アニメ「THE IDOLM@STER」 第10話

まさかの大運動会!
既存ファンには過剰とも思えるほどに盛り込まれたサービス満点の「全員+α」回でしたが、これ、新規顧客には逆に薄味になってしまってるんじゃないかと思えてなりません。

まぁ、それはそれとして、続きは20日頃までに。
一時は3話分溜まってしまいましたが、9話まで消化したので、このまま追いつきたいところ。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

話「みんな、少しでも前へ」

小鳥「今日は、年に一度の『芸能事務所対抗大運動会』の収録日。たくさんの事務所があるこの業界、エントリーするだけでも大変なんですが、今年は我が765プロも、竜宮小町の活躍で声が掛かりました」

なるほど、竜宮小町の華々しいデビューによって全てが回りだしたわけですね。
ちゅーこって、空気膜構造な某ドーム球場に集う観客達…外観は某ドーム球場だけど、中は完全に陸上競技場w
そして、例によって小鳥さんと社長はお留守番。ふむ、メタ視点からの説明役は小鳥さんのみなのね。

それはそれとして、激しく口論中の伊織と真。

P「はぁ、あの二人に二人三脚を組ませたのは失敗だったなぁ」
雪歩「喧嘩はやめようよ~」
伊織・真「「雪歩は黙ってて!」」

お約束である。
そこに「ただいまだぞー」と戻ってくる響と貴音。
飴食い競走的な障害物競走で一位を取った模様。これはペア競技だったのかな?
飴を頬張ったまま無言でコクコク頷く貴音さんがキュートです。
あと、ハム蔵…

Aパート

双眼鏡を手に盛り上がる亜美真美。

亜美「おぉっ、ミスター大運動会、『スター綿野』発見! 相変わらず腕のヒラヒラがたまりません!」
真美「おっ、こっちにはテクノポップユニット『バリューム』の3人が居ます。ねっちの太股、今日も強烈!」
P「こら、あんまり他所の事務所を覗くんじゃない」

「錦野旦」および「Perfume」ですか。そう言えば、今も芸能人大運動会ってやってるの?
例によってPが亜美・真美にイジられています。

トラックではあずささん出場のパン食い競争。
予想通りと言うか何と言うか、胸をバインバイン揺らして走るあずささん。

春香「は、迫力~」
響「ある意味、一番目立ってるぞ」
美希「美希、パン食い競争って見るの初めてなの」
貴音「私、あちらに出場したかったです」(口の中に大きな飴を入れたまま)

最下位にも関わらずゴール後にインタヴューを受けるあずささん。

春香「またポイント取れなかったねぇ」
響「でも、客の目は全部あずさが持って行ったさ」

1位を取ったユニット「新幹少女」ののぞみと言う子には面白くない。
一方、765プロも…

伊織「ほら、あずさはビリだったけどちゃんと目立ってるでしょ! 私達は笑われただけじゃない」
真「だから伊織のせいだろ!」
律子「ちょっと、いつまで喧嘩してるの? 伊織と亜美は、あずささんと合流してステージに移動よ」
伊織「あらごめんなさーい、お仕事が入っちゃったわ。はー、忙しい忙しい」
真「(ムカッ)んー!」
律子「伊織もそーゆー事言わないの」
伊織「ふん!」

竜宮小町はお昼にステージパフォーマンスがあるようです。
それを聴いて、残りのメンバーは羨望の眼差し。

響「…いいなぁ」
春香「よし、私達も負けないように、競技でもっと頑張ろう! せっかくのテレビに映るチャンスなんだから!」

春香さんに発破かけられて一転気合の入る一同。
美希に至っては「目指せ、竜宮小町なのー!」…まだ言ってる。どう見ても伏線です。本当にありがとうございます。

美希が1位を取った競技では、2位のユニット「新幹少女」つばめと言う子にインタヴューが。
何? 九州新幹線、だと? 既に多数のファンが付いている人気ユニットのようです。

