「なんだか、撮影している内に、本当にグレープフルーツになっちゃうんじゃないかって思っちゃったわ」
真美「いや、あずさお姉ちゃんは既にグレープフルーツなのでは?」
亜美「いやいや、むしろスイカですな」
亜美真美「「ぐふふふふ…」」

これもお約束である。
と、ここに大変御立腹の様子で入ってくる伊織。例のテレビ誌をPに叩き付け、「どーゆー事なのよ!」
何故か、表紙を飾っているのはJupiter…

掲載号を間違えたのか、等と騒ぐ中、編集部に問い合わせの電話を入れる赤羽根P。
電話に出た相手は平謝りしてはいるものの、「私の立場ではお話できない」と事情は明かされない。
騒ぎに気付いて「どうしたんだね?」と顔を出した社長、

律子「社長、これ…」
社長「これは…はっ、まさかな」

遂に、アニマスにおいても高木順一郎・順二郎と黒井崇男の因縁が語られるのか?!

Bパート

CM明けからいきなり黒井社長登場ですよ。
このBGMも「2」での黒井社長のテーマそのまま(ノーアレンジ)だよね。
まぁ、メロディの無い曲なのでアレンジのしようが無いんだろうとは思うが、

冬馬「いくら相手が765プロだからって、ここまでするとは…まったく、黒井のオッサン半端ねぇな」
黒井「はっ、これでもまだぬるいくらいだ! 765プロの汚さはお前達も知ってるだろ」
冬馬「何度も聴いてるって」
黒井「鬱陶しいアリンコなど、踏み潰してやるだけだ! いずれ業界をノワールに染め上げてやる」
翔太「アリンコも黒だよね」
黒井「この私に楯突こうなどと百万年早い!」

語気は猛々しいですが、一人オセロはあまりにも様にならないですw
ちなみに、ゲーム(「2」)の方では黒井社長の吹聴する「765プロの悪評」を真に受けていたのは純朴な冬馬クンだけだったと言うオチがありまして、たぶんその辺も準拠なんでしょうなぁ。
今後の北斗クンの言動に注目が集まります。

再び765プロ。

善澤記者「私が調べた限り、961プロの黒井社長が裏から手を回して、表紙を差し替えたのは間違いない」
社長「圧力か…」
P「圧力? どうしてウチに?」
社長「うん、まだ君達には話していなかったな…」

ここで小鳥さんが少し目を伏せる。
この辺りは「2」よりもむしろ「SP」準拠と言うところでしょうか。
アニマスでの新設定としては、この善澤記者も高木&黒井のプロデューサー時代からお付き合いがある、と。

律子「でも、どうして私達を叩くんですか?」
善澤記者「出る杭は打たれると言う事かな。黒井社長の目に留まるほど、君達が急成長したって事だよ」
律子「ひどい、こんな汚い真似をするなんて…」
P「つまりこれは、黒井社長の宣戦布告と言う事ですか」
社長「そう言う事になるのかな。だが、彼は今の我々がマトモにやりあえる相手ではないんだよ」

ちゅーこって、一同不満たらたら。
伊織も「我慢できないわ」と家の力を行使する事を宣言するも、Pに止められる。

P「そんな事しちゃダメだ」
伊織「じゃあどうすればいいのよ!」
亜美「そうだよ兄ちゃん、最初に汚い手を使ったのはあっちでしょ」
真美「そうそう、『目には目を、ハニワにはニーハオ』って言うじゃん!」
貴音「真美、それを言うなら『歯には歯を』では?」

亜美真美のお約束w
「泣き寝入りするのか」と詰め寄られ、雑誌社には抗議するが「仕返し」はダメ、と宣言する赤羽根P。
だが、当然ながら一同の行き場の無い不満が噴出する。

伊織「あんた、負けたまま引き下がるつもり?!」
P「伊織…」

くぎゅの、もとい、伊織の怒声はガツンと心に響くなぁ。
こーゆー純度の高い感情の篭った声の演技が声優の最大の魅力だと思う。

春香「……あの」
美希「負けてないよ!」
春香「美希」
美希「美希たち、負けたわけじゃないって思うな。だってこの写真、全然かっこよくないの。美希たちの方が超かわいく撮れてたよ」

美希、相変わらずのナイスフォロー。

P「あの写真、すごくいい出来だったよな。久々にみんな揃っての仕事だったし、みんなの気合の入りようも伝わってきた。俺も現場に居て、『これはいい表紙になるな』って思ったよ。だから、みんなの腹立たしい気持ちも良く分かる」

褒めるところは褒める。だいじです。

P「でもな、だからって、相手と同じ様なマネをする事は無い。仕事では決して負けてなかったんだ。なら、正々堂々、アイドルとして勝負していけばいい。みんなで頑張って、765プロを961プロが手出しできないぐらいの事務所にすればいいだろ」
伊織「それはそうだけど…、でも、すぐには無理じゃない」
真「僕も、頭では分かってるんですけど、スッキリしません」
亜美「なんか、もやもやするよね」
P「うん、それでいい。俺の言っている事に、すぐに納得してくれとは言わない。それも込みでこの件は、社長と俺と律子に任せて欲しい。みんなの不満は俺が引き受けるから」

言ったな赤羽根P、頑張ってもらおうじゃないか。
俺も職場では下の子らにこの手の見栄を切って「顧客に対する不満」の収拾を図る事がありますが、正直ちゃんと消化・解決できてる自信は無いぜ!
俺の至らない所まで頑張れ赤羽根P(身勝手)

