コミックマーケット79 最終日

起きれなかった。

本命の最終日なのだから8時代には並ぼうぜと言うところだが、出遅れて9時半ぐらいだったんだぜ。
でも、開場時刻前にこの時間とは思えない位置まで進んだ。9時過ぎに並び始める場合、西側では「水の科学館」横の橋を渡っていてもおかしくないが、今回は橋の手前で「最後尾」に着いた上に延々と列圧縮+移動が続き、10時の開場時にはイーストプロムナードに居た。何を言ってるか分からないと思うが俺も何をされたのか分からなかった。列圧縮とかそんなちゃちなもんじゃ(以下略)。
列圧縮が年々進化しているのは毎回感じるところだが、今回はちょっと尋常じゃない。運営が何かチートしてるとしか思えない。徹夜組もろとも始発組までジェノったのだろうか? それとも、参加者激減?
そんなこんなで10時半には入場出来ていた。早いなぁ。

ネガティヴな余談

開場前の入場待機列の中で「自炊の森」のチラシが回されていました。「自炊の森」には興味は在ったし然程ネガティヴな先入観は持っていなかったのですが、この行為にカチンと来た事をここに記しておきます。
スタッフが懸命に列圧縮して腕の上げ下ろしも隣の人に迷惑を掛けるような高密度の中で、必要の無い紙束を回す事を暗黙に強要される事がどーゆー感情をもたらすか想像してほしいものです。要らない人にはただのゴミなんですよ。
何事かと興味を持って受け取った人も、興味を失えば持て余す事になります。そうして、足元には捨てられたチラシが…。もしかすると故意に捨てたのではなく、手から落ちたがしゃがむ余裕が無くて拾えなかったのかも知れません。それを掃除するのは誰ですか?
この様な「チラシを回す」行為は、受け取った人を共犯にして誰が配布しているのかを曖昧にする無責任な行為です。私は紙束が近くまで回って来た事に気付いた際に、「誰が回し始めたのか?」と大きな声で周囲に問いましたが、誰も答えませんでした。これがまさに無責任な行為の証左です。責任意識があれば配布者はチラシの近くに居たはずで、私の問いに反応できたはずです。そこに居なかったか、居ても反応しなかった。

こんな真似を他の企業や広告屋もやり始めたら洒落にならない迷惑です。イベント主催者の許可無く、なんて事はまず在り得ないと思うんですが、運営は把握してるんでしょうかね?(公道だから関係無い? それなら警察の道路使用許可が必要です。)

追記:

「自炊の森」について/.Jでストーリーが立ってました。
単に「電子書籍自炊用設備を借りて使えるスペース」と言う認識でいたのだが、裁断機は使えなくて裁断済みの本を貸し出すと言うグレーっぷりだったり、運営元はPS用MODチップ売ってた店だったり…と、故意犯的に他人の商売を邪魔して儲けようと言う連中のようで…。
そんなのに倫理観とか期待する方が間違いか。路上でコピーソフト売る中国人と同次元の連中なら、運営や警察に許可取ったりするワケが無い罠。まして他人の迷惑なんて気にするはずもない。

なるほどねぇ。私的複製を無茶な拡大解釈する糞野郎どものせいで、法改正の度に「私的複製の対象外」が増えて、本当の私的複製しかしてない人達がとばっちりを受けるわけだ。shineばいいのに、

西館1・2ホール

今回は本命の西館1・2に直行なのですよ。
例によってぽんぽんと表紙買いしてたら、資金が尽きる前に腕力が限界に。
毎回、「今年はこの子が人気」と言う傾向が現れるんですが、今回は真が一番人気だったような気がします。俺は響、千早を中心に買い漁りました。木星本は2冊(実質3冊)しか見当たらなかったなぁ。

個人的にすごくツボにきたのは中の人本「炎上の傾向と対策」。
ぶっちゃけこの時点では表紙買い、ジャンル買いだったんですが、帰ってから読んで噴いた。上手いなぁ。事実とフィクションのバランスが絶妙です。
登場人物全員かわいいけど、特にゆりしーがいい。

