10thライブ概評

「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」
最高に楽しい2日間でした。

アーケード版の稼働から10年を祝う区切りの大イベントと言う事で、
アイマスに振り回されてきたこれまでの日々を思い返すところもありましたが、
終わってみれば、びっくりするほど素直に「楽しい!」と感じたイベントでした。

約1年半前にさいたまスーパーアリーナで行われた
「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」が、
既に、アイマス史上類を見ない大きなお祭りであり、
全力で楽しみ、全力で泣いて、もうこれ以上は無い!と感じたので、
私は今回の「M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」に対し特別な期待はしていなかったのかも知れません。
ひとつの到達点、大きな区切り、初期アイマスが掲げた物語の中の夢の結実、
そんな曖昧なイメージだけを抱え、
具体的な期待を抱かずにこの日を迎えたような気もします。
それは、7th直前や8th直前に感じていた期待感と大して変わらない気持ちだったのかも。

別に、期待を裏切られないように故意に「あまり期待しないようにしていた」つもりはないんですけどね。
あんなに楽しかったSSAを、あんなに特別だったSSAを、
さらに上回る、幸福で濃密な時間でした。
言葉以上に雄弁に、
これからも楽しい日々が続いていく事を、
これまで以上に驚きや喜びに満ちた日々が続いていく事を、
伝えてくれた、理解させてくれた、信じさせてくれたイベントだったと思います。

個人的には、直前で体調を整えられた事も功を奏したかも知れません。
意外な事に、SSAの時ほどは泣かされず、SSAの時の倍以上は笑顔でいられた気がします。
恥ずかしながら、SSAの時は「体力を消耗し過ぎて朦朧としている時間」が結構あったんですが、
今回は丸二日フルフルで楽しめました。

実は、ライブ中にそれほど泣かされなかった代わりに、翌日以降に思い出し泣きをさせられてます。
キャラクロへ行って、「my song」で泣いて、「虹色ミラクル」でもう一度泣かされたりね。
これが西武ドーム症候群か。

劇場版の春香さんの台詞が、この現実世界で、SSAの時以上に質量を伴って感じられます。
バンナムの新旧スタッフ陣や、初期声優陣だけじゃなく、
バンナム外部のイラストレーターさんや作詞家さん、作曲家さん、脚本家さん、
新たに役を引き継いだ声優さんや、アニメで加わった声優さん、たくさんのラジオ番組の制作陣、
日本コロムビア、フロンティアワークス、ソフトバンククリエイティブ、5pb、
アニメ化以降に巻き込まれた企業に至っては、ちょっと挙げきれないぐらいです。
ゲームも、CDも、その他書籍の展開についても、
高く評価された作品もあれば、しょっぱい評価で終わった作品もありました。
悪い意味で名高いクソグッズ、クソダサライブTシャツもあれば、再販を切望される商品もあります。
それら全て、誰か一人でも欠けてしまったら、ここまでたどり着けなかったのかも知れない、と。

本当に、みんな、ありがとう。


10thライブ概評” への1件のコメント

  1. 10th後もう一ヶ月となりますが,感動冷めやらぬ中,色々なブログをポチポチ読んでいたら見つけて,過去記事まで読ませていただきました!

    僕は765プロのアニメからはいった新米Pなので,それ以前の”生きた”情報を見るのは新鮮で,そしてとても貴重だと思いました,ありがとうございます!

    もちろんこれからの更新も楽しみにしてます!

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