とりあえず落ち着きはしたものの、意気消沈して愚痴ってる一同。
そんな中、春香は一人で黙々とファンレターの仕分けをしてる小鳥さんに気付き…

春香「小鳥さん、私、手伝いますね」
小鳥「あら、ありがとう」

春香さんホント気の利く子。
で、小さい子が葉書一面に描いた絵に「かわいい」と声を上げると、やよいが連れる。
やよいはクマのぬいぐるみに食い付き、そこに更に亜美真美が、そして、りっちゃんが、と盛り上がり始める。

やよい「伊織ちゃん! じゃーん、これ、伊織ちゃんだよ」
伊織「こ、これ、私?」
美希「あ、似てるの~。すっごくデコちゃんって感じ」
伊織「どんな感じよ!」

ファンレターを読んで素直に喜ぶ一同。

伊織「…私達に出来る事って」
真「今やるべき事に全力を注ぐって事だよね。きっと」
律子「そうよ、そう言う事よね」
貴音「私達が勝負する相手は、961プロとやらではなく、頂点を目指す己自身…なのですね」
美希「きっとまたハニーが、もっとおっきな仕事、取って来てくれるよね。…ね?」

明るい笑い声が戻った事務所だったが、その中で千早は一人、ファンレターに同封された姉弟の写真に人知れず溜息を漏らす。
これは近々に千早回ありそうだなぁ。

亜美「よーし、それじゃーいつものヤツ頼むよ、はるるん」
春香「よーし! それじゃあ行くよ。目指せ、トップアイドル! 765プロ!」
一同「ファイトー! オーッ!」

千早が円陣に加わるところの描写でうっかり涙が出た。
どちらかと言えば非コミュ傾向な千早が、ともすれば一人の世界に閉じ篭りそうになるところを、仲間達の熱量に引っ張られて自ら明るい方向へ歩んでいく様子が…

社長「いやはや、アイドル諸君も、なかなかたくましくなったねぇ。こりゃ嬉しい限りだよ」
P「ええ」
社長「しかし、どうしたものかな。961プロの一件は…」
P「どこまで出来るか分かりませんが、プロデューサーとして、俺が何とかしたいと思います」
社長「うん、そうか」

ここも含め、善澤記者が台詞以上にその動きや目線で語ってて渋いですな。
本日のEndingは「SP」主題歌でもあるカラデイこと「Colorful Days」、これまた今回に相応しい選曲です。
Jupiterは「2」の要素ですが、現時点では「Jupiterとの対決」ではなく「961プロが立ち塞がった」と言う状況、「2」よりもむしろ対立勢力961プロダクションが初登場した「SP」を思い起こさせる部分が大きいのです。
そして映像は、テレビ誌の表紙撮影の様子。一枚目はキウイ衣装の響とメロン衣装の美希、二枚目はブドウ衣装の千早とリンゴ衣装の貴音、三枚目はイチゴ衣装の春香さんにぶつかってグレープフルーツ衣装のあずささんの胸に突っ込むバナナ衣装の真美、四枚目はレモン衣装の亜美とりっちゃん…の頭のパイナップルを眺めるパイナップル衣装の真、五枚目は洋ナシ衣装のやよいとチェリー衣装の雪歩とピーチ衣装の伊織、そして最後に全員が並んだ光景。
…これ、DLCで出さないかな?w

感想

961プロとの対立を試練とした物語が回り始めました。
Jupiterの出番増が予想される事は当然嬉しいですが、961プロダクション代表:黒井崇男社長は敵役としてかなり美味しいキャラクターなので、Pとの直接対決が楽しみでなりません。

それはそれとして…
「PROJECT IM@S 2nd VISION」においては、それ以前と違い、「ゲームが主幹でその他のメディアが枝」ではなく、各メディア・各コンテンツが並立する存在であると言うのは以前から言われていたところではありますが、アニメはアニメで各コンテンツを取り込む事で全メディアのハブ的なモノになろうとしてるんだなぁ、と言うのが今回感じたところ。
1期で「Radio For You!」ネタが出た時には単なるファンサービスだろうと思ってたわけですが、「2」ベースの環境でありながら、それとは相容れない「SP」や「DS」(今回は特に「SP」)をかなり深く絡めようと気を配っているあたり、もっと野心的な何か、敢えて言うならば、いわゆる「全称記号」なのではなかろうか、と。
かくして「ぷちます」をも取り込んでしまったわけで、この先ファミソンが出ようが順一郎前社長の孫が出ようが何の不思議も無いな、と言う気持ちになって参りましたよ。

アニメ「THE IDOLM@STER」 第13話

第一期を締め括る第13話、キャストもスタッフも放送前からざわざわしてましたが、怒涛の30分でした。
いやー、ライブって本当にいいものですね。(ライブとしては)凄まじく切り詰めたダイジェストではありましたが、

このタイミングで週末シクレとか、参加者が羨ましくて奥歯を噛み砕く勢いw
感想はまた週末にでも、
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

十三話「そして、彼女たちはきらめくテージへ」

会場の控え室の窓から青空を見上げるP、

P「うん、天気よし! 絶好の…」
社長「ライブ日和だなぁ!」

劇伴はアニマスオリジナル「友情」(ANIM@TION MASTER 02収録)、落ち着きのあるピアノソロから入り、ギターやバイオリンが加わりながら優しく広がる様子は、期待に溢れる朝の風景に相応しい。

社長「しかし、なんだなぁ。こうして念願のライブに漕ぎ着けられて、嬉しい限り。いやはや、感無量だよ」
P「いえ、まだまだです。ここがスタート地点です」
社長「んっふっふっふ、そうか? お、そろそろアイドル諸君も来る頃かな?」

竜宮小町 with 律子Pは収録で出てて、そこからの戻りに直接会場入りすると言う。
そして、控え室のテレビでは台風の接近を伝えるニュースが…(伏線)