東館

もう腕がパンパンなので、東館へ移動。
と、西館から東館へ向かう途中でフルフルを見かけました。ええ、モンハン(2まで)の。
コスプレスペースではなく単に移動中だったみたいですが、フルフルのキモい頭部がフードみたいに中の人の頭の後ろにあって、周囲の人はみんなそれをチラチラ見ながらウズウズしてる雰囲気w
思わず「それフルフルですよね?」と声掛けたら、周りの人達も次々と話しかけ始めてたり。余談ですが、

マップ上ではオレンジに塗り分けた飛び地を右往左往してチェックして回ります。
カタログデータ上ではアイマスのアの字も無いサークルが涼ちん本を出してるのはよくある事だけど、流石に全島回るのは無理だなぁ。

今日は企業には行きません。涙がこぼれそうになるので、

コミックマーケット79 二日目

「me to me」の握手会整理券はダメだったよ。仕方ないね。

じゃ、ちょっと忘年会へ行って来ます。今年は秋葉パセラの新しい方らしい。
昨日は快晴で暖かかったのに、今日は寒いね。最終日に早朝から列ぶ人は防寒は念入りに、

追記

ただのコミケ日記です。アイマス関係無いです。

今日、サークル入場すると言う同僚腐女子さんに、企業ブースNo.324「GA文庫/ゲーマガ」の「ゲーマガプロデュースユニット me to me 『スーパー☆スター』CD+DVD」を(握手会の整理券狙いで)お願いしていたのですが、先方にも先方の都合があり、行けそうにありません、と。その後、昼頃になって整理券終了後に買って来たと連絡があったので、年末のご挨拶がてら回収しに行く事に。
まぁ、企業ブースで先着100名なんて他人様に頼むようなもんじゃなく、ダメモトの話だったので別に…別に悔しくなんかないもん! 整理券入手者爆発しろなんて思ってないもん!(T-T)

と言うわけで、昨日より更に遅くに会場入り。なのに、東館へ向かう流れは昨日以上の混雑…東方か。
夏にも東方のヤバさは目にしていたが、これから御挨拶に伺うサークルさんはナマモノジャンルと言う事で、東方の隣に配置されてるんですよね。うーん、正直あんまり行きたくねーな。

で、同僚腐女子さんが売り子に入ってるスペース(以下「ナマモノさん」と表記)に着いて愕然。
いわゆるお誕生日席だったのだが、島が二つに割られていて、片方が東方だったのだ。お誕生日席のお隣さんが東方のグッズを売っていて、その客がナマモノさんのスペース前も覆ってしまっている。お隣には何度か列整理をお願いしたが、形式的にしか対応して貰えない、との事。一応スペースの境に売り子を一人立たせているが、売り子の背後(つまりナマモノさん側)に人だかりが出来るので意味が無いのだ。
「東方は売る側も買う側も慣れてない」とは夏コミで散々聞いた評価だが、まさにその状況。これは運営に助けを求めるしかないだろう、と、同僚腐女子さんと一緒にサークル窓口に相談に行く事にした。
流石に運営は対応が早く、すぐにお隣に厳重注意&スタッフを集めて分離の指示を出してくれたが、指示を受けた方のスタッフは経験が浅いのか、「人の壁を作って物理的に隔離する」との説明ながら、そのお隣さんの売り子と並んでスペースの境に立ってるだけ。そのために、またしてもその背後に人だかりが…。思わず、「君らこっち側を向いてないと列形成させる事はできないよね? 君らの背後に人が集まっても見えないでしょ?」と説教してしまった。

お仕事関連なら兎も角、見ず知らずの他人に説教がましい事を言うのってメンタル的にシンドイ。ましてスタッフには責任は無いもんなぁ。
グッズ系は薄い本よりも流れが悪く人が溜まり易いのです。売り手は気を付けて頂きたい。
ってか、これは配置が悪いよな。大きな通路で割れなかったの?

…ところで、俺は今日ここに何をしに来たんです?

