アニメ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」 第05話

3週遅れて更新中。
エピソードタイトル的には、CDデビュー決定組の奮闘を描きつつも、メインは「それ以外」の面々かと思うわけですが…

第5話 I don’t want to become a wallflower

「「「CDデビュー?」」」
「はい、お二人と三人には、ユニットとしてCDデビューしていただきます」

ぽかんとしている卯月に、はしゃいで飛びつく未央。

「おめでとうございます」
「すごーい、CDデビューだ!」
「お~」

祝福する他のメンバー達と、戸惑いを見せる美波&アナスタシア。

「どうしよう…いきなり過ぎて…」
「C…D…」

そんな中で…

「ずるいっ!あたしは?あたしもCD出したい!」
「そっ、そうにゃ!みく達はどうなるにゃ?!」
「…企画検討中です」

にべもない。

Opening

リリース待ち遠しいです。早くフルで聞きたい。

Aパート

「卯月、昨日のケーキ残ってるけど?」
「食べる~!」

と言うわけで島村家から。卯月ママ初登場!

「はい、全部食べちゃって」
「うん!」

差し出された皿の上には、1ピースの苺ショートと「CDデビューおめでとう」のプレートが。
続いて渋谷家、と言うか「Flower Shop SHIBUYA」。

「ハナコ、行ってくるね。…あのさ、もしかしたら、店あまり手伝えなくなるかも」
「ん?」
「…CDデビュー、決まった」

凛パパ初登場。
そして、未央は教室で。

「本田マジかよ?!」
「すごーい!絶対ライブ行く!」
「ありがとー。って、まだライブあるか分かんないんだけど」
「えー、あるでしょ」
「みんなで横断幕作らない?」
「いいね。でっかいの作ろう!」
「本人が作っちゃダメでしょ」
「いっけね」

お前、教室でもあのパーカー着てるのか。
そして、プロジェクトルームにはちひろさんとPと部長。

「新田さん、アナスタシアさんは兎も角、ずいぶん思い切りましたね」
「…少し早い気はしますが、本田さん達をイメージした曲を書いて頂けるのは、チャンスですし」
「あんな忙しい人に頼めるなんてラッキーだよ。確かに、あの三人は良かった」
「はい、ライブに出演した事で、多少知られましたし、タイミング的には、今かと」
「忙しくなるね。レコーディングにキャンペーンに、ライブか。会社も、期待してるよ」
「はい」

忙し過ぎて身体壊して二度目の休業に入った作曲家さんじゃないよね?

机の上には「シンデレラプロジェクト ユニット企画」と言う表題の資料。
場面は移って、トレーニングルームのある棟へ。エレベーターの中のPと三人。

「ライブ?!」
「出来るんですか?」
「はい、CD発売イベントのミニライブですが」
「すごい!ライブだ!」
「はい、楽しみですね!」
「うん」
「どんなライブになるのかなぁ」
「私、頑張ります!」

しまむーはいつも頑張ってるなぁ。
エレベーターを降りる4人…

「曲って、もう出来てるんですか?」
「いえ、これから…」
「ちょっと待つにゃー! 新入りが先にデビューなんて納得いかないにゃ!みく達と勝負にゃ!」
「「にゃ!」」

4人の前に立ち塞がったのは、前川みくと愉快な仲間達(猫耳付けた莉嘉、みりあ)。
そして、宙を舞う猫型の何か。黒ひげ危機一髪的な玩具のみくにゃんVersionか。

「…ぅぅぉ」
「…ついに勝ったにゃ!」
「やったやったぁ!」
「ぐぬぬ、なかなかやりますな」
「なんで私まで…」
「うぅ、もっと頑張ります。(›_‹)」

しまむーはいつも頑張ってるなぁ。

「プロデューサー!勝負に勝ったから、みくをデCDビューさせてほしいにゃ!」
「あたしもあたしも!」
「かわいい歌、いーっぱい歌いたい!」
「…ええと」

無茶を言うな。
と、そこにベテトレさんが、

「いた! 休憩終わったぞ」
「ひぅっ!」
「ごめんなさーい!」
「いいから来い」
「覚えてろにゃ!」
「勝ったのにぃ!」
「またねー!にゃぁ!」

みりあちゃん天使か。

「くっ、今度は勝つ!」

勝負せんでいい!
美波とアナスタシアがボイスレッスンを受けている部屋に、4人が入って来る。

「失礼します」
「はじめまして、ボイスレッスン担当のトレーナーです」
「「えっ?!」」
「まさかの三姉妹…二度ある事は三度ある」

本当は四姉妹だけどな。
ってか、ベテトレさん(次女)、ルキトレちゃん(四女)と来た三話の時点で、無印トレーナーさん(三女)は出て来ない可能性を危惧していただけに、これはただただ嬉しい。
転がりまわるぐらい嬉しい。早く!ゲームの方にも!声を!!

