アニメ「THE IDOLM@STER」 第11話

折り返し地点を前に物語が動き始めましたね。
一話完結になってないのは今回が初めてですが、果たして次回で区切るのか、それとも、2クール目を丸々使う大きな流れの導入に過ぎないのか…
最近「いい子」過ぎた美希に対し、油断して甘えていた様な気がしなくもない赤羽根Pの、明日はどっちだ?!
不穏な空気に改めて「アイマスらしさ」を意識させられてしまいます。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

十一話「期待、不安、そして兆」

事務所には鼻歌交じりに掃除中の小鳥さん(曲は「空」)。そこに入って来たのは…

春香「おはようございまーす」
小鳥「あら、おはよう、春香ちゃん。今日は制服なのね」
春香「はい、直で着ちゃいました」

実力テスト前なのでレッスン前に勉強したいと言う春香。すると、同類が既に一人…

小鳥「あらあら、じゃあ二人目ね」
春香「ひょっとして、やよいもピンチ?」
やよい「そうなんです。ウチだと何だかんだでする事が多くて」

確かにやよいは自宅ではなかなか勉強できなさそうだなぁ。
家事そのものは長介がカバーできる部分もあるだろうが、「弟達の面倒を見る」と言う部分はどうしようもなさそう。
それにしても、この曲(AM02収録アニマスオリジナルBGM「レッスン」)落ち着くなぁ。

と、そこに電話しながら入室してくるP、

P「社長から連絡があったんだ。ライブだ! 『765プロ感謝祭』のライブが決定したぞ!」

おぉっ、そう来たか。
「竜宮小町」単独だとまだ曲も少なくてミニイベントになっちゃうところだが、「竜宮小町」を看板に耳目を集めつつ、全員をステージに上げる事でプロモーションとしたいのだろう。

あ、Opening後のPS3版CMはあやち(竹達彩奈さん)Versionでした。

Aパート

春香「うぅ~、ドキドキするなぁ。遂に、念願のライブだよ」
P「まぁ、メインは『竜宮小町』なんだが」
響「なんくるないさ。自分頑張って『竜宮小町』に負けないくらい目立てるようにするさ」
真美「うんうん、真美だって、亜美に負けないぐらい超かっちょよくダンス決めちゃうもんね~」
美希「…ふーん…ライブで頑張れば、律子…さんに、アピールできるよね」
P「よーし、じゃあ新曲発表するぞ」
一同「うわー、新曲?!」

おぉぅ、何この曲?
イントロかっこいいんですけど。うはー、昂ぶって来たぞ!
曲を聴いて一人一人の表情がアップに。やっぱ「ゆきまこ」「はるちは」が特徴的。

で、シーンは変わって、早速ダンススタジオでレッスン開始。
やよいと千早が接触転倒。

ダンスの先生「高槻さん、移動遅れないで」
やよい「すみません」
ダンスの先生「萩原さんもよ、出だしずっと遅れてる」
雪歩「す、すみません」
響「うー、さっきからなかなか進まないぞ」
ダンスの先生「我那覇さんは走り過ぎ」
我那覇響「うぇっ?! まだ速いのか」
ダンスの先生「星井さん、菊池さんも」
美希「美希、もっと速く踊れるのに」
雪歩「うっ…」
菊池「まあまあ、まずは、みんなで合わせよう」

苦戦中のようです。
それを見守るPに社長から電話が、

社長「いやー、会場の都合も着いて一安心だなぁ。で、どうだね。アイドル諸君の様子は」
P「ええ、なんとか。みんな頑張ってはいるんですが…」

アヴァンタイトルの電話もそうだけど、たぶん会場押さえるのとかも高木社長自ら奔走しているんだろうね、小さな事務所だから。
ゲームだと社長ってスカウト以外ほとんど何にもしてない風だけど(経理関係も主に律子だしね)アニマスでは積極的に動いてる様子が伺えて、素直に敬意を持てる。

ダンスの先生「どうします? 部分的にでも、難易度を下げた方が…」
P「うーん…」
美希「美希、それは反対!」
P「美希…でも、今のままじゃ…」
美希「だって、それじゃ全力のライブじゃなくなるって思うな。だから、レベルを落とすのは反対」
響「自分だって、ホントは落としたくはないぞ、でも…」
真美「ゆきぴょんとやよいっち、結構、無理してるっぽいよね」

ぐぬぬ、まだレッスン初日じゃないですか。
と、そこにムードメーカー我らが春香さん、

春香「大丈夫! まだまだこれからだよ。そのための練習なんだし」
千早「そうね。決めるのは、もう少しやってみてからで、いいんじゃないかしら」

おぉ、ここでBGM「ED_Seikou」アレンジとか上手い。
特別なBGMではあるが、出し惜しみしても仕方ないわけで、ここは使うべきシーンでしょう。

P「よし、分かった。暫くはこのままで行こう! いいですか?」
ダンスの先生「そうですね。じゃ、チーム分けしてフォローし合いましょう」

ふむふむ、ユニット編成ですね!

真「雪歩は、僕と貴音で」
貴音「ええ」
雪歩「お、お願いします」
響「自分はやよいに付くぞ。真美も手伝ってよね」
真美「アイアイサー!」
やよい「うっうー、頑張ります!」
春香「二人とも、ファイトッ!」
美希「春香は美希と千早さんで教えるの」
春香「うぇっ?」
千早「後半、ところどころずれてきてるから、気をつけて」
美希「うんうん」
春香「…はい、お願いします」

春香さんも例外ではなかったw
美希は性格的に観察力が鋭く、千早は関係的に春香の事をよく見てる。
それにしても、激伴音楽の嵌りっぷりがパネェな。嬉しくなる。

シーンは変わって今度はボーカルレッスン。

ボーカルの先生「はい、じゃあもう一度」
一同「は、はい」
ボーカルの先生「(ピアノ前奏)はい…」
一同「♪輝いた~、ステージに~た~」

うはっ、明らかに中村先生、じゃなかった、春香さんズレてるww

ボーカルの先生「ストップストップ、天海さん」
春香「はい。(ピアノ前奏)♪輝いた~ステ~」
ボーカルの先生「違う違う」
春香「え? あれ?」
真美「(笑)うしし…」
ボーカルの先生「真美ちゃんもよ」
真美「ほえ?」
ボーカルの先生「自己主張すればいいってもんじゃないのよ」
真美「あっちゃ~」

期待に違わぬ春香さんっぷりである。
そしてレッスン終了後、暗くなった街はなんか新宿っぽい雰囲気?
皆さんお疲れのご様子。

春香「そう言えばみんな、試験勉強、どうしてる?」
雪歩「私は、真ちゃんと一緒にやってるよ」
真「試験範囲が近くて助かったよ」
やよい「私もこの前、事務所で伊織ちゃんに教えてもらいました」
真・春香「へー」
春香「伊織って、なんかやよいには優しいよね」
やよい「そんな事ないですよ。伊織ちゃんはみ~んなに優しいですよ」
一同「そうかなぁ?」

伊織から竜宮小町の話に繋がり、夜空を見上げる春香。

春香「よーし、頑張るぞ!」

おっと、ここで挿入歌「笑って!」(MASTER SPECIAL SPRING収録)使っちゃうかぁ。
メロディそのものかなり難しいけど、使いどころもなかなか難しい曲じゃないかと思いますよ。

夜遅くまで勉強する春香さん、帰りの電車で立ったままウトウトしてたり、降車駅を乗り過ごしそうになったり、ダンスレッスン中も休憩している間にウトウト。
声を掛けられて慌てて立ち上がろうとして、足を捻ってしまう。
春香と、春香にテーピングする真を残して残りの全員で動き合わせるが、またもやよいが千早と接触。

春香「やよい、大丈夫?」
やよい「あ、はい。すみません、千早さん」
千早「いいえ、こちらこそ」

千早もやよいに対しては特に声が穏やかだよね~w

ダンスの先生「どうします? やっぱり少し、調整が…」
雪歩「私、出るのやめる」
真「え? ゆ、雪歩?」
雪歩「だって、もうこれ以上みんなに迷惑かけられないよ」

と、まぁ、このように、実際に目に見えた失敗をしているのがやよいでも、そこでやよいは弱音を吐かない。
やよいのメンタルは結構強いのです。

雪歩「だって、だって、何度やっても…」
貴音「萩原雪歩…どうやら貴方には、技術以前に欠けているものがあるようです。何だか分かりますか?」

貴音さんのお説教と真のフォロー、そして、やよいからも。
…え? この曲は「i」のギター(デュオ)バージョン? 5話初出のピアノバージョン(AM02収録)とはまた別物だよな?
「i」優遇されてるなー。まぁ、優遇されて然るべき名曲だとも思います。歌詞が歌詞なのでアニマス挿入歌としては登場しない気もしますが、最近入った人にも是非とも聞いて欲しい曲です。出来れば、ゲームを少なくとも一度クリアした後に。個人的にはこの曲は全員版よりもソロの方が好きですが、これまでのCD買ってない人にソロで全員分を聞けと言うのもハードル高いか。

Bパート

ダンスレッスン後、一同は竜宮小町のレッスンを覗きに行く。
おぉっ、「SMOKY THRILL」レッスンバージョン!(衣装がレッスンウェアなだけだけど)
りっちゃんがレッスン見てんのな。

そのまま続けてボーカルレッスンへ、例によって春香さん一人で指導を受けてますが…

ボーカルの先生「(ピアノ前奏)はい…」
春香「♪大空を~」
ボーカルの先生「もう一度」

たぶん2番の歌い出しなんだと思うんですけど、即ダメ出しされてますよね?(^-^;;
他のメンバーは部屋の隅に座って休憩中&さっきの竜宮小町のレッスンの様子について話している。