9人「おはようございまーす!」
P「おはよう、今日は頑張ろうな!」

おっ? 今回はオープニング無しですか?
黒地に白で「THE IDOLM@STER」と書かれただけのカットから提供読み、そしてCMへ。
ここではエピソードタイトルも何も無しです。期待を煽るなぁ。(^-^)

Aパート

ライブポスター、フラワースタンド、調整室、控え室の前、と会場内の様子を示すカットが次々。
真美、やよい、貴音は控え室の化粧台で、雪歩、真、響はステージの上ではしゃいでいる。
劇伴は「READY!!!」インスト。うーん、これも上手い。なんかもう涙腺が弛むなw

春香「本当だったんだぁ」
千早「ん? 何の事?」
春香「ふふっ、昔、お父さんに連れて行ってもらったコンサートでね、あたし、一番後ろの席に座ってたんだ」
千早「うん」
春香「そしたらねぇ、ステージ上のアイドルが『一番後ろの人も、ちゃんと見えてるからねー』って…本当に見えるんだねぇ。…あたし、今日は一番後ろの人も、一番前の人と同じくらい楽しめるライブにしたいなぁ」
千早「…そうね」

あぁ、チクショウ。涙腺がもたねぇ。
しっかり本物のライブを、アイマスガールズの体験と言葉をキャラにフィードバックしてやがる。
ところで、このアイドルって神長瑠衣さんの事ですか?

P「美希? どうした? ぼんやりして」
美希「してないよ。美希、キラキラできるかなぁ?」
P「大丈夫だよ」

と、そこにりっちゃんからの電話が。
台風で新幹線が運休になったので、在来線を乗り継いで向かう、と。

あずさ「すごい風、飛ばされちゃいそうねぇ」
亜美「嵐じゃ、嵐がやって来たのじゃ」
伊織「まったく、よりにもよって何で今日なのよ」

りっちゃんは「リハには間に合わせる」と言うが、嫌な予感しかしない。
連絡を受けて控え室の9人にも動揺が広がる。

雪歩「律子さん達、大丈夫かなぁ?」
真「雪歩、心配しててもはじまらないよ」
雪歩「でも、なんか緊張すると、色々考えちゃって…」
貴音「雪歩、世の中には言霊と言う言葉もあります。滅多な事は口にしない方が良いと思いますよ」
雪歩「あっ」
真美「それにぃ、さっき亜美にメールしたら、ほら、こんな返事来てたから平気っしょ」

出た! ケータイ絵文字だけで書かれたメールw
プラグイン追加すれば書けない事も無いけど、メンドーなのでやりません。
11文字からなり、順に(傘)(台風)(目が×印な顔、失敗)(空白)(眼鏡)(飛び散る汗)(猫口)♥ ♪(ウインク)(ピースサイン)…猫口とウインクの絵文字は実際のケータイでは見た事無いなぁ。でも、何となく読めるよねw

雪歩「これ、なんて書いてあるの?」
真美「え? 『台風すごいけど、りっちゃんが頑張ってくれてるから、大丈夫』だって」
一同「…へぇ~」

と、そこにスタッフが、

スタッフ「出演者の皆さん、場当たりしたいと思いますのでステージ前へ集合してください」

舞台用語が来ましたね。ゲネプロより前の舞台上での進行確認、打ち合わせと言ったところでしょうか。
私は学生時代に放送部でお付き合いした程度なんで、詳しくは理解してませんが、

ステージ上でモニタースピーカーの音量確認をする千早。
舞台裏のPがりっちゃんに電話すると、電車も全て止まったのでレンタカーで戻ると言う。
まさに最悪の展開。リハには間に合わないと言うが、これは開演に間に合わない展開と見ていいだろう。
Pの電話に聞き耳を立てていた一同は電話越しに声援を送る。

律子「迷惑掛けてごめんなさい」
亜美「全力猛ダッシュでそっちに行くよ!」
あずさ「心配掛けてごめんなさい」
伊織「まぁ、このスーパーアイドル伊織ちゃんが行かないと、始まらないでしょ」
P「とにかく、気を付けて来るんだぞ」

「i」ピアノインストでうるっと…そうこうする内に遂に開場時間に。
東京ドームシティホール、もとい、「TOKYO EXCITE CITY HALL」上空も今にも振り出しそうな曇天です。
そう、ここで行われた6thライブ東京公演では実際、開場時刻直前に少し降られました。
ホールのロビーの様子とか、まさにそのまんまな感じですが…公式ライブグッズのサイリウムのお値段まで6thを参考にしなくていいです。あれはボッタクリ過ぎですよw

小鳥「開場しました。お客さんいっぱいですよ」
真「うわー、もう開場しちゃったよ」
雪歩「うぅっ、緊張してきたぁ」
春香「お、お客さん、いっぱいだって」
千早「ええ」

緊張感みなぎる一同、そして、竜宮小町が開演に間に合わない事を告げるP、

響「ねえねえ、どうするの? 竜宮小町が居なかったら不味いんでしょ?」
やよい「お客さん、がっかりしちゃいますよね」
真美「ねえ兄ちゃん、まさかライブ、中止にするんじゃ…」
P「中止にはしない。律子達が到着するまで、俺達で何とかしよう」

外は日が暮れ、雨が降り出す。
会場内では開演を30分遅らせる旨の放送(小鳥さん)が、
そして、竜宮小町が担当する曲を振り替えるセットリスト変更の打ち合わせへ。

響「急作りなセットリストだな…」
春香「でも、今はこれでやるしかないよね」
千早「誰か、竜宮小町が歌う事になってた『私はアイドル♥』できる人居る?」
美希「美希、できるよ!」
真美「あ、真美も!」
雪歩「え? でも、真美ちゃん、その後に『スタ→トスタ→』入っちゃってるよ」
真美「わ、そっかぁ。じゃあ、ゆきぴょんが『スタ→トスタ→』歌ってぇ」
雪歩「えぇっ?! 無理だよ~!」
響「…うわぁ、竜宮が来るまで持つか、不安になってきたぞ…」