のぞみ「お疲れ様」
ひかり「お疲れ」
つばめ「ありがとう。あれ、765プロの子だっけ?」
のぞみ「あそこ、弱小事務所なのに調子乗ってない? さっきもビリなのに美味しいトコ持ってくしさ」
つばめ「最近『竜宮小町』も鬱陶しいし、他のもなんか図に乗ってるし」
ひかり「むかつく、あーゆーの」

何やら恨みを買ってしまったようです。
一方の765プロ側は…

美希「これで竜宮小町に入るのに、また一歩近付いたの!」

やっぱりこの子は「竜宮小町のように」ではなく、「竜宮小町に」なんだよなぁ。どう見ても時限爆弾です。本当にありがとうございます。

P「よし、今のでだいぶポイント稼いだぞ。これならアイドル部門で優勝するのも夢じゃない!」
一同「おー!」

本気で優勝を狙うようです。
仮装障害物競走に参加するやよいも「みんなのために勝たなくちゃ」と気合が入ります。
そして、BGMが「TOWN」アレンジ…いや、ANIM@TION MASTER 02に従って劇伴「多忙な日々」と記すべきだろうか。
兎も角、TOWNってだけで俺達テンション上がっちゃうのはどうかと思いますよ。

終盤まで健闘を見せたやよいだったが、「新幹少女」ひかりに接触されて転倒、かつらが外れて失格に。一方、接触した側のひかりも転倒はしたものの、かつらは無事で続行。2位となる。
その競技の後、ひかりに話しかけたやよいは「あんたみたいな足手纏いがいたら優勝は絶対無理」と言われ表情を曇らせる。

やよいがフィジカル的にもメンタル的にも弱く描かれている様で釈然としない、と言う感想も目にしたんだけど、この障害物走では失格になる前までは上位に居たと思われ、年齢分けされていない競技の中でも年齢相応以上の身体能力を見せていると思うし、やよいのメンタル的な強さと言うのは「問題を抱えた時にそれについて誰かと話す事により物事をポジティヴに解釈し直して乗り越える」と言う傾向があるので、一人で抱え込んでしまうとダメなんじゃないですかね。そして、そこで真っ先に相談されるほどには、赤羽根Pはまだやよいの信頼を勝ち得ていない。と言うか、お前らなら可及的速やかに「やよい、どうした?」と声を掛けてカバーするシチュエーションじゃね?
そもそも、シリーズ全ての作品において全てのキャラクターが「どうしようもなく未熟な状態からトップアイドルへと心身ともに成長していく様」を繰り返し描いているのに、アニマスのやよいには最初から完成されたフィジカルとメンタルを期待する(フィジカルやメンタルが弱ければ「やよいらしくない」と評する)と言うのはどうにも違和感を感じます。やよいはそんなに図太い子ではなく、十分に繊細な子ですよ。

それはそれとして、「竜宮小町」他のステージの後、Jupiterのステージパフォーマンスも。「Alice or Guilty」キター!そして、短けー! orz
春香と響はチアリーディングにも参加してますが、…春香さんがお約束。

Bパート

お昼休みと言う事でお昼御飯を広げる765プロの面々。

伊織「ちょっとプロデューサー、ウチのお弁当、なんか安っぽくない?」

どこまでも貧乏事務所である。だがそこに、

律子「みんな、陣中見舞いが来たわよ」

え? 何それ誰それ他に関係者居たっけ?

