「ぷちます!」強化週間だそうです。

電撃コミックスEX「ぷちます!」1巻は今週の金曜日、11月27日発売との事で、電撃オンラインのアイマス担当の方が「強化週間」を宣言しているようです。

何の臆面も無く記事の読者に「宣伝に協力せよ」と言う意味合いの事を言ってのける電撃の中の人達に敬意を表し、ご紹介まで。
個人的には「予約しなくても買えるんじゃね?」と思いつつも、先週、職場方面のアニメイトで予約して来た。
更に言えば、電撃マ王における「ぷちます!」よりも、その前身であり並行の存在「くされ日記」の「iM@S 4コマ」の方が(敢えて比べるならば、どちらかと言うと)好きなのだけど、まぁ、それはそれとして、「電撃マ王」1月号も期待大である。

THE IDOLM@STER Break! 2nd KC PREMIUM ver.

春(今年3月)の「アイブレ1巻限定版」騒動はまだ記憶に新しいが、「アイドルマスター ブレイク!2巻」の発売です。
月刊連載でも中半年で単行本出るのか。

アイドルマスターブレイク!(2)

今回も1巻と同様、限定版は表紙の色合いから変える気合の入れ様。
二種類並んでると華やかだよね。両方買うだろJKって人にはいいかも知れません。俺は限定版だけだけど、

1巻の時には意地の悪い書き方しちゃったけど、漫画もそんなに悪くないです。
同人誌じゃないんだから何の制約も無く描いている訳ではないだろうし、掲載誌自体のポジションの微妙さを思えば、その環境の中では(愛を持って)ベストを尽くしてるんじゃないかと思います。
(なんか上からの物言いになっちゃってて大変恐縮ですが、)

Comic : アイドルマスター ブレイク!

デレ千早MAJI最高、以上。

…冗談です。
えーっと、961プロ「プロジェクト・フェアリー」登場。
この時点では「プロジェクト・フェアリー」は響と貴音だけだが、野外プロモーションに雑誌の特集にといちいち仕事をぶつけられた上、SP準拠で「変態事務所」呼ばわりされ、主人公はブチ切れてライバル宣言!

って辺りまでは「…ふーん」だけど、その後は、社会の厳しさを突き付けられたり、実力や覚悟の差を見せ付けられたりと、掲載誌が「新・王道」を名乗っているだけの事はある展開が待ち受けている。

ちなみに、1コマずつ愛と涼が登場してました。
DS時間だと日高愛が春香と面識を持つ時点では響・貴音は765プロに移ってるはずだけど、まぁ、描きたかったんでしょうね。
でも、絵理は見当たらない。見落としてる?

美希が961プロに移籍する経緯はSPとは明確に異なっていて、今後の展開はかなり楽しみになって来ました。
(そりゃそうだよな。SPのままじゃ漫画にならない。)
この先は961プロ(特に美希)を描くウエイトが増える可能性がありますが、SPに縛られない描写を期待したいですね。
千早ストーリーにおける美希はホント勘弁して頂きたいので、

本作は最初の突飛な設定(子供プロデューサー)のせいで過剰に低い評価を受けてる気がするけど、各キャラクターを結構丁寧に描いているし、読んで損は無いと思いますよ。

もし、5人(あずささん、りっちゃん、真、亜美真美)が本編未登場である事を以って低評価、と言う話ならばどうしようもないよね。
一度に扱う人数を増やせば増やすほど、一人一人は薄くなってしまうわけで、それならSP同様3本にでも分ければ良かったんだ。
ぞんざいな出し方をされるぐらいなら、このまま本編未登場でいいと思う。
それとも何か? 君達は、雪歩を退場させて代わりにりっちゃんを出せ、とでも言いたいのか。

SPECIAL CD

アイブレ主人公「高木裕太郎」がろくな仕事を取ってこないためにウンザリ気味な千早と春香。
そこに、黒井社長から「765プロが弱ってるうちにトドメを刺して来い」と送り込まれた響と貴音が立ち塞がる。