「じゃあとりあえず、一人ずつ歌って」
「「「はいっ」」」

トレーナーさん、アニメでもお美しい。
三人を残し、一礼して部屋を出るP、一方のみくにゃん達は…

「はぁ~、基礎練ばっかにゃ~」
「ねぇ、もっかい勝負しに行こうよ~」
「トランプしようよ!」
「これは遊びじゃないにゃ。アイドル生命を賭けた真剣勝負なの」

そこへ李衣菜、かな子、智絵里がイン。

「アイドル生命? アイドルっぽい事まだ何もしてないじゃん」
「また勝負を挑んだの?」
「みく達が勝ったにゃ!」
「…でも負けたんだ」
「だから負けてないにゃ!」

李衣菜、あまりいじめてやるなよ。

「むー!」
「け、喧嘩は…」
「みんなはCD出したくないの?!」

フラストレーションが目に見えてきました。みくにゃん以外も、

一方、美波&アナスタシアに用意してもらった楽曲を確認しているデビュー決定組5人。

「かっこいい!かっこいい!」
「はい!」
「デビュー曲、こんなにカッコイイと思わなくて、びっくりしちゃった」
「Метеор…流星、みたいな曲です」
「うん、そんな感じ」

と、そこへ扉を開いて入室してくるみくにゃん御一行。

「たのもうにゃ!」
「「にゃ!」」
「出たな、みくにゃん!返り討ちに…」
「お邪魔しまーす。休憩中?」
「どーもー」
「ろ、六人?えっ?ちょっ、こっち五人なんだけど…」

だーかーらー、勝負せんでいい!
愉快な仲間達、猫耳付けた莉嘉とみりあに、先程の李衣菜、かな子、智絵里も合流。

「安心しにゃ!美波ちゃん、アーニャちゃん、交渉に来たにゃ」

交渉に頭数は有効!w
場面は変わって、廊下を歩くプロデューサー。
トレーニングルームの扉の前で、一息ついてからドアに手を掛ける。
…この描写、めっちゃ気になるんですけど! 何の伏線だ?

ドアを開けると、

「みく達のライブにようこそにゃ! 美波にゃん!」
「えっ? えっと…さあ、好きにぷにぷにするにゃ!」
「あーにゃん!」
「肉球気持ちいい、にゃ?」

猫耳付けさせられてガチで恥ずかしがってる美波にゃんと、
同じく猫耳付けさせられて、理解してないままやらされてる感が強いあーにゃん。

「どう?どう?にゃんにゃんユニット、かわいいでしょ?」
「あざと過ぎる」
「うっ、酷いにゃ!」

李衣菜がマトモな事を言ってる!と思ったら…

「美波さんとアナスタシアとだったら、クールに決めるべき!ロックに行こうぜ!」

李衣菜のイメージ画像、ギターのネック長過ぎて(明らかにわざと)噴いた。
あと、美波の恥じらい様がエロ過ぎるw

「えー?こっちの方がよくない?」

李衣菜ユニット案イメージに続き、今度は莉嘉ユニット案イメージ。
紅葉に染まる森の中で、エロい臍出しセーラー服の三人、

「ねぇ、かっこいいシール、ウチに見に来ない?」
「かわいいシールもあるよ」
「ナンチャラ、ナンチャラ、ナンチャラ」

完全に莉嘉の趣味だ! カブトムシ出なかっただけマシか。

「ナンチャラナンチャラってなんにゃ!」
「だってロシア語わかんない」
「もはやユニットでも何でもないし」
「李衣菜ちゃんの案だって、それバンドって言うにゃ!」
「ロックを否定したな?!」
「一人でエアギターでもやってにゃ!」
「なにぃ、勝負するか」
「望むところにゃ」

みくにゃん、遂に言ってはいけない事を…w
盛り上がる二人と、困惑のP、

「どうしたんですか?」
「美波さん達のユニットに、もう一人入れるんじゃないかって、みくちゃんが…」
「え?」
「あのね。卯月ちゃん達は三人だけど、美波ちゃん達は二人でしょ? もう一人入ったら、三人でピッタリだよ!」

アナスタシアの元に駆け寄って、跳び付くみりあ(天使)。

「ねえねえ、あたしね。楽しいユニットがいいなぁ」

困ってるアナスタシア。

「新田さん、アナスタシアさんは、このまま二人ユニットで行きます。申し訳ありませんが、既に準備を始めていますので」

いや、そこで凹まれてもな。

Pから「発売イベントまでのスケジュール」の説明を受けた卯月達三人は、宿題としてユニット名を考えるよう言われる。

「うわー、めっちゃ重要じゃん!どうしよう?」
「どーゆー名前がいいとか?」
「覚えやすい名前がいいかと。三人らしい名前なら、何でも」

肝心なところで意外と雑だなw

「あのさ。どうして、私達三人なの?」
「……。」
「しぶりーん、私達とじゃ、いや?」
「そうじゃない。みく達じゃなくて、私達を選んだのは、なんで?」
「…総合的に判断して、です」
「…よく分からないんだけど」
「歌とか、ダンスとか、度胸とか?」
「タイミングや、バランスも」
「バランスって、メンバーのですか?」
「なるほどー。ボケ、ツッコミ、天然ボケ」
「私天然ですか?」
「おやおや、自覚が無いところが…」

Pがしぶりんの疑問に全く答えられていない。
「タイミングやバランス」だって、彼が上司に対し行う報告では具体的に説明されているはず。
それを全て当人達に明かすかどうかは兎も角として、最低限、当人達の納得は得るだけの意思疎通は必要なはず。
このすれ違いは後でトラブルになる伏線だろうなぁ。うずうずする。

Bパート

「お疲れ様です。順調ですか?」
「決め事は、概ね」

順調だとは言っていない。
P自身も、その辺りはある程度自覚があると言う事か?

