アニメ「THE IDOLM@STER」 第25話

いい最終回だった。この半年で何度言ったか覚えて無いけどw
「劇場版キサラギ」ではありませんでしたが、本編終了後にCMでサプライズ発表もありました。
本当に夢の様な半年でした。全ての関係者の皆さんに心から感謝を。
そして、俺達Pの戦いは終らない!

仮眠とらなかったので眠いんだけど、なんか眠れないんだよなぁ。
(全話放送終了に伴い「Read more」記述を解除しています。)

と、

花束を手に、病院の廊下を歩く小鳥さん

小鳥「おはようございます。プロデューサーさん」
P「あっ、おはようございます。音無さん」

ベッドの上で上半身を起こして本を読んでいた赤羽根P、右腕は吊ってて足も固定されているが、首の固定はもう取れていて表情も明るい。
小鳥さんが花束を置いた棚の上には、花の活けられた花瓶やフルーツの籠、リボンの掛かった箱などがたくさん…

小鳥「最近、だいぶ顔色が良くなってきましたね」
P「ええ、お陰様で。今すぐにでも退院したいぐらいですよ」
小鳥「ふふっ、プロデューサーさんって、ホントに仕事熱心ですよね」

窓の外は青空で、小鳥の囀りが聞こえる。
花瓶の花はさっそく小鳥さんが持ってきた花に替えられている。
メロンと林檎の見える大きなフルーツ籠は伊織からだろうか? その後ろの縦長の包みはお酒かな? あずささん?
「初摘み お茶」の缶は雪歩のお仕事絡みとして、手前のリボンの掛かった箱と袋は?

小鳥「いいお天気ですね」
P「ええ、ライブ日和ですね。音無さんは、あっちに行かなくてもいいんですか?」
小鳥「はい、今日は社長も、現場でお手伝いしてくれてますから」

Pのベッドの傍らで林檎の皮を剥いている小鳥さん。

P「俺、みんなに迷惑かけっ放しですよね。音無さんにも、すっかりお世話になっちゃったし」
小鳥「こーゆー時は、お互い様です。とにかく今は、怪我を治す事が仕事なんですから、それに専念して下さいね」
P「……音無さん!」
小鳥「うん?」
P「あの…ちょっと、お願いしたい事が、あるんです」

真剣で真っ直ぐな瞳の赤羽根P、

Opening

これが最後だと思うと、見慣れたOPも2クール目最初の日の様に感慨深いね。
まぁ、これから暫くは何度も見返すんだろうけど、(^-^;

Aパート

「パシフィコ横浜」キター!
そう、俺が初めて参加したアイマスライブである「3rd Anniversary」、そして、2011年新春ライブこと「THE IDOLM@STER 2 765pro H@PPINESS NEW YE@R P@RTY !! 2011」の会場。
その見慣れた景色を背景に、カラフルに「第二十五話 みんなと、いっしょに!」のエピソードタイトルが表示される。

ライブタイトルは「765Production ALL STARS LIVE 2nd NEW YEAR LIVE いつまでも、どこまでも!」
ホール内ではたくさんのスタッフ達が準備を進めている。
劇伴は「少女たち」ギターデュオバージョン。

雪歩「ステージ、すっごく広かったね」
真「テンション上がるなぁ」
貴音「時は得難くして失い易し。ここは、気持ちを引き締めて参りましょう」
響「プロデューサー、ここに居られないのは残念だろうな」
亜美「あれ?ひびきん、だいぶ兄(C)が恋しくなってるみたいですな」
響「ちっ、違うぞ!自分はただ、プロデューサーがライブを楽しみにしてたから!」
律子「こら、亜美、響をからかう余裕があるなら、ストレッチを…って、あら?その袋は何?」
真美「りっちゃんもちゃーんとストレッチしといた方がいいと思うよ」
亜美・真美「「うしししし…」」
律子「うん? 何よ、その笑いは」
真美「いえいえ」
亜美「気にしない気にしない」