大ピンチ!
ぼやいたり泣き言を言う響もこれはこれで響らしくてかわいいのです。

Bパート

社長に状況報告をするPと小鳥さん。

社長「うん、事情は分った。君達を信じよう。まぁ、いざとなったら私の手品で」
P&小鳥「(苦笑)」

ライブ前説ネタかw
揃いのステージ衣装「ピンクダイアモンド765」に身を包み、緊張した面持ちの面々。

P「みんな、ちょっと聞いてくれ。こんな状況での開演になってしまったけど、これを期に、765プロは結して竜宮小町だけじゃないって事を、お客さんに見てもらおうじゃないか。このステージを楽しみに来てくれている人達のために、全力を尽くそう」
美希「美希、やるよ。やっとここまで来たんだもん。どこまで行けるか試してみたい!」
春香「美希…うん」
P「よし、それじゃあスタンバイするぞ!」

やばい、美希MAJIヒロイン格。負けるな春香さん!
ともかく、「765プロ1stライブ てっぺん目指すよ」が遂に開演です。社長ネーミングなんだろうなぁ。
開演ブザー前にフライングでサイリウム折ってる早漏さんがチラホラ見られるのもお約束。
一曲目はもちろん「THE IDOLM@STER」。皆さんも、サイリウムを準備しているか否かに関わらず、イントロで思わず腰が上がったのではなかろうか?w

善澤「大ピンチだねぇ」
社長「大丈夫だ。ウチのアイドル諸君は粒揃いだからね」
善澤「ふむ。ま、それを世間に証明するチャンスでもある、か」

サイリウムを束で握り締めて(バルログではない)低めに振る社長。
ホールの外は雨が降り頻る。

ステージ上は春香さんソロの「乙女よ大志を抱け!!」。
そう言えば春香さん、1期で持ち弾ほとんど使っちゃってないか? 残ってるオリジナル楽曲は「I want」ぐらいじゃね?
一方控え室では、真美とやよいが「リボンが見つからない」と大騒ぎ。そこに響が「このスカーフ、代わりに使えるんじゃないか?」。

その真美とやよいがステージ上に向かい、デュオで「キラメキラリ」を。
さっきのスカーフは雪歩のものだったようで、またも騒ぎに。真は「メイクボックスが滅茶苦茶」と苛立つ。

春香「ただいま~」
千早「お疲れ、春香。お客さんどうだった?」
春香「うん、あんまり盛り上げられなかったかな? でも、まだまだこれからだよね」

シーンは変わって、雨降り頻る高速道路で渋滞に捕まってるりっちゃん一向。

亜美「ねぇ、りっちゃん、この車、空とか飛べないの?」
律子「飛べたらとっくに飛んでるわよ」

「GO MY WAY!!」ですね。

ステージ上では春香と千早の「My Best Friend」、だが、客席の反応は芳しくない。
「竜宮まだかなぁ?」「前座、ちょっと長くない?」

ぁぅぁぅぁぅ…

ステージ上はたぶん美希ソロの「私はアイドル♥」。
控え室ではパニクった響が真の進行表を借りようとしてお茶を零したり、真美が雪歩の衣装のジッパーを上げようとして破いてしまったりと大混乱。

貴音「二人とも、少し落ち着いた方がよいのでは?」

うん、お前も落ち着けw
ってか、響プレッシャーに弱ぇ。だが、そこもかわいい。

雪歩「こんなんじゃ、出られないよ…」
真美「ゴメンね、ゆきぴょん」
千早「とりあえず、少し落ち着きましょう」
貴音「そうですね」
響「うぅ…落ち着いたら、今度は色々不安になってきたぞ」
真「僕も、歌詞少し飛んじゃってるかも」
真美「なんか、お客さんも盛り上がってないって言うか…」
やよい「…やっぱり、私達だけじゃ…」

「THE IDOLM@STER」ピアノインストの響く中、我らがムードメーカー、春香さんが口を開く。

春香「ねぇ、みんな、今は、お客さんにどう見られるかより、自分達が何を届けたいかを考える事にしない? 私達、ずっと大勢のお客さんの前で歌う事を目標にやってきて、やっと、その夢が今日実現できてるんだよ。ちょっとぐらい不恰好でも、自分達ができる事、会場の隅から隅まで届けようよ。あれだけ、みんなで練習したんだもん。きっと、届くよ」
響「そうだな。今は、自分達が焦っても、仕方ないよね」
真「うん、たぶん、伊織達の方がもっと焦ってるよね」

車の中では声を殺して悔し泣きの伊織。
その力を発揮出来ない事を何よりも悔いるのが、伊織のプライド。
そして、そんな伊織達の気持ちを思えばこそ、今このステージを諦めてはいけないと気付く一同…

春香「だから、全力で私達の歌を届けよう!」
一同「うん!」

真美の「スタ→トスタ→」の後は、真と雪歩の「思い出をありがとう」、春香と美希をバックダンサーに従えて響の「Next Life」、貴音の「フラワーガール」…

善澤「うん、みんな気合入ってきたねぇ。しかし…」

いつまでも姿を見せない竜宮小町に、客先はざわつき始める。
と、そこにプロデューサーを呼ぶ声…

真「大変です、プロデューサー! 美希の『Day of the future』の後に、また美希の『マリオネットの心』が来てるんですよ」
響「幾ら美希でも、このダンサブルな曲を続けては無理だぞ」
P「そうか、くそっ、もう曲の入れ替えはできないし…」
真「二曲とも、美希しかボーカル練習してない曲なんです」

竜宮小町到着までの時間稼ぎの上では「曲を飛ばす」と苦しくなる。
それでも止むを得ず「飛ばす」事を決めようとしたPに、今まで黙っていた美希が口を開く。
…って言うか、「マリオネットの心」ってなんすか? 新曲? ここへ来て美希ソロ新曲まで来るの?