「あの子達は?」
「えっ? …はい、頑張っています」
「プロデューサーさんにかかっていますからね」

机の上にスタミナドリンク・ハーフのボトルを置くちひろ。
この描写は意味深過ぎて噴いたわ。これ、どう考えても「半人前」って意味だよなぁ。
でなきゃわざわざハーフドリンクを小道具として画面に出す意味ないもんなぁ。
これは怖い。演出が鬼だ。Pをどうするつもりだw

場面は変わって、ホワイトボードを前にお菓子を広げて「ユニット名会議」中の三人。

「『ミルクティー』ってどうですか?」
「かわいい!」
「かわいいけど、私達のユニット名としてはちょっと…」
「分かった。『ジンジャー』を入れよう!」
「『ジンジャーミルクティー』、美味しいです!」
「未央は何か考えた?」
「んふふふふ、いやぁ、色々思いついちゃって…」

  • ジンジャーミルクティー
  • フライドチキン
  • ロイヤルブレンド
  • バターミルク
  • 神田川
  • プリティーズ
  • リトルレディ
  • スリーピーチ
  • スリーシスターズ
  • トリプルスター

なんかひどく雑なのが散見される。
アイマスはユニット名のダサさに定評があるが、その伝統を正しく受け継いでいる。
神田川が異色。トリプルスターは未央ソロ曲「ミツボシ☆☆★」由来か。

「どれが一押しなの?」
「『フライドチキン』!」
「却下」
「窮地を助けてくれたお肉様になんてことを…」

この台詞、すごくデレパ感がある。飯屋さんテイスト。
脚本秀逸だわ。

外が暗くなるまで会議は続き、ホワイトボードにはバツ印の付いたユニット名案が…

  • マカロン
  • カレーパン
  • ラザニア
  • ロイヤルミルクティー
  • ラーメン
  • チャーハン
  • クリームパン
  • イチゴパフェ
  • 水ようかん
  • かやくごはん
  • モンブラン
  • ソフトクリーム
  • もやし
  • プリンタルト
  • いちご大福
  • シューアイス
  • エスカルゴ
  • 豚汁

これはひどい。最初に未央が出した案より後は全部食べ物じゃねーか!
こーゆー時は、6か国語ぐらい乗ってるネーミング辞書を用意するといいよ。

「もう…無理…」
「何も出て来ないです」
「まだ、時間はありますから」
「よかったら、プロデューサーも考えてくれない?」
「お願いします」
「…分かりました」

場面は変わって、小日向美穂のスタジオ撮影。
…の周囲でぬいぐるみに入ってるみくにゃんと愉快な仲間達。

「ねえねえ、美波ちゃん達、今日レコーディングなんだって」
「いいなぁ。あたしも歌いたい。プロデューサーに曲欲しいって言いに行くぞー!」
「おー!」
「…行っても『検討中』って言われるのがオチにゃ」
「むー、じゃあどうするの?」

何やら思いついた風のみくにゃん。
更に場面は変わって、「交通安全週間」のイベント。
ステージには婦警さんの衣装の片桐早苗、及川雫、堀裕子…ってパッションユニット「セクシーギルティ」か!
喋ってる!動いてる!マジか!嬉しい!

…落ち着こう。
えーっと、「ゆっこ」こと超能力アイドル堀裕子は、CINDERELLA MASTER第6弾で声が付いてましたが、婦警アイドル片桐早苗(元婦警)、酪農アイドル及川雫(実家が岩手の酪農家)は予想外でした。
特に、早苗さんは過去に何度も票を投じていたので、率直に言って嬉しい。

「車に乗る時は、シートベルトを正しくつけてね。じゃないと、お姉さん達が逮捕しちゃうぞ」
「サイキック逮捕!」

ゆっこのサイキックボタン飛ばし術により、雫の胸が露わに…

「雫ちゃんのボディの方が、罪だわね」

_人人人人人人人人人人_
> セクシーギルティ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

そのステージの下でチラシ配りをしているのは、同じく婦警さん衣装の李衣菜、智恵理、かな子、きらり、蘭子。
みんな小さな仕事を重ねている、ってところでしょうかね。
杏はプロジェクトルームで寝てるけど。

イベント組が戻ってくると、プロジェクトルームではみくにゃんと愉快な仲間達が何からお絵描き中。

「何やってんの?」
「えへへ~、CDデビューするなら、どんな感じかなぁって」
「忙しいプロデューサーの代わりに考えてるにゃ」
「へー」

みくにゃん、年少組とつるみ過ぎて若干おつむが残念な事に…

「デビュー案かぁ。私も考えようかな?」
「にょわー!きらりも考えゆー!」
「グリモワールの封印を解く時…」

色々とゲームの方のネタがw

場面は変わり、美波のレコーディングの様子など。
美波とアナスタシアのユニットはユニット名は決まった模様。
そして、更衣室で着替えているデビュー決定組の5人。

「ライブ、一緒にやるんですよね」
「うん、一緒で良かった。私達だけだったら……ねぇ?」
「…うん」
「えー?みなみん達なら心配無いでしょー。お客さんも盛り上がってくれるって」

美波達の反応の方が普通な気がする。
と言うか、未央のテンションが怖いもの知らずでちょっと怖い。
バックダンサーの時の本番直前のビビりはどこへ行ったんだ。

場面はプロジェクトルームに戻り、どの様なデビューをしたいか、と夢を語り合う未定組。

また更衣室へ。

「何か、あるの?」
「ううん、何も。…何もないから、心配なのかな?」
「それは、自信とか、そーゆー?」
「うん、私達には、プロデューサーさんが用意してくれた素敵な曲と、衣装しかないでしょ。まだステージに立ったこと一度もないし」
「美波…」
「しっかりしなきゃね。選ばれたんだから、頑張らなきゃ」

この二人、いいなぁ。
中の人達はあんななのに…(←余計な一言)

またプロジェクトルームへ。
話が盛り上がってるところに、Pが入って来る。

「あっ、プロデューサー!聞いて聞いて!みく達が考えた渾身のデビュー案にゃ!参考にするといいにゃ!」

Pを正面からまっすぐ見つめるみくにゃんと、あからさまに気圧されるP、そして…

「ありがとうございます。検討させていただきます。…が、恐らくほぼ、通らないと思ってください」

いや、そりゃそうだけど、そりゃそうだけど、即座にその場で否定してやるなよ。
子供の扱い方ってもんがあるだろ。アニマス1期の美希の時みたいなアレもアレだけど!