まwさwかw
いや、むしろ最終回だからこそ、か。
ストレッチしながらその様子を笑顔で見ていた千早、ふと目で春香を探す。

別室(「楽屋N1」)にて、林立するペットボトルの水を手に取る春香。
そこに美希も入ってくる。

春香「美希も、お水?」
美希「うん」
春香「はい」
美希「ありがとうなの」
春香「いよいよだね」
美希「うん」
春香「…あのね。美希」
美希「なぁに?」
春香「前に、『アイドルって何だろうね?』って、話した事、あったよね」
美希「うん…」
春香「あの時、千早ちゃんと美希は、ちゃんと答えを持ってたのに、私だけ、なんだかはっきりしなくて…」

劇判「Night」のピアノソロバージョン
春香を探しに来たのであろう千早が、部屋の入り口で足を止める。

春香「でも、今は自信を持って、こうだって言えるよ。私、やっぱりみんなと同じステージに立つ時が、一番楽しい!ファンのみんながいて、765プロのみんなが居る。私は、この瞬間が一番『アイドルなんだ』って思うんだ」
美希「(笑)…実に春香らしいの」
春香「えへへ」
美希「うん…美希も、それでいいんじゃないかなって、思う」

第一話で投げかけられたテーマ、作中時間で一年間、視聴者時間で半年かけて描かれた物語が、ひとつの答えに辿り着く。
再び「リハーサル室」にて、

社長「諸君、準備は万端かね?」
一同「はい!」
社長「うんうん、いい返事だ。今日は、我が765プロ始まって以来の大舞台を迎える事になったわけだが、みんな、忙しいスケジュールの中で、よく今日まで頑張ってくれた。本来ならば、この場に居ない彼もまた、君達に励ましの言葉を掛けたかっただろう。しかし、残念ながら、まだ…あぁっ、いかんいかん、湿っぽくなってしまったな。そうだ!気分を盛り上げるために、私の手品で、パーッと、みんなのテンションを上げてだなぁ…」

社長の手品、即ち、中断フラグw

美希「ハニー!」
社長「おっ、おぉっ、き、君!どうしたんだね?!」

部屋の入り口に赤羽根P、小鳥さんに車椅子を押してもらっての登場です。
流石に片腕吊ってる状態では松葉杖とも行きませんわな。

P「来ちゃいました」
一同「わぁっ!」
真「プロデューサー!」
真美「兄(C)だー!」

Pに駆け寄る一同。

響「心配してたんだぞ!」
真「もう外に出て大丈夫なんですか?」
伊織「ちょっと!そんな痛々しい姿で無理して来なくていいのよ?!」
P「いやぁ、運動神経には自信があるつもりだったんだけどな。面目無い」
律子「でも、よく病院の外出許可が取れましたね」
小鳥「みんなの晴れ姿をどうしても見たいって…」
やよい「えっ?もしかして、黙って来ちゃったんですか?」
P「まぁ…そうかな」
一同「「えーっ?!」」
社長「まあまあ、来週には外出許可も出る予定と聞いていたから、いいんじゃないかねぇ?」
律子「もう、社長まで!」

仕方ないね。
物語上の演出です。病院に迷惑をかけぬよう、くれぐれも真似をしないで下さい!

P「みんな、改めて、済まなかった。レッスンもみんなに任せっ放しになってしまって、みんながどんな状態かも分からないままで、正直、今日を迎えるのが心配だったけど…」

皆を見回す赤羽根P。

P「顔を見て安心したよ。今日は絶対、最高のステージになる。俺が保障するよ!」
一同「うん!」

顔を見合わせて微笑む千早と春香。
ホールの外はもう日が暮れて、入場待ちの列が形成されつつある。
ステージではスタッフが確認を進めていて、ロビーは物販の客で賑わっている。
壁にはメンバーひとりひとりの全身が写った大きな幕が吊られ、その前で記念撮影している女性客も。
そして、たくさんのフラワースタンド、溢れんばかりのプレゼントボックス…
リアルなアイマスライブの空気感がたまりません。

