アニメ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」 第05話

3週遅れて更新中。
エピソードタイトル的には、CDデビュー決定組の奮闘を描きつつも、メインは「それ以外」の面々かと思うわけですが…

第5話 I don’t want to become a wallflower

「「「CDデビュー?」」」
「はい、お二人と三人には、ユニットとしてCDデビューしていただきます」

ぽかんとしている卯月に、はしゃいで飛びつく未央。

「おめでとうございます」
「すごーい、CDデビューだ!」
「お~」

祝福する他のメンバー達と、戸惑いを見せる美波&アナスタシア。

「どうしよう…いきなり過ぎて…」
「C…D…」

そんな中で…

「ずるいっ!あたしは?あたしもCD出したい!」
「そっ、そうにゃ!みく達はどうなるにゃ?!」
「…企画検討中です」

にべもない。

Opening

リリース待ち遠しいです。早くフルで聞きたい。

Aパート

「卯月、昨日のケーキ残ってるけど?」
「食べる~!」

と言うわけで島村家から。卯月ママ初登場!

「はい、全部食べちゃって」
「うん!」

差し出された皿の上には、1ピースの苺ショートと「CDデビューおめでとう」のプレートが。
続いて渋谷家、と言うか「Flower Shop SHIBUYA」。

「ハナコ、行ってくるね。…あのさ、もしかしたら、店あまり手伝えなくなるかも」
「ん?」
「…CDデビュー、決まった」

凛パパ初登場。
そして、未央は教室で。

「本田マジかよ?!」
「すごーい!絶対ライブ行く!」
「ありがとー。って、まだライブあるか分かんないんだけど」
「えー、あるでしょ」
「みんなで横断幕作らない?」
「いいね。でっかいの作ろう!」
「本人が作っちゃダメでしょ」
「いっけね」

お前、教室でもあのパーカー着てるのか。
そして、プロジェクトルームにはちひろさんとPと部長。

「新田さん、アナスタシアさんは兎も角、ずいぶん思い切りましたね」
「…少し早い気はしますが、本田さん達をイメージした曲を書いて頂けるのは、チャンスですし」
「あんな忙しい人に頼めるなんてラッキーだよ。確かに、あの三人は良かった」
「はい、ライブに出演した事で、多少知られましたし、タイミング的には、今かと」
「忙しくなるね。レコーディングにキャンペーンに、ライブか。会社も、期待してるよ」
「はい」

忙し過ぎて身体壊して二度目の休業に入った作曲家さんじゃないよね?

机の上には「シンデレラプロジェクト ユニット企画」と言う表題の資料。
場面は移って、トレーニングルームのある棟へ。エレベーターの中のPと三人。

「ライブ?!」
「出来るんですか?」
「はい、CD発売イベントのミニライブですが」
「すごい!ライブだ!」
「はい、楽しみですね!」
「うん」
「どんなライブになるのかなぁ」
「私、頑張ります!」

しまむーはいつも頑張ってるなぁ。
エレベーターを降りる4人…

「曲って、もう出来てるんですか?」
「いえ、これから…」
「ちょっと待つにゃー! 新入りが先にデビューなんて納得いかないにゃ!みく達と勝負にゃ!」
「「にゃ!」」