「ダメだったね~」
「いいと思ったんだけどなぁ」
「魂の救済を…」
「あの感じだと、しばらくデビューは無さそうだね」
「「えー?!」」
「レッスンして、お仕事ちゃんとやれば、いつかデビューできるよ。ね?」
「…みくは諦めない。こうなったら、ストライキにゃ!」
「おっ?!」

杏ww お前ここまでずっと寝てたくせにwwそこで反応するのかよw

場面は変わり、デビュー決定組。

「レッスンお互い頑張ろうね」
「おー!」
「はいっ、頑張ります!」
「みんなー、プロデューサーさん、見なかった?」

駆け込んで来たかな子。

「我々はー!…なんだっけ?」
「週休8日を要求する!」
「勝手な事言っちゃダメにゃ!」

カフェスペースの入り口にテーブルを倒してバリケードを作り、立て篭もる莉嘉、杏、みくの三人…と、安部菜々さんも巻き込まれてる。
カフェスペースの外で心配そうに様子を見ているきらりと智恵理、そこへ他のメンバーも合流。

「プロデューサーさんは?」
「どこかで、打ち合わせで…」
「お? またストライキか!」

杏は「また」である。

「敵の食糧補給を断つのは戦略の基本であります」
「食を断たれるのはショックねぇ。ふふっ」

まさか、サバゲーアイドル大和亜季まで喋るとは。
そして、楓さんの本領。

「あのぉ、困るんですけど…」
「オーダーは?」
「えっ? えーと、アイスティーひとつ」
「OK」
「あっ、助かります」
「…いいんだ」

カフェの営業は継続している模様。

「お前たちは完全に包囲されている。おとなしく投降しろー!」
「しないもーん!」
「実家のお母さんが泣いているぞー! 美嘉ねぇも泣くぞー!」
「えっ?! …じゃあ、やめる」
「にゃあ! 莉嘉ちゃん!!…くぅ、二人で頑張るにゃ」
「我々の正義のために!」
「みく達のデビューを約束して欲しいにゃ!」
「えっ? …じゃあ杏も降りるよ」
「杏ちゃんまで?!」

なんたる悲劇w
と、そこに駆け付けるP、

「みくちゃん、もうやめよう。みんな、困ってるよ」
「デビューの事、プロデューサーさんに相談してみよう」
「……したにゃ。…何度も、でもダメだった。なんで?なんでダメなの?みく達も頑張ってるのになんで?」

先々週からの伏線だもんね。

「シンデレラプロジェクトのオーディション受かって、すごく嬉しかった。レッスン頑張って、小さいお仕事も頑張ってやってたら、いつかデビューできるって信じてた。」
「でも、どんどん置いてかれて、ほっとかれて、何が違うの?もっと頑張ればいいの?もっとってどれくらい?みく全然分かんない!このままは嫌、みくもアイドルになりたい!デビューしたい!!」

みくにゃんの悲痛な叫びに黙り込む一同。

「すみません、前川さん。…前川さん、デビューについては、皆さん全員分、考えています」
「え?」
「ホント?!」
「まだ決定ではないので話せませんでしたが、新田さん達は第一弾、続いて第二弾、第三弾と、ユニットデビューして頂こうと思ってます」
「…プロデューサー……なんだ、早く言ってにゃ」
「…ホントだよ」

みくにゃんだけじゃないんだよね。
プロデューサーとの意思疎通の不足にフラストレーションが生じているのは。
そして、それは今回で解決ではないんだよね。きっと、

安堵の笑みを見せる一同の中で、ただ一人杏だけは…

「デビューが決まっているだと? …メーデー、メーデーだ!」
「杏ちゃん! てっしゅーっ!!」

例によって杏を軽々と抱え上げるきらりん。
そんな様子を、外の席で眺めている楓さんと大和亜季、安部菜々。

「若いっていいですよねー。…あっ゛、違うんです。菜々も若いんですけどね。永遠の17歳ですから!」

カフェの人に誤っているPと実行犯の面々、そして、メンバー全員でバリケードの片づけ。

「途中で抜けてゴメン」
「ううん、そもそもみくが焦っちゃったからだもん」
「みくちゃん、私も、このままは嫌だなって思ったよ」
「やり方はどうかと思うけど、まぁ、ロックって言わなくもないかな?」
「ごめんなさい」

いや、李衣菜の数十倍ロックだよ。

「そこの五人!みく達は、デビューの日まで頑張って力をつけるにゃ。だから、ファイトにゃ!」
「やったろうじゃん!」
「はいっ」
「うん」

日は変わって、卯月達のユニットにも曲が届く。
例によって楽曲タイトルは未定なれど、ユニット名として「new generations(仮)」の文字が。

「仮のユニット名です。何かしら、書いておく必要があったので」

そりゃそうだ。
もう色々進んでいるのに、いちいち「シンデレラプロジェクト第一弾ユニットの二番目」と書くわけにもいかんだろうし、

「皆さんの新しい時代が始まる、と言う様な意味です」
「へー!」
「かっこいいです!」
「うん、いいんじゃない?」
「…え?」
「ピンときた!ユニット名、それで!いいよね?」
「はい!」
「うん」
「…分かりました。ではユニット名は『new generations』と言う事で」
「「「はいっ」」」
「ありがとうございます」
「そうかー、私達の時代、始まっちゃうかー」

始まっちゃったかー。

感想

コミカルで楽しかったけど、「Pとメンバーのすれ違い」と言う伏線が強化されてる気がしてドキドキするね!