愛・絵理・涼「お久しぶりです、皆さん」
春香「あぁ、876プロの、愛ちゃん、絵理ちゃん、涼ちゃん」

な、何ぃ?! 876プロ来たぁぁぁあああ!
喜びと興奮のあまり、思わず部屋の隅から隅まで転がってしまいました。

絵理「覚えてて、頂けましたか?」
涼「私達の出番はもう終わったので、皆さんの応援に来ました」
愛「これ、差し入れです」

絵理のは軽く皮肉か?w
一言だけの出演としても本当に嬉しいなぁ。

と、ここで事務所別の得点ランキング中間発表がスクリーンに。
ゲーム中でNPCの事務所として見かけた事があるような気がする事務所名もありますが、現時点で765プロが85ptで1位です。
2位の「こだまプロ」ってのはたぶん「新幹少女」の所属事務所なんだろうね。「新幹少女」はこれまでに「のぞみ」「ひかり」「つばめ」の3人が出てるけど、きっと他にも「つばさ」とか「さくら」とかたくさんメンバーが居て、その中から体力のある3人が選抜で参加しているのだろう。←妄想

本当に優勝できるかも、と盛り上がる面々だが、次の競技「借り物二人三脚」で再びペアとなる伊織と真が喧嘩を始める。
二人はPにメンバー交代を求めるが、事前申請した組み合わせでしか出場できないとの事でそのまま競技へ。
そして、スタート前にまたも喧嘩を始めてスタートから大きく出遅れる事に。
挙句に真が無理にペースを上げて転倒し、負傷してしまう。

ひかり「あ~ら、また転んだの? お気の毒」
つばめ「これで私達がトップね」
のぞみ「身の程を知って、早いトコ優勝は諦めた方が…(ズキュン)これ、使って!」
真「い、いいよ、別に」

ちょwwwまたしても真の被害者がw

ひかり「ちょっと、のぞみ、なんなの?」
のぞみ「道ならぬ恋って、つらいわね…」
ひかり・つばめ「「はぁ?」」

そりゃ涼との関係をフライデーされるのも無理ないわw

律子「とりあえず応急処置はしたけど、最後の全員リレーに出られるかどうかは微妙ね」
あずさ「一番足が速い真ちゃんがいないと、苦しくなるわねぇ」

一方、塞ぎこんでいるやよいに貴音が声を掛ける。

貴音「やよい、どうしました? 先程から元気が無いようですが」
やよい「え? あの…別に、何も…」
伊織「何も無いわけないでしょ、ずっと下向きっぱなしじゃない」

やっぱり赤羽根P一人では全員に気を配る事は出来ないわけですよ。
ゲーム内ではP一人でフォローする部分を、皆がお互いにフォローし合う事でアニマスの765プロがあるわけです。

一方、赤羽根Pは「新幹少女」のPから、ウチが優勝した方がテレビ的に盛り上がる、手を抜け、と要求される。
Pは事務所に電話して社長に相談する。

社長「ふむ、なるほど。それで君は、どうしたいんだね?」
P「俺はあの子達に、どんな事であれ、手を抜けとは、言いたくありません」
社長「あぁ、分った。君の思う通りにしたまえ」

そして遂に最終種目、事務所対抗全員リレーがスタート。
ここで挿入歌「L・O・B・M」、うんうん、これもとてもいいチョイスだ。
第一走者は真に劣らぬ身体能力を誇る響。

響「本気でぶっ飛ばすさー!」
P「行け、響!」

大きくリードして第二走者は貴音、

貴音「頼みます!」

第三走者は雪歩、

雪歩「ごめんなさい!」
美希「まかせてなの!」

第四走者は美希、

美希「あずさ、よろしく!」

第五走者はあずささん、

あずさ「抜かれちゃった」

第六走者は亜美、

あずさ「取り返して!」
亜美「まかして!」

第七走者は真美、

亜美「ミラクルバトンターッチ!」
真美「ミラクルキャーッチ! 行っくよー!」

第八走者は春香、ってヲイ!大丈夫なの?(^-^;;