美希「あずさ達すごかったの!」
真「うん、息もぴったりだったけど、なんて言うか、気迫が違う気がする」

結構気圧されてしまったようです。

響「大丈夫かな? 自分達…春香は、どう思う?」
春香「え? …うーん…早く、あんな風になりたいよね」
一同「え?」
春香「私達も、練習頑張って、早く伊織たちに追い付こうよ」
真美「…まったく、はるるんは御気楽ですなー」
美希「でも、美希は春香に賛成なの。なんか、とにかく今は、どんどん練習したくなるカンジ?」
真「うん!」
雪歩「私も、諦めたくないです!」
春香「よし、じゃあ、みんなで…」
美希「竜宮小町になるのー!」
真「それを言うなら『目指す』じゃない?」

流石に春香さんはセンターヒロインだけあるな。
でも、美希、イイカゲンその伏線張りまくり何とかなんねぇかな。(^-^;
で、春香さんは一人で居残り練習…かと思ったら、千早も春香に付き合って残る事にした様だ。
それにしても、冒頭で赤羽根Pが流した「新曲」カラオケとボーカルレッスンの曲が曲調違い過ぎなんだけど、もしかして2曲あるの?
「はるちは」のアカペラハーモニーは断片的でも嬉しくなってしまいますが、それはそれとしてタイムオーバー。

春香「え? もうそんな時間? どうしよう、電車の乗り継ぎ、間に合わない!」
P「え?」
春香「ウチに帰れないです!」

春香さん遠過ぎるからなぁ。そーゆー事態はちょいちょいありそうな気がするが、

春香「うぅ…ゴメンね、千早ちゃん。まさか家に泊めてもらうなんて…」
千早「大丈夫、私は構わないわ」
春香「プロデューサーさん『タクシー代出す』って言ってくれたけど、すっごくかかるし…」
P「春香、事務所からも連絡入れといてもらったから。あと、これ切符な」
春香「あ、すみません」
P「千早、悪いが、頼むな」

明かに新宿駅ですな。やっぱレッスンスタジオが新宿なのか。
それはそれとして、春香かわいいよ春香。そうか、今日は春香回だったか。

BGMは「蒼い鳥」ソロピアノインスト、4話Endingとはまた別の劇伴用アレンジですね。
帰路に夕飯を買うためスーパーマーケット「LEAF」に寄る二人。
この四つ葉のマークは東京在住者には比較的馴染みがあると思うスーパーマーケットチェーン「LIFE」ですね。
でもって、この店舗の形は俺の勤務先の本社の近くで見覚えがあるんだけど…渋谷駅新南口と恵比寿の間辺り、今は客先常駐中なので渋谷じゃないんだけど、本部勤務時は昼休みに御茶菓子買いに行く事があります。
そうか、千早はあの辺りに住んでるのか~。ハッキリ言って、家賃かなり高いよ。

春香「一人暮らしって、寂しくない?」
千早「この方が気が楽ね。変な気を使わなくていいから」
春香「すごいなぁ。私は寂しいの苦手だから、無理かも。いつも御飯はどうしてるの?」
千早「コンビニ、かしら」
春香「それじゃあ栄養偏っちゃわない?」
千早「サプリメントも摂るようにしてるから」
春香「さ、サプリメント…」
千早「でも、前の番組で作ってからは、時々作ったりしてるわ」
春香「へぇ、じゃあ、何か一緒に作ろうよ!」

何と言うハルチハ! 何と言うハルチハ! 素晴らしい! 申し分無い!
で、千早の部屋。そこかしこに引越しのダンボールがそのまま置かれていたり、ミニコンポが床に直接置かれてたり、生活感が薄い。
春香さんもその辺りは気にしている様子…。それはそれとして、並んでキッチンに立つ二人。まさに至福の時間である。

千早「やっぱり春香は上手ね」
春香「えへへ、そう? 最近はお菓子だけじゃなくて、お母さん手伝って、料理もやってみてるんだ」
千早「…そう」
春香「…ねぇ、お母さんかお父さんと、一緒に住もうとは思わないの?」
千早「…離婚したばかりだし…、今は、距離を置きたくて…」

写真立てには千早が弟と映った写真も。
千早は仕事で前へ進んで成長しないと、プライベートな問題もクリアできないからなぁ。
この辺りは現時点では踏み込んでもどうしようもない部分だと思うのよね。
春香さんの気持ちも分かるのだけど、

千早「…ねぇ、春香は、この仕事…どうして、アイドルになろうと思ったの?」
春香「え?」
千早「聞いた事無かったから」
春香「あぁ、そうだっけ? …えへ…憧れだったから」
千早「憧れ?」
春香「そう! 小さい頃から、ずっと…。眩しいステージに、いっぱいの声援、それがね、会場全体をひとつにして、もっと大きな熱気になる感じ…だから、このライブがすっごく楽しみなの。みんなと一緒にステージに立てるんだって思うだけで、うふ、うふふふ……はぁ、でもその前に実力テストが! お願い千早ちゃん、勉強、教えて!」
千早「え? いいけど、やるからには厳しいわよ」

表記上、無印でも「2」でも春香さんの方がひとつ年上になってますけど、同学年なのです。
それはそれとして、窓に映ってる二人とか、カットの切り替わりが結構惹かれます。
あと、劇伴はピアノソロから入る少しスローな「GO MY WAY!!」、オーボエが加わり、ドラムが入り、ヴィブラフォンも…

春香「でも、本当に頑張らなきゃ。やっと来たチャンスだもん。伊織たちに、竜宮小町に速く追いついて、それで、みんなで最高のステージにしようね」
千早「そうね。本当に…」

音が厚みを増すと共に、自宅でダンスの復習をする雪歩、やよい、勉強中の響、真、楽譜を広げて曲に聞き入る真美、月を眺める貴音、そして、竜宮小町のステージ出演映像を見つめる美希の様子が…
ところで、千早の部屋に客を泊めるための寝具が用意されていたとは考え難いわけで、やっぱりミンゴスみたいに同じベッドで…
はっ、もう朝か。春香さんは学校があるので始発帰りですよ。

そして再びレッスンスタジオ、ダンスの先生の手拍子に合わせて全員でダンスを合わせる。

やよい「通してできた!」
真美「やった~!」
雪歩「や、やっと!」
貴音「雪歩、練習の成果が出てきましたね。見違えましたよ」

歌の方もアカペラ合唱に徐々にオケが重なる演出、そしてそこにダンスも加わる。
おぉ、ちゃんとひとつの曲になっとる。オケ乗ると全然印象が違うなぁ。
歌もダンスも合わせて通しで成功し、喜びに沸く一同。

吉澤記者「だいぶ様になってきたようだね」
P「はい、竜宮小町がいい刺激になったかな」
律子「ふふ、だと嬉しいですね」

そんな中、スタジオを出た律子を見て「ちょっと行ってくるね」と律子の後を追う美希。

美希「律子、さーん」
律子「あら、美希」
美希「美希のダンス、見てくれた?」
律子「ええ、頑張ってたじゃない。私達もうかうかしてられないわね。もっと気合入れて…」
美希「じゃ、今の美希なら、竜宮小町に入れて貰えるよね?」
律子「え? …どう言う意味?」
美希「…え? …だって、頑張ったら美希も、竜宮小町に入れて貰えるって…プロデューサーが…」

途中から「そんなわけない」と気付いてしまった美希。おぅふ、伏線回収、フラグが弾けた。orz
そして翌日、いつものスタジオにて。

春香「おはよー」
やよい「あ、おはようございます、春香さん」
千早「おはよ。試験どうだった?」
春香「んふふふ、バッチリ! やよいの方は?」
やよい「私もなんとか大丈夫でした」
春香「やったね!」

一方、時計を見ながら首をかしげるP…

P「今日は美希、まだ来てないのか?」
真「変ですね。最近遅刻してなかったのに」

ちょうどそこに、美希からのメールが。
「…うそつき(><)」

…あーあ(溜息)

Endingは春香さんソロとしては最新曲にあたる「START!!」。
そうか、やっぱり今回は春香さん回だったのか。それにしても春香さんMAJIかわいい。

で、美希が遂にレッスンをドタキャンですか。
SPから入った私としてはドタキャンはそうそう見れるもんじゃないので新鮮ですが、この辺はアケマス世代にはまた別の味わいがあるのでしょうな。
そして、SPのストーリーを考えると些か不穏な気持ちにならなくもない。いやはや…

美希は感性重視な気分屋ですが、同時に頭もとてもいい子です。
「頑張れば竜宮小町に入れる」なんて、本気で考えていたわけは無いでしょう。
ただ、目の前に竜宮小町と言う華やかな「完成形」を提示されて、気持ちが釣られてしまった。
律子に認められたいと言う気持ちも相まって、「竜宮小町のように」ではなく「竜宮小町に」なりたくなった。
美希にとって赤羽根Pよりも秋月律子Pとの間の絆の方が強く、信頼していたと言う事でもあるでしょうね。
で、美希自身の「そうなるといいな」と言う思いを、赤羽根Pから言質として取ってしまった。
「プロデューサーが言ってた」は完全にイイワケで、美希もそれは分かってるはずです。
さて、どうやって鞘に収めますかね。
どこまでも気持ちの問題ですから、「美希の気持ちを大事にする」と伝えられるかどうか。
そして、竜宮小町とは別の美希のこの先の道を想起させれるかどうか…
頑張れ、赤羽根P!