今回の「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」枠は、片桐早苗、及川雫、大和亜季の三人でした。

「片桐早苗」役の「和氣あず未」さんは昨年2014年から俳協(東京俳優生活協同組合)に所属している方の様です。役歴がまっさらなのでこれがデビューって事になるのかな?

「及川雫」役の「のぐちゆり」さんは青二プロダクション所属。名前の無い役を少々と言う感じの新人さんですね。名前のある役は初めて、なのかな?

以上の二人に、「堀裕子」役の「鈴木絵理」さん(俳協所属、2013年デビュー)を合わせて、ユニット「セクシーギルティ」が完成するわけで、これはガワのキャラに引けを取らないフレッシュなユニットになるぞ!

最後に、「大和亜季」役の「村中知」さん。俳協所属で2010年デビュー。若手ではあるが、前の二人と違いド新人には非ず、お名前は見た事あります。
それにしても、急に出たなぁ。大和亜季ってかなり最近追加されたイメージがあるけど、仙台エリア追加からもうすぐ二年なのね。あっと言う間だ。

次回、エピソードタイトルを信じるならば、遂に第一弾2ユニットがデビューです。

キャラクロ(4回目)

先週は平日C枠を取ってしまい仕事を早退する羽目になりましたが、今週は「D枠 1名席」です。
D枠の開始時刻は20時なので、9時~18時で働いている私としては、仕事が終わってからでも時間の余裕があります。
今日は30分ほど残業して、更に、アニメイトでCD「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 031~035」を受け取ってから向かいました。

と、ここで13時間ほど遡り、出勤前の私を見てみましょう。

「今日は仕事の後にキャラクロか。じゃあ5thライブネクタイで行くかな。社章ピンバッジも忘れずに…」
「…そう言えば、まだPヘッドでは行ってないな」

カフェ&バー CHARACRO feat. THE IDOLM@STER

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佳村はるかさんプリキュア出演おめでとうございます。

城ケ崎姉(シンデレラガールズ「城ヶ崎美嘉」)の中の人、あるいは、
SHIROBAKOの作画の子(安原絵麻ちゃん)の中の人、佳村はるかさんが、
明日、と言うか今日から始まるプリキュア新シリーズ「Go!プリンセスプリキュア」に出演されるそうで、

  • アメちゃんどうぞ! : ☆お仕事☆

    GO! プリンセス プリキュアに

    はるかちゃんのルームメイトの
    七瀬ゆいちゃん役で出演させて頂くことになりました!

    プリキュアシリーズが大好きで本当にうれしい事で

    本当に本当に本当に本当にすてきな作品で
    アフレコに参加させて頂いた時に
    プリキュアがそこにいるー!!!っと

おめでとうございます。
主人公のルームメイトって言ったらほぼレギュラー格じゃないでしょうか?
すごいねぇ。ドンドン役が繋がって行きますね。

「Go!プリンセスプリキュア」視聴後追記:

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アニメ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」 第04話

色々と忙しくて追いついていません。
結局、何もかもが中途半端になってしまう。
このままずるずると遅れが広がったら嫌だなぁ。
アニメ自体は地上波でリアルタイムで見てんねんで!

第4話 Everyday life, really full of joy!

第3話のライブの映像…を見ている卯月…を後ろから撮っているビデオカメラからのファーストカット。
そして、武内Pの物真似をする未央。

「『貴方達に、動画を撮って来てほしいんです』」
「『動画って、何の動画ですかー?』」
「『この、シンデレラの、PR動画です。これにより、あなた方は世界デビューを果たし…』」
「え? いや、そんな事言ってなかったじゃん」
「にひひ、いいのいいの、こーゆーのはノリだから~♪」

未央は相変わらず楽しそうだなぁ。

「と、言うわけで、第一回PR動画、事務所メンバー突撃訪問、はっじめまーす!」

第2話のあれは世界観説明みたいなもんだったから、ここで改めて自己紹介回って事ですね。
第3話で順番すっ飛ばして初ライブを持って来たのが変則的な工夫だったのでしょう。

Opening

早く「Star!!」フルバージョン欲しい。
(2月18日発売です。下記リンク先にて公式のカウントダウン動画公開中)