P「みんな、今日のこのライブが、どれほど多くの人に支えられているかは、もう分かっていると思う。今日はその人達の思いに応えて、精一杯、自分達の力を出し切ろう。」

ひとりひとりに語りかける赤羽根P、

P「春香、美希、真、雪歩、亜美、真美、伊織、やよい、響、貴音、あずささんが居て、千早が居る。それから、律子。あとは、社長と音無さんも、いつも傍で俺達を支えてくれている。誰か一人でも欠けたらダメで、この全員で、765プロなんだと思う。団結した765プロは、きっと無敵だ。一緒に最高のステージを作り上げよう!」
一同「はいっ!」

そして、解散後に春香さんへも、

P「春香」
春香「はい」
P「ごめんな」
春香「うん?」
P「俺、肝心な時に全然役に立て無くて、本当に、ごめん」
春香「(黙って首を振る)」
P「でも、春香は一人で見付けたみたいだな。あの時の答え」
春香「はい」
P「そうか…頑張ったな!」

目を潤ませながら、笑顔で頷く春香さん。
ホント、頑張ったね。

入場の済んだ会場は見慣れたいつもの光景。気の早い連中が既にサイリウムを折っている。
関係者席なのだろう、善澤記者の姿も。

P「よしっ、みんな、悔いの無いよう、力いっぱいやりきって来い!」
一同「はいっ!」

バックステージにはダンスやボーカルの先生の姿も、これは嬉しいね。
流石にここでは台詞は無いですけど、

春香「行くよっ! 765プロー、ファイトー!」
一同「「オーッ!」」

そして、ステージに並ぶシルエット。
最初の曲は「READY!!&CHANGE!!!! SPECIAL EDITION」
大きなステージは、上段上手からやよい、貴音、響、真、あずささん。
下段上手から雪歩、千早、美希、春香、伊織、真美、亜美。
バイタルサンフラワーを思わせる黄緑と黄色の衣装と、スノーストロベリーを思わせるピンク系の衣装が交互に並んでいる。

歌い出しのパートを〆る「私No.1」は当然春香さんアップで、その後の前奏ではあずささんの華麗な足裁きからの、やよいの元気いっぱい全身を使ったアピール。
ひとりひとり、すっごい動いてて感涙物ですよ。誰一人として出し損ねが無い。
サビに入ってからのカメラワークは本当にアニメならではだなぁ。これは現実では絶対に出来ない。
サビでカメラに投げキッスでアピールする伊織。流石である。

そして、TVサイズの「READY!!」のラストから「CHANGE!!!!」イントロへと繋がるメドレー仕様。
ここのやよいがもう卒倒するほどかわいい。

「CHANGE!!!!」もOP再現な構図あり、俺の千早にハートを打ち抜かれる最高の笑顔ありで、もうお腹一杯です。
あー、何度でも繰り返し見たい。何度見ても胸が躍る。

Bパート

恐らくはライブも既に終盤なのであろう、また別の衣装でステージに立つ一同。
曲終わりの拍手の中、ステージから客席を見渡すアングルで始まる。
(このアングルがゲーム内で登場するのはDSだけ!)
汗だくで、息を切らせながらのMCパート…

春香「後ろの人も、ちゃーんと見えてるからねー!」

お約束の流れですね。

春香「ホント凄いよね。こんな大きな会場で、こんなにいっぱいのファンのみんなに囲まれて歌えるなんて」

劇伴は「i」ギターデュオバージョン。

美希「美希、今日はここんところがすっごくドキドキしてるの。みんなはどうかなー?」

歓声と拍手で応える観客。

美希「美希、キラキラしてるー?」
観客「「してるー!!」」

おぉぅ、胸が熱くなるなw

真「へへっ、僕達が今まで頑張ってこれたのは」
雪歩「こうやって、応援してくれる皆さんが居るからなんです」
あずさ「本当に、いつもいつもありがとう」
観客「(歓声)」
伊織「ちょっとちょっと、振り返るのはまだ早いんじゃない?」
響「うんうん、自分達の活躍はまだこれからなんだから」

時はまさに最終回、俺達の戦いはこれからだ!