余談:忘年会にて

「昨日は行ったんですか?」
「うん、昼頃だけどね」
「今日も行って明日も行くんですよね? 皆勤賞?」
「いやいや、今日は買い物目的じゃなくて挨拶程度だから、ノーカンで…」
「コミケってのは売り買いじゃねぇ! 『参加』なんだよ!」
「…ゴメンナサイ」

お使いのスティックポスターを引き渡し、秋葉パセラの新しい方で3時間ばかりカラオケを。
俺はアイマス曲は「MEGARE!」ぐらいしか入れてないけど、隣のがマーメイやらエージェントやらまっすぐやら入れてて以下略。
神しるが入ってなかったのは大変遺憾です。

カラオケ後は鉄板焼きの店で飲んで、いつもの様に宅飲みに移行してモンハン→パンデミック、ドミニオンをプレイする時間は無かったなぁ。
さて、明日は起きれるかな?

コミックマーケット79 初日

副業やらプライベートやらで立て込んで目の回る今日この頃ですが、半年に一度のお祭りをスルーするわけには行きません。幸い、副業の方は月曜で年内のタスクが概ね片付いた感じだったので、今日は有給休暇を使ってみました。(本来ならば年末年始休業は明日から)

今回は時間無くてチェックがほとんど出来てないんですが、まぁ、最低限スティックポスターさえ確保出来ればいいや…と言う体で気楽に行く事に。
と言うか、月曜深夜に「初ラジ」→「ごぶごぶちゃん」聞きながら「今週の予定」を書いたわけですが、この時にようやくコミケカタログに目を通せた、と言う様な状況でしたからね。カタログブラウザで「アイマス」「アイドルマスター」「im@s」「idolm@ster」「idolmaster」で検索してヒットしたサークルをオレンジ色に塗るだけの簡単なお仕事。だいたいこの辺に居るんだな、と言うのが分かるだけで、個別のチェックなんかしちゃいない。
で、昨夜(火曜深夜)にPowerBuyerのデータを出力して、Willcom03へインストール。WindowsMobile端末でカタログ見るのは今回が最後かもなぁ。

先日も書いた通り、今回は無電源ゲーと声優が1日目で本命本番のギャルゲ・ゲーム男性向け・デジタルは3日目。開場前に並ぶのは3日目だけとして、今日のところはペースを抑える事にしました。まぁ、家事とか色々あるし、体調イマイチだし…
11時過ぎに家を出て、12時過ぎにゆりかもめ「国際展示場正門」に到着。開場時刻からの人はそろそろミッションコンプリートして帰路に着く頃合です。
快晴ですねぇ。青空が眩しい。

東館1・2・3

スティックポスターの在庫は心配して無いので、まずは東館へ。
東2 M-46a「ハイテンションDX」へ直行。こちらのサークルさんは過去何度も出遅れて買い損ねていたのですが、今回は数多めだったのかな?
既刊の下田夫妻本は秋の「INSIDE IM@S3」で買った気がしなくも無いが、引越し後の荷物発掘に難航しているので頭が考える事を拒否し、気付くと「全部一冊ずつ」と口走っていた。仕方ないね。
そのまま声優島をぐるっと回って何冊か表紙買いした後、東2 U-7a「湯沢温泉」へ。そうだね、「どミリオン」新エクスパンションだね。ざっくりカード拝見した限りではかなり濃いカードテキストだったけど、旧作を引越し荷物から発掘できてないのでいつ遊べるか分かんない。流石にこっちは基本セットから全部買い直すと言う訳にもいかない。(^-^;
他にもアイマスをネタに無電源ゲーム作ってるとこは幾つかあって、それらを見て回ってから東館を脱出。

西館3・4

はい、企業です。
No.324「GA文庫/ゲーマガ」では「アイドルマスター2 スティックポスターセット」だけ購入しました。
「ゲーマガプロデュースユニット me to me スーパー☆スター CD+DVD」も喉から手が出るほど欲しかったんですが、明日サークル入場すると言う知人が「お使いしてあげてもよくってよ?」と言ってくれたので、整理券を狙ってみようかな?と欲が出てきてしまったのです。
まぁ、駄目だったら最終日に買うさ。