春香「頑張らなきゃ…」
真美「はるるん!」

第九走者は千早、第十走者はやよい、

千早「高槻さん! お願い!!」
やよい「は、はい!」

追い抜かれざまにまたしても「新幹少女」に「足手纏い」と罵られたやよいは、心が挫け、走れなくなってしまう。
そこに第十一走者の伊織、

伊織「やよい! 下を向かないで、最後までちゃんと走りなさい!」
やよい「伊織ちゃん、ごめんなさい!」
伊織「まだまだこれからよ!」

そして最終走者、真、

真「伊織!」
伊織「真、私は一人抜いたわ! だから残り全部、抜きなさい!」
真「無茶苦茶言うんだから…伊織、は!」
P「行け行けっ! 真!」
涼「真さーん!」

ここで涼ちんが声援を上げるのが嬉しいじゃないの。
真の愛弟子であったDearlyStarsの世界線とは異なっていても、二人の間に何らかの繋がりはあるのだろう。

真が次々と抜いて2位まで追い上げる様子を、スタンド席より上のVIPルームから眺めるJupiterの面々。

北斗「おっ、速い」
冬馬「ふん、俺の方が速いぜ」
翔太「冬馬クンすぐ張り合うよね」
黒井「いつまで見てるつもりだ。次の仕事に向かうぞ」
翔太「次のイベント、どこだったっけ?」
冬馬「それくらい覚えておけよ」

子安、もとい、黒井社長も来たー!
部屋を出ると、ロビーのモニターで観戦しながら青ざめている「新幹少女」のP、その横を通り過ぎた黒井社長は一言、

黒井「小物が」

黒井社長がどこまでも黒井社長で安心したw
まぁ、台詞2つだけなんで「2」のクドさは見られませんが、

それはそれとして、トラックでは「新幹少女」ひかりと真の優勝を賭けた直接対決。
足の痛みに苦しみながら走る真の耳に、やよい達の渾身の声援が届いて…

NGワード:胸差

そして、運動会を締め括る表彰式へ。

司会「優勝は、『竜宮小町』率いる『765プロ』チーム、テレビ的な事も考えず、空気も読まずに、よく頑張りました」

そう、僕だ(違)
この場に876プロの3人が居る事も嬉しくて仕方がない。
そして、優勝カップを手に事務所の面々の所へ戻ってきた伊織、

伊織「はー、重い重い。真、持ちなさいよ。あんたがウチのMVPでしょ」
真「え? 僕が?」
伊織「ふん!」
真「ありがとう、伊織。でもこれは、僕じゃなくて…」

Endingは「GO MY WAY!!」で事務所での祝勝会の様子なんですが…これ、さっきの挿入歌の「L・O・B・M」と違って「765PRO ALLSTARS」…ではない、よね?
だって、歌い出しからずっと戸松遥さん、花澤香菜さん、三瓶由布子さんの声が聞こえてるもん。うわぁ、すげー嬉しい。
ってかアレだな、これだけ人数居ても分かるものなんだなぁ。

ちゅーこって、冬馬クン以外はアニマス初登場である961プロ&876プロの面々が、二言三言と言うほんの僅かな台詞のために出演する、シリーズファンと言うか既存ファンにとっては、とてもとても豪華な回でした。
DSを黒歴史呼ばわりした愚か者どもにザマァミロと申し上げたい。
過去作の全てが何一つ否定される事無く並存するのがアイマスですよ。こんなに嬉しい事があるだろうか?

ただし、今回半端無く千早の影が薄かった。orz

ところで、今回アニマス初の、そしてアニマスオリジナルのライバルユニットとして「新幹少女」が登場しましたが、アニマスのこれから先の展開で我々765プロの前に立ち塞がるのは、この「新幹少女」でも「Jupiter」でもないような気がします。
「新幹少女」は竜宮小町より先に、かつ、現時点でも竜宮小町より多くのファンを集める「今人気のユニット」として描かれていますが、絶対的強者の趣がない。別に誰かに立ち塞がって貰わなきゃ話が進まないと言うわけでもないのですが、仮に誰かライバルに行く手を遮られるとしたら、それは「新幹少女」でも「Jupiter」でもなく「魔王エンジェル」的な存在なのではないか、と思うわけです。
まぁ、「アニマスにDS組は出ない」と予想してた俺の言う事なので、まず当たらないとは思いますがw


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