やよい「もっともーっと、私たち頑張らなきゃですよねー」

あぁっ、客席の方じゃなくて横に並び立つ出演者の方を向いてる。
この身体の向き、角度がすっごく真耶ちゃんっぽい!w

貴音「そうですね。しかし、まずは本日のライブを、大成功させねばなりません」
亜美「会場の兄(C)、姉(C)!」
真美「今日は最後の最後まで楽しく、みんなで遊ぼうね」
千早「私も、皆さんの心に届くよう、残りも力の限り、歌います!」

たくさんのサイリウムを振って歓声で応える観客。
そうだね。バルログだね。片手4本、両手で8本だね。

春香「それじゃあ、そろそろ行きますか!」
伊織「その前に…」
亜美「んっふっふ~、今日のサプライズゲストだよ! どうぞ!」

ステージ中央のモニターには、控え室のりっちゃんの映像が、

律子「ちょっとあんた達、これどーゆー事なの?聴いてないわよ!」
あずさ「竜宮小町のプロデューサー、兼、アイドルの秋月律子さんです」
観客「「りっちゃーん!!」」

客席も弁えたものである。

美希「今夜は美希達と一緒のステージに立ってくれる事になったの。ね?」
千早「律子、ありがとう!」
亜美「りっちゃん、早くこっち来てよ~」
律子「…わ、分かったわよ。もう!」

まぁ、ここでハブは許されないよね!
ってか、今の「まんざらでもない」感じのりっちゃんが殺人的にかわいいわけだが、

そして、控え室。

律子「…はぁ、まんまと嵌められたわ」
P「みんな、律子と一緒に、ステージに立ちたいんだよ。だって律子も、765プロの一員じゃないか」
律子「…じゃあ、ちょっとだけ行って来ますね」
P「あぁ、楽しんで来い!」

あぁっ、またしても「まんざらでもない」感じのりっちゃん!(じたばた)

社長「目標に近付いたかな?」
P「え?」
社長「彼女達こそ、私が事務所を作ってまで追い求めた、アイドルの完成形なのかもしれない。…君が、レールを敷いてくれたんだよ」

控え室を見渡す、社長、小鳥さん、赤羽根Pの後姿。

P「…いえ、俺も、みんなも、まだこれからです」
社長「…そうか。そうだな。…さて、私達も行こうか」
P・小鳥「「はい!」」

そして、りっちゃんの加わったステージ。

春香「じゃあ、今度こそ行きますよ。私達の新曲です。聴いて下さい!」

と言う訳で、新曲。
ステージシーンではなく、これまでのシーンをまとめたPV風になっています。
あー、ライブタイトルを初御披露目曲のタイトルにしたかったわけね。
うん、それならそれで話を通しておくべきだったよね。

「いつまでも、どこまでも」
(作詞:畑亜貴 / 作曲:佐々木宏人)

本気が見たい? Ah,an!!
本音で今日も踊ろう
指を動かしたら
小さく I love you
上手になれる? Ah,an!!
上昇どんどん進もう
腕は羽根みたいに
遠くに Fly with you
選ばれてみたい
光のステージ
努力は魅力?
頑張れ私!今!!

でしょう? きっと輝いて
でしょう? どこまで、までも
でしょう? 夢の始まりは
ふとした偶然でしょう

この憧れはもっと
いつまでまで までも
希望、乗せて微笑みを
届けに行くのでしょう

しちゃう? でしょう?ってことは
しちゃう? でしょう?ってことね

私達の未来 探しにいかなくちゃ
私達は諦めない 心が呼ぶ未来

(間奏)

でしょう? きっと輝いて
でしょう? どこまで、までも
でしょう? 夢の始まりは
ふとした偶然でしょう

この憧れはもっと
いつまでまで までも
希望、乗せて微笑みを
届けに行くのでしょう
Ah,an!!