と言うわけで、今日はかなり省エネ進行。遅めに行ってさっさと帰って来てしまいました。
戦利品はこんな感じ。これで全部ではないですけどね。
コミケット79一日目戦利品(一部)

下に敷いているのが去年から使っているキャンバスバッグ、スティックポスターセットの巨大な特製バッグですらすっぽりと入り、コミケの混雑の中で商品にダメージを与える事無く、そして、世間の目に晒す事無く安全に持ち帰る事が出来るのです。

二つあるのは保存用ではなく、お使い分です。猫に踏まれてない方を明日の忘年会で引き渡す予定。
それにしても、回を重ねる毎に撮影状態が悪くなってるのは如何なものか。次回はせめて真っ直ぐ揃えた状態で撮りたい。

コミックマーケット78 最終日

と言うわけで、朝。疲れもあって熟睡できた。最初に起きたヤツの活動音で目が覚めたような体で、とりあえずシャワーを借りる。
○ー○ー○ー○ータイム+ハトプリを見てから出る組と、その前に出る組に分かれるかな、と踏んでいたが、残念ながら先発組はゼロ。録画してるので別に今見なくてもいいのだが、仮面ライダーを見ながら朝食にした。一人で行くと入場まで退屈なんだもん。

「国際展示場正門」駅

ゆりかもめ「国際展示場正門」に着いたのがちょうど10時頃で、そのまま東側へ誘導されて、最後尾に着いたのが10:20頃だったかな?
多少風はあるものの、足元は砂利で照り返しも強い。体調を崩して衛生兵の看護を受ける者も。

同行者と話してたんだけど、実際、駅からここまでの行程でここまで30分経つか経たないかぐらい。一部のコスプレイヤーの様に熱を溜め込む格好をしているなら兎も角、普通にしていれば、例え帽子を被っていなかったとしても、体調を崩すには早過ぎる感じもする。
ただ、それは体調が万全ならば、と言う話。朝まで仕事してたり、飲んでり、ずっと移動だったり、最初から消耗状態であれば、並ぶ時間の長短も関係無く暑さにやられるだろう。
「コミケを舐めるな」と言うよりも「日本の夏を舐めるな」と言う感じか。

「人がゴミのようだ」と言ったやつからその都度罰金として10円を徴収し、集まった金で入場待ちスペースに日除けの屋根を作ればいいのに、と言う馬鹿話をしていた。賛同者募集。
西側の列はそこそこ日陰も在るが、こっちはヤヴァイ。

とは言え、そうそう待たされる事も無く列は動き出し、東館の突き当たりのところから入場。10:48だったと思う。やはり1時間は掛かってないわけで、これぐらいなら楽なもんだろ。

東館4・5・6ホール

とりあえずジャンル「ギャルゲー」エリアのアイマス島へ直行。
手当たり次第、と言うわけではなく、よく吟味しながら買い漁る。
それでも後で確認したら前回(冬コミ)と重複買いが1冊あったのはここだけの秘密。

おぉ、これが噂の「ネ刀ラジ」本か。うん、話には聞いていたが、これはひどい。

「表紙一本釣りですが宜しいですか?」
「タイトルに釣られたんで問題ありません」
「ぬーぬー大好きっ子ですか。でしたらあっちのスペースで色紙に寄せ書きしてるんで宜しければ」
「分かりました。後で寄ってみます」

スペースを後にして暫くしてから気付く。『ぬーぬー大好きっ子』って!w
いや、否定しないけど、そんな自然にカテゴライズされるとは。

島中の「混沌レディースタジオ」さんで少し列が出来ていたが、大きな通路に面するスペースだったので、2列×5人ぐらいで切って、残りの2列×5人ぐらいを通路真ん中に列形成させていた。
ここでは運営側の女性スタッフが列整理をしていたが、そこに巡回で状況確認に来た男性スタッフの話に思わずニヤニヤ。

