アニメ「THE IDOLM@STER」 第16話

待望の響回キター!

けど、ちょっとクオリティ下がりましたかね。
脚本的にも作画的にも、

まぁ、2クールもありゃ注力の緩急はあるわな。
響回・貴音は尺の都合上無くてもおかしくないなぁ(DSと言う前例もございますから)とまで思ってたので、あっただけ御の字と言う気持ちも、
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

話「ひとりぼっちのち」

アヴァンタイトルはピアノインストロメンタルの「蒼い鳥」で、千早の幼少期の夢から。
とても暗いモノクロの映像で、弟を失った事故や、言い争う両親の姿…

1期のグラウンドストーリーが美希の物語だったのに対し、2期のそれは千早の物語なのだろうか。

辛い過去を思い返す夢から覚めた千早。
と、窓の外からは響の声が。

響「こらー! 待てー、犬美ー!」
千早「…我那覇さん?」

ご、強引な繋ぎだw
まぁ、響と千早は近くに住んでいると言う事は承知した。

Opening

何度見ても素晴らしい躍動感。
OP映像だけスマートフォンに入れてたりします。
テンションの低い朝も元気になれるよ!

CM

そう言えば、いよいよ来週発売ですね。
DVDとかPS3とか、

あと、ドリランドのCMきもいw

Aパート

響「犬美、どうして御飯のお皿を引っ繰り返したりしたんだ!」
犬美「ワン!」
響「なんだよ、その反抗的な目は。御飯のお皿を蹴っ飛ばしたのは犬美でしょ?」
犬美「ワウ!」
響「手作りじゃなくても、ちゃんと栄養のバランスは取れてるんだぞ。どうして犬美だけワガママ言うんだ」
犬美「ワン!」
響「皆を代表して言ってるって…、ハム蔵、お前もそう思ってるのか?」

事務所のテレビの前の長椅子で向かい合って言い合う響と犬美、シュールとしか言い様が無いw
「意思疎通は出来ている」「言葉が通じていると思っている」ではなく、完全に言葉が通じてる設定なのか。

P「一体どうしたんだ?」
やよい「今朝の御飯の事で、喧嘩してるみたいです」
春香「あれで話が通じるんだね」

ところで、なんで犬美を事務所に連れて来てるんだろうと思ったら、響と犬美がメインパーソナリティーを務める「とびだせ!動物ワールド」の収録日なんだそうです。
でも、雪歩に取っては迷惑だよなぁ、と思ったら…

P「ところで雪歩、お前、犬が近くにいるのに平気そうじゃないか」
雪歩「あ、はい、もう、こ、怖く、ないです。」
P「お、俺もさ。全然、怖くなんか…」
犬美「ワン!」
雪歩・P「「うわっ!」」

耐えてたw
と、そこに足取りの重い千早が、

春香「あ、千早ちゃん。なんか元気ないけど、大丈夫?」
千早「え、ええ。ボイトレ行って来ます」

テンション低っ!
千早のローテンションは心臓に悪いぜ。

犬美「ワン!」
響「なんだと? その言い方は酷過ぎるぞ」
犬美「ワウ!」
響「うがー! そこまで言うなんて、この人でなし!」
春香「人じゃ、ないよね?」

やっぱりシュールな光景である。
犬美と喧嘩した響は「収録にも来なくていい」と啖呵を切り、ハム蔵を引っ掴んで出て行く。
…犬美を事務所に置いていくなw

シーンは変わって、961プロダクション。

黒井「相変わらず好調らしいな。お前の担当している例の動物番組は」
男性「ええ、お陰様で」
黒井「例の件、抜かりは無いな?」
男性「はい、全て手配済みです。ロケには上も立ち会いませんし、今日限りで我那覇響は御役御免になるかと」

おぅふ、黒井社長が何やら仕掛けて来ているようです。

黒井「収録には私も行こう。今日はジュピターも世話になるからな。それに、765プロの連中の品の無い泣き顔を見てみたくなった」

黒井社長、先々週の一人オセロに引き続き、今回は一人チェスです。
かっこつけて「チェックメイト!」とか言ってるけど、たぶんルール理解して無いよねw
この流れだと、登場毎に違うゲームで遊んでいる気がする。
と言う訳で、次に黒井社長が使うゲームを当てよう。本命:囲碁、対抗:バックギャモン、大穴:カタンの盗賊駒(ただし、これまでアニマス関連ではあらゆる予想を外している)