「CHANGE!!!!」のアレンジの劇伴の中、拍手と歓声に満たされるホール。
汗だくになりながら、満面の笑顔で手を振って観客に応えるメンバー。
りっちゃんに抱きつく竜宮小町の三人。
舞台袖では感涙にむせび泣く小鳥さんと、その肩に手を添える社長。
赤羽根Pの視線の先には、サイリウムの揺れる客席と、一列に並んで手を振るメンバー達の後姿…。

そして、巻き起こるアンコール。

春香「まだ、行けるよね?」
美希「もちろん!平気なの」
千早「すみません、もう一曲願いします。曲、出ますか?」
春香「それじゃ、まだまだ行くよ~! 765プロ、ファイトー!」
一同「「オーッ!」」

パシフィコ横浜の明かりが眩しい。
あぁ、本当にいいライブだった。渋谷で飲んで感想戦してから帰ろうぜ。

そして月日は経ち、桜の頃…

P「ただいまー」
一同「お帰りなさい!」

事務所のドアを開けた赤羽根Pに寄り添う小鳥さんの正妻っぷりに噴いた。

美希「ハニー、会いたかったの!」
やよい「もう大丈夫なんですか?」
真「僕、肩貸しますよ」
P「ありがとう、もう大丈夫だ。…やっぱり、ここが一番落ち着くなぁ」
伊織「なーに爺臭い事言ってんのよ」
真美「そうだよ。兄(C)いじれなくてずーっとつまらなかったんだから」
亜美「うんうん」
P「みんな、長い間留守にして、悪かったな」
律子「いいえ、その分、私達も、自分達の事を見つめ直す、いい機会になりましたから」
千早「あと、如何にプロデューサーが、765プロにとって大切な人かと言う事も」

笑顔の一同を見回す赤羽根P、

P「…そうか」
美希「あのね、ハニー。『生っすか』の事なんだけど、リニューアルして、春からまた全員で『生っすかレボリューション』になったんだよ」
P「えっ?! 俺聞いてないぞ」

生である(メンバー全員が毎回拘束される)と言う最大の問題は解決して無いんですか?w

春香「あと、私と美希のミュージカルも、全国公演になったんですよ!」
P「す、凄いじゃないか! やったなぁ」
律子「驚くのはまだ早いですよ、プロデューサー」
小鳥「ジャジャーン!」

事務所レベル一気にアップで品川移転ですね!

P「こ、これは…?」
社長「どうだい? これが、新事務所だよ」
P「新事務所?! これが!」
社長「いやぁ、幸運にも、格安で入れる話を貰ってねぇ。」
律子「お陰で事務所の金庫はまたしてもすっからかんですけどね」
P「社長、これ、ホントに格安ですよ!」
社長「だろ?」
P「えっと、なんて会社だ? ブラックウェルカンパニー?」
伊織「聞いた事無い会社ね」
春香「あぁっ! テ、テレビ!!」

ブラックウェルカンパニーの倒産を伝えるニュース。

響「…ぇ、これ、どーゆー事?」

どうやら黒井社長がグループ企業を計画倒産させたっぽい。おいおいおい、そこまでやるか!
うーん、ずっとゲーム版とは全然違う描かれ方ではあったが、
そうですか。そこまで行っちゃいますか。

律子「…って事は…」
社長「…すまん、みんな。騙されたようだな」
一同「えーっ?!」

こうやって「すっからかん」に戻るのは、「Your Song」ネタでもあるんですよね。
外はもう桜の季節。あぁ、第一話からもう一年経ったんだなぁ。あっと言う間だった。
公園の満開の桜の下を歩く一同と、最終回エンディング曲「いっしょ」。
そして、スタッフロール。