「アイマスはイベント慣れしたお客さんが多いからダイジョウブだと思うけど、女性の多いところとか、低年齢化してる東方とかは、この札の意味を知らない人が結構居るから、渡す時には一応説明してあげてね」

イベント慣れしたお客さん』が『訓練された変態紳士』と同義に聞こえてしまって笑いが堪え難い。
スタッフ1人だけで列の整理・誘導を行っている都合、「ここは最後尾ではありません」(列の途中です)札も、「最後尾」札も、その列の一番後ろの人が持つ事になりますよね。
で、「最後尾ではありません」を持った人は、その後ろに直接並ぼうとする人に「あっちの列が最後尾ですよ」と教えてあげる必要があるし、「最後尾」を持った人は、続いて並んだ人に札を引き渡す必要がある。
そう言った『お約束』を認知してない客層もあるため、説明無くただ札を渡すだけでは不十分(な場合もありますよ)、と言う意味合いのお話でした。

昨日の「全然スタッフの誘導を聞きやしない東方への流れ」を見れば、宜なるかなと言う感じですが、最近はいきなりコミケデビューなんて人が多いんですかね? 昔はローカルの小規模なイベントで若い世代が慣習を学べる機会があったと思うんですけど…
世代間の接触は通過儀礼としても必要不可欠だと思うので、無闇な年齢制限には賛同出来ないのだけど(最近「小中学生規制しろ」って声をよく耳にするんです)、入り口としてのローカルコミニティが機能していないと言う事であればそれは不味いよなぁ。

運営側は、スタッフ経験の少ない新人をあまり手の掛からないところへ回して、ベテランが巡回する事により、経験させながら教えているようですね。頼もしい育成体制、弊社も見習いたい。

(続く?)

コミックマーケット78 二日目

そこそこ早起きしたにもかかわらず、朝から猫に吐かれて洗濯する羽目になった。
まず、ベッドカバーと掛け布団カバーを洗って干し、次に洗濯機を布団丸洗いモードにして掛け布団をセット。このモードでは終了までに2~3時間掛かるので、後で干す事に、

と言うわけで、大きく出遅れる。まぁ、良い。今日はまだ本番じゃないし。

それと、同僚腐女子さんから連絡があった。一日目落選で気になっていたが、二日目に売り子に入った模様。
同人作家としてはナマモノをメインに扱っている人だけど、今日はジャンプの某作品の二次創作を回るそうで、どうやら前に話した時より「趣味が広い」ご様子。

出遅れは決定的なので諦めて普通に朝食を摂り、凍らせておいた500mlペットボトルのヘルシアウォーターと、冷蔵のヘルシアスパークリングを纏めてタオルで巻いて持って行く。
今日の気温ならこれぐらいの量で充分に持つんじゃないかな。

入場まで

薄っすら雲が出て直射日光に炙られる体ではないが、それでもしっかり暑くなった。涼しかったのは朝だけ?
なのに扇子忘れて来るとかって俺はアホなんですか? アホなんですね。もっと早い時間なら命に関わるぞ。愚か者め!
まぁ、結果的に遅くに出たのでそう長くは並ばないだろう。

そんなこんなで、10時少し前にゆりかもめ「国際展示場正門」駅。
入場待ち行列の横を歩きながら開場の拍手をして、西側の列の最後尾へ入る。橋の手前だ。やはり年々「列圧縮」が早くなっていると思う。

いつもの様に進んだり止まったり。
目の前にいたキャリーバッグを引いた女性二人組は、逆ピラミッドを正面に臨む位置で待たされるのが不服な様で、隣の列が進んでいるのにこちらの列が全然動かないのはおかしい、等と騒ぎ始める。「は? 何言ってんだ?」って感じで少しイラッ☆ミ
あのな、隣の人達はこっち側の1時間以上前に並んでるんだよ。10時からノコノコ並び始めてガタガタ言うんじゃねぇ。去年も参加してるなら理解しろ。