アニメ「THE IDOLM@STER」 第10話

まさかの大運動会!
既存ファンには過剰とも思えるほどに盛り込まれたサービス満点の「全員+α」回でしたが、これ、新規顧客には逆に薄味になってしまってるんじゃないかと思えてなりません。

まぁ、それはそれとして、続きは20日頃までに。
一時は3話分溜まってしまいましたが、9話まで消化したので、このまま追いつきたいところ。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

話「みんな、少しでも前へ」

小鳥「今日は、年に一度の『芸能事務所対抗大運動会』の収録日。たくさんの事務所があるこの業界、エントリーするだけでも大変なんですが、今年は我が765プロも、竜宮小町の活躍で声が掛かりました」

なるほど、竜宮小町の華々しいデビューによって全てが回りだしたわけですね。
ちゅーこって、空気膜構造な某ドーム球場に集う観客達…外観は某ドーム球場だけど、中は完全に陸上競技場w
そして、例によって小鳥さんと社長はお留守番。ふむ、メタ視点からの説明役は小鳥さんのみなのね。

それはそれとして、激しく口論中の伊織と真。

P「はぁ、あの二人に二人三脚を組ませたのは失敗だったなぁ」
雪歩「喧嘩はやめようよ~」
伊織・真「「雪歩は黙ってて!」」

お約束である。
そこに「ただいまだぞー」と戻ってくる響と貴音。
飴食い競走的な障害物競走で一位を取った模様。これはペア競技だったのかな?
飴を頬張ったまま無言でコクコク頷く貴音さんがキュートです。
あと、ハム蔵…

Aパート

双眼鏡を手に盛り上がる亜美真美。

亜美「おぉっ、ミスター大運動会、『スター綿野』発見! 相変わらず腕のヒラヒラがたまりません!」
真美「おっ、こっちにはテクノポップユニット『バリューム』の3人が居ます。ねっちの太股、今日も強烈!」
P「こら、あんまり他所の事務所を覗くんじゃない」

「錦野旦」および「Perfume」ですか。そう言えば、今も芸能人大運動会ってやってるの?
例によってPが亜美・真美にイジられています。

トラックではあずささん出場のパン食い競争。
予想通りと言うか何と言うか、胸をバインバイン揺らして走るあずささん。

春香「は、迫力~」
響「ある意味、一番目立ってるぞ」
美希「美希、パン食い競争って見るの初めてなの」
貴音「私、あちらに出場したかったです」(口の中に大きな飴を入れたまま)

最下位にも関わらずゴール後にインタヴューを受けるあずささん。

春香「またポイント取れなかったねぇ」
響「でも、客の目は全部あずさが持って行ったさ」

1位を取ったユニット「新幹少女」ののぞみと言う子には面白くない。
一方、765プロも…

伊織「ほら、あずさはビリだったけどちゃんと目立ってるでしょ! 私達は笑われただけじゃない」
真「だから伊織のせいだろ!」
律子「ちょっと、いつまで喧嘩してるの? 伊織と亜美は、あずささんと合流してステージに移動よ」
伊織「あらごめんなさーい、お仕事が入っちゃったわ。はー、忙しい忙しい」
真「(ムカッ)んー!」
律子「伊織もそーゆー事言わないの」
伊織「ふん!」

竜宮小町はお昼にステージパフォーマンスがあるようです。
それを聴いて、残りのメンバーは羨望の眼差し。

響「…いいなぁ」
春香「よし、私達も負けないように、競技でもっと頑張ろう! せっかくのテレビに映るチャンスなんだから!」

春香さんに発破かけられて一転気合の入る一同。
美希に至っては「目指せ、竜宮小町なのー!」…まだ言ってる。どう見ても伏線です。本当にありがとうございます。

美希が1位を取った競技では、2位のユニット「新幹少女」つばめと言う子にインタヴューが。
何? 九州新幹線、だと? 既に多数のファンが付いている人気ユニットのようです。

のぞみ「お疲れ様」
ひかり「お疲れ」
つばめ「ありがとう。あれ、765プロの子だっけ?」
のぞみ「あそこ、弱小事務所なのに調子乗ってない? さっきもビリなのに美味しいトコ持ってくしさ」
つばめ「最近『竜宮小町』も鬱陶しいし、他のもなんか図に乗ってるし」
ひかり「むかつく、あーゆーの」

何やら恨みを買ってしまったようです。
一方の765プロ側は…

美希「これで竜宮小町に入るのに、また一歩近付いたの!」

やっぱりこの子は「竜宮小町のように」ではなく、「竜宮小町に」なんだよなぁ。どう見ても時限爆弾です。本当にありがとうございます。

P「よし、今のでだいぶポイント稼いだぞ。これならアイドル部門で優勝するのも夢じゃない!」
一同「おー!」

本気で優勝を狙うようです。
仮装障害物競走に参加するやよいも「みんなのために勝たなくちゃ」と気合が入ります。
そして、BGMが「TOWN」アレンジ…いや、ANIM@TION MASTER 02に従って劇伴「多忙な日々」と記すべきだろうか。
兎も角、TOWNってだけで俺達テンション上がっちゃうのはどうかと思いますよ。

終盤まで健闘を見せたやよいだったが、「新幹少女」ひかりに接触されて転倒、かつらが外れて失格に。一方、接触した側のひかりも転倒はしたものの、かつらは無事で続行。2位となる。
その競技の後、ひかりに話しかけたやよいは「あんたみたいな足手纏いがいたら優勝は絶対無理」と言われ表情を曇らせる。

やよいがフィジカル的にもメンタル的にも弱く描かれている様で釈然としない、と言う感想も目にしたんだけど、この障害物走では失格になる前までは上位に居たと思われ、年齢分けされていない競技の中でも年齢相応以上の身体能力を見せていると思うし、やよいのメンタル的な強さと言うのは「問題を抱えた時にそれについて誰かと話す事により物事をポジティヴに解釈し直して乗り越える」と言う傾向があるので、一人で抱え込んでしまうとダメなんじゃないですかね。そして、そこで真っ先に相談されるほどには、赤羽根Pはまだやよいの信頼を勝ち得ていない。と言うか、お前らなら可及的速やかに「やよい、どうした?」と声を掛けてカバーするシチュエーションじゃね?
そもそも、シリーズ全ての作品において全てのキャラクターが「どうしようもなく未熟な状態からトップアイドルへと心身ともに成長していく様」を繰り返し描いているのに、アニマスのやよいには最初から完成されたフィジカルとメンタルを期待する(フィジカルやメンタルが弱ければ「やよいらしくない」と評する)と言うのはどうにも違和感を感じます。やよいはそんなに図太い子ではなく、十分に繊細な子ですよ。

それはそれとして、「竜宮小町」他のステージの後、Jupiterのステージパフォーマンスも。「Alice or Guilty」キター!そして、短けー! orz
春香と響はチアリーディングにも参加してますが、…春香さんがお約束。

Bパート

お昼休みと言う事でお昼御飯を広げる765プロの面々。

伊織「ちょっとプロデューサー、ウチのお弁当、なんか安っぽくない?」

どこまでも貧乏事務所である。だがそこに、

律子「みんな、陣中見舞いが来たわよ」

え? 何それ誰それ他に関係者居たっけ?

愛・絵理・涼「お久しぶりです、皆さん」
春香「あぁ、876プロの、愛ちゃん、絵理ちゃん、涼ちゃん」

な、何ぃ?! 876プロ来たぁぁぁあああ!
喜びと興奮のあまり、思わず部屋の隅から隅まで転がってしまいました。

絵理「覚えてて、頂けましたか?」
涼「私達の出番はもう終わったので、皆さんの応援に来ました」
愛「これ、差し入れです」

絵理のは軽く皮肉か?w
一言だけの出演としても本当に嬉しいなぁ。

と、ここで事務所別の得点ランキング中間発表がスクリーンに。
ゲーム中でNPCの事務所として見かけた事があるような気がする事務所名もありますが、現時点で765プロが85ptで1位です。
2位の「こだまプロ」ってのはたぶん「新幹少女」の所属事務所なんだろうね。「新幹少女」はこれまでに「のぞみ」「ひかり」「つばめ」の3人が出てるけど、きっと他にも「つばさ」とか「さくら」とかたくさんメンバーが居て、その中から体力のある3人が選抜で参加しているのだろう。←妄想

本当に優勝できるかも、と盛り上がる面々だが、次の競技「借り物二人三脚」で再びペアとなる伊織と真が喧嘩を始める。
二人はPにメンバー交代を求めるが、事前申請した組み合わせでしか出場できないとの事でそのまま競技へ。
そして、スタート前にまたも喧嘩を始めてスタートから大きく出遅れる事に。
挙句に真が無理にペースを上げて転倒し、負傷してしまう。

ひかり「あ~ら、また転んだの? お気の毒」
つばめ「これで私達がトップね」
のぞみ「身の程を知って、早いトコ優勝は諦めた方が…(ズキュン)これ、使って!」
真「い、いいよ、別に」

ちょwwwまたしても真の被害者がw

ひかり「ちょっと、のぞみ、なんなの?」
のぞみ「道ならぬ恋って、つらいわね…」
ひかり・つばめ「「はぁ?」」

そりゃ涼との関係をフライデーされるのも無理ないわw

律子「とりあえず応急処置はしたけど、最後の全員リレーに出られるかどうかは微妙ね」
あずさ「一番足が速い真ちゃんがいないと、苦しくなるわねぇ」

一方、塞ぎこんでいるやよいに貴音が声を掛ける。

貴音「やよい、どうしました? 先程から元気が無いようですが」
やよい「え? あの…別に、何も…」
伊織「何も無いわけないでしょ、ずっと下向きっぱなしじゃない」

やっぱり赤羽根P一人では全員に気を配る事は出来ないわけですよ。
ゲーム内ではP一人でフォローする部分を、皆がお互いにフォローし合う事でアニマスの765プロがあるわけです。

一方、赤羽根Pは「新幹少女」のPから、ウチが優勝した方がテレビ的に盛り上がる、手を抜け、と要求される。
Pは事務所に電話して社長に相談する。

社長「ふむ、なるほど。それで君は、どうしたいんだね?」
P「俺はあの子達に、どんな事であれ、手を抜けとは、言いたくありません」
社長「あぁ、分った。君の思う通りにしたまえ」

そして遂に最終種目、事務所対抗全員リレーがスタート。
ここで挿入歌「L・O・B・M」、うんうん、これもとてもいいチョイスだ。
第一走者は真に劣らぬ身体能力を誇る響。

響「本気でぶっ飛ばすさー!」
P「行け、響!」

大きくリードして第二走者は貴音、

貴音「頼みます!」

第三走者は雪歩、

雪歩「ごめんなさい!」
美希「まかせてなの!」

第四走者は美希、

美希「あずさ、よろしく!」

第五走者はあずささん、

あずさ「抜かれちゃった」

第六走者は亜美、

あずさ「取り返して!」
亜美「まかして!」

第七走者は真美、

亜美「ミラクルバトンターッチ!」
真美「ミラクルキャーッチ! 行っくよー!」

第八走者は春香、ってヲイ!大丈夫なの?(^-^;;