美希「プロデューサー、美希、やってみてもいいかな?」
真「美希?! 無理だよ」
響「そうだぞ、ただでさえ後半、美希の出番多いのに」

ここで「ED_Morning」持って来ますか。
しかも、「2」で使われているものそのままでアレンジ無し。
前回は無印バージョンのアレンジ無しだったし、やっぱり「ED_Morning」は特別扱いなんだなぁ。

P「…やれそうなのか?」
美希「わかんない。…だけど、美希、やってみたい! 試してみたいの!」
P「……響、真、サポートを頼めるか?」
響・真「「プ、プロデューサー!」」
美希「いいの? 美希、失敗しちゃうかもしれないよ?」
P「その時はみんなでフォローする。安心して、全力を出し切って来い!」

…涙腺が壊れた。美希MAJIヒロイン…(T-T)
ステージに上がった美希は、いつもの明け透けな調子で客席へ竜宮小町の到着が遅れている事を告げる。

美希「でも、ちゃんと来るから心配ないの。でね、それまで美希達も、竜宮小町と同じくらい、ううん、負けないくらい頑張っちゃうから、ちゃんと、見ててね☆」

「Day of the future」のイントロはいつ聞いてもテンション上がるけど、客席、善澤記者、りっちゃんカーと目まぐるしく切り替わってあっと言う間に曲は終わる。客席も曲終わりの振り付けに合わせてゆっくりとサイリウムを掲げ、歓声に沸く。だが、美希の息は上がっている。

千早「美希、苦しそうね」

そして、注目の新曲「マリオネットの心」。これは激しい。冬のライブには絶対に入れて欲しいなぁ。
大歓声の中、ふらふらになりながら舞台袖に戻った美希。

千早「すごかったわ、美希」
美希「千早さん」
千早「今度は私の番ね」

熱い。
千早と美希の間の言外のコミュニケーションも熱過ぎる。
千早はソロで「目が逢う瞬間」、美希の全身全霊のパフォーマンスに炙られた会場の盛り上がりは凄まじい。

美希「プロデューサーの言う通りだった…美希ね、ドキドキして、ワクワクしたの。ライトがキラキラして、お客さんの声が、美希の中でわーって響いて…これからもっとアイドルやりたいって思ったの!」

美希が答えに辿り着きました。
たぶん1期は「美希が自分の道を見つけるまでの物語」が主軸だったと言う事なんだろうなぁ。
そして、舞台裏で円陣を組む一同…

春香「みんな、いい?」
真「竜宮小町が!」
真美「来るまで!」
雪歩「私達」
千早「歌って」
貴音「踊って」
やよい「最後まで」
響「力いっぱい!」
美希「頑張るの!」
春香「…行くよ、765プロ!」
全員「ファイト!」

みんなの表情が、語気が眩しい。
熱過ぎて涙が止まらない中で響くイントロは、前々回から皆で練習していた新曲「自分REST@RT」、まさかのコール付きww
会場はウルトラオレンジの閃光に染まり、その光は縦揺れに波打つ。
な、なんと言う…ステージも客席もこの上なくよく描かれているじゃないか。
これはもう何と評したらいいのか分らない。まるで、自分達があの客席に居るかのような…
やられた、そこに描かれた「オレンジのサイリウムと黒いシルエット」と化した俺達が、場面の中からそのシーンを評価する事なんてできるわけが無いじゃないか。
いいパフォーマンスだった、掛け値無しに!
あと、雪歩がカメラに向かってウインクして、何人か即死した!

曲の最中に到着した竜宮小町 with 律子P、そのまま舞台袖まで駆け込む。

伊織「ねぇ、みんなは? 今どうなってるの?」

笑顔とサムズアップで応えるP、舞台袖からステージを覗く三人、曲を終えてそれに気付く一同…

響「あぁっ、伊織達、間に合ったぞ…」
真「なに泣いてんの!」
春香「泣いちゃダメだよ」

そーゆー二人も涙声なのだが、それどころか客席の俺達はもうずっと前から涙が止まってない。

律子「後は任せて下さいね。さあ、準備するわよ! こっちも負けてられないんだから」

ホールの外は雨が止んでいた。台風は通過したようだ。

伊織「みんなー!お待たせー!」
亜美「竜宮小町も負けずにやっちゃうよー!」
あずさ「それじゃあ、一曲目…」
三人「「SMOKY THRILL」」

会場の大歓声がフェードアウトすると、控え室に駆け込んでくる竜宮小町の三人。
控え室では、全力を使い果たして熟睡する一同…

小鳥「しー!」
あずさ「…まあ」
伊織「お疲れ様!」

Endingは「i」、伊織の台詞と同時にエピソードタイトルが表示され、その後は1期のダイジェストですね。
まさに1期最終話に相応しい…と言うかアレだ。歌付きの「i」はアニマス内では使われないだろう、と言う予想はサックリ外れましたね。こうも悉く予想の逆の目となる俺も逆にすごくね?w
ところで、エンドロールではこの「i」を歌っているのは「765PRO ALLSTARS」になってるんですが…うーん、おかしいなぁ。小鳥さんの声も聞こえるよね? これ、初出の「MASTER ARTIST FINAL」では名義が「IM@S ALLSTARS+」になってて、この「プラス」が小鳥さんの事なんですけど、その時のままのトラックではないのかな?
まぁ、それはそれとして、「i」は本当にいい曲。
挿入歌と言い、Endingと言い、劇伴と言い、毎回毎回「ここぞ」と言う絶妙なタイミングでピッタリの選曲でした。大盤振る舞いし過ぎて残弾少ない子も居ますが、2期は果たしてどうなるのでしょうか?

