アニメ「THE IDOLM@STER」 第05話

水着回です!

今回はホント凄かった。
どう凄かったかと言うと…明日以降に書きます。

いやはや、まさかここまでと言うぐらい力が入ってて、見る方も気が抜けません。
流石にただの水着回だとは思ってなかったけど、やっぱりただの水着回じゃなかった!

例によってネタバレ防止のため Read more にしときました。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

話「みんなとすごす夏休み」

前回の次回予告時点で「みんごすとすごす夏休み」と誤読した人多数の水着回です。
うん、それはそれで。今週はお仕事あんなに頑張ったんだし、そんな夏休みがあってもいいと思うんだ。
ミンゴスの水着回…うん、それはそれで。ただ、ぬー水着回も同日だったらかなり迷うかも…

等と言う世迷い事は兎も角として、

例によって事務所正面概観から始まる第五話。
この構図から入るとホント非PV系ニコマスって感じがして思わずニヤつく件はおいといて、夏の最中です。蝉が鳴いてます。

事務所の窓は開け放たれ、扇風機が回り…春香、響、亜美真美が溶けてる。

亜美「涼しくなるシリーズ、白いもの…かき氷」
真美「杏仁豆腐」
亜美「白熊」

扇風機に顔を近づけて「あーつーいーぞー」と響、4人とも表情が崩れきっているのが楽しい。
応接室では雪歩と真が伊織の怪談を聞いている。

伊織「…その時、耳元で、…落ちればよかったのに」
雪歩・真「ぎゃーー!」
伊織「にひひっ♪ どう? 涼しくなった?」

錦織監督ゆきまこホント好きだなw
そして再び亜美真美。

亜美「冬のマッターホルン」
真美「シベリアのブリザード」
亜美「んっと…真っ白のスケジュール」
春香「(笑)ある意味、それが一番、涼しくなるよね~」
響「はぁ…」

やっぱりこの崩しっぷりが楽しいw
今更だけど、アニメってホントいいなぁ。

真美「うーん、壊れたエアコン!」
亜美「おんぼろのエアコン!」
真美「役立たずのエアコン!」
律子「明後日には修理来るから」
亜美「遅いよぉ!」
真美「真美たちドロドロに溶けて怪獣へドロンになっちゃうよぉ」
律子「心頭滅却すれば火もまた涼し」

そう言う律っちゃんの足元にお約束とでも言うべき水の入ったバケツが。つまり、「ぬるいな」ってヤツです。
その後ろでドロドロに溶けちゃう亜美真美も、更にその後ろで扇風機に顔くっつけてる響もかわいい。

そこへ「アイス買ってきたぞー」とP。
春香はソーダバー的なので、響はスイカバー的な氷菓を。
どうやらちょうど人数分あるようで、亜美真美はそれぞれパピコ的なものを片手に握り締めたまま、最後に机の上に残った「ゴリゴリ君」をめぐってジャンケンを繰り返している。いちいち絵が、構図がよく出来てる。

響が「自分の実家はちょっと行けばすぐ海だったんだけど」と零したら、春香が「海ですよ、海」と乗って来て…

響「慰安旅行だな!」
亜美「兄(C)、いやーん旅行行きたーい」
真美「いやーん」

小鳥さんも「福利厚生」と許可してくれて、「スケジュールに差し支えない範囲で」と。
流石に仕事もないのに大人数で事務所にたむろして暑いの何のとグダグダ言ってられたら、事務仕事でその場に拘束されている身としては鬱陶しくてたまらないので体良く追い払ったように見えなくもないw

それにしても、普通に絵コンテ切ってれば普通に枚数節約できる場面でも、そのまま普通に動かしちゃうな。
そんな枚数で大丈夫か?

オープニング

何度見ても惚れ惚れするオープニングは兎も角として、その後のCMで最初にモンコレ出てきて噴いた。
いやぁ、モンコレがブシロードに移ったのは聴いてましたけど、こうやってCMで見ると改めて、ね。
もうTCGに戻るのは無理だろうなぁ、と言う完全な余談。

Aパート

CM明け最初のカットから、待望のBGM「Town」に否が応にも盛り上がります。

P「『仕事が無い者』って声をかけたら…全員来てるし」(-_-;

これはひどいw 低ランクにも程がある。

律子「実際暇なんだからしょうがないですよ」
P「律子もか?」
律子「私はその…(咳払い)プロデューサーひとりじゃ大変だろうと」

春香「ふんふんふん、わたしマーメイ♪」

うん、安心の外しっぷりだ。

千早「楽しそうね、春香」
春香「うん! だって海だよ、海。スパンコールの波間だよ!」
亜美「はるるん、これと替えっこ!」
真美「手持ちのチョコを2払い、はるるんのクッキーを4召還する!」

千早はホントつまらなさそうだなーw
でもね、ここで見るべきは、現状ほとんど非コミュと言っていい千早が興味も無い慰安旅行に付き合っていると言う事ですよ。
きっと、春香に「千早ちゃんも行こうよ!」と誘われたら嫌とは言えないんだろうなぁ。

と、ここで「Town」まさかの転調! ひゃっほーい、ますます盛り上がるぜ!