Aパート

346プロダクション別館外観、その30階、更にプロジェクトルームをぐるっとパンして、卯月。

「しまむー、なんかコメントあった方がよくない?」
「えーっと、それではここが、シンデレラプロジェクトの部屋です」
「部屋の中も撮る?」

と、そこにさらに入室者が、

「あっ、さっそく誰か来ました!」
「おはよ~」
「最初のアイドルはみくにゃんだ!」

みくにゃん低血圧か。テンション超低いw

「(大あくび)何撮ってるの~?」
「ふっふっふ~、油断してるね。みくにゃん」
「プロデューサーさんが言ってた、PR動画ですよ」
「うぇっ!」

素の前川みくさん超かわいい。
慌ててバッグから猫耳を取り出して装着、ポーズを決めるみくにゃん。

「にゃん!」
「猫になった!」
「いつも猫耳持ってるんですか?」
「当然! いつでもお仕事できるように、準備してるにゃ!」

尻が喋った。

「意外と真面目?」
「画面の前のそこの貴方、前川みくは、いつでもお仕事ウェルカムにゃ!猫ちゃんみたいに頑張るから、応援よろしくにゃ!」

あー、第3話の全力道化回しのせいで「不真面目イメージ」が付きかねない事へのフォローかw
いやいや、みくにゃんは大真面目ですよ。大真面目の猫キャラ作りですよ。
ってか、未央、真面目に撮ってあげなさい。

「はいっ、OK! …とりあえず、こんな感じで撮って行けばいいかな?」
「一人どのくらい必要なんでしょうか?」
「うぇっ!これだけ? これじゃあ全然みくの魅力が伝わらないよぉ! むー!(プンスカ)」
「あっ、カメラまだ回ってた」
「うぇっ!(あたふた)…みんなの前で活躍できるように、これからレッスンにゃ!」
「「「おー(感心)」」」

お前らみくにゃんで遊ぶなw

「レッスン場にやってきました!さっそく行ってみましょう!」

画面の端に映り込もうとするみくにゃん。今日も元気だ。裏主人公だな。
トレーニングルームの中には莉嘉とみりあちゃん、やっぱ年齢が近いからいつも一緒に居る感じかな?

「どう? どう? 出来てたでしょ?」
「いいじゃん! この時ちょっと上目づかいにすると、ポイント高いって感じ?」
「上目づかい…。こう?」
「他にはぁ~、こーんな感じとか!」

セクシーポーズの自主練ですかw
いや、もちろん、微塵もセクシーじゃないんだけど、

「何してるにゃー! カメラ、ストップにゃー!」
「あっ、はい!」
「莉嘉ちゃん! みりあちゃんに何てこと教えてるの!」
「えー? こーゆーの受けると思うのにぃ」
「ダメにゃダメにゃ!」

前川さんマジ常識人。
そんな前川さんをスルーして、卯月のカメラに食い付くお子様達。

「ねえねえ、PR動画って何したらいいのかな?」
「もう、知らないの? あたしがお手本見せて、あ・げ・る♪」
「それなら私もできるよ!」

それな。
まぁ、お子様にはまだ早い。脇はあかん。

「おっ、いいねいいね~」
「流石にダメでしょ」
「「なんでなんで~?」」

(脇はほら、××だからな。)

「子供には早いにゃ。そんなのより、かわいい猫のポーズ」
「えー? なんか子供っぽい。こっちの方がよくない? ライオン!がおー!」
「(ぐぬぬ)猫より強そうにゃ」

ライオンは莉嘉の最初のカードの特訓後(R+城ヶ崎莉嘉)からのお気に入りだからね。

「そのままアピールする?」
「ネコ科はみくと被るからダメにゃ!」
「えー? じゃあ、お姉ちゃんみたいなの!」

美嘉姉の「TOKIMEKIエスカレート」を真似て歌い踊る莉嘉と、それを見て「私もやりたい!」とみりあちゃん。
その様子を黙ってカメラの後ろから見ていて、「次はみくが出るもん」とむくれて呟くみくにゃん。

「あたしだって踊れるんだから、ばんばんライブ出してよね~」
「私もライブやってみたーい!」

二人してカメラアピール強い。
みりあちゃんの印象がちょっと変わりましたね。

「そんなに近いと撮れませんよ~」
「えっと、まずは莉嘉ちゃんから」

「城ケ崎莉嘉だよ~。夢はお姉ちゃんみたいになる事。あとはねぇ、シール集めが好きで、珍しい虫見つけるの得意だよ」
「はいはーい! 赤城みりあです。私はぁ、踊ったり、かわいい衣装を着たり、えっとぉ、色々な事がしたいなぁ」
「もう! だから一人ずつだってばぁ!」

みりあちゃん、年相応の元気キャラであると同時に、大人達の中でずいぶん行儀よくしてるなーって思ってたんだけど、莉嘉を相手にすると本当に年齢相応の傍若無人、わがままお子様に変貌するのね。こっちが自然な状態か。そりゃそうだよな。11歳だもんな。
「みりあちゃんは大人の前では頑張ってお行儀よく振る舞ってるよ」と言う解釈はとても納得できます。

「いやぁ、若いってすごいわ。子供パワー恐るべし」
「未央、年寄り臭いよ」

三人がトレーニングルームを出て歩いていると、杏の声が…

「た、助けて…」
「おっ、次は杏ちゃんかな?」

カメラを構えて振り返ると、そこにはゴジラタイプの怪獣(リボン付き)が。

「にょっわー!」
「なんだ、きらりんか」
「ごめんね~、これからぁ、撮影のお手伝いで、杏ちゃんを輸送中なの!」
「だから~、仕事なんかしたくないってば」
「だ~め、お仕事は、大事だにぃ!」

どーゆーお仕事だ。
巨大な着ぐるみを纏った上で、軽々と小脇に杏を抱えるきらりん。

「いろんな仕事があるんだね」
「凛ちゃんもやってみるぅ?」
「え?」
「凛ちゃんの着ぐるみ…」

大受けの未央、着ぐるみ凛ちゃんの想像図は「大怪蝶」モスラ。

「きっとかわいいにぃ!」
「はぁ、まったくよくそんなの着てられるよねぇ」
「ちょおたのすぃーよぉ! 怪獣さん、かっわいいにぃ!」
「かわいいより…印税もらえる仕事がいい!」
「えー? 一緒にハピハピお仕事しよーよぉ」

前から言われていますが、歌唱印税だけではお望みの生活は出来ないと思います。
まずはきらりんから、カメラにPR…の隙に杏が…

「じゃぁあ! きらりん、みーんなで、ハピハピしたいにぃ! だからぁ、お仕事いーっぱい、おにゃーしゃー!」

「おにゃーしゃー」頂きました!