アニメ「THE IDOLM@STER」 第12話

先週のラストシーンからドキドキしっ放しの第12話でした。
美希はいつにも増して表情豊かで、ふくれっ面やジト目がすごくかわいくて…
おっと、これ以上は言えない。

今のところ前回11話と今回12話の感想エントリが未了ですが、そろそろ追い付かないとね。
ちゅーこって、また後日。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

十二話「一方行の終着点」

アバンタイトルは先週のあのシーンから。

美希「ねえねえ、今の美希なら、『竜宮小町』に入れてくれる?」
律子「え? どう言う意味?」
美希「だって、頑張ったら、美希も『竜宮小町』に入れて貰えるって…プロデューサーが…」
律子「美希、何か誤解してるみたいだけど、『竜宮小町』は伊織と亜美、あずささんの3人ユニットよ。メンバーを増やす予定も、減らす予定も無いわ」
美希「……。」
律子「美希には美希のプロデューサーと、仲間のメンバーがいるじゃない。今のチームで頑張ればいいのよ」

駆け出していく美希。
劇伴が胸に染み入るシーンです。ドキドキするね。

Aパート

前回からのレッスンスタジオで準備中の一同。
このスタジオも、利用した事のあるPによって特定されているようです。

春香「美希、今日も来てないね」
雪歩「体調崩しちゃったのかな?」
やよい「心配です」
春香「もうすぐライブなのに、大丈夫かな?」

響の柔軟体操を補助してた真はその会話に気を取られて…

響「…うぅっ、ちょっと真! い、痛いってば!」

(ミ▽ミ)

真「うわっ、ゴメン」
響「もしかして、真も美希の事気にしてるの? 心配無い! 美希の事だから、お腹が空けば戻ってくるさ」

誰が餌付けしてるんだよ。お前のトコのペット達と一緒にするなw
美希に連絡が付かず困り顔のPを、律子が手招きして部屋の外へ。

律子「美希、来てないんですか?」
P「あぁ、メールだけはあったんだけど…」
律子「どんな?」
P「それが、よく分からないんだけど…なんか、『うそつき』って」
律子「もしかして…」

と言う訳で、Pも6話でのやり取りを指している事に気付く。

P「あっ、…『うそつき』って、そう言う事か」

部屋に戻ったPは一同に「美希と連絡が取れたのか?」と詰め寄られる。
憶測で不安になる一同、説明できないP…

千早「私達が騒いでも、どうにもならない気がするわ。美希には美希の事情があるのかも。私達に出来る事は、ライブに向けて集中する事じゃないかしら」
貴音「そうですね。雪歩もやよいも、まだ鍛錬が足りないようですし」

つまらなさそうな目で熱帯魚の水槽を眺めていた美希が携帯電話を開くと、たくさんの不在着信とメールが。
そして、ちょうどPからの着信がある。

美希「…またなの」

携帯電話を耳に当てたままイライラと事務所内を歩き回るP、

美希「美希なの」
P「なっ…み、美希! よかった、今、どこに居る?」
美希「お魚屋さん」
P「魚屋? 買い物か?」
美希「そんなの、美希の勝手なの」
P「…なんで、練習に来ないんだ」
美希「……。」
P「『竜宮小町』に入れなかったからか?」
美希「プロデューサーは、『真面目に頑張れば、美希も竜宮小町になれる』って言ったの」
P「あ、いや、あれはその…すまなかった。そう言う意味だとは思わなくて、よく考えずに言ったんだ」
美希「もういいよ。でね、美希、なんだかもう、やる気が無くなっちゃったの」
P「何言ってるんだ。ライブまでもう日が無いんだぞ。お前一人の問題じゃない、一緒にやってるみんなはどうなる。とにかく、明日は来るんだぞ」
美希「…行きたくないの」
P「ワガママ言うんじゃない! みんなに迷惑かけるのか」
美希「バイバイ」

うん、今のはねーわ。
『責任感に訴える』と言う方法が有効な場合もあるが、まぁ、それが妥当じゃない時に限ってやっちゃうんだよな。
で、その場に居た小鳥さんからお説教されるP。

小鳥「プロデューサーさん、美希ちゃんは、まだ15歳の女の子なんです。間違ってると分かってても、感情的に動いちゃう事って、あるんじゃないでしょうか」

大丈夫、20代になっても30代になっても「感情的に動いちゃう」人とお仕事しなきゃいけないのですよ。小鳥さんは「間違ってると分かってても」と言うけど、美希はそれが自分で分かってるだけ賢いし、その分相手し易い。イイ歳してその自覚が無い人だって世の中にはざらに居るんですから、
他人に対し感情を盾にして意見を通そうとするのは大人気ないけど、人と人が向き合う以上は感情に配慮しないと上手く進められないのもまた現実。

P「すみません。俺、また焦ってて…」
小鳥「いえ、いつもプロとしての、アイドルとしての彼女達を見てるから、つい忘れちゃうんですよね。でも、やっぱり女の子なんですよ」

