2013年冬期(2012年度第4Q)深夜アニメ レビュー

現況、録画を検討するために「ザックリ一通り見る」と言う事を行っているのが地上波深夜枠だけなので、その範囲で感想など。
とは言え、深夜枠アニメしか見ていないわけでは無いし(特撮枠は別腹)、深夜枠でもタイトルだけで切って第1話にも目を通さなかった作品も結構あります。

※ 感想にはネタバレを含みますので、これから見始めるつもりの方にはおすすめしません。

琴浦さん

TOKYO MXにて、月曜日23:00~。判断保留のため様子見で継続中。

タイトルがシンプル過ぎて飾らない様も新しい、のでしょうか。
事前のCM等で「エロくない絵柄によるほのぼの(微エロ)ラブコメ」と言う先入観を持ちましたが、第1話アバンタイトルから延々と鬱展開と言う予想の裏切られっぷりに開いた口が塞がらない。

これは上手いなぁ。あの様なほのぼの絵柄ですから鬱展開なんぞ予期せずに見始めるわけで、鬱展開が嫌で嫌でしょうがない人はそこで逃げてしまうリスクもあるでしょう。しかし、この先が気になる。先入観どおりの「ほのぼのラブコメ」に着地するのか否かが気になってしまう。
初っ端から「ほのぼのラブコメ」に着地するストーリーラインが見えていれば、第1話を見終えた時点で「あぁ、もういいや」となってしまっていたと思います。この続きに視聴者の興味を維持する上手い導入ですね。

これが原作通りなのか脚本における変更なのかは知りませんが、クソつまらない導入で評価されないのを視聴者のせいにするどこぞの監督さんには見習って頂きたいと思いました。(余計な一言)

金元寿子さんMAJIかわいい。

キューティクル探偵因幡

TOKYO MXにて、月曜日25:30~(火曜日1:30~)

原作ギャグ漫画が面白いと聴いていたのですが、ぶっちゃけ全然面白くねぇ。
テンションはやたら高いのにクスリとも笑えず、喧しいだけです。
むしろ苦痛。第1話も最後まで見れませんでした。

んー、ノリとしては児童向け(コロコロとかボンボンとか)じゃないのか。
深夜枠でいいの? 17時あたりの方が受けるんじゃない?

THE UNLIMITED 兵部京介

テレビ東京にて、月曜日25:35~(火曜日1:35~)。継続視聴中。

週刊少年サンデーにて椎名高志先生が絶賛連載中の「絶対可憐チルドレン」のスピンアウトで、絶チルでは主人公達の敵役となっている兵部京介を主役としています。
奇しくも「マイノリティとして迫害される超能力者」を描いた作品が1シーズンに2作も!(もうひとつは「琴浦さん」ね)

キャラクターデザインの絶チルとのずれ(椎名先生の絵柄との差異)も含めて悪くないですが、時々激しくデッサンが崩れます。キャラクターが動いている時なら兎も角、ほぼ止まってるシーンで人物のバランスが著しく崩れますから、まごうことなき「作画崩壊」です。まぁ、気にしてないけど、

唯一気になるのは、絶チルでは描かれていないこの作品の追加要素である兵部京介のリミッター。
学生服の襟のところに「7」の意匠のバッチのようなものを付けており、これを180度回転させて上下逆の「L」(斜体)にすると、リミッターが解除されて「UNLIMITED」普段は封じている力を解放した本気モードになるわけですが…
逆だろ。「L」は「LIMITED」、力を制限された状態を示すべきで、それを逆さにして「UNLIMITED」とすべきだったんじゃないかなぁ。

幕末義人伝 浪漫

テレビ東京にて、月曜日26:05~(火曜日2:05~)

パチンコ原作だそうです。
パチンコで「2」を出す先触れじゃねーの?とのお話。
特に面白そうなところも無く、興味を引く部分も無く、第1話の開始7分ぐらいで視聴中止。

「今期は見逃せない作品が多くてね。不作の時なら見たかも」と言う作品もありますが、これは不作でも見ないなぁ。

AMNESIA

TOKYO MXにて、火曜日24:30~(水曜日0:30~)