停車中に駅弁を買ったらしく、発車ベル聞いて駆け込み乗車の響。戻る席は当然ながら貴音のところで…
どう見ても3つ以上の駅弁を抱えてるんですが、それってみんなの分じゃなく、貴音の分だよね?
別に過去の公式コンテンツでその手の描写があったわけでもないんですけど、黙ってても貴音の面倒を見てる響、と言う構図の自然さ、しっくりと嵌る感じと言ったらないねw

一方、ゆきまこはまたも伊織から怪談を聴いている。
ゆきまこは言うまでも無いとして、伊織は真をいじって反応を楽しむ、と言う構図も第一話から繰り返してます。
そうこうする内に窓の外には海が。進行方向左側だから等と考えるまでも無く、想定ロケーションは房総半島、外房なんだろうなぁ。

と、ここで新曲キター!
アニマス挿入歌オリジナル新曲は「神 SUMMER!!」、安定のyura節です。
歌い出しでよく聴こえてるのは亜美真美と雪歩、その後のパート割で春香、やよい、伊織、貴音も聴こえます。

美希「美希がいっちばんなのー!」
響「一番は自分だぞ!」
真「そうはさせないよ!」

電車の中で寝てても遊ぶ時の切り替えは早くて皆を先んずる美希、それに単純に対抗心を燃やす響、そんな響と競いたい真、と言う構図も自然に感じますね。

亜美「目標まで30m!」
真美「突撃ー!」

真っ先に水鉄砲を選択した亜美真美に…

春香「待ってよー! あぁっと」→転倒
雪歩「春香ちゃん大丈夫?」

はいはい、お約束お約束。
足踏みポンプで浮輪を膨らませながら「海ぐらいではしゃぐなんてお子様ね」と伊織、その横で真面目に準備運動するやよい。
で、あずささんと貴音さんは千早の横に並び立たないで下さい。まぁ、なんでもいいですけれど、

美希、やよい、春香が一組で遊んでて、伊織に亜美真美がちょっかい出して、響と真は少し沖に見える岩に向かって競泳し始めて、雪歩は鼻歌を歌いながら砂を掘り…
乗り気じゃない千早を無理矢理パラソルの下から引っ張り出す春香さんGJ。

新曲が終わるとBGMは「Morning」に変ります。
「Town」と言い「Morning」と言い、今回が初登場のはず。挿入歌新曲もだけど、嬉しいなぁ。

海の上で「ジャンボラーメン3杯」を間食し、「銀色の大食い王女」の異名を贈られる貴音。
「よっつ、四葉のクローバー♪」ますます楽しそうに数え歌を歌いながら砂を掘る雪歩。
複数の男性からナンパされるも、いとも簡単にあしらう美希。

伊織「とんだ小悪魔ね」

響と真の競争は真の勝利で決着するも…

響「獲ったゲロー!」

先週のネタ引っ張ってるw

CM

おや? 今週はPS3版「アシドルマスター2」のCMは無しですか?

Bパート

大きくて豪勢なホテル…の隣の、しなびた旅館と言うお約束。

伊織「まぁ、こんな事だと思ってたけど」
P「すまん、予算が…」

まぁ、こんな事だと思ってたね。

亜美「んっふっふ~、まずはお約束」
真美「女風呂が覗けるか」
亜美真美「「チェーック!」」

お約束なのか。まるで男子小学生である。
通された部屋は12畳以上ありそうな部屋が二つ繋がってて、さっそく畳の上に転がる響と美希。
一方、亜美真美は旅館の中を走り回って偵察中。

亜美「露天風呂!」
真美「混浴! …ではない」
亜美真美「「ちぇっ」」

ったく、こいつらは…

亜美「兄(C)の部屋!」
真美「一人だけ狭い部屋~」
P「俺だけ一人で寂しい…」

場面は事務所に変わって、

小鳥「私が一番寂しいです。早くみんな帰って来ないかなぁ」(;_;)

ひとり残業中か。と言うか、メタだw
そこに社長から電話が…

小鳥「え? 例の企画が?」

り、竜…(もごもご)