春香「頑張らなきゃ…」
真美「はるるん!」

第九走者は千早、第十走者はやよい、

千早「高槻さん! お願い!!」
やよい「は、はい!」

追い抜かれざまにまたしても「新幹少女」に「足手纏い」と罵られたやよいは、心が挫け、走れなくなってしまう。
そこに第十一走者の伊織、

伊織「やよい! 下を向かないで、最後までちゃんと走りなさい!」
やよい「伊織ちゃん、ごめんなさい!」
伊織「まだまだこれからよ!」

そして最終走者、真、

真「伊織!」
伊織「真、私は一人抜いたわ! だから残り全部、抜きなさい!」
真「無茶苦茶言うんだから…伊織、は!」
P「行け行けっ! 真!」
涼「真さーん!」

ここで涼ちんが声援を上げるのが嬉しいじゃないの。
真の愛弟子であったDearlyStarsの世界線とは異なっていても、二人の間に何らかの繋がりはあるのだろう。

真が次々と抜いて2位まで追い上げる様子を、スタンド席より上のVIPルームから眺めるJupiterの面々。

北斗「おっ、速い」
冬馬「ふん、俺の方が速いぜ」
翔太「冬馬クンすぐ張り合うよね」
黒井「いつまで見てるつもりだ。次の仕事に向かうぞ」
翔太「次のイベント、どこだったっけ?」
冬馬「それくらい覚えておけよ」

子安、もとい、黒井社長も来たー!
部屋を出ると、ロビーのモニターで観戦しながら青ざめている「新幹少女」のP、その横を通り過ぎた黒井社長は一言、

黒井「小物が」

黒井社長がどこまでも黒井社長で安心したw
まぁ、台詞2つだけなんで「2」のクドさは見られませんが、

それはそれとして、トラックでは「新幹少女」ひかりと真の優勝を賭けた直接対決。
足の痛みに苦しみながら走る真の耳に、やよい達の渾身の声援が届いて…

NGワード:胸差

そして、運動会を締め括る表彰式へ。

司会「優勝は、『竜宮小町』率いる『765プロ』チーム、テレビ的な事も考えず、空気も読まずに、よく頑張りました」

そう、僕だ(違)
この場に876プロの3人が居る事も嬉しくて仕方がない。
そして、優勝カップを手に事務所の面々の所へ戻ってきた伊織、

伊織「はー、重い重い。真、持ちなさいよ。あんたがウチのMVPでしょ」
真「え? 僕が?」
伊織「ふん!」
真「ありがとう、伊織。でもこれは、僕じゃなくて…」

Endingは「GO MY WAY!!」で事務所での祝勝会の様子なんですが…これ、さっきの挿入歌の「L・O・B・M」と違って「765PRO ALLSTARS」…ではない、よね?
だって、歌い出しからずっと戸松遥さん、花澤香菜さん、三瓶由布子さんの声が聞こえてるもん。うわぁ、すげー嬉しい。
ってかアレだな、これだけ人数居ても分かるものなんだなぁ。

ちゅーこって、冬馬クン以外はアニマス初登場である961プロ&876プロの面々が、二言三言と言うほんの僅かな台詞のために出演する、シリーズファンと言うか既存ファンにとっては、とてもとても豪華な回でした。
DSを黒歴史呼ばわりした愚か者どもにザマァミロと申し上げたい。
過去作の全てが何一つ否定される事無く並存するのがアイマスですよ。こんなに嬉しい事があるだろうか?

ただし、今回半端無く千早の影が薄かった。orz

ところで、今回アニマス初の、そしてアニマスオリジナルのライバルユニットとして「新幹少女」が登場しましたが、アニマスのこれから先の展開で我々765プロの前に立ち塞がるのは、この「新幹少女」でも「Jupiter」でもないような気がします。
「新幹少女」は竜宮小町より先に、かつ、現時点でも竜宮小町より多くのファンを集める「今人気のユニット」として描かれていますが、絶対的強者の趣がない。別に誰かに立ち塞がって貰わなきゃ話が進まないと言うわけでもないのですが、仮に誰かライバルに行く手を遮られるとしたら、それは「新幹少女」でも「Jupiter」でもなく「魔王エンジェル」的な存在なのではないか、と思うわけです。
まぁ、「アニマスにDS組は出ない」と予想してた俺の言う事なので、まず当たらないとは思いますがw

アニメ「THE IDOLM@STER」 第09話

亜美真美回からの…久々の全員回でした。
まさかの二段オチとはw 毎度毎度、魅せてくれるなぁ。

例によってネタバレ防止のため Read more ですよ。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

話「ふたりだから出来ること」

雷鳴轟く洋館にて、焦った表情で何かを探す伊織…

亜美「どうしたの? お姉様…」
伊織「無いの、…ダイヤのネックレスが、お母様の形見がなくなってる!」

シーンは変わって、血を流してバスタブに倒れているメイド服の女性…

あずさ「…メイドさんが、殺された」

どう見てもミステリードラマの一シーンですが…

あずさ「犯人を見つけましょう。私達、三姉妹の手で」

竜宮小町主演のドラマなんですね。

あずさ「罠をかけましょう。事件の幕を引くために…」
犯人「小娘ども、お前らも道連れだ!」
伊織「お姉様…」
あずさ「あたし、なんて事を…」

犯人を誘い出すも、逆上した犯人と揉み合いになり…と言う展開のラストシーン。

あずさ「新しい人生を始めましょう。さようなら、思い出の日々…」

まさかこの時には、このラストシーンが意味を持っている等とは思ってもいなかったのですよw

Aパート

オープニング後のCM明けは、りっちゃんが運転する車で移動中の竜宮小町。

律子「次は『どっきゅん生ラジオ』にゲスト出演ね。一度事務所に戻るけど、30分ぐらい休んだら、すぐ出かけるわよ」
亜美「えー? この後真美と、最終ステージ攻略する約束してたのに~。30分じゃラスボスまでの所まで行けないよ~」
律子「仕方ないでしょ。仕事とゲームと、どっちが大事なの?」
亜美「そんなの選べるわけないっしょ!」

一方、真美もPの車で移動中。

P「今日のオーディション、受かるといいけどな…」
真美「兄ちゃん、早く早く、亜美と最終ステージ攻略する約束してるんだから」
P「おいおい真美、オーディションとゲーム、どっちが大事なんだ?」
真美「そんなの選べるわけないっしょ!」

流石双子w
シーンはりっちゃん車に戻る。
伊織は「ドラマ撮影終了記念の自分へのご褒美」として、「話題のスイーツ『ゴージャスセレブプリン』」を事務所の冷蔵庫に用意してあると言う。
が、伊織達が事務所に戻って見ると…

伊織「あ…」
亜美「どしたの? いおりん」
伊織「ない…ないわ。究極のスイーツが…『ゴージャスセレブプリン』が無くなってる!」

事件発生のようですw
と言う訳で、犯人探しが始まります。
律子、伊織、亜美、あずささんは朝から撮影で一緒、Pと真美はオーディションへ、社長は一日オフ、小鳥さんは虫歯が痛くて今日は何も食べられず…で、

亜美「ずばり、ここにいない誰かが犯人って事になるね」
真美「今日、事務所に来てたのは誰?」
小鳥「えーっと、やよいちゃん、真ちゃん、雪歩ちゃんは3人でイベントの衣装合わせへ。響ちゃんと貴音ちゃんは一緒にダンスレッスンへ。春香ちゃん、千早ちゃん、美希ちゃんはさっきボイストレーニングへ…」
P「全員顔を出してるのか」
伊織「あーあ、楽しみにしてたのに…」
真美「ふっふっふ…」
亜美「任せて、いおりん!」

と、ここで亜美真美がエキサイト。BGM「IM_Performance」が鳴り響くw

真美「灰色の脳細胞と七色の顔を持つ…」
亜美「セクシー美少女探偵、亜美&真美…」
真美「じっちゃん・ばっちゃんの名に賭けて…」
亜美「月に代わって…」
亜美&真美「「犯人逮捕よ!」」
律子「…なんかもう、色々混じってますね」
P「…完全に遊んでるな」

と言う訳で、ベテラン刑事風に聞き込み開始の亜美&真美。
ちょうど事務所に戻ってきたやよいを最初の容疑者として尋問開始。

亜美「なぁ、全部話して、楽になったらどうだ」
真美「田舎のおっかさんが泣いてるぞ」
やよい「お母さんウチに居るよ」
真美「君が悪いんじゃない、貧乏が悪いんだ。プリンってものを食べてみたかった」
やよい「私プリンぐらい食べたことあるよ!」

亜美真美何気にひでぇ。そして、あさぽん楽しんでるなぁw
如何なものかと思う結論により、やよいの容疑は晴れて操作は振り出しに戻る。

と、そこに「甘い…ほろ苦い」と呟きながら事務所の入ってる建物の屋上へと階段を上がってきた真。
当然、第二の容疑者として亜美&真美に目を付けられてしまう。

真「え? プリン? 何のこと?」
亜美「冷蔵庫のプリン食べたっしょ?」
真美「甘い、ほろ苦いってプリンの事っしょ!」

真は作詞に挑戦して居たと言う。

亜美「じゃあ、なんで逃げたの?」
真「恥ずかしかったんだよ。『甘い囁き』とか『ほろ苦い思い出』とか、よくある言葉しか浮かばなくて…」

まこちんかわいいw
そして真からは、雪歩が伊織を捜して「プリンの事を話したかったのに」と言っていた、との証言が。

亜美「もしかしてゆきぴょん、誰が犯人か知ってるのかな?」
真美「きっとそうだよ!」

そこに響き渡る雪歩の悲鳴。
給湯室に倒れていた雪歩は、律子に助け起こされて「ヒビ…」と呟く。

亜美「今のって、犯人の名前?」
真美「『ヒビ』って事は…」
亜美&真美「「ひびきん!」」

そんな馬鹿なw
おぅふ、ここでCMかよw

CM

オープニング後のCMがヴァイスシュバルツで、ここではアニマスBRD/DVDのCM。
と言う事は、PS3版のCMはEnding後かな?