そもそも、この時間に並ぶヤツがキャリー引くのが気に入らない。キャリーバッグはただそれだけで周囲に迷惑を掛ける存在だ。
背負って帰れないレベルで大量購入するガチのバイヤーならば、まぁ、それも仕方無いかと思わなくも無いが、10時過ぎにノコノコ並び始める程度に「本気ではない」参加者が、大して買うわけでもねーのにでかいキャリーバッグ引き摺りやがって、周囲の迷惑なんかお構い無しか、と。二人とも爆縮しろ。

西館3・4ホール

兎も角、実際の入場待ちとしては僅か30分程しか待たされていない。10時30分には正面入り口を横目に通り過ぎて西への階段を登り、10時42分に西館4Fの企業ブースへと入場していた。特に今回はホール外への列分割がスムーズだったようで、ホール内で身動きが取れなくなるような状況は全く見られなかった。
最初にNo.311「GA文庫・ゲーマガ」、次にNo.251「文化放送A&Gブース」、更にNo.141「GWAVE/WAVESTAR」、No.353「プリマステア」等を回ったが、いずれも待ち時間ゼロ。
フロンティアワークスは並んでたのでスルーしたが、あの程度ならば並んだとしても大したロスでは無かったと思う。(三日目に至ってはフロンティアワークスも並ばずに買えたとの事。ぐぬぬ、行けば良かった。)

兎も角、本日のメインミッションであるところの「GA文庫・ゲーマガ」ブースでスティックポスターを買い、キャンバスバッグを展開。凄い、脅威の隠蔽力! このまま冠婚葬祭だって行けるぜ!(私事:爺様の容態が悪化したらしい)

今回、ゲーマガのスペースではウメPには会えませんでしたが、流石に三日間張り付いてるわけじゃ無いでしょうから仕方ないね。
家庭の事情により、前回と同じテーブルの上で撮れなかったのが悔やまれる。あと、絞り設定開き過ぎ。

一通りの買い物を終えた後にゆっくり一周見て周り、西を離脱する。
企業ブースでチラシ配ってるキャンギャルに何人かスク水を着ているのが居て、なんかもう無性にイラッとした。やつらの胸が爆発すればいいのに、

ちなみに、西ホール4Fから降りるエスカレーターのところには、前回同様に「ゆっくり」(Soft Talk)が配備されていて思わず和むなぅ。

東館4・5・6ホール

東館の真ん中を貫く通路から東5ホールへ入ろうとすると、入り口周辺は「阿鼻叫喚」とでも表現したくなる程度の大混雑。
長辺方向の入り口側の通路が極端に混雑していたため、長辺方向の移動者も一旦奥(短辺方向の中央)へ進むよう誘導が行われているが、9割以上は聞きやしねぇ状態。
こいつら何なの? 俺の知ってるコミケの空気じゃない。一方通行の様な強制的な誘導じゃなくても、半数以上が自発的に誘導に協力するのがコミケの空気じゃね?
何事かと思ったら、東6ホールが東方らしい。無論、メイジャイではない。

人並みを掻き分けてホール中央の長辺方向の通路へと逃れ、まずは同僚腐女子さんのところに御挨拶に行く。
同僚と言っても所属する「課」が同じと言うだけであり、ウチの課は基本が客先常駐なので、顔を合わせる機会も少ない。
如何なるジャンルのサークルで売り子してたかは敢えて書かないが、割と空いていた。
仕事的な意味での近況報告や、前回頂いたオリジナル新刊の感想等を。
彼女のメインジャンルは海外ドラマを元にした二次創作小説だが、話題のドラマで書いたら大手にイナゴ呼ばわりされて叩かれた、と言う様な愚痴を漏らしていた。なんだかなぁ。(-_-;

で、その周囲を少し見て回る。うむ、見事に腐ってやがる。だが私は一向に構(自重)。
この辺りでは小島アジコさんのサークルをリストに入れていたので、淡々と買い物。

東館1・2・3ホール

続いて反対側へ。今度は大学時代からのサークル仲間のところへ挨拶に行く。
お誕生日席だったが、ジャンル的な不具合で苦戦している模様。後で聞いたら「刷り過ぎた」と言っていた。