「次、杏ちゃん! …ありゃ?ありゃりゃ?! 杏ちゃーん!」

なんかすごい走り方で逃走する杏。
自走する杏の貴重な映像が!

「仕事なんてやってられるかー!」
「待って! 杏ちゃーん! きらり、怪獣だーっしゅ! がおー!」

壁には向井拓海主演と思しき登山映画のポスターと、
日野茜、小早川紗枝が出演する3D映画「怪獣大決戦 GIRARIDON」のポスターが並ぶ。
いやいやいや、ちょっと待て、きらりんに怪獣ギラリドンのスーツアクターさせてんのかよ!

それはそれとして、杏は撮れず。
三人が建物を出て歩いていると、中庭にレジャーシートを広げてお茶をしている智恵理とかな子に遭遇。

「三村かな子です。今は、智恵理ちゃんとお茶してまーす」

智恵理ちゃん、カメラから逃げるw

「今日は、じゃーん! お菓子作りが趣味なので、クッキーを作ってきました。」
「わー、いい匂い」
「一個ちょーだい!」
「はいっ、あーん」

お茶を差し出されて撮影を忘れる未央。
そして、5人でまったりお茶会。

「みんなで食べると美味しいなー」
「お菓子作るのって、大変じゃない?」
「そんな事無いよ。好きだし、こうやってみんなと楽しくお喋りできるし」

あかん。

「…あのさ、何しに来たか忘れてない?」
「「ん?」」
「…わっ、忘れてなんかないし!」
「ごっ、ゴメンナサイ! ええと、ええと、次は、智恵理ちゃん、どうぞ」

「あっ、…あの…緒方智恵理、高校二年、です。ええと、私は…」
「メモ、用意してたんだ」
「智恵理ちゃん、目線、こっちこっち」

そうか、智恵理って高校生か。
うっかり小学生ぐらいの認識になってしまう。

それはそれとして、突然の突風に読んでいたメモを飛ばされてしまう智恵理。
トップアイドル…突風アイドル…はっ、いかんいかん。

「メモ、どこかに行っちゃった…」
「智恵理ちゃん、こんな時こそ、お菓子食べて元気だそう。ね?」
「あっ、クローバー…いい事あるかも!」
「おぉっ、智恵理ちゃんのいい笑顔、いただきました」

まぁ、智恵理はこれで十分と言うか、これが精一杯と言うか、ね。

「あっ、そう言えば、蘭子ちゃんから、預かってたんだ」
「メッセージカード?」
「何々?『黄昏に天使の声響く時、聖なる泉の前にて待つ。我の姿を収め、魂を封じ込める器を持って訪れよ。神崎蘭子』」

熊本弁か。まぁ、モゲマスPなら概ね分かるよな。

Bパート

本館、正面の古い建物の方の1Fロビーを歩いている三人。

「『天使の声響く時』ってどーゆー意味?」
「『聖なる泉』ってのが場所じゃない?」
「『器』って何のことでしょうか?」
「うーん、謎は深まるばかり…」

と、そこに新田さんとアナスタシアが。

「ん? 次のターゲット発見♪」
「未央ちゃん、蘭子ちゃんのお手紙は?」
「あとあと~」

後回しにされた。

「突撃インタヴューです!」
「ん?」
「新田美波、大学生です。どうぞよろしくお願いします」
「Меня зовут Анастаси́я 私の名前はアナスタシアです」
「むーん?」
「え? ダメなの?」
「だって、もっと『ビックリ!おろおろ~』みたいなのが良かったぁ!」
「(苦笑)」

勝手な事をw

「うーん…」
「えっと…なんか、ゴメンね」
「ん、それ、何?」
「これ? ラクロスのラケットだけど」
「ひらめいた!」

どうせろくでもない思いつきである。
と言う事で、日も傾いて来た屋外、と言うか、プロダクションの前で…

「新田っ! 美波っ! 大学生ですっ! よろしくお願いしますっ!」
「いいよいいよ! 名付けて、エアラクロス!」

ラケットを素振りしながらの謎自己紹介。

「ねぇ、これってPRなのかな?」
「もちろん! これでプロジェクト人気急上昇間違い無し!」

いい加減な事をw
アナスタシアも巻き込まれてチアガールの恰好で自己紹介。

「はーい、OK! 二人とも、ビジュアルばっちりだよ!」
「こっ、こんなに人が…」

建物の正面でやってるものだから、道行く人達の注目を集めて人だかりができてしまている。

時刻は17時、美波の協力を得て蘭子の手紙を読み解く事の出来た三人は、蘭子の待つ噴水へ。
新田さんは熊本弁分かるんやね。

「さあ、早く我が魂を封じ込めるがよい!」
「「「…はっ、はい」」」

楽しそうだね。

「黄昏の時、私は紅き瞳でこの世界を憂いてる…。時は来た。さあ、共にこの世界の終焉をはじめましょう!」
「カットカット! らんらん言葉が難しいよ。後で解説よろしくねー」