Bパート

亜美「えー? 捜査打ち切りってどーゆー事っすか?!」
真美「政治家の圧力っすか? デカ長!」
律子「誰がデカ長よ。休憩は30分だけだって言ったでしょ。もうすぐラジオ出演の時間なの」
亜美「事件はラジオ局じゃなくて、現場で起きてるんだよ! りっちゃん」
真美「真犯人を捕まえなきゃ、ゆきぴょんだって浮かばれないよ!」
P「おい、雪歩は気絶してるだけだぞ」

亜美真美ノリノリであるw
が、お仕事のため亜美はここで離脱ですね。

亜美「すまん、俺はどうやらここまでだ…」
真美「先輩、安心して下さい。先輩の意志は必ず…」
亜美「頼んだぞ、後輩…」

いちいち芸コマであるw
残された真美はPに車を出させて響と貴音がダンスレッスンを受けるスタジオの前で張り込み開始。
アンパンを齧りながら、竜宮小町が生出演するラジオをかける。

P「真美、亜美と遊ぶ時間が減って、つまんないか?」
真美「つまんないよ、決まってるっしょ。ゲームするのも、お店見るのも、レッスン行くのも、兄ちゃんいじって遊ぶのも、最近全部別々だもん」
P「そっか。まぁ、気持ちは分るけど、亜美は今…」
真美「分ってるよ。けど、つまんないもんはつまんないの。…だから、真美ももっと超売れっ子になって、亜美と一緒に仕事できるようになるんだ! しっかり頼んだよ、兄ちゃん!」
P「了解!」

この前向きさがこの子達の取り得、強みだよなぁ。
そうしている間に貴音が一人で出てくる。

真美「もしかして裏口から?! 踏み込むよ、兄ちゃん」

ダンススタジオに飛び込んで無駄に走り回る真美の動きが、新しくもすごく亜美真美らしくて微笑ましい。
響は30分前に既に出たと言う。真美はPを残して捜しに走り出す…そして、雨が降り出し…
一方、竜宮小町ゲスト出演のラジオ番組が続いている。

DJ「ドラマに初主演したんだって?」
伊織「はい、30分のミニドラマですけど、来月の深夜に放送されます」
あずさ「今朝、ラストシーンの撮影が終わったばかりなんですよ」
DJ「へー、じゃあ亜美ちゃん、簡単にストーリーを紹介してくれる?」
亜美「は~い、亜美たち三姉妹が探偵になって、事件を解決するお話だよ。最初に大事な宝物が行方不明になって…」
(伊織が冷蔵庫を開けるシーンのフラッシュバック)
亜美「で、第一の犠牲者が出て…」
(雪歩が気絶するシーンのフラッシュバック)
亜美「でも、死ぬ前に犯人の名前を…」
(雪歩が「ひび…」と呟いたシーンのフラッシュバック)
亜美「あーっ!!」

シーンは変わって、事務所に戻ってきた真美。

真美「ひびきん! …あ、…誰も居ないの?」

挿入歌「NEXT LIFE」キター!w
いきなりのシリアス展開wそんな馬鹿なww

亜美「この事件って、ドラマのストーリーのまんまじゃん! と言う事は…」

ちょうどそこで、ブースの外に響の姿が…

DJ「あの、亜美ちゃん? 続きは? 犯人の名前、分ったんだよね?」
亜美「…えっと、その、と思ったんだけど、実はその人、犯人じゃなくて…」

事務所の給湯スペースで水を飲む真美の後ろに怪しい影が…

亜美「そしたら、真犯人が…ナイフで…」

ラジオをつける真美。

亜美「逃げてー!真美ー!」
真美「…え? はっ」
貴音「声を出さずに」
真美「な、なに?」
貴音「静かに、大丈夫、一瞬で終わりますよ」

まさかのGネタ(モザイク入り)w

雪歩「やっつけました?」

貴音さん、中の人とはエライ違いやな。
ともかく、響と貴音の嫌疑は晴れたようです。
コミカルでテンポのいいBGMが素敵。

亜美「これで容疑者は絞られたようだねぇ」
真美「いよいよクライマックスが近付いたようだねぇ」
亜美「罠をかけましょう。事件の幕を引くために」

それ、あずささんの台詞な。
シーンは変わって、ボイストレーニングから帰ってきた春香、千早、美希。
事務所は窓のブラインドが下りて真っ暗に、そして、プリンのお化け(?)が出現。

春香「ああっ、え? え? 何? きゃーっ!」
亜美「ウケケケケ! よくも食べたな~、呪ってやる~」
美希「わぁ、全部『ゴージャスセレブプリン』なの」

春香さんMAJIコミカルw
それにしても、プリンお化けの着ぐるみまで作るとは大袈裟な。
部屋の電灯がついて、雪歩がブラインドを上げる。

やよい「あれ? もう終わり?」
響「まだ脅かしてないぞ」
春香「何かの、イベント?」
亜美「みんな、静かに」
真美「犯人はこの中に居る!」
P「いや、もうみんな分ってると思うぞ」
亜美「『ゴージャスセレブプリン』だって分ったのは、三人の中で一人だけ…」
真美「その人物こそが犯人、つまり…」
亜美&真美「「ミキミキ、冷蔵庫のプリン食べたっしょ!」」
美希「うん、食べたよ」

全く悪びれないw
どこまでも美希らしいと言わざるを得ない。

伊織「でもあんた、なんで勝手に食べたのよ」
美希「だって、ゼリーが無くなってて、代わりにプリンが入ってたから」
P「ゼリー?」
美希「美希が入れといた『イケイケファンシーゼリー』、誰かが食べちゃったの。すっごく楽しみにしてたのに」
亜美「あのゼリーは超美味しいもんね」
真美「フルーツがごちゃごちゃ入ってるのが最高だよね」
律子「あんた達、やけに詳しいわね」
亜美「だって、今朝食べたもん」
真美「冷蔵庫に入ってたよ」

そーゆーオチかw
他にも被害の心当たり多数で皆に追っ掛けられる亜美真美。
まぁ、お約束ではある。

今回のEndingは順当に「黎明スターライン」でした。が…
な、何? Endingの後がある、だと?

伊織「だけどあんた、よくあんなにたくさんプリン食べられたわね」
美希「美希が食べたのは、1個だけだよ?」
伊織「え?!」

他にも犯人が居る、だと?

あずさ「…はっ、…わ、私、なんて事を…。さようなら…、さようなら、ダイエットの日々…」

予想外と言わざるを得ないw
あー、そう言えば最初に伊織がプリンの話を始めた時の反応は確かにおかしかった。
だけどあんた、よくあんなにたくさん全キャラの出番作れるわね。
響と千早の出番はかなり薄かったけど、

アニメ「THE IDOLM@STER」 第08話

次回予告での第一印象通り、「あずささん回」と言えば「あずささん回」なんですが…
まさかのギャグ回、と言うか、カオスの極みに達しつつも綺麗に着地して見せた事に二度びっくり。
しかも、挿入歌も新曲も盛り盛りで、いつにも増しての全力疾走でした。

例によってネタバレ防止のため Read more です。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

話「しあわせへのり道」

大きなチャペルにて、ウエディングドレスでスチル撮影中のあずささん。
少し離れてその様子を見ているウエディングドレスの美希とタキシードの真。

美希「流石はあずさなの」
真「いいなぁ、綺麗だな~。はぁ、結婚雑誌のモデルって言うから、僕もヒラヒラでフリフリした服が着られると思ったのに…」
P「すまん、男も1人欲しいって依頼だったんだが、ウチの事務所、居ないからなぁ」
真「ふんだ! ボク拗ねちゃいますからね!」

真の不満はもっともだが、タキシードばっちり決まっててヤバイw
そして、美希はしっかりフォロー。アニマス美希は過去作いずれにも増して気遣い屋さんだなぁ。

今週のPS3CMはOP後枠で千葉さん回(クラッシュデビルズ編)でした。

Aパート

あずさ「まさか、初めてのウエディングドレスはお仕事だとは思いませんでした」

お昼の休憩でチャペルから控え室へ歩く四人。
背景の美希と真の会話を聞く限りでは、二人の出番はもう少し後みたい。

あずさ「このドレス、もうすぐ着替えちゃうんですよね?」
P「はい、昼休み終わったら別の衣装です」
あずさ「それじゃあ…」

美希と真が昼食を摂っている後ろで、鏡に映ったドレス姿を携帯電話のカメラで撮影するあずささん。

あずさ「これで、よしっと…友美、びっくりするかしら?」

友美さんktkr、しかも、あずささんがメール送信した直後に電話が掛かってくる。早っ!w
電話で話しながら部屋を出たあずささんは、廊下を歩いてドアを開けて…

あずさ「あら? 私、いつの間にこんなところに…」

外です。

ウエディングドレス姿の女性「どいてー! ゴメンね!」

走ってきたウエディングドレス姿の女性とぶつかり、その女性が落とした指輪のケースを拾ったところで、背後から黒服の男達に声をかけられる。

黒服「さあ、式場に戻りますよ」
あずさ「え? あ、あの、私、撮影が…」

うむ、ベタな人違い展開であるw
あずささんを探しに出て来た真は、あずささんが落とした携帯電話を拾い、黒服の男達に車に押し込まれるあずささんを発見。

P「なっ、あずささんが誘拐!?」
真「はい、この目でしっかり見ました。プロデューサー、今すぐ助けに行きましょう」
P「わ、分った。美希、なるべく早く戻るから、少しだけ時間稼ぎしててくれ」
美希「うん、美希、やってみるの」