小鳥さん登場シーンは少ないのに、押さえるところ押さえてるよなぁ。
そして、日は変わって…事務所に届いたライブ用衣装。

小鳥「みんなー、試着して、サイズの合わないところがあったら言ってね」

「2」の代表的な衣装「ピンクダイヤモンド765」ですね。
夏コミでもこの衣装の美希コスのレイヤーさんを見かけました。ゴージャスな感じ。
初期PVから登場してて、アニマスのメインビジュアルでも最初に登場しているので「待望の」とです。
アニマス劇中では「『竜宮小町』以外のメンバーの衣装」と言う位置付けっぽい。

伊織「ふーん、それがライブの衣装?」
あずさ「まあ~、みんな素敵よ」
亜美「へー、どれどれ? おぉ~、真美、超イケてんじゃん!」
真美「んっふっふ~」
伊織「ところで、美希は今日も来てないの?」
雪歩「…う、うん。みんな心配してるんだけど」
伊織「ちょっと、ライブ大丈夫なの?」
真「だ、大丈夫、だよ、…きっと」

みんな不安そうです。
机の上には美希の衣装だけが袋に入ったまま残されていて、

やよい「美希さんの衣装だけ、サイズのチェックできませんでしたね」
小鳥「大丈夫よ、ギリギリまで、なんとかなるから」
春香「…はい! じゃあ、私が代わりに試着しまーす!」
(一同苦笑)
響「春香じゃ胸が足りないぞ」

春香さんホント空気読むなぁ。
でも、それ響が拾わなかったらちょっと痛かったかも知れない。(^-^;;

場面は変わってクレープ片手に渋谷を歩き回る美希。
挿入歌「ふるふるフューチャー☆」来ました。
ウィンドウショッピング、一人プリクラ(時間がちょっとおかしい)、友達との電話、ナンパ、立ち読み…
そして、Pからの「ステージ衣装が届いた」と言うメールに釣られそうになって踏み止まる美希。

一方、Pとりっちゃんはライブの会場チェック。
なんか見覚えのあるホールですね。と言うか、6thライブ東京公演の東京ドームシティホールw

律子「この舞台にみんなが立つんですね」
P「…あぁ」
律子「美希、まだ連絡が?」
P「うん、ご両親にも行き先を聞いたんだけど…」
律子「そうですか。ホント、どこほっつき歩いてるんだか」
P「でも、俺は美希にも絶対に、このステージに立ってもらいたいんだ」

帰りのタクシーにて、律子に発破掛けられたPは車を降りて街へ。

律子「後の予定なら、私と小鳥さんでやっておきますから」
P「…そうか、すまん。後は頼む」
律子「美希を見つけたら、首に縄付けてでも連れて来て下さいね!」

特に当ても無く街を歩き回るP、
BGMは「THE IDOLM@STER」ピアノバージョン。

P「くそっ、もっと美希と色々話しておけばよかったな…」

まぁ、9人同時進行じゃなかなかそーゆーワケにもいかんわな。
特に美希はこれまでトラブルも起さず、期待以上に務めてくれていたから…
目立ったトラブルを起さない優秀な人間ほど、それをフォローする役の人間は油断して気を配らなくなってしまう。
弊社と言うか俺の所属している課でもセオリーとして共通認識になってて、新人に最初に注意喚起する部分だったり…

そうしている内に、路上に美希を中心とした人だかりが出来ているのを見つけるP…

Bパート

人だかりの中の美希は、カメラを担いだ一行に声を掛けられていた。

マイクの男性「いや~、かわいいねぇ。もしかして、モデルかアイドル?」
美希「うん、美希、アイドルだよ」
マイクの男性「おぉっ、じゃあ、持ち歌とかってあるの?」
美希「あるよ!」

と言う訳で、振り付きで「Do-Dai」を疲労する美希。
その場は盛り上がるが、美希は途中で歌うのをやめてしまう。

美希「…間違ったの。美希はアイドルじゃなくて、元アイ…」
P「美希!」

美希はその場を逃げ出し、Pとの追いかけっこ開始。
そしてBGMは「ED_Morning」に…アレンジされてない無印版のそれに聞こえる。
うわぁ、昂ぶって来た。

P「待て!美希!」
美希「しつこいの、プロデューサー!」
P「当たり前だ、そんな簡単に…とにかく、話ぐらい聴け!」
美希「聴きたくないの、美希、もう辞めるんだから!」
P「何? 辞める?!」
美希「もう歌いたくないし、躍りたくもないの!」
P「その割りに、さっきはあんな楽しそうに、歌ってたじゃないか!」
美希「あんなの…あんなの…全然楽しくなんかないよ!」

おぅふ、「楽しくなんかないよ!」のところが可愛過ぎて悶絶した。大した破壊力だぜ。
それはそれとして、美希に追い付いたPです。

P「とりあえず…美希、無責任な事言って、悪かった!」
美希「プロデューサー? …怒らないの?」
P「俺の方も悪かったからな」
美希「…そうだよ!」

半端無く可愛いな。
それはそれとして、美希は「もうやる気がなくなった」とにべもない。
シーンは変わり、他のメンバーが練習するレッスンスタジオ。
美希が帰ってこない可能性を考え始める一同…

春香「ね、やめない? もしもの話しても、不安になるだけだし」
貴音「しかし、万一に備え、対応を考えておくのも必要やも知れません」
春香「そ、そんな……千早ちゃん?」
千早「私は、今できる事をやるべきだと思う。美希の事情が分らない以上、私達がその事で動かない方がいいんじゃないかしら? 私は、美希が帰ってくるまでに、できるだけライブの準備を進めておきたいわ」
真「美希が、帰ってくるまでに…そうだね。みんな、美希を信じよう」

