MASTER SPECIAL WINTER

と言うわけで、クリスマスですよ!クリスマス!
(註:春香さんは居ません)

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL WINTER
MASTER SPECIAL WINTER
COCX-35991
三浦あずさ (たかはし智秋) , 四条貴音 (原由実) , 如月千早 (今井麻美) , 星井美希 (長谷川明子) , 高槻やよい (仁後真耶子) , 双海亜美/真美 (下田麻美)
http://columbia.jp/idolmaster/2009/COCX-35991.html

  1. Large Size Party 三浦あずさ, 四条貴音, 如月千早
  2. あったかな雪 星井美希, 高槻やよい, 双海亜美/真美
  3. SCENE01
  4. ワンダー☆ウィンター☆ヤッター!! 双海亜美/真美
  5. チキンライス 高槻やよい
  6. 一時間遅れの僕の天使 ~Lately X’mas~ 星井美希
  7. SCENE02
  8. すてきなホリデイ 三浦あずさ
  9. 遠い街から 如月千早
  10. WINTER COMES AROUND(冬の一日)四条貴音
  11. SCENE03
  12. キミはメロディ (M@STER VERSION) 三浦あずさ, 四条貴音, 如月千早, 星井美希, 高槻やよい, 双海亜美/真美
  13. プレゼント・トラック01 キミはメロディ (M@STER VERSION) オリジナル・カラオケ
  14. プレゼント・トラック02 クリスマス当日専用オープニング

「クリスマス当日専用オープニング」って何だ?w
ちなみに公式サイトの方ではコピペミスなのか「クリスマス専用当日オープニング」となってますが、CDブックレットでは「当日専用」。
でもって…

クリスマス当日は、 14.プレゼント・トラック02 を1曲目として、
以降 トラック01→02→04→05→06→08→09→10→12 というように連続再生していただくと、
また新たな気分で当CDを楽しんでいただくことができます。

…とのコト。
ふーん、そう仰るならその様に致しましょうか。
とりあえず「14.プレゼント・トラック02」は再生しない設定にして封印しておく。

ジャケットが公開された時にどこぞで「真美は不憫」等と言うコメントを目にしましたが、思慮深い大多数の皆さんの予想通り、裏ジャケが真美の独断場です。真美大勝利。

Large Size Party

なにこれww
イントロからAメロにかけて思わず頬が緩み、サビに入る頃には声に出して笑ってしまった。
コテコテのアイドルソングだ。それも、90年代やそれ以前ではない、2000年以降のアイドルテイスト。
作詞は瀬良羽美さん、DS01「クロスワード」の人ですね。上手いなぁ。
作曲は宮島律子さん、AKB48等にも楽曲提供している方らしい。なるほど、テイストにも納得した。

この2000年代アイドルポップスを「千早、貴音、あずささん」に歌わせると言う捻りも面白い。
順当に考えれば、残る「美希、やよい、亜美真美」の方が担当する楽曲だろう。
まぁ、あずささんの安定感はどんなテイストの楽曲でも揺るがないし、かわいい曲をかわいく歌う時の千早と貴音の破壊力もハンパ無いのだが、

あったかな雪

一曲目とは打って変わって落ち着いたテンポの穏やかな曲。
作詞は白瀬彩さん、MS03「arcadia」MS05「自転車」MS06「リゾラ」の人。
テイストは違うけど、言葉の芯の強さが共通する持ち味の様に思う。
作曲は糀谷拓土さん、初めてお名前を目にしました。アニソン用名義か何かだろうか?

これを「美希、やよい、亜美真美」が歌うと言うのも、一曲目と同じく捻ってるよね。
落ち着いた穏やかな曲なので「千早、貴音、あずささん」側に合いそうだが、敢えての逆配置。
キャラクターをステロタイプへ押し込める事無く、イメージを壊して行く、予想を裏切って行くのが憎い。

ワンダー☆ウィンター☆ヤッター!!

「ふたりはプリキュア Max Heart」の楽曲との事。知らねー!w
キャラソンと言う位置づけになるのかも知れないが、キャラ色はそんなに感じさせない。
(まぁ、そもそもキャラ色強かったらリクエストもされなきゃ選考されてないだろうけど、)
亜美/真美にピッタリのハイテンションな仕上がり。

チキンライス

浜田雅功と槇原敬之のアレ、理解して聞き始めたにも関わらず、噴いた。
聞く前には「やよい=貧乏ネタ」ってどーなの? やよいは貧乏自慢とか貧乏ネタで受け取ったりとかしないよ! と思ってたけど…、やっぱり可笑しい。
「七面鳥持って来い これが七面鳥か」で改めて噴いた。いやぁ、やよいはかわいいなぁ。

一時間遅れの僕の天使 ~Lately X’mas~

正直この曲は知らなかったんだけど、CMソングらしい。
「〝きっと君は来ない”と誰かが余計な歌を口ずさむけど そんな事気にしないよ」ってのが微笑ましい。
冬に1時間待たされてる最中でさえもそう思える強さは羨まざるを得ないし、美希は見掛けによらずそーゆー強さを持ってるんだろうなぁ…。
歌詞の通りのひたすらに前向きな明るさが楽しい。