美希すっかり頼られてるなー。
あまり何でもかんでも美希の天才性で解決しちゃダメだぞw
一方、黒服達の車の中…

黒服A「顔も見た事の無い相手との結婚に気が進まないのは分ります」
黒服B「ですが、我らが主は立派な方、きっと貴方もお気に召すでしょう」
黒服C「とにかく、すぐに式場に戻って…」
あずさ「あ、あのー、もしかしたら、人違いをされているのでは?」

慌てて写真を確認し、人違いに気付く黒服達。
無論、彼らが探しているのはあずささんにぶつかった、指輪を落とした女性である。
ってか、強面黒服さん達、グレンラガンのとあるキャラを連想させます。

車を降ろされるあずささん。
おいおい、元の場所まで送れよ。黒服さん達パニクり過ぎw

あずさ「あら、どうしましょう。それに、これ…まぁ、大変! 結婚指輪だわ。あの花嫁さんに返さないと…そうだ、スタジオにも戻らないと…ところで私、今、どっちから来たのかしら?」

あずささんが自力で戻れるワケが無いw
シーンは変わって、例の花嫁さんを無事確保した黒服達。

花嫁「いやよ! 親同士が勝手に決めた結婚なんて、絶対に嫌!」
黒服A「そう言わずに、主は貴方との結婚を心から望んでおられます」
黒服B「先祖代々伝わる家宝の指輪を贈った事が、何よりの証拠です」
花嫁「こんな指輪、すぐにでも返すわよ! …あ、あれ? …落としたみたい」

ちゅーこって、黒服さん達はあずささんが指輪ケースを持っていた事を思い出し、あずささんを探す事に…
で、その頃あずささんんは、ウエディングドレスのままタクシーを探して桜木町駅前へ。
道に迷うおばあさんに遭遇し、ランドマークタワーまで連れて行く事に。
疾走感のあるBGMと共にシーンは変わり…

真「プロデューサー、もっと急いで!」
P「無理言うな、お前が速過ぎるんだ」

タキシード姿で走る真と、それにだいぶ引き離されてるP。
真は黒服達の車とすれ違った事に気付き、タクシーを止める。

真「前の車を追って下さい! 急いで!」
運転手「あんたら、刑事かなんかかい?」
真「いいえ、アイドルです」

噴いた。アイドル刑事ですね。分ります。
黒服達に「こいつらも指輪を捜しているのか?」と勘違いされる真。
うむ、いい感じに状況がこじれて来たぞ。
「ウエディングドレスの女性を駅で目撃」との連絡で駅へ急行する黒服達。
「ターゲットは駅から中華街へ移動」との連絡で、チャペルに居た黒服も移動。
花嫁さんもそれに同行する事に。

一方その頃のあずささん、お婆さんを連れてランドマークタワーに向かっているつもりでしたが、マリンタワーへ向かっていたようです。つまり、端的に言えば、迷った。
が、そもそも「ランドマークタワーで待ち合わせ」と言うのが勘違いで、マリンタワーへ向かう道の途中でお婆さんの息子さんと遭遇。結果オーライ、とw

あずさ「さ、私も早くタクシーをつかまえて」

代わりに迷子の少年少女に捕まってしまいました。

あずさ「この子達のお母さん、いらっしゃいませんかー? …困ったわねぇ」

そんなこんなで横浜中華街巡り。
その頃、黒服達も中華街に到着する。そして…

黒服「肉饅屋で目撃したとの情報だ」
真「でやー!」
黒服「うっ、さっきのヤツ!」
真「お前達にあずささんは渡さない!」
黒服「ま、待て!」

真、お前今どこから飛び降りてきたw
子供達に豚饅を買ってあげるあずささん。

あずさ「ふーふー、はーい、熱いから気をつけるのよ」

ふーふーするあずささんの姿に釣られ、肉饅屋の前に人だかりが出来てしまう。
群集に道を遮られる黒服達と真。あと、背景に「猫飯店」の看板が、

背後の群集にも気付かずその場を後にしたあずささんと迷子の子供達。
子供達は無事に母親と合流できましたが…

CM

今週は真ん中のCM枠はヴァイスシュバルツでした。

Bパート

場面はまたまたチャペル。
昼休憩が終わって、美希の出番です。

編集者「…で、三浦さんも菊池君もいなくなって、貴方だけ残ってるって事?」
美希「そーゆー事なの」
カメラマン「いいじゃない。どうせ彼女も撮るんだし、三浦さん戻るまで、先にやろうよ」

美希のウエディングドレスも決まってるなぁ。
シーンは再び中華街。黒服と共に指輪の捜索に加わった花嫁さんの後姿をあずささんと勘違いして真が飛び付くアクシデントと、花嫁さんが面食いである事を示唆する反応とかw

一方、中華街を後にしたあずささんは、タクシー乗り場を探して海沿いの公園を彷徨う。
そして、挿入歌「晴れ色」(新曲)が! あずささんにピッタリの曲ですね。作詞は「神さまのBirthday」「またね」「笑って!」で御馴染みの伊那村さちこさん、作曲はアイマス楽曲初参加の方ですかね。
絵描きのイマジネーションを刺激してみたり、外国人観光客と記念撮影してみたり、野良猫を手なづけたり、幼児を泣き止ませてみたり、サーカスの象をエキサイトさせたりしながら迷走した末に、横浜ワールドポーターズ近くの円形歩道橋の上で食中りの易者に出会う。
そこで営業してたら十中八九おまわりさんに叱られるような気がしなくもないが、易者さんに頼まれて店番をする事に。いやいやいや、それ店番要らないだろw

あずさ「早く仕事場に戻らないと…みんな心配してるわよね」

そこに、白いスーツの後姿(と言うか腕)「スミマセン、占ッテホシインデスガ…」
どう考えても例の花嫁さんのお相手であるw と言う事はタキシードか。

シーンは変わって、中華街で黒服を相手に大立ち回りの真。
BGMは「エージェント夜を往く」、今日の真、身体能力がどうこうってレベルじゃねぇよw

シーンは戻って、店番あずささんに占いを頼んだ外国人男性。
「結婚ヲ決メテイタ女性ニフラレテシマイマシテ、今日日本ヲ発ツノデスガ、最後ニコノ国ノ思イ出ニナルヨウナ場所ニ行キタイノデス」

あの、この方の声って…もしかして…
タロットは分るらしいが、卜易など出来るはずもないあずささん、「ものは試し」と棒倒しで港へ行く事をオススメする。
入れ違いで易者が帰って来て、あずささんは歩道橋のすぐ下のタクシー乗り場を教わる。

一方その頃のチャペル、「ウエディングドレスにも躍動感があった方がいい」と言う美希は、カメラマンに海での撮影を提案する。

花嫁さん&黒服さんが歩道橋まで捜しに来たが、その頃のあずささんは「タクシーの列と間違えて」観覧車に乗ってしまっていた。常人なら有り得ない状況だが、あずささんでは仕方がない。
あずささんは眼下の歩道橋を走る花嫁さんに気付く。追いかけっこに新ベクトル追加か?

再度中華街、真の大立ち回りは続く。
今度は「迷走Mind」をBGMに、周囲の店先を派手に破壊しながら黒服との格闘が続くが、「ターゲットが港の方に向かった」と連絡が入り、黒服がその場を離脱。
それを追う真、そして、散々大騒ぎしたために野次馬達も「あっちで何かあるらしい」と付いて来てしまう。
ここでBGMは「shiny smile (REM@STER-A)」に…そうだ。あずまこの「MASTER SPECIAL 05」収録の「shiny smile (REM@STER-A)」か。ぐぬぬ、何と言う…きっちりシーンに嵌ってやがる。上手いとしか言いようがないぞw

あずささんを探して港の方へ向かう花嫁さん、それを追いかけるあずささん、それを追う黒服と真とP、Pに壊した店の弁償を求める中華街の店主達、中華街で真の大立ち回りを見ていた野次馬達、「こんな額の小切手、受け取れないよ」とあずささんが店番した易者、「是非、豚饅のお礼を」「絵、貰ってくれー」、エキサイトした象とキリン…
あずささんを先頭に地響きを立てて走る群集、カオス過ぎるwww

シーンは変わり、海の近くの公園の噴水の前で撮影のセッティングをする美希たちの一行。
そして、その場には花嫁さんも。

美希「あ、あずさ? …じゃなかったの」

そこへ地響きを立てて走ってくる「あずささん with カオス群集」。

花嫁「何?」
編集者「な、何あれ…」
あずさ「あのー! 指輪、指輪を!」
美希「あれ? あずさ、何で?」
あずさ「指輪をお預かりしてるんです!」
花嫁「あ、落とした指輪!」
美希「あ、そうだ! ねぇ、カメラマンさん! あれ、絶対に撮ってなの!」

凄まじい光景だw

花嫁「指輪、届けてくれたのね」
あずさ「きっとお困りだと思って。はい、確かにお返ししました」
花嫁「ありがとう。…さあ、貴方達の主はどこ? こんな指輪、突っ返してやるんだから!」
???「ソレハ残念デス」

夕日をバックに例の白タキシードの男性登場。

あずさ「まあ、あの時の!」
黒服達「石油王様!」
花嫁「え? こんな超イケメンだったの?」
石油王「ハジメマシテ、石油王デス。ドウシテモ、結婚イテイタダケマセンカ?」

名前が石油王www
アニメオリジナルキャラに名前振りたくなかったんですかね。
と言うかね、石油王さん、あずささんを俺の嫁と言い張る「まさやんぐP」こと小野坂昌也氏じゃございませんかw

P「真、どうなってんだ、これ…」
真「はあ、ボクもさっぱり…」

いやぁ、すごい密度だったなぁ。
二十数分の間に、目が回るぐらい大量のシーンが詰め込まれていました。
Endingは竜宮小町の歌う新曲「ハニカミ!ファーストバイト」、作詞は「ふたりのもじぴったん」「じゅもんをあげるよ」でお馴染み、元NBGIの後藤裕之さん、作曲は我らがサウンドプロデューサー中川浩二さんです。
今回は挿入歌とEnding合わせて5曲も披露された形ですが、その内の2曲が新曲。「ANIM@TION MASTER」でフルで聞けるのが楽しみ。