響「そうと決まれば…この衣装のうち、好きな衣装を選んでいいぞ」
春香「分かった!グラビア勝負ね」
千早「くっ!負けたわ」
春香「えぇっ?! もう敗北宣言?」

『歌の世界を身体と声で表現しきる』…コスプレカラオケ対決です。

  1. DRAMA PART 01
  2. ムーンライト伝説(美少女戦士セーラームーン) … 天海春香
  3. DRAMA PART 02
  4. ハッピー☆マテリアル(魔法先生ネギま!) … 我那覇響
  5. DRAMA PART 03
  6. キューティーハニー(キューティーハニー) … 四条貴音
  7. DRAMA PART 04
  8. rise(攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG) … 如月千早
  9. DRAMA PART 05
  10. BONUS TRACK

ドラマパートはシリアス気味に始まるが、そんなの長続きするワケが無い。
コロムビアだけあって、いつものCDシリーズのノリでドタバタ賑やかに展開する。

で、肝心の歌の方だけど、アイレディの歌姫楽園みたいなShortVersionかと思ってたら、ちゃんとフルで歌ってます。
これは値千金でしょう。1巻限定版特典の比ではない。

ところで、この曲目公表時に「貴音が『お尻の小さな女の子』(キューティーハニー)は無いだろ」と言う感想を目にしたのだが、お尻の大きな女の子がお尻の小さな女の子を演じる、と言うところが逆説的でいいんじゃないか。
あの我侭なボディが原色のタイトなスーツに締め付けられてパッツンパッツンになってる様を思い浮かべるだけで(以下自粛)。
大きなお尻に目を奪われて全身を俯瞰的に見られなくなっているのではないか?

結論としては、ミンゴスの「rise」は感涙モノ。

追記

10月1日の夜に2周聞いてからiPodへ入れ、翌10月2日の通勤時間往復4時間+αにエンドレスでリピートしてたら、すっかり耳の奥に刻み込まれてしまった。一日で再生回数20回超。

で、改めて思うに、これはクオリティが高い。
第一印象をそのまんま反復してしまうが、4人それぞれに曲を完全に自分のものにしていて、非常に声優らしく「曲とその作品世界」を表現していると思う。

まず「ムーンライト伝説」。
DALIの歌うオリジナルのイメージではなく、「月野うさぎ」と春香さんに共通する『前向きで直向な(ひたむき)な元気少女』の表情を強く表していて、「月野うさぎのコスチュームで春香さんが歌う」と言う設定が聞き手の脳裏に浮かぶ仕上がりとなっている。

次に「ハッピー☆マテリアル」。
もともとキャッチーなメロディライン&音作りだとは思っていたが、失礼ながら、個人的にオリジナルはその「歌唱」が受け付けられなかった。
響のこれは正当派な「表情感のある声優的歌唱」になっており、オリジナルのダメな部分が「頭数が多過ぎた」点だと気付かされる。恐らくはオリジナルも、声優が歌った以上はそれぞれに表情が乗せられていたのだろう。その表情が何人分も重ね合わされた事によりボケてしまっただけで、

そして「キューティーハニー」。
貴音も原由実も「如月ハニー」のイメージとは隔たりが大きいが、もともと貴音はアイデンティティーのレベルで「二面性」を背負うキャラクターなので、(ヒップサイズの件はさておくとしても)作為的なギャップ演出の選曲なのだろう。
原幹恵の実写如月ハニーよりずっとエロい。

最後に「rise」。
ボーナストラックトークでぬーぬーが大喜びしていたのも印象的だが、千早が「草薙素子」を演じられるかどうかは兎も角として、オリジナルと「S.A.C.」の空気に浸れる歌唱だと思う。
自然過ぎて、最初に感じた新鮮さをすぐに忘れてしまう。

と、ここまで書いて、一点だけどうしても拭えない懸念がある。
限定版特典をこんなにエスカレートさせちゃって、今後どーすんのよ?
この限定版って1800円なんだけど、特典CDは全46分収録(内、楽曲が4曲で14分30秒)で、オマケとしてはボリューム在り過ぎ。
「DREAM SYMPHONY 00」が2曲+カラオケ2曲で1200円であった事を考えると、CDだけで普通に売れちゃいそうな価格設定なんだが、