黄昏乙女ですね、違います。
女性向けゲームが原作との事、趣味に合わないので第1話のみで視聴を切りましたが、興味深いです。

まず、冒頭から女性主人公は記憶喪失(アムネジア)です。
主人公にしか見えていないらしき自称:妖精が出現し、主人公がどのように行動すべきか助言を与えてくれます。
なんか凄いADVゲームっぽい!と思ってたら、「それゲーム原作だよ」と知らされて大いに納得。

例えば、主人公がバイト先のバックヤードに居ると、知り合いらしき男性が話しかけてきます。
主人公は記憶を失っており自分と彼との関係性も分からないため、ただ戸惑います。

男性:「どうしたの?」
妖精:黙っているとあやしまれるよ。何か答えなきゃ!
>「おはようございます。何でもありませんよ」
>「あの、ちょっと訊きたい事が…」
>「……。」

こんなADVゲームの画面が脳裏に浮かぶような描かれ方をしているのです。
主人公は自分が置かれている状況が把握できていないので、周囲の言葉のひとつひとつにまず戸惑ってしまい、円滑に反応できないのですが、それがまるで「選択肢のセレクト待ち」のように感じてしまいます。
たぶん原作に忠実なのでしょうし、妖精の助言も謂わば「プレイヤーにやるべき事を説明し、進行を促すシステムメッセージ」を兼ねる形で、ゲーム内においては適切な距離感なのでしょうけれど、このテレビアニメにおいては「主人公が戸惑いのためにまともに喋れない」事も相まって、妖精の口数が多過ぎる。鬱陶しい。ちょっと黙れ、とw

更に言えば、この妖精さんのやり口が怖い。
記憶喪失に戸惑う主人公に対し、「この記憶喪失は自分に原因の一端があり、医学では解決しない(治療できない)ので、他人に相談してはいけない」と説明します。他人に記憶喪失である事を気付かれると病院に入れられてしまい、記憶喪失を治せなくなる、と。
自分の名前さえ分からず不安に苛まれる主人公に対し、他人には頼るな、自分にだけ依存しろ、と洗脳しているわけですね。いや、それがゲームの根幹を構成する設定である事は分かるのですが、客観的に考えるとすごく怖い状況。カルトの手口だw

ちなみにこの妖精さん、第1話の半分以上過ぎてからCV:五十嵐裕美さん(シンデレラガールズ双葉杏)だと気付きました。作中で一番喋ってると思います。

たまこまーけっと

TOKYO MXにて、水曜日24:30~(木曜日0:30~)。継続視聴中。

「けいおん!」のスタッフが云々と話題になった作品です。
基本、食ってばかりのティーンズほのぼの日常系。ただし、強烈な異物が混入。
その非日常的な異物がかなり意味不明で、続きに対する関心を保つフックとなっているようです。
第1話が大晦日で、第2話でいきなりバレンタインデーだったので、1クールで1年間を駆け抜けそうですね。

そうそう、第1話アバンタイトルでぎょっとしました。

生徒会の一存 Lv.2

TOKYO MXにて、水曜日25:00~(木曜日1:00~)

1期はチラッと見て面白くなくて放り投げた記憶がありますが、具体的には何も覚えてません。
で、今回も全く面白くなくて、かろうじて第1話は最後まで見ましたが、もう二度と見ないでしょう。
登場人物の制服の形が変なのは、単に元の絵師の画力が低いせいですか?

GJ部

  • 日本テレビ : GJ部

日本テレビにて、水曜日25:29~(木曜日1:29~)
5分枠や10分枠でやれば良かったと思います。楽しみ方がよく分からない。

こーゆー事を言うと敵を増やすかなぁと思いながらも言わずにはおれないのですが、この手の作品(「生徒会の一存」も含む)は「原作者の『普通に楽しい学校生活』経験の薄さ」が滲み出ているような気がして、見ていて辛くなる事があります。
現実の中学校とか高校とかの文化系の部活動のぐだぐだとした日常はもっと楽しいのに(運動部も楽しいでしょうけれど俺は知りません)、現実