場面は外房(決め付け)に戻って、波の音の鳴り続ける満月の下の砂浜でバーベキューをする面々。
やよいの「本当に美味しい…うぅ…」が何とも絶妙。
すごいペースで食べる貴音さんと、その食いっぷりに見とれる雪歩。
Pと並んで「焼く担当」に回るあずささん、Pに食べさせようとして横から美希に掻っ攫われる春香さん。
おっと、今度は千早まで…春香も美希も千早もかわいいなぁ。

一方、あずみんはバーベキューに食いついていた。

食後は皆で花火を。
BGMは「Night」のピアノアレンジ、これも上手いなぁ。
あっさりさっくり纏め上げられたシーンながら、30分アニメとは思えない印象深さを持っている。
そして、花火を見てる間に小鳥さんから電話で朗報を受け取る律子。

シーンは変わって、皆でお風呂。
亜美真美の技名叫びながらのお湯の掛け合いとかMAJI男子小学生。
「GO MY WAY!!」を鼻歌に髪を洗うご機嫌の律ちゃん、その隣に千早、そして、更に隣にあずささん…
だから、それはやめろと言うに。「くっ」

そして、美希のサービスカットw
と言うか、ハム蔵…人外レギュラーの座を確たるものにしてるなぁ。

伊織の三度目の怪談あり、響と貴音の語らい、そして、春香と千早の語らい…
千早が周りの人間とのコミュニケーションで徐々に心の壁を溶かしていく描写の丁寧さに目頭が熱くなる。
当番回1話でデレたら洒落にならなかった。監督には心の底から感謝。

ところで、ここのオルゴール風のBGMはオリジナル?

一方、Pの部屋ではあずささんと律ちゃんが。
あずささんすっかり酔っ払ってます。律ちゃんは未成年なのでJAVA TEA STRAIGHT。

あずさ「三浦あずさ、歌いま~す! ねこねこにゃんにゃん、ねこにゃんにゃん…」

ここで「ねこねこにゃんにゃん」来るとかww

律子「私、これからガンガン行きますよ! 見てて下さい!」

おぉぅ、気合入ってるなぁ。
この意気込みから「2」活動第25週イベントフラグと見てしまうのは穿ち過ぎですか、そうですか、ゴメンナサイ。

怪談にびびった雪歩は真と同じ布団で寝てて、

やよい「おにぎりの具は…」
美希「イチゴババロア…」
春香「ふふっ、会話してる」

春香と真は「来年の私達はどうなってるかな?」と言う話で盛り上がる

伊織「あんた達はお気楽ね。もっと現実を見なさいよ」

春香は最初、千早に話しかけたが、乗ってきたのは真で、ツッコミが伊織、千早は黙って話を聴いてる。
こんな4人の構図もそれぞれの性格がしっかり描写されてて嬉しいが、更にここで「i」ピアノアレンジが入る。
上手いなぁ。本来の「i」はある程度ランクアップしたアイドル達が、これまで歩んだ道と、これから行く道を見つめる、と言う詩になっているが、「未来に思いを馳せる」と言う意味を持つ故に、このシーンにも実に綺麗に馴染んでいる。
夜の海の描写で〆るのも完璧…って貴音さんまだ砂浜で月を眺めてたのか。

シーンが事務所に戻って即「Energy」から始まる。そろそろ「Energy」の位置付けが俺らの中でも固まった感じだな。
と言う訳で、エアコンの修理が終わった事務所に戻って来た面々。このガヤガヤ感もゲームでは味わえないからイチイチ嬉しいなぁ。

社長「律子君、君が進めてくれていた新ユニット企画『竜宮小町』の始動が、正式に決定したよ。おめでとう!」

ここでEnding新曲「MOONY」のイントロとか、いい引っ張りだ。律ちゃんの表情からも次回への期待が半端無いぜ。
「MOONY」歌い出しは千早と真と響が目立つが、途中から美希の存在感が増した感じがあります。
コーラスで一番はっきり聞き取れるのは律子、裏メロ取ってるのはあずささん?
これはアイマスのメインストリームと言うよりはアイレディやアイステのノリだなぁ。

総括

前回の様な、描く人数を絞って描写を深める事も大事と言うか必要と言うか尺が限られる以上は必然的で不可避だと思いますが、今回はそうではありません。律ちゃんが自分自身の物語を1マス進めた部分もありますが、律子回だったわけでもない。まぁ、敢えて言えば水着回です。紛れも無く、

しかし、今回のようにほぼ全員出ずっぱりにしておいて、それでも一人一人をそれぞれしっかり描写し、更には彼女らの間の関係性、それぞれの性格の違いが互いに及ぼし合う影響にまで掘下げる事が出来ている事に、本当に驚きました。それは、春香と千早だけの話ではありません。
毎週の事ではありますが、先週にも増して、30分とは思えない濃密さ。
いやはや、毎週お腹いっぱいです。


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