ロケに出る準備をしているスタッフ達。

ディレクター「ウソー! 犬美ちゃんお休みなの?」
P「スミマセン、その、ちょっと具合が悪くなったみたいで…」
ディレクター「まぁ、心配ねぇ、響ちゃん」
響「犬美なんか、居ても居なくてもどうってこと無いぞ。自分ひとりだけでも面白くするさ」
ディレクター「健気だわ~。心配だからこそ、そんなに強がってるのね」

ディレクターはオカマさんですか。
こーゆー時のオカマさんはパターン的には(主人公サイドにとって都合の)善い人に決まってます。

「代わりにメインを張る動物を探さないと」と言うディレクターに対し、ポーズを取ってアピールする(が気付かれていない)ハム蔵。そして、さっき黒井社長と話していた男性が「それならこいつを使おう」と黒い大型犬を連れてくる。

ディレクター「あら、担当さん」
男性「ブラックファルシオン3世だ。こんな事もあろうかと用意しておいたんだ」

声を上げて思いっきり後ずさる赤羽根P、

ディレクター「ふーん、助かるけど、犬美ちゃんに比べると、なんか愛想が無いわね」
男性「緊張してるだけさ」
響「よろしくだぞ、犬三郎」
男性「いや、我那覇クン、ブラックファルシオン3世だよ。(小声)…あ、ブラックファルコンだったかな?」

やっぱ黒井社長から借りてきたんでしょうか?w
エンドロールのキャスト表によればオカマさんが「番組ディレクター」、このオカマさんに「担当さん」と呼ばれた黒井社長の走狗の男性が「アシスタントプロデューサー」らしいのですが、何故「番組プロデューサー」ではないのかはよく分かりません。
番組プロデューサーだと普通にキャスト交代の決定権を持っちゃうから、「番組プロデューサーの意向を無視しての工作」と言う流れにするためなのかも知れませんが、黒井社長なら普通に番組プロデューサーに働き掛けが出来る気が…。SPでは朝早くからテレビ局のお偉いさんを接待に誘い出したりと彼の立場なりにお仕事に取り組む様が描かれたりしていましたし、

それにしても、響のネーミングセンスは相変わらず…
シーンは変わって、早速野外ロケ。牧場の様なところだと思われます。

響「はいさーい! 我那覇響です。『とびだせ!動物ワールド』、まずはお馴染み『動物探検隊』のコーナー! 今日は新しい隊員が一緒だぞ!」

犬三郎、もとい、ブラックファルシオン3世にマイクを食われる響。
黒井社長の愛犬ならもっと訓練された精悍な犬なんじゃねーのとも思わなくも無いな。
撮影の合間に、「犬美が居ればこんな苦労しなくてもいいのに」と零す響。

P「この後は、いつも通り場所を変えて撮影だ。今日は池の近くで動物を探すそうだ」
響「うん、分かった」
P「それと、さっきディレクターに聞いたんだが、今日は急遽ゲストにジュピターが来る事になったらしい」
響「あいつらが?」
P「番組内の別コーナーを撮影するだけで、直接お前と絡む事は無いようだが、961プロは何をしてくるか分からん。気をつけろよ」
響「うん、自分、ずるい事するやつらには絶対に負けないぞ!」

赤羽根Pが響に差し出したのは「さんぴん茶」のペットボトル。
「2」にもジャスミン茶にまつわるコミュがありまして、赤羽根Pもゲームで予習したんでしょうか。(違

ジュピター到着の連絡に様子を見に行く赤羽根P、それとすれ違いで、ADが響を呼びに来る。

AD「ロケバスに乗り切れないんで、別にご案内するようディレクターに言われまして。ど、どうぞこちらへ」
響「え? でも、ウチのプロデューサーがまだ戻って来て無いぞ」
AD「あ、後でバスで来ますんで」

ぎゃぁ、響が拐かされた!

で、ジュピターが車を降りて来ると、既にファンが集まってたりする。
おいおい、どこで聞きつけた?w プロダクションが情報を流してるんだろうか?