そこから少し戻って、「同人ソフト」ジャンルの中のPC関連、自主制作ハードウェアの辺りへ。
ここは事前にはノーチェックだったが、面白そうなものが多々あり、ついつい足が止まる。
多色LEDによるライトスティック(電子サイリウムとも呼ばれる)を展示しているスペースが2つあり、話を聞いてみたり。
1つは私が使っているのと同じ「ピカピカ棒」のガワ(ケース)のみを使い回し、多色LED制御用のマイコンチップ類をコンパクトに収めてしまっている。キットの方は完売との事で、作り方マニュアルの収録されたCDを頂いて来た。このガワにはボタンが1つしかないが、クリックで色の切り替え、長押しでOFFとなるように工夫している様だ。
もう1つのサークルは別のハードウェアの作り方マニュアル&ソフトウェアを頒布していたが、スペース内に展示していたLEDスティックが目に留まり、根掘り葉掘り質問させて頂いた次第。
こちらは制御にArduinoを用いており、PCに繋ぐと色の設定を変更出来る。スタンドアロンでは予め設定しておいた色を順逆2つの切り替えボタンで切り替え、更に別途電源スイッチを持つ。
こちらは透明アクリルのパイプでケースを作っていて、前述の1つ目のサークルのモノよりかなり太い。(バルログ持ちは不可能)

多色LEDの制御にはマイコンが不可欠なため、自分の手には余ると思っていたが、先達の導きがあるならば(せいぜい石を熱で駄目にする程度の回り道で)用意できるかも知れない。
6thに間に合う様、早めに挑戦したい。

ジャンル「同人ソフト」を抜けるとジャンル「デジタル(その他)」が広がるが、ここで「単語検索で引っ掛かったものを内容の精査無く片っ端から塗ったのは間違いだったかも」と気付く。
コスプレ写真集は勢力拡大し過ぎだろ。大半が見るに耐えないのは勘弁して欲しい。漫画や小説は必ずしも「綺麗」じゃなくても評価軸は他にたくさんあるが、肌も汚く体型も崩れているのに露出だけ多いと言うのは、何をどの様に評価していいのか分からない。無加工のまま三次元に出て来んな。Photoshopのメインウィンドウに還れ。

心の花が萎れそうになりながらも、コスプレの売り子達を掻き分けて写真集の島を抜け、「同人音楽CD」へ脱出。
視聴し始めると何時間あっても足りないので要注意だが、オリジナルなんて視聴しなきゃ話にならない。
都合、カバー、アレンジは視聴せずにタイトル買いする事になる。仕方無いね。

さて、次がありますし、そろそろ切り上げますか。
13時にゆりかもめで豊洲方向へ脱出。一旦帰宅するよー!

帰宅

まずはシャワーを浴び、朝干したベッドカバーと布団カバーを取り込んで、洗濯の終った掛け布団を干す。
荷物を一端バラし、さっき買ったCDから1枚だけiPodに取り込み、スティックポスターを撮影してPicasaからアップロード、荷物を再構成。
スティックポスターの1つはお使いなので、再度キャンバスバッグへ。どうせ夏と冬しか使わないので、今回はバッグごと渡してしまっていいな。
レッドブルをチャージし、再度シャワーを浴びてから家を出る。

秋葉原パセラでカラオケなのだが、既に大分遅刻している。まぁ、今夜はお泊りだし、洗濯物の都合もあったから仕方ないよね。

例会

夏冬恒例の集まりだが、今回は総勢7名となった。
いつものように、カラオケ後には秋葉で食事をし、メンバーの一人の部屋で飲む流れ。
ちなみにカラオケは「まっすぐ」の合唱で〆たよ。時間の都合によりゲームバージョンにしたけど、

夜、メンバーの一人が今日買ったらしき東方の同人カードゲームをプレイしたが、えらく難解で一度で懲りた。
「普通のボードゲーム、カードゲームには興味がありません!」と言い切るような、退屈しきったコアな無電源ゲーマーを満足させる代物なのだろう。
無電源ゲーマーとしてのレベルがあまり高くない我々にはちょっとハードルが高過ぎたようだ。