それと、今回も実在のロケハンのエリアが明確だったために特定班がいい仕事してます。

アニメ「THE IDOLM@STER」 第07話

次回予告ではどう見ても「やよい回」ですが、これまでのパターンから考えるとそう単純な話で済むわけがないよね。

毎度の事ながら、いちいち芸が細か過ぎてニヤニヤしっ放しです。
今回はヤキニクマンが全力w 地味にやり過ぎだよ!
気付く人しか気付かねーつーの。

例によってネタバレ防止のため Read more にしときました。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

話「大好きなもの、切なもの」

レポーター「…と言う訳で、今日はあの水瀬グループの会長さんの御宅へお邪魔しました。」

自宅へのテレビ取材に、愛犬(ジャンバルジャン)と戯れるていで割り込む伊織。

伊織「あ、放送中だったんですか? ごめんなさーい」
レポーター「この御家の方ですか?」
伊織「はい、水瀬伊織、15歳。『竜宮小町』と言うユニットでアイドルやってま~す♪」

強引過ぎるし、嫌な予感しかしねぇよ…

レポーター「立派なお父さんやお兄さんがいて、幸せですね~」
伊織「ぐぅ…お、お陰様で…」

言わんこっちゃない。
父親や兄の事を言われたくないなら出てくるべきじゃないシチュエーションだろうに…。
まぁ、伊織はそんな事が分らないような子じゃないので、一時の屈辱に耐えてでも、と言う彼女なりの努力なんだろうが、

新堂「お嬢様、旦那様に叱られます」

強制退場食らいました。
その様子を、お茶しながらテレビで見ている765プロの面々(春香、やよい、響、小鳥さん、P)。
Pの反応がお約束であるw

響「やるなぁ、伊織」
やよい「でも、いつになったら伊織ちゃんの家に行くのかぁ。博物館よりそっちが見たいかも」
響「違うぞ、やよい。今映ってるのが伊織の家だぞ」
やよい「…え~?! …うわぁ、お掃除大変そうです!」

うん、こっちはこっちでお約束の反応である。
あと、ハム蔵は何かと優遇され過ぎだ。そこ代われ(違)

Aパート

CM明けは応接スペースのソファーで向かい合うPと伊織。
BGM「TENDER」室内楽風アレンジ、何度聴いてもいいですな。アバンタイトルのシーンのBGMも良かったけど、

伊織「どこが問題だって言うのよ! 営業努力を褒めるのがプロデューサーってもんでしょ」
P「そりゃそうだけど、下手したらイメージダウンになっちゃうぞ」
伊織「…私は、チャンスを利用しようと思っただけよ」
P「せめて、事前に相談ぐらい…俺もプロデューサーとしてアドバイスを…」
伊織「『竜宮小町』の担当は律子でしょ。あんたなんて関係無いじゃない」
P「そんな事無いさ。同じ765プロの仲間なんだし、みんなの力になりたいと思ってる」

うん、頑張れ。
いおりんの信頼を得るのは簡単じゃないぞ。

伊織「あ、あんたのアドバイスなんて要らないわよ! 頼りにして欲しかったら、もっと頑張りなさいよね!」

何故そこでPが肩を落とすのだろうか。
相手はあの伊織だぞ? これ以上の激励があるだろうか。いや、無い。
ってか、伊織の表情の変化がいちいちかわいいなぁ。

場面は変わって、給湯室のテーブルで楽譜を見ながら同じ曲をハミングするやよいと響。
こ、この組み合わせでユニットなんですか? デュオ? かなり異色な気が…
そこに、椅子を蹴飛ばすような音と共に伊織が加わる。

伊織「大体あの番組もふざけてるのよ。何が『立派なお父さんやお兄さんがいて幸せですね』…よね」
やよい「伊織ちゃん、お父さんやお兄さんと喧嘩してるの?」
伊織「別に…ただ、『アイドルなんて出来っこない』って決め付けてるから、見返してやりたいだけ」
響「あ、分るぞ。自分もいつも兄貴に馬鹿にされてたからなぁ」
伊織「ちょっと先に生まれたってだけで、偉そうなのよ」
響「うん。やよいんちはどうなんだ?」
やよい「え?」
響「兄弟喧嘩とかしないのか?」
やよい「ううん、6人も居るからちっちゃい喧嘩は毎日だけど、でも、みんな仲良しですよ」
響「…そっか」

響も別に兄弟仲が悪いってわけじゃ無いと思うんだよね。
と言うか、ここの表情がまた…響が兄弟の話をする回はあるんだろうか?
…あれ? やよいって6人兄弟だっけ?

伊織に「奢るから気晴らしに何か美味しいものでも」と誘われた二人だが、やよいは「帰って夕御飯作らないと…」。
で、やよいが「良かったら、ウチで御飯食べようよ」と逆に二人をご招待するカタチに。
あぁ、何と言うか!何と言うか! やよいおりに響をプラスした化学反応が!(←とりあえず黙れ)

で、場所は変わってスーパーマーケット。

やよい「伊織ちゃん、買い物とかしないの?」
伊織「食事の仕度は、コックがするものでしょ?」
やよい「ふぇ~」

伊織MAJI場違いw
そして、響ゴーヤ難民。

やよい「ダメだよ伊織ちゃん、もっとちゃんと選ばないと」
伊織「こんなの、どれだって一緒じゃない」
やよい「そんな事無いよ。ほら、こっちの方が粒が揃ってるでしょ? ブロッコリーもこっちの方が新鮮だし、キュウリはイボイボの方が美味しいし、里芋は泥付きの方が安いし、栄養あるんだから。ちゃんと選ばないとダメだよ!」

やよいが真剣だ。
だが、その手の鮮度評価には一部に迷信もあるので要注意だよ。

店員「お、やよいちゃん。いつも大変だねぇ」
やよい「えへへ、そんな事ないですよ」
店員「よっしゃ、ちょっと早いけど、半額シール、奮発しちゃうぞ」

「そんな事ないですよ」のところのやよいがガッツポーズなのが微笑ましい。
スーパーを出て、橋を渡る三人。

伊織「で、こんなにモヤシ買ってどうするわけ?」
やよい「今日は、木曜日恒例モヤシ祭りだよ」
伊織「なーんか盛り上がらなさそうなお祭りねぇ」
やよい「そんな事無いよ! すっごく楽しいんだから」

…野川?
おっと、失礼しました。なんか、橋の周囲が近所の風景に似てたもんで。

響「いつも、やよいが夕御飯作ってるのか?」
やよい「お父さんとお母さん、いつも仕事で遅いから、食事の仕度とか、弟達の世話は私の仕事なんです」

…うん、景色のテイストと言うか、雰囲気がこっちの方だ。
ただ、今のこの辺りよりは若干緑が多い気がする。この辺りなら15~20年前の水準?
なので、これ見ながらTwitterで「多摩エリアの雰囲気ですね」「八王子の方とか?」なんて話してたんですが…見終わる頃には完全に特定されていたでござる。
と言うか、途中から「どう見ても近所です。本当にありがどうございました」と言う感じだった。
ここで作中では「飛行機のエンジン音と飛行機雲」の描写があるんですけど、これ、普通の大型旅客機じゃないんですよ。大型旅客機はこの辺りでエンジン音が聞こえるほど低く飛ぶ事は有り得ない。一応この近くには「調布飛行場」と言うのもあって、大島や新島等の東京都離島部へ小型機を飛ばしてますが、この辺りでエンジン音を響かせて飛んでるのは航空自衛隊府中基地を利用する飛行機、つまり、自衛隊機である事が多いと聞きます。

やよい「じゃーん、我が家へようこそー!」
響「おぉっ、二階建てだぁ」
伊織「…ジャンバルジャンの家より小さい」

伊織、自重しろ。

やよい「ただいまー! みんな、いい子にしてたー?」
浩司「お帰りー、いい子だよ」
浩太郎「やよい姉ちゃん、お帰り」
かすみ「お帰りー」
長介「お帰り」

一番下の子まだ乳児かよ!
んー、この家族構成で両親共働きって、三世代同居家庭じゃないと無理があるだろ。
アレか、両親が駆落ちで両方の親族から勘当されてるとかそーゆーのか。

長介「やよい姉ちゃん、浩三のミルクは?」
やよい「買って来たでちゅよー。モヤシもいっぱいでちゅよー。えへへ、響さんと伊織ちゃんに手伝って貰ったんだ」
長介「…ふーん」

上から、やよい→長介→かすみ→浩太郎→浩司→浩三、かな?
友達を連れてきて上機嫌なやよいは気付いて無いけど、この時点で既に長介は複雑な反応ですね。
長介的にはやよいと二人で(乳児を含む)弟達の面倒を見ていると言う自負があり、「やよい姉ちゃん」が外で友人達に頼ったりしているのが気に入らないのだろう。まぁ、それはそれでかわいい反応じゃないですか。

一方、響はさっそく浩太郎と浩司に懐かれているようです。
やよいはエプロンの紐を縛って一言。

やよい「よーし、やるぞー!」

やよいの輝くような笑顔と共に、挿入歌「キラメキラリ」。まさに「やよい回」である。
響と伊織は「手伝う」と言ってましたが、専ら子供達の遊び相手ですか。
途中、かすみと浩太郎と浩司の前で響と伊織がキラメキラリのダンスを披露しているシーンもあって、ほんの僅かながらもゲームの振り付けを完全再現してて胸熱なのです。
曲が終わる頃には夕日が輝いていて…、あぁ、どう見てもご近所だw いつもの事だけど、風景描写までしっかり力入ってて見とれるなぁ。テレビアニメでよくここまであらゆる方向に力を注げるもんだ。

子供達に振り回されてへばっている響と伊織。
挿入歌の間にやよいが用意していたミルクを浩三に飲ませてる長介。

伊織「あんたは遊ばないの?」
長介「え? そんな事無いけど…出来る事はちょっとずつ手伝うようにしてるんだ。やよい姉ちゃん、アイドルやってて忙しいし」

やよいがミルク用意してる時の温度確認する仕草とか、長介がミルク飲んだ後の浩三の背中たたいてゲップさせるのとか、何かと描写が細かいなぁ。

CM

先週のPS3版「アイドルマスター2」のCMはEnding後でしたが、今週は真ん中に戻ってきました。
今回は「あやち」こと竹達彩奈さん、ぬーぬーと一緒に月曜深夜に超A&G+で番組やってます。なので、プロデュースするのはもちろん響…
何度でも言うが、CMのこの方向性は間違っていないと思うよ!