傘を忘れそうになって駆け戻る蘭子かわいい。

プロジェクトルームに戻った三人。

「ふぃー、働いた働いた。しまむー、パス! ちょっと休憩」

カメラを投げるな。
ソファーの下から、何か耳が見えてるんですが…

「えっと、後は誰を撮れば…」
「李衣菜と杏じゃない?」
「あっ、李衣菜ちゃんです」

部屋の隅で、ヘッドフォンで何やら聞いて体を揺らしてリズムを刻んでる李衣菜。
卯月達の方をチラ見してるw

「うん、でも音楽きいてるみたいだね」
「邪魔しちゃうかも知れません」
「後にする?」

李衣菜は構ってほしいんだよ。

「はー、この感じ、いいロックだったなー。やっぱロックだよなー」

後にされても困るので、「音楽鑑賞に没頭しているふり」を切り上げて卯月達から話しかけられるきっかけを作る李衣菜。

「李衣菜ちゃん! PR動画です」
「あぁ、そんなのあったね」
「李衣菜ちゃんは何をしていたんですか?」
「気付いたらロックに身を任せちゃっていたって言うか、やっぱ、ロックなアイドルのさがってやつかな?」

なんかもう既に残念な感じがすごい。短時間で李衣菜のキャラクターを説明しきった。
と、話している最中に急にドアが開いてきらりんが入って来るが、驚いて「きゃっ」と声を上げる李衣菜、マジキュート。

「杏ちゃん! もう…どこー? みりあちゃんが代わりに、撮影のお手伝い、してくれたんだよぉ」
「私は楽しかったよ!」
「まだ見つかってないのか。ってか…」
「撮影、残るは杏ちゃんだけですよね」
「早いとこ見つけないと、今日中に終わらないよ」
「よ~し、こーなったらぁ~。…さいしゅーへいきっ! スーパー・ハピハピ・キャンディ・シャワーー!」

いつも下げてるポシェットからキャンディーを出してぶちまけるきらりん。
何故そこで無駄に回すのかw

「飴だ!」
「こんなところにいた!」
「あ・ん・ず・ちゃーん…ゲット!」(>ω<)
「しっ、しまった!」

分かり易いw

「もう一度、PRお願いします」
「えー? 杏、仕事とか欲しくないし…」
「そこをなんとか」
「そんな事言われてもな~。杏、週休八日希望だし、今日はもう、閉店」
「流石にこれじゃPRにはなんないよねー」
「あんまり困らせちゃ、めっ、だよ。杏ちゃんの事、みんな見たいにぃ」
「飴、貰っちゃったしなぁ」

やっと折れた。

「せっかく撮ってもらうなら、お洒落しなきゃ。杏もアイドルの端くれ、着替えるからちょっと一人にして」

あかん、これは逃げる。

「もぅ、恥ずかしがり屋さん!」
「着替えなら、応接室でも…」
「いいからいいから」
「じゃあ、お待ちして…」
(バタン!)
「…え?」

もっと悪かった。

「かかったな! ここは杏が占拠した! もう一歩も動かないぞ!」

引き篭もりじゃなくて立て篭もりじゃーねか!

(中略)

出来上がった映像を見て少し笑う武内P(ただし、後ろ姿)
そこへ、ちひろさんが。

「プロデューサーさん、部長がお呼びです」
「…ん?」

日は変わって、プロジェクトルームに集められたメンバー一同。
一体何があるのか、とわぁわぁきゃあきゃぁ騒がしい。
(いつものように寝ている杏を除き)
と、そこへ武内P。

「PR動画の撮影、お疲れ様でした。今後……活用させていただきます」

使えるとは言っていない。

「今日は、皆さんに発表があります」

あの、どーでもいいんですけど、未央ちゃんのその服なんなの?
仮面ライダーファイズが好きなの?

「まず、新田美波さん、アナスタシアさんのお二人。それから、島村卯月さん、渋谷凛さん、本田未央さんの三人。それぞれ、このプロジェクトのユニットとして、CDデビューしていただきます」

Ending

この「夕映えプレゼント」と言う曲は、このアニメの鑑賞後の感覚にマッチしてて素晴らしいね。
最高の余韻になる。

感想

と言うわけで、ついに動き出しました。
ニュージェネレーションの3人は先週のライブでの露出により偉い人の目に留まってチャンスを得た、と言う事なのかな?
CDデビューと言う事はユニット曲。ニュージェネの三人は既存ユニット曲の可能性もあるけど、新田さんとアーニャのユニットは新曲じゃね? 楽しみです。

シリーズの中の緩急と言う意味では、少しテンションの落ちる、盛り上がりの少ない、次の展開への助走エピソードと言う事になるんでしょうけど、最初の三話ではニュージェネの三人以外ろくに自己紹介出来てないので、必要な「緩」だと思います。
また、第三話ほどではないにしても、みくにゃんの自己主張が効いてます。

で、こうして第四話で助走をつけて、気になるのが次回第五話。
第三話と並んで結構重要視される事の多いタイミングだと言うのもありますし、脚本が「アイカツ!」79話で俺の中で不動の評価を得た今をときめく若手脚本家「綾奈ゆにこ」さんが担当していると言う点、そして、エピソードタイトルが一荒れ来ることを匂わせている事から、色々と期待せざるを得ない。