女性ファン「冬馬くーん!冬馬くーん!」
女性ファン「翔太サイコー!」

思わず噴いたw
ミンゴスは冬馬ファンで、あずみんは翔太ファンですね。

ディレクター「ねぇ、そちらはもしかしてジュピターちゃんとはお初じゃない?」
P「え? あぁ、俺は別に…」
ディレクター「紹介するわね。こちら只今絶好調、765プロのびんびんわんわんプロデューサーの…」
冬馬「765プロだって? へぇ、あんたが。聞いてるぜ。アイドル売るために、色々汚い事もやらかしてるんだってな」
P「なに? 何を吹き込まれたか知らないが、765プロはそんな事務所じゃない。それから俺達は、結して961プロには負けない!」

名前が付いて無い赤羽根Pを紹介する場面で名前を伏せるカタチとしては上手いが、びんびんわんわんプロデューサーってw
これは赤羽根Pがオカマさんなディレクターに抱かれたと疑われても仕方の無い状況だぞ。
だがまぁ、メインパーソナリティーを獲得するために自分を犠牲にしたなら仕方ないね。(をい

冬馬「ちっ、なんだあいつ」
ディレクター「うふふ、仲良くなれたみたいで良かったわ」
翔太「うん、そうだね!」
北斗「そ、そうかな(苦笑)」

もちろん、翔太クンは分かってて言ってますw
その様子を車の中で見ていた黒井社長、

黒井「なるほど、あれが765プロの…。へへっ、底辺事務所にお似合いの顔だな。で、あいつが一人でここに居る、と言う事は…」
アシスタントプロデューサー「はい、計画は既に始まっております」

その頃の響は、ADに山道で置き去りにされてしまう。

響「え? どう言う事? 待って!」
AD「俺だって、やれって言われただけなんだよ!」

薄い本とか考えるの禁止。
路肩が崖っぷちで、崩れて滑落する響。
おいおい、オオゴトになってんじゃねーか。

Bパート

犬美が長椅子を占領して動かず、困っている事務所の面々。
そこに、Pから電話が入る。

小鳥「え? 響ちゃんですか? いえ、こちらには連絡ありませんけど…一緒じゃなかったんですか?」
P「それが、移動中に勝手に車を降りたって話で…」
小鳥「そんなまさか」
P「俺もそう思うんですが…」
小鳥「響ちゃんのケータイにはかけました?」
P「撮影前に与ったままなんです。とにかく、また連絡します」

ディレクターは「どうしてそうなったのか」とADを叱責、ADの言い訳にアシスタントプロデューサーが肩入れし、更には「この際試しに、別のアイドルにMCを任せてみようよ」と言い出す。番組乗っ取られたー!

アシスタントプロデューサー「彼らは人気もあるし、代わりにはうってつけだ。今回ゲストに来てくれてるのも何かの縁だよ。ねぇ」
ディレクター「そうねぇ、響ちゃんが一番いいのは間違い無いけど、あまり押しちゃうと、オンエアの都合もあるし…」
P「もう少し待って下さい。何とか探しますから、もう少しだけ」

ぐぬぬ、これはピンチだ。
にしても、このアシスタントプロデューサーの悪者演技も敵ながらいい味出してやがるぜ。

その頃の響さん。

響「ダメだ。誰も来ないぞ。登ろうにも、こう土が緩くちゃ無理だし…」

そんな響に対し、ハム蔵は「自分を崖の上へ投げろ」と提案するが、

響「なに? 『犬美達に連絡して助けてもらう』? いや、それはダメだぞ。自分と犬美は喧嘩中なんだし、犬美なんて」

聞き分けの無い響に、ハム蔵は響の肩からジャンプしてビンタ。
ハム蔵に頬を張られて呆然としている間に、ハム蔵は自力で崖を登って行く。
うん、噴いたw もうあの小動物をハムスターだと思うのはやめよう。きっとアレは中村先生だ(合ってるけど違う)
しかも、ここで挿入歌「TRIAL DANCE」とかw

山道を響を捜し歩く赤羽根P、山道を駆けるハム蔵、通り雨で撮影中止のスタッフ達…
自動改札を抜け、電車の吊り棚に乗り、住宅街の塀の上を駆け、765プロに駆け込んで来たハム蔵…
ハム蔵回だったでござる。

春香「もしかして、一人でここに? 響ちゃんは?」
ハム蔵「きゅきゅきゅ!」
やよい「ぁぅ、何か言ってるみたいです」
春香「どうしよう、私達じゃ分からないよ」

いや、中村先生なら分かるはずだ! と言う意図で春香にその台詞を当てましたよね?w
それはそれとして、響のピンチに犬美が立ち上がります。

雪歩「もしかして、響ちゃんのところに連れて行けって言ってるんじゃ…」

一方、雨に打たれながら、犬美との喧嘩を振り返る響。
いや、マンションでワニ飼うのはどうかと思います。俺もSPで噛まれましたが、

響「そうだ、そうだぞ。犬美が言ってたのは御飯の事だけじゃない。栄養のバランスとか、そんな事じゃなくて、一緒に居たい、きっとそれだけだったんだ。それなのに、自分は犬美を責めて、喧嘩して、酷い事言って…自分は最低だ」