今回は珍しく千早が前に出ますね。
まぁ、それだけライブに対し気持ちを乗せていると言う事なんでしょうけど…
一方、Pは美希について回って懐柔作戦中。BGMは「GO MY WAY!!」の少しテンポ落としたインストロメンタル。

P「そっか、美希はいつもこんな風に歩いてるんだな」
美希「そうだよ。気の向くまま、ふらふらーって、そうすると、色々面白いものが見つかったりするの」
P「へー、アンテナびびびーって感じ?」
美希「あはっ、そうそう、ビビビーって…あ、プロデューサー、勝手に話しかけないで!」

うん、あと少しだね。
アクセサリを選ぶ美希に言葉を挟むP

P「これだろ?」
美希「えっ? 正解! プロデューサー、どうして美希がいいと思ったの、分ったの?」
P「美希の髪の色に似合いそうだなって」
美希「へー、プロデューサー、意外と鋭いの! じゃあね、じゃあね…これ、どう思う?」
P「うーん、美希にしてはちょっと子供っぽ過ぎるかもな」
美希「美希も同感。それじゃあ、これはこれは?」

…何だこいつら、普通にお買い物デートじゃねーか。
あ、これアレか。SPのストーリーモードでAランク上がった直後の、一週プロデュースさぼらされるイベントか。
ぐぬぬ、いいじゃないか! とてもよく出来てるじゃないか、チクショウ!!

一時は盛り上がった美希も、竜宮小町のポスターを見かけて物憂げな表情に…
そして、シーンは変わって夕方に入りかけた頃合の公園の池に。

美希「あ、先生なの」
P「先生?」
美希「うん、鴨の先生。小学校の頃から、ずっと尊敬してるの」
P「鴨をか?」
美希「そうだよ。寝たままでもプカプカーって浮いていられるでしょ? 美希もそうやって、楽に生きていけたらいいなーって」

祝・鴨先生御出演。

美希「美希のパパとママはね、『美希は美希のしたい事をしなさい』って言ってくれるんだ。美希、前はね、それでいいって思ってたの。好きな事だけしてればいいって…でもね、最近それも違うのかも、って…」
P「違う?」
美希「つらい事とか苦しい事とかあっても、それでもワクワクしたり、ドキドキするような事をしたいって、そう思うようになったの」
P「美希が最近、ワクワクとか、ドキドキした事って何だ?」
美希「あっ、竜宮小町! 竜宮小町に入れたら、かわいい衣装とか着れるし、かっこいいステージに立って、歌って躍って、きっと今の美希よりもっとキラキラ輝いた感じになれるって思ったの! …でも、律子、さんは、美希は竜宮小町になれないって…だからもうやめるの」

拗ねたり膨れたりしてる美希かわいいなぁ…

美希「だって竜宮小町にはなれないもん。竜宮小町じゃないとステージのお仕事とか来ないし」
P「確かに、今まではそうだったかも知れないけど、でも、それの次のライブで変わるよ。次のライブで、みんなと一緒にステージに立って、たくさんのファンの前で歌うんだ。そしたら、きっと美希もみんなも、竜宮小町と同じくらい、いや、それ以上に輝ける!」
美希「みんな竜宮小町しか見ないよ」
P「美希が同じくらいキラキラしてれば、みんな見てくれるさ」
美希「かわいい衣装は?」
P「竜宮に負けないくらいかわいいのを用意してる」
美希「美希が歌詞忘れちゃったら、プロデューサーが助けてくれる?」
P「(苦笑)それは美希が頑張るとこだろ?」

そして、赤羽根P渾身の自己アピールで心を開き始める美希。

美希「あのね、ひとつだけ約束して」
P「なんだ?」
美希「絶対美希を、竜宮小町みたいにしてくれるって」
P「ああ」
美希「あと、もう嘘はつかないこと」
P「(苦笑)つかない」
美希「それでそれで、美希をもっともーっと、ドキドキワクワクさせて! 本当のアイドルにして!」
P「ああ…って、ひとつじゃないじゃないか」

まさに『ぱーふぇくとこみゅにけーしょん』である。
そして、事務所に戻った美希。

美希「ごめんなさいなの!」
真「美希…」
美希「美希、ちょっとやる気無くなってたの。でも、美希、美希ね」
春香「ちょっと、美希、あたし達そんな、別に何も気にしてないし…」
やよい「うんうん」
春香「だから、もう…」
千早「謝って欲しくない」
春香「ち、千早ちゃん?」
美希「千早さん…」
P「千早、この件は…」
千早「それよりも、今は遅れを取り戻したいの。プロとして、ライブを成功させたい!」
美希「うん! 美希、頑張る!」

りっちゃんの「全員、揃いましたね」の笑顔がホント輝くようにかわいい。
何だかんだでアニマスで一番優遇されてるのはりっちゃんですよ。登場する全てのカットがかわいいんだから、

春香「ねぇ、千早ちゃん、もしかして、ちょっと怒ってなかった?」
千早「…全然…って言ったら嘘になるけど…でも、私も春香と同じ。次のライブ、どうしても成功させたくて!」
春香「うん! 絶対に成功させようね!」

先週に引き続きのハルチハに和みます。
春香には千早が必要で、千早には春香が必要なのです。
Endingは美希のソロ曲「ショッキングな彼」と、衣装合わせをする美希。

はー、今回は見終わってから溜息が出るほど美希かわいかった。
いや、もう6回は見てるんですけどね。あと、劇伴音楽の使い方が上手くてたまらん。
次回はいよいよライブでしょうか? 直前の現時点で予想するとしたら、13話ラストシーンで舞台裏で円陣組んでライブが始まり、14話アバンタイトルからライブ本番じゃないかと。14話オープニングは演出の都合で専用のものになってるかも知れませんね。