でも、最初に聞いた時からずーっと違和感として感じてたんだけど、この曲って色々な曲の切り貼りだよね?(^^;
何なんだろう? 故意にやってるって事は分かるけど、凄くいいかげんな…バブル的なノリって言うのかな?
そーゆー意味でも美希の「らしさ」に合うんだよね。

すてきなホリデイ

KFCのCMでお馴染み、竹内まりやの定番ソング。
サイトの方では「素敵な」になってるけど、これは誤植? 平仮名が正しいっぽいよ。
今回どの選曲も素晴らしいが、中でもこの選曲はあずささんに嵌り過ぎで、初っ端からニヤニヤが止まらない。
定番の良曲にあずささんの安定感が噛み合って、この心地良さは感動的ですらある。
この一曲でお値段分の価値があると言っても過言ではない。

遠い街から

今井美樹の曲らしい。冬の夕暮れの少し寂しげな情景が胸に染み入って、ちょっとウルッと来た。
千早、頑張ったなぁ。正直、これまでのミンゴスが持っていた表現力を超えていると思う。
この曲でレベルアップしたんじゃなかろうか。

WINTER COMES AROUND(冬の一日)

TM NETWORKキター!
世代的な意味でも「作詞:小室みつ子/作曲:木根直登」は好物な訳ですが、はらみーはTMN世代から外れてるんじゃなかろうかと言う一抹の不安も。
あの「CAROL」収録曲と言う事で、俺より少し前の世代にはこれを語り始めると止まらない人が一定数居るんじゃないかと思うが、はい、語って下さい。拝聴しますとも。
冬の情景の表現としては1つ前のトラック「遠い街から」に通じるものがあるね。貴音にもマッチしている。

キミはメロディ (M@STER VERSION)

「アイドルマスターSP」8月DLCに突如舞い降りたキラキラソング、ついにM@STER VERSIONで登場。
作詞はMA09「Kosmos, Cosmos」DS01「プリコグ」DS02「ヒミツの珊瑚礁」の遠藤フビトさん、作曲はNBGI内田哲也さんで、MA09「Kosmos, Cosmos」、DS01「プリコグ」と同じペアとなっている。
何だろう? 自分でもまだよく分かってないんだけど、この人の歌、なんか気になるんだよね。
言葉が、詩の作りが独特の空気感を持っていて、それが微妙に心を擽られる。

(続きはクリスマス当日に、かな?)

THE IDOLM@STER Break! 2nd KC PREMIUM ver.

春(今年3月)の「アイブレ1巻限定版」騒動はまだ記憶に新しいが、「アイドルマスター ブレイク!2巻」の発売です。
月刊連載でも中半年で単行本出るのか。

アイドルマスターブレイク!(2)

今回も1巻と同様、限定版は表紙の色合いから変える気合の入れ様。
二種類並んでると華やかだよね。両方買うだろJKって人にはいいかも知れません。俺は限定版だけだけど、

1巻の時には意地の悪い書き方しちゃったけど、漫画もそんなに悪くないです。
同人誌じゃないんだから何の制約も無く描いている訳ではないだろうし、掲載誌自体のポジションの微妙さを思えば、その環境の中では(愛を持って)ベストを尽くしてるんじゃないかと思います。
(なんか上からの物言いになっちゃってて大変恐縮ですが、)

Comic : アイドルマスター ブレイク!

デレ千早MAJI最高、以上。

…冗談です。
えーっと、961プロ「プロジェクト・フェアリー」登場。
この時点では「プロジェクト・フェアリー」は響と貴音だけだが、野外プロモーションに雑誌の特集にといちいち仕事をぶつけられた上、SP準拠で「変態事務所」呼ばわりされ、主人公はブチ切れてライバル宣言!

って辺りまでは「…ふーん」だけど、その後は、社会の厳しさを突き付けられたり、実力や覚悟の差を見せ付けられたりと、掲載誌が「新・王道」を名乗っているだけの事はある展開が待ち受けている。

ちなみに、1コマずつ愛と涼が登場してました。
DS時間だと日高愛が春香と面識を持つ時点では響・貴音は765プロに移ってるはずだけど、まぁ、描きたかったんでしょうね。
でも、絵理は見当たらない。見落としてる?