Bパート

伊織「ねぇ、モヤシしか乗ってないんだけど」
やよい「うん、モヤシ祭りだから!」

と言う事で、いよいよモヤシ祭り開催です。
ホットプレートのダイヤルを回し、油をしいて…まぁ、ひとつ言うなら、この手のホットプレートは油や水が音を立てる温度に温まるまでには結構時間がかかるけどね。
と、そこで響がテレビのスイッチを入れる。…いけない! それはいけない! 招かれたディナーの最中に勝手にテレビ見るなんてマナー云々と言うのも勿論あるけど、そうじゃなくて、ホットプレートつけてる時にテレビとかダメ!

「ヤキニクマン」パート

どこかで見た事がある様な気がしなくもないゆるい感じのキャラクター3人が、どこかで聞いた事がある様な気がしなくもないゆるい感じの声で「今だ、ヤキニクマン!」と叫び、どこかで聞いた事がある様な…って言うか「おはよう!!朝ごはん REM@STER-A」のイントロ部分が流れて、ヤキニクマンが振りかぶって、まるで串田アキラさんの様な声で必殺技「ヤキニクパーンチ!」を叫び…

ってヲイ!
この一声のためだけにヤキニクマンに串田アキラさんキャスティングしたんかーい!
第一話の小鳥さんの携帯電話着信音もそうだけど、イントロクイズ的なネタの仕込みにいちいち噴くわ。
このアニメのスタッフ、色々とおかしい。ニコマスPを集めて練成した賢者の石でも使ってんじゃねーのか。

浩太郎「うわっ、真っ暗だ」
浩司「真っ暗だー!」
長介「ブレーカー落ちたぞ」
伊織「どーゆー事?」
響「ゴメン、ヤキニクマン見ようと思っただけなんだ」

言わんこっちゃない。
まぁ、それはそれとしてモヤシ祭りです。
仮に塩ダレだとしても、ちょっとモヤシが白過ぎると思います。色指定忘れ?
まぁ、いおりんの口に合うなら何も文句は言えない。

やよい「私、響さんと伊織ちゃんが来てくれて、ホントに嬉しかったんです。いっぱいお手伝いもしてもらっちゃったし、毎日来てくれたらいいのになー、なんて。えへへっ」

それを聞いてまた複雑な表情の長介。
箸が止まった長介の皿を見て、浩司が「長介兄ちゃん食べないの?ボクもらっちゃお」とフォークを伸ばす。
気付いた長介は思わず手が出てしまい…

浩司「お兄ちゃんがぶったー!(号泣)」
やよい「長介なんで泣かすの!」
長介「だって、浩司が」
やよい「叩く事ないでしょ。浩司に謝りなさい」

やよいがお姉ちゃんだー!
ってか、まるで仁後ちゃんだー!(をい

やよい「長介は一番お兄ちゃんなんだから、みんなに優しくしなさいっていつも言ってるでしょ? ほら、謝りなさい」
長介「何だよ、偉そうに言うなよな。自分ばっか、好きなアイドルなんかやってるくせに!」

長介が「姉ちゃんなんか嫌いだ」と飛び出していく分り易い展開。
響は浩司を泣き止ませようと背中を撫でている。ホント、動きを抑制しないよなぁ。

やよい「ちょっとショックだったかも。長介があんなこと言うなんて…アイドルになって頑張れば、少しはみんなの助けになるかなって考えてたのに…」
伊織「(溜息)…たぶん本心じゃないと思うわ。『お姉ちゃんはアイドルで忙しいから、少しでも手伝いたい』って、言ってたもの」
響「やよい、自分もよく動物逃がしちゃうけど、すぐ追いかけるぞ。大切な家族に何かあったら大変じゃないか」
ハム蔵「きゅ」

お前のペットと一緒にすんな!と一瞬思ったが、うん、響のあれもあれはあれで問題だよな。飼い主の責任意識として、

響「手分けして探そう」
やよい「うん。伊織ちゃん、弟達見ててもらっていいかな?」
伊織「任せなさい」

Pの言葉を思い出した伊織は、「念のためよ」と呟いて、Pに連絡を入れる事に。
「THE IDOLM@STER」ピアノアレンジはえらい適応性高いなぁ。
長介を探して夜道を走り回るやよいと響、Pもタクシーで駆けつける。
うん、見慣れた景色です。ライブ前の夜のジョギングコースからも近くなんで、

「いつまでも起きてると…お化けが出るわよ~」で弟達を寝かしつけた伊織は、Pに再び電話。

伊織「ちょっと、まだ見つからないの?!」
P「あぁ、手分けして探してるところだ。見つけたら、すぐに連絡するよ」
伊織「ええ、……せっかくこの伊織ちゃんが頼ってあげたんだから、しっかり働いてよね!」

伊織回だったでござる。(←黙れ

P「なぁ、もしも伊織なら、家出したらどこ行く?」
伊織「さあ、庶民の感覚なんて分らないわよ。自分の家の中だけだって、隠れる場所なんて幾らでもあるもの」
P「そうか…」
伊織「…あっ…自分の…家…?」

いおりんMAJI聡明。
庭の物置の中に居た長介を発見します。

伊織「み~つけた」
長介「…どうして分ったの?」
伊織「私も兄さん達と喧嘩した時、よく物置に隠れたわ」

ちゅーこって、いおりんの説教タイム。

伊織「あんた、やよいに認めてもらいたいんでしょう? だったらコソコソ逃げてないで、ぶつかっていかなきゃダメじゃない。少なくとも、私はそうしてるわ」
長介「…うん」
伊織「やよいはね。どんな時でもニコニコ笑って頑張ってる。家の仕事が大変です、なんて顔、一度も見せた事無いわ。それがやよいのプライドなの。あんたにもプライドがあるなら、自分の力でお姉ちゃん助けられる男になりなさい」
長介「プライドって…」
伊織「胸張って前を向けって事!」

伊織回だったでござる。
くぎゅの伊織が完璧なのはいつもの事としても、構図も動きも効果もBGMも完璧で言葉が出ない。何度見ても溜息ばかりだ。

そして、伊織と響、Pの三人で帰路へ。

P「ありがとな、伊織」
伊織「な、何が?」
P「電話してくれて。ちょっと嬉しかったよ」
伊織「な、何言ってんのよ。すぐに呼び出せる便利なやつなんて、あんたぐらいでしょ。…結局全然役に立たなかったけど」
P「ん、まぁ、反論は出来ないか」
響「にひひ」
伊織「もっと努力する事ね。そしたら…次も呼び出してあげるわよ」
P「あぁ、頑張るよ」
響「頑張れ~」

くるくる変わる伊織の表情が素晴らしい。
ホント、短い尺の中に動きと変化をガンガン詰め込むよなぁ。

そして、翌朝の高槻家。
お父さんとお母さんは顔は出さないんですね。
長介がラストカットをバッチリ決めました。この姉弟いいなぁ。

やよいの弟達はこれまでも兼ね役のカタチでちょっとだけ登場はしてましたけど、やっぱちゃんとキャストが付いて個別に描写されると立体感が違いますね。台詞も多かった長介は勿論として、かすみや浩太郎もキャラクターに魂が入ったな、と。

Endingは「おはよう!!朝ごはん」。
兄弟揃ってヒーローショー(夏休み ヤキ肉マン ヒーローショー)を見に行く様子を5枚の止め絵で描いています。
「ヤキニクマン」と「ヤキ肉マン」の記述ブレが気にならないと言えば嘘になるけど、それよりも…キャスト表記ですよ。
一枚目はいつものメインキャストの面々なので、二枚目を書き出してみましょう。

高槻かすみ ――― 吉田 真弓
高槻長介 ――― 中嶋 ヒロ
高槻浩太郎 ――― 中嶋 アキ
高槻浩司 ――― 高下 三佳
新堂 ――― 麦人
ハム蔵 ――― 中村 繪里子
ディレクターA ――― 早志 勇紀
ディレクターB ――― 布施川 一寛
カメラマン ――― 大島 峻
レポーター ――― 河田 吉正
店員 ――― 早志 勇紀
店主 ――― 布施川 一寛
ブンタ・アシゲ・モニョ ――― you-i

ヤキニクマン ――― 串田 アキラ

ハム蔵のキャスト、遂に出ましたね。
これまでほとんど毎話登場していながらもキャストは伏せてたのに。
中村先生が「出せよ~」と要求したんでしょうか?w

高槻長介の中の人と高槻浩太郎の中の人はリアル双子さんだそうで。
でも、所属事務所は違うのか。

でもって、「ブンタ・アシゲ・モニョ」ですよ。
劇中テレビアニメ「ヤキニクマン」に登場するキャラクターとして描かれ、Endingでもヤキニクマン・ショーの着ぐるみで登場していましたが、元はアニメイトTVのWebラジオ「アイドルマスター Radio For You!」において、番組内でパーソナリティーの手によって作成されたマスコットキャラクターなのです。そして、そのキャスト「you-i」とは、同番組におけるパーソナリティー三人のユニット名…

とどめは串田アキラさんw 説明は要らないよね?

流石にネタ仕込み過ぎじゃねーのかと思いますが、ネタに気付かなくても何ら欠損無い物語を描いてくれているのが嬉しいですね。
あと、伊織優遇され過ぎ!
今回、響は三人の中では添え物的なポジションではありましたが、それでも「響らしさ」の見せ場は十分に確保されていて、満足です。