律子「はぁ、やっと大きな事務所に移れると思ったんだけどなぁ」
あずさ「仕方ありませんね」
亜美「つまんないの」
真美「超がっかり」
伊織「どうせそんな事だろうと思ったわよ」
真「今の事務所の階段の登り降りで、体が鍛えられていいんじゃない?」
響「とは言え、やっぱりがっかりだったなぁ」
美希「そう? 美希的には、結構ここも悪くないなって思うけどなぁ」
やよい「おっきいビルはお掃除大変そうですしね」
雪歩「あんまり広いと、落ち着かないよね」
貴音「住めば都、と言う言葉もありますし」
千早「そうね。ここには、たくさんの思い出が詰まっているもの」
春香「また、一から始めればいいんじゃないかな。みんなで、一緒に!」
P「そうだな」

皆で食べ物を持ち寄ってのお花見のようだ。
伊織の持ってきた豪勢なお重に目を輝かせるやよい、社長と肩を組んで歌う赤羽根P、缶中ハイですっかり出来上がって亜美亜美を両肩に従えるご機嫌のあずささん、池を泳ぐ鴨先生、そして、千早が作ってきたお弁当…

ここまで止め絵ベースでのエンドロールだったが、一旦スタッフロールを中断して再びアニメパートへ。
クーラーボックスを覗き込む春香さん。

春香「あれ? 飲み物もう無いよ?」
P「じゃあ、俺が買ってくるよ」
春香「あ、いえ。プロデューサーさんは、今日はゆっくりしていてください。私が行って来ますから」
千早「春香、私も行くわ」
P「あぁ、ちょっと待ってな。今、お金を…」

ポケットから財布を出す赤羽根P、

春香「あっ、それ…」
P「あぁ、使わせてもらってるよ」
春香「嬉しいなぁ、えへへ」

と、そこに美希が首をつっこむ。

美希「むぅ、なになに? もしかして、春香のプレゼントなの?」
P「あぁ、退院祝いでな」
美希「むー、ダメダメ! いくら春香でも、ハニーは渡さないんだからね!」

春香に取られまいと赤羽根Pの腕に抱きつく美希。

春香「えぇっ?!」

少し顔を赤らめつつ否定する春香さん、そんな様子に笑いを堪えきれない千早。
そんな盛り上がりを、少し離れた所から眺めている社長。
傍らには「団結」と言う名の酒が。

社長「いやぁ、本当に今日は、いい日だねぇ」
小鳥「はい、本当に」

社長の紙コップの酒に、一片の桜の花びらが落ちる。

そして、再びエンドロールが再開する。
曲は間奏の台詞のパートへ。

春香「始まりは、今」
千早「終わりに変わっていく」

最初は千早の部屋。かつての段ボール箱がそのまま並んでいた部屋ではなく、
かつて倒されていた写真立てと、優のスケッチブック、春香が千早へ贈った「約束」のノートが並んでいる。

雪歩「でも、それはきっと」
真「新しい始まり」

桜の舞う坂道、
小さなライブハウスで歌うジュピターの三人、
961プロ社長室で高笑いする黒井社長のシルエット。

響「どこだって、行ける」
やよい「みーんな、一緒だもん」
美希「ぜーったい、大丈夫なの」
亜美・真美「「目指す夢は」」
伊織「トップアイドル!」

喫茶店で取材をしているらしき善澤記者。
隣に座っているのは、まなみさん!? と言う事は…
そう、善澤の向かいに座って取材を受けているのは、絵理、涼、愛の876プロの三人。
うーん、素晴らしい。こーゆー「物語は続いていくよ感」はとっても大事。
まなみんは勿論、ファンの多い善澤記者アップのカットを配したのも評価したい。

貴音「この絆と」
あずさ「この願いを」
律子「胸に抱いて」
春香「プロデューサーさん、せーのっ」
全員「ありがとう! これからもプロデュース、宜しくお願いします!」

「シリーズ演出→監督→製作協力」でエンドロールを〆て、再び765プロのお花見へ。
赤羽根Pを中心に、皆で記念撮影を…

あー、台詞パートで決定的に泣かされてしまった。
ステージシーンでも、ライブの終わりのシーンでも泣いたから、もう無いと思ったんだけどな。


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