美希が961プロに移籍する経緯はSPとは明確に異なっていて、今後の展開はかなり楽しみになって来ました。
(そりゃそうだよな。SPのままじゃ漫画にならない。)
この先は961プロ(特に美希)を描くウエイトが増える可能性がありますが、SPに縛られない描写を期待したいですね。
千早ストーリーにおける美希はホント勘弁して頂きたいので、

本作は最初の突飛な設定(子供プロデューサー)のせいで過剰に低い評価を受けてる気がするけど、各キャラクターを結構丁寧に描いているし、読んで損は無いと思いますよ。

もし、5人(あずささん、りっちゃん、真、亜美真美)が本編未登場である事を以って低評価、と言う話ならばどうしようもないよね。
一度に扱う人数を増やせば増やすほど、一人一人は薄くなってしまうわけで、それならSP同様3本にでも分ければ良かったんだ。
ぞんざいな出し方をされるぐらいなら、このまま本編未登場でいいと思う。
それとも何か? 君達は、雪歩を退場させて代わりにりっちゃんを出せ、とでも言いたいのか。

SPECIAL CD

アイブレ主人公「高木裕太郎」がろくな仕事を取ってこないためにウンザリ気味な千早と春香。
そこに、黒井社長から「765プロが弱ってるうちにトドメを刺して来い」と送り込まれた響と貴音が立ち塞がる。

響「そうと決まれば…この衣装のうち、好きな衣装を選んでいいぞ」
春香「分かった!グラビア勝負ね」
千早「くっ!負けたわ」
春香「えぇっ?! もう敗北宣言?」

『歌の世界を身体と声で表現しきる』…コスプレカラオケ対決です。

  1. DRAMA PART 01
  2. ムーンライト伝説(美少女戦士セーラームーン) … 天海春香
  3. DRAMA PART 02
  4. ハッピー☆マテリアル(魔法先生ネギま!) … 我那覇響
  5. DRAMA PART 03
  6. キューティーハニー(キューティーハニー) … 四条貴音
  7. DRAMA PART 04
  8. rise(攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG) … 如月千早
  9. DRAMA PART 05
  10. BONUS TRACK

ドラマパートはシリアス気味に始まるが、そんなの長続きするワケが無い。
コロムビアだけあって、いつものCDシリーズのノリでドタバタ賑やかに展開する。

で、肝心の歌の方だけど、アイレディの歌姫楽園みたいなShortVersionかと思ってたら、ちゃんとフルで歌ってます。
これは値千金でしょう。1巻限定版特典の比ではない。

ところで、この曲目公表時に「貴音が『お尻の小さな女の子』(キューティーハニー)は無いだろ」と言う感想を目にしたのだが、お尻の大きな女の子がお尻の小さな女の子を演じる、と言うところが逆説的でいいんじゃないか。
あの我侭なボディが原色のタイトなスーツに締め付けられてパッツンパッツンになってる様を思い浮かべるだけで(以下自粛)。
大きなお尻に目を奪われて全身を俯瞰的に見られなくなっているのではないか?

結論としては、ミンゴスの「rise」は感涙モノ。

追記

10月1日の夜に2周聞いてからiPodへ入れ、翌10月2日の通勤時間往復4時間+αにエンドレスでリピートしてたら、すっかり耳の奥に刻み込まれてしまった。一日で再生回数20回超。

で、改めて思うに、これはクオリティが高い。
第一印象をそのまんま反復してしまうが、4人それぞれに曲を完全に自分のものにしていて、非常に声優らしく「曲とその作品世界」を表現していると思う。

まず「ムーンライト伝説」。
DALIの歌うオリジナルのイメージではなく、「月野うさぎ」と春香さんに共通する『前向きで直向な(ひたむき)な元気少女』の表情を強く表していて、「月野うさぎのコスチュームで春香さんが歌う」と言う設定が聞き手の脳裏に浮かぶ仕上がりとなっている。

次に「ハッピー☆マテリアル」。
もともとキャッチーなメロディライン&音作りだとは思っていたが、失礼ながら、個人的にオリジナルはその「歌唱」が受け付けられなかった。
響のこれは正当派な「表情感のある声優的歌唱」になっており、オリジナルのダメな部分が「頭数が多過ぎた」点だと気付かされる。恐らくはオリジナルも、声優が歌った以上はそれぞれに表情が乗せられていたのだろう。その表情が何人分も重ね合わされた事によりボケてしまっただけで、

そして「キューティーハニー」。
貴音も原由実も「如月ハニー」のイメージとは隔たりが大きいが、もともと貴音はアイデンティティーのレベルで「二面性」を背負うキャラクターなので、(ヒップサイズの件はさておくとしても)作為的なギャップ演出の選曲なのだろう。
原幹恵の実写如月ハニーよりずっとエロい。

最後に「rise」。
ボーナストラックトークでぬーぬーが大喜びしていたのも印象的だが、千早が「草薙素子」を演じられるかどうかは兎も角として、オリジナルと「S.A.C.」の空気に浸れる歌唱だと思う。
自然過ぎて、最初に感じた新鮮さをすぐに忘れてしまう。

と、ここまで書いて、一点だけどうしても拭えない懸念がある。
限定版特典をこんなにエスカレートさせちゃって、今後どーすんのよ?
この限定版って1800円なんだけど、特典CDは全46分収録(内、楽曲が4曲で14分30秒)で、オマケとしてはボリューム在り過ぎ。
「DREAM SYMPHONY 00」が2曲+カラオケ2曲で1200円であった事を考えると、CDだけで普通に売れちゃいそうな価格設定なんだが、