嗚咽する響に、崖の上から犬美の鳴き声。

響「犬美、どうしてここに?!」

犬美だけじゃなかったー!
全員連れてきやがった。いやホント、ワニは勘弁して下さい。

一方の撮影チーム、雨が止み、ジュピターをメインに撮影し直す事になってしまう。

ディレクター「野暮なお日様ね。もう少し降ってても良かったのに」

待機中のJupiterの面々、飼われているダチョウを前に…

北斗「チャオ☆ キミ、睫毛長いね」

ダチョウくどいてる! 流石北斗さんカッケーなw
アシスタントディレクターは計画の成功を黒井社長に報告、それを影で聞いていた赤羽根Pが出て来る。

P「やっぱりそんな事だったか。さっきから貴方の態度が、どうもおかしいと思ってたんだ。まさか全部白状してくれるとは思わなかったけど。貴方が黒井社長ですね」
黒井「そうだが」
P「ディレクターに言って、今すぐ撮影は中止してもらいます。これ以上、961プロの思い通りには…」
黒井「出来るのか?」
P「なに?」
黒井「理由はどうあれ、お前達C級プロダクションのアイドルが撮影から居なくなったのは事実。その穴埋めをジュピターがしてやるのだ。止める権利がお前にあるか。」
P「くっ…」
黒井「ジュピターの撮影を止めさせたければ、お前のところのアイドルをすぐに連れて来るがいい。へへっ、出来るのならな!」

この、蛇足とも言える「小物感」のちょい足し演出こそが黒井社長の持ち味なのですw

響「お待たせしました! 遅れてすみません!」

そして、それ故に企みは結実しない定めにあると言う…w
もうちょっと圧倒的な悪役の方が、と言う声もありますが、このギャップがええねん。途中まで大物感を出していながら、最後に小物感でオチをつける。

ディレクター「さあ、みんな、急いで準備し直して。悪いけどジュピターちゃんは、今日はもうお疲れ様ね」
冬馬「なにっ?!」
翔太「なーんだ。リハーサルばっちり決めてたのに」
北斗「チャオ☆ 楽しかったよ」(ダチョウに)

やっぱ北斗はゲームに引き続き美味しいキャラだなぁ。
流石にアニマスで北斗回は無理でしょうし、CDのドラマパート期待していいですか?
あと、冬馬クンも別の意味で美味しい。黒井社長にまた嘘を吹き込まれ、765プロへの怒りを深める描写も、

ディレクター「それじゃあ本番行くわよ。3,2…」

そうそう、これこれ、カウントは「2」まで、「1,Cue」は発声せずにフィンガーサインだけで示すのが正しい「キュー出し」です。某民放アナウンサーのオフザケで始まった最後まで発声する「キュー出し」見るとなんかすごく居心地が悪くなる。
宇宙オタの人が「ロケットの点火スイッチはカウントゼロじゃねーよ」と思うのと一緒です。きっと、

響「はいさーい、今日の『とびだせ! 動物ワールド』は、なんとなんと、こんなにたくさんの仲間と一緒にお送りするぞ。実はここに居るみんなは、自分のかけがえの無い家族なんだ」

その撮影を見守るP、小鳥さん、春香は幌付きのトラックの前に居る。

P「助かりました。音無さん」
小鳥「お礼なら私じゃなく、犬美ちゃん達に言って下さい。山の中を駆け回って、響ちゃんを探し当てたんですから」

いや、あの、765プロはみんな大型免許持ちなんですかね?w
トラックの荷台にケージが積まれてたりする描写の細かさが逆に違和感を引き立てます。
まぁ、それはそれとして春香さんかわいい。

Ending

響ソロ新曲来たー!
「Brand New Day!」ですか。CD楽しみにしてます。
あと、本編のクオリティ低下を補う勢いでエンディングが楽しかったです。

CM

TOKIOほどのベテランアイドルでも「仕事を選べない」と思うと考えさせられるものがありますね。
冬馬クンが意に沿わぬ仕事で腐ってる時に赤羽根Pと遭遇して…みたいな展開はあるのでしょうか?

あと、次回予告が初めてちゃんと次回予告になってました。いや、そう思わせるトラップ?


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