4人の前に立ち塞がったのは、前川みくと愉快な仲間達(猫耳付けた莉嘉、みりあ)。
そして、宙を舞う猫型の何か。黒ひげ危機一髪的な玩具のみくにゃんVersionか。

「…ぅぅぉ」
「…ついに勝ったにゃ!」
「やったやったぁ!」
「ぐぬぬ、なかなかやりますな」
「なんで私まで…」
「うぅ、もっと頑張ります。(›_‹)」

しまむーはいつも頑張ってるなぁ。

「プロデューサー!勝負に勝ったから、みくをデCDビューさせてほしいにゃ!」
「あたしもあたしも!」
「かわいい歌、いーっぱい歌いたい!」
「…ええと」

無茶を言うな。
と、そこにベテトレさんが、

「いた! 休憩終わったぞ」
「ひぅっ!」
「ごめんなさーい!」
「いいから来い」
「覚えてろにゃ!」
「勝ったのにぃ!」
「またねー!にゃぁ!」

みりあちゃん天使か。

「くっ、今度は勝つ!」

勝負せんでいい!
美波とアナスタシアがボイスレッスンを受けている部屋に、4人が入って来る。

「失礼します」
「はじめまして、ボイスレッスン担当のトレーナーです」
「「えっ?!」」
「まさかの三姉妹…二度ある事は三度ある」

本当は四姉妹だけどな。
ってか、ベテトレさん(次女)、ルキトレちゃん(四女)と来た三話の時点で、無印トレーナーさん(三女)は出て来ない可能性を危惧していただけに、これはただただ嬉しい。
転がりまわるぐらい嬉しい。早く!ゲームの方にも!声を!!

「じゃあとりあえず、一人ずつ歌って」
「「「はいっ」」」

トレーナーさん、アニメでもお美しい。
三人を残し、一礼して部屋を出るP、一方のみくにゃん達は…

「はぁ~、基礎練ばっかにゃ~」
「ねぇ、もっかい勝負しに行こうよ~」
「トランプしようよ!」
「これは遊びじゃないにゃ。アイドル生命を賭けた真剣勝負なの」

そこへ李衣菜、かな子、智絵里がイン。

「アイドル生命? アイドルっぽい事まだ何もしてないじゃん」
「また勝負を挑んだの?」
「みく達が勝ったにゃ!」
「…でも負けたんだ」
「だから負けてないにゃ!」

李衣菜、あまりいじめてやるなよ。

「むー!」
「け、喧嘩は…」
「みんなはCD出したくないの?!」

フラストレーションが目に見えてきました。みくにゃん以外も、

一方、美波&アナスタシアに用意してもらった楽曲を確認しているデビュー決定組5人。

「かっこいい!かっこいい!」
「はい!」
「デビュー曲、こんなにカッコイイと思わなくて、びっくりしちゃった」
「Метеор…流星、みたいな曲です」
「うん、そんな感じ」

と、そこへ扉を開いて入室してくるみくにゃん御一行。

「たのもうにゃ!」
「「にゃ!」」
「出たな、みくにゃん!返り討ちに…」
「お邪魔しまーす。休憩中?」
「どーもー」
「ろ、六人?えっ?ちょっ、こっち五人なんだけど…」

だーかーらー、勝負せんでいい!
愉快な仲間達、猫耳付けた莉嘉とみりあに、先程の李衣菜、かな子、智絵里も合流。

「安心しにゃ!美波ちゃん、アーニャちゃん、交渉に来たにゃ」

交渉に頭数は有効!w
場面は変わって、廊下を歩くプロデューサー。
トレーニングルームの扉の前で、一息ついてからドアに手を掛ける。
…この描写、めっちゃ気になるんですけど! 何の伏線だ?

ドアを開けると、

「みく達のライブにようこそにゃ! 美波にゃん!」
「えっ? えっと…さあ、好きにぷにぷにするにゃ!」
「あーにゃん!」
「肉球気持ちいい、にゃ?」

猫耳付けさせられてガチで恥ずかしがってる美波にゃんと、
同じく猫耳付けさせられて、理解してないままやらされてる感が強いあーにゃん。

「どう?どう?にゃんにゃんユニット、かわいいでしょ?」
「あざと過ぎる」
「うっ、酷いにゃ!」

李衣菜がマトモな事を言ってる!と思ったら…

「美波さんとアナスタシアとだったら、クールに決めるべき!ロックに行こうぜ!」

李衣菜のイメージ画像、ギターのネック長過ぎて(明らかにわざと)噴いた。
あと、美波の恥じらい様がエロ過ぎるw

「えー?こっちの方がよくない?」

李衣菜ユニット案イメージに続き、今度は莉嘉ユニット案イメージ。
紅葉に染まる森の中で、エロい臍出しセーラー服の三人、

「ねぇ、かっこいいシール、ウチに見に来ない?」
「かわいいシールもあるよ」
「ナンチャラ、ナンチャラ、ナンチャラ」

完全に莉嘉の趣味だ! カブトムシ出なかっただけマシか。

「ナンチャラナンチャラってなんにゃ!」
「だってロシア語わかんない」
「もはやユニットでも何でもないし」
「李衣菜ちゃんの案だって、それバンドって言うにゃ!」
「ロックを否定したな?!」
「一人でエアギターでもやってにゃ!」
「なにぃ、勝負するか」
「望むところにゃ」

みくにゃん、遂に言ってはいけない事を…w
盛り上がる二人と、困惑のP、

「どうしたんですか?」
「美波さん達のユニットに、もう一人入れるんじゃないかって、みくちゃんが…」
「え?」
「あのね。卯月ちゃん達は三人だけど、美波ちゃん達は二人でしょ? もう一人入ったら、三人でピッタリだよ!」

アナスタシアの元に駆け寄って、跳び付くみりあ(天使)。

「ねえねえ、あたしね。楽しいユニットがいいなぁ」

困ってるアナスタシア。

「新田さん、アナスタシアさんは、このまま二人ユニットで行きます。申し訳ありませんが、既に準備を始めていますので」

いや、そこで凹まれてもな。

Pから「発売イベントまでのスケジュール」の説明を受けた卯月達三人は、宿題としてユニット名を考えるよう言われる。

「うわー、めっちゃ重要じゃん!どうしよう?」
「どーゆー名前がいいとか?」
「覚えやすい名前がいいかと。三人らしい名前なら、何でも」

肝心なところで意外と雑だなw

「あのさ。どうして、私達三人なの?」
「……。」
「しぶりーん、私達とじゃ、いや?」
「そうじゃない。みく達じゃなくて、私達を選んだのは、なんで?」
「…総合的に判断して、です」
「…よく分からないんだけど」
「歌とか、ダンスとか、度胸とか?」
「タイミングや、バランスも」
「バランスって、メンバーのですか?」
「なるほどー。ボケ、ツッコミ、天然ボケ」
「私天然ですか?」
「おやおや、自覚が無いところが…」

Pがしぶりんの疑問に全く答えられていない。
「タイミングやバランス」だって、彼が上司に対し行う報告では具体的に説明されているはず。
それを全て当人達に明かすかどうかは兎も角として、最低限、当人達の納得は得るだけの意思疎通は必要なはず。
このすれ違いは後でトラブルになる伏線だろうなぁ。うずうずする。

Bパート

「お疲れ様です。順調ですか?」
「決め事は、概ね」

順調だとは言っていない。
P自身も、その辺りはある程度自覚があると言う事か?

「あの子達は?」
「えっ? …はい、頑張っています」
「プロデューサーさんにかかっていますからね」

机の上にスタミナドリンク・ハーフのボトルを置くちひろ。
この描写は意味深過ぎて噴いたわ。これ、どう考えても「半人前」って意味だよなぁ。
でなきゃわざわざハーフドリンクを小道具として画面に出す意味ないもんなぁ。
これは怖い。演出が鬼だ。Pをどうするつもりだw

場面は変わって、ホワイトボードを前にお菓子を広げて「ユニット名会議」中の三人。

「『ミルクティー』ってどうですか?」
「かわいい!」
「かわいいけど、私達のユニット名としてはちょっと…」
「分かった。『ジンジャー』を入れよう!」
「『ジンジャーミルクティー』、美味しいです!」
「未央は何か考えた?」
「んふふふふ、いやぁ、色々思いついちゃって…」

  • ジンジャーミルクティー
  • フライドチキン
  • ロイヤルブレンド
  • バターミルク
  • 神田川
  • プリティーズ
  • リトルレディ
  • スリーピーチ
  • スリーシスターズ
  • トリプルスター

なんかひどく雑なのが散見される。
アイマスはユニット名のダサさに定評があるが、その伝統を正しく受け継いでいる。
神田川が異色。トリプルスターは未央ソロ曲「ミツボシ☆☆★」由来か。

「どれが一押しなの?」
「『フライドチキン』!」
「却下」
「窮地を助けてくれたお肉様になんてことを…」

この台詞、すごくデレパ感がある。飯屋さんテイスト。
脚本秀逸だわ。

外が暗くなるまで会議は続き、ホワイトボードにはバツ印の付いたユニット名案が…

  • マカロン
  • カレーパン
  • ラザニア
  • ロイヤルミルクティー
  • ラーメン
  • チャーハン
  • クリームパン
  • イチゴパフェ
  • 水ようかん
  • かやくごはん
  • モンブラン
  • ソフトクリーム
  • もやし
  • プリンタルト
  • いちご大福
  • シューアイス
  • エスカルゴ
  • 豚汁

これはひどい。最初に未央が出した案より後は全部食べ物じゃねーか!
こーゆー時は、6か国語ぐらい乗ってるネーミング辞書を用意するといいよ。

「もう…無理…」
「何も出て来ないです」
「まだ、時間はありますから」
「よかったら、プロデューサーも考えてくれない?」
「お願いします」
「…分かりました」

場面は変わって、小日向美穂のスタジオ撮影。
…の周囲でぬいぐるみに入ってるみくにゃんと愉快な仲間達。

「ねえねえ、美波ちゃん達、今日レコーディングなんだって」
「いいなぁ。あたしも歌いたい。プロデューサーに曲欲しいって言いに行くぞー!」
「おー!」
「…行っても『検討中』って言われるのがオチにゃ」
「むー、じゃあどうするの?」

何やら思いついた風のみくにゃん。
更に場面は変わって、「交通安全週間」のイベント。
ステージには婦警さんの衣装の片桐早苗、及川雫、堀裕子…ってパッションユニット「セクシーギルティ」か!
喋ってる!動いてる!マジか!嬉しい!

…落ち着こう。
えーっと、「ゆっこ」こと超能力アイドル堀裕子は、CINDERELLA MASTER第6弾で声が付いてましたが、婦警アイドル片桐早苗(元婦警)、酪農アイドル及川雫(実家が岩手の酪農家)は予想外でした。
特に、早苗さんは過去に何度も票を投じていたので、率直に言って嬉しい。

「車に乗る時は、シートベルトを正しくつけてね。じゃないと、お姉さん達が逮捕しちゃうぞ」
「サイキック逮捕!」

ゆっこのサイキックボタン飛ばし術により、雫の胸が露わに…

「雫ちゃんのボディの方が、罪だわね」

_人人人人人人人人人人_
> セクシーギルティ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

そのステージの下でチラシ配りをしているのは、同じく婦警さん衣装の李衣菜、智恵理、かな子、きらり、蘭子。
みんな小さな仕事を重ねている、ってところでしょうかね。
杏はプロジェクトルームで寝てるけど。

イベント組が戻ってくると、プロジェクトルームではみくにゃんと愉快な仲間達が何からお絵描き中。

「何やってんの?」
「えへへ~、CDデビューするなら、どんな感じかなぁって」
「忙しいプロデューサーの代わりに考えてるにゃ」
「へー」

みくにゃん、年少組とつるみ過ぎて若干おつむが残念な事に…

「デビュー案かぁ。私も考えようかな?」
「にょわー!きらりも考えゆー!」
「グリモワールの封印を解く時…」

色々とゲームの方のネタがw

場面は変わり、美波のレコーディングの様子など。
美波とアナスタシアのユニットはユニット名は決まった模様。
そして、更衣室で着替えているデビュー決定組の5人。

「ライブ、一緒にやるんですよね」
「うん、一緒で良かった。私達だけだったら……ねぇ?」
「…うん」
「えー?みなみん達なら心配無いでしょー。お客さんも盛り上がってくれるって」

美波達の反応の方が普通な気がする。
と言うか、未央のテンションが怖いもの知らずでちょっと怖い。
バックダンサーの時の本番直前のビビりはどこへ行ったんだ。

場面はプロジェクトルームに戻り、どの様なデビューをしたいか、と夢を語り合う未定組。

また更衣室へ。

「何か、あるの?」
「ううん、何も。…何もないから、心配なのかな?」
「それは、自信とか、そーゆー?」
「うん、私達には、プロデューサーさんが用意してくれた素敵な曲と、衣装しかないでしょ。まだステージに立ったこと一度もないし」
「美波…」
「しっかりしなきゃね。選ばれたんだから、頑張らなきゃ」

この二人、いいなぁ。
中の人達はあんななのに…(←余計な一言)

またプロジェクトルームへ。
話が盛り上がってるところに、Pが入って来る。

「あっ、プロデューサー!聞いて聞いて!みく達が考えた渾身のデビュー案にゃ!参考にするといいにゃ!」

Pを正面からまっすぐ見つめるみくにゃんと、あからさまに気圧されるP、そして…

「ありがとうございます。検討させていただきます。…が、恐らくほぼ、通らないと思ってください」

いや、そりゃそうだけど、そりゃそうだけど、即座にその場で否定してやるなよ。
子供の扱い方ってもんがあるだろ。アニマス1期の美希の時みたいなアレもアレだけど!

「ダメだったね~」
「いいと思ったんだけどなぁ」
「魂の救済を…」
「あの感じだと、しばらくデビューは無さそうだね」
「「えー?!」」
「レッスンして、お仕事ちゃんとやれば、いつかデビューできるよ。ね?」
「…みくは諦めない。こうなったら、ストライキにゃ!」
「おっ?!」

杏ww お前ここまでずっと寝てたくせにwwそこで反応するのかよw

場面は変わり、デビュー決定組。

「レッスンお互い頑張ろうね」
「おー!」
「はいっ、頑張ります!」
「みんなー、プロデューサーさん、見なかった?」

駆け込んで来たかな子。

「我々はー!…なんだっけ?」
「週休8日を要求する!」
「勝手な事言っちゃダメにゃ!」

カフェスペースの入り口にテーブルを倒してバリケードを作り、立て篭もる莉嘉、杏、みくの三人…と、安部菜々さんも巻き込まれてる。
カフェスペースの外で心配そうに様子を見ているきらりと智恵理、そこへ他のメンバーも合流。

「プロデューサーさんは?」
「どこかで、打ち合わせで…」
「お? またストライキか!」

杏は「また」である。

「敵の食糧補給を断つのは戦略の基本であります」
「食を断たれるのはショックねぇ。ふふっ」

まさか、サバゲーアイドル大和亜季まで喋るとは。
そして、楓さんの本領。

「あのぉ、困るんですけど…」
「オーダーは?」
「えっ? えーと、アイスティーひとつ」
「OK」
「あっ、助かります」
「…いいんだ」

カフェの営業は継続している模様。

「お前たちは完全に包囲されている。おとなしく投降しろー!」
「しないもーん!」
「実家のお母さんが泣いているぞー! 美嘉ねぇも泣くぞー!」
「えっ?! …じゃあ、やめる」
「にゃあ! 莉嘉ちゃん!!…くぅ、二人で頑張るにゃ」
「我々の正義のために!」
「みく達のデビューを約束して欲しいにゃ!」
「えっ? …じゃあ杏も降りるよ」
「杏ちゃんまで?!」

なんたる悲劇w
と、そこに駆け付けるP、

「みくちゃん、もうやめよう。みんな、困ってるよ」
「デビューの事、プロデューサーさんに相談してみよう」
「……したにゃ。…何度も、でもダメだった。なんで?なんでダメなの?みく達も頑張ってるのになんで?」

先々週からの伏線だもんね。

「シンデレラプロジェクトのオーディション受かって、すごく嬉しかった。レッスン頑張って、小さいお仕事も頑張ってやってたら、いつかデビューできるって信じてた。」
「でも、どんどん置いてかれて、ほっとかれて、何が違うの?もっと頑張ればいいの?もっとってどれくらい?みく全然分かんない!このままは嫌、みくもアイドルになりたい!デビューしたい!!」

みくにゃんの悲痛な叫びに黙り込む一同。

「すみません、前川さん。…前川さん、デビューについては、皆さん全員分、考えています」
「え?」
「ホント?!」
「まだ決定ではないので話せませんでしたが、新田さん達は第一弾、続いて第二弾、第三弾と、ユニットデビューして頂こうと思ってます」
「…プロデューサー……なんだ、早く言ってにゃ」
「…ホントだよ」

みくにゃんだけじゃないんだよね。
プロデューサーとの意思疎通の不足にフラストレーションが生じているのは。
そして、それは今回で解決ではないんだよね。きっと、

安堵の笑みを見せる一同の中で、ただ一人杏だけは…

「デビューが決まっているだと? …メーデー、メーデーだ!」
「杏ちゃん! てっしゅーっ!!」

例によって杏を軽々と抱え上げるきらりん。
そんな様子を、外の席で眺めている楓さんと大和亜季、安部菜々。

「若いっていいですよねー。…あっ゛、違うんです。菜々も若いんですけどね。永遠の17歳ですから!」

カフェの人に誤っているPと実行犯の面々、そして、メンバー全員でバリケードの片づけ。

「途中で抜けてゴメン」
「ううん、そもそもみくが焦っちゃったからだもん」
「みくちゃん、私も、このままは嫌だなって思ったよ」
「やり方はどうかと思うけど、まぁ、ロックって言わなくもないかな?」
「ごめんなさい」

いや、李衣菜の数十倍ロックだよ。

「そこの五人!みく達は、デビューの日まで頑張って力をつけるにゃ。だから、ファイトにゃ!」
「やったろうじゃん!」
「はいっ」
「うん」

日は変わって、卯月達のユニットにも曲が届く。
例によって楽曲タイトルは未定なれど、ユニット名として「new generations(仮)」の文字が。

「仮のユニット名です。何かしら、書いておく必要があったので」

そりゃそうだ。
もう色々進んでいるのに、いちいち「シンデレラプロジェクト第一弾ユニットの二番目」と書くわけにもいかんだろうし、

「皆さんの新しい時代が始まる、と言う様な意味です」
「へー!」
「かっこいいです!」
「うん、いいんじゃない?」
「…え?」
「ピンときた!ユニット名、それで!いいよね?」
「はい!」
「うん」
「…分かりました。ではユニット名は『new generations』と言う事で」
「「「はいっ」」」
「ありがとうございます」
「そうかー、私達の時代、始まっちゃうかー」

始まっちゃったかー。

感想

コミカルで楽しかったけど、「Pとメンバーのすれ違い」と言う伏線が強化されてる気がしてドキドキするね!

今回の「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」枠は、片桐早苗、及川雫、大和亜季の三人でした。

「片桐早苗」役の「和氣あず未」さんは昨年2014年から俳協(東京俳優生活協同組合)に所属している方の様です。役歴がまっさらなのでこれがデビューって事になるのかな?

「及川雫」役の「のぐちゆり」さんは青二プロダクション所属。名前の無い役を少々と言う感じの新人さんですね。名前のある役は初めて、なのかな?

以上の二人に、「堀裕子」役の「鈴木絵理」さん(俳協所属、2013年デビュー)を合わせて、ユニット「セクシーギルティ」が完成するわけで、これはガワのキャラに引けを取らないフレッシュなユニットになるぞ!

最後に、「大和亜季」役の「村中知」さん。俳協所属で2010年デビュー。若手ではあるが、前の二人と違いド新人には非ず、お名前は見た事あります。
それにしても、急に出たなぁ。大和亜季ってかなり最近追加されたイメージがあるけど、仙台エリア追加からもうすぐ二年なのね。あっと言う間だ。

次回、エピソードタイトルを信じるならば、遂に第一弾2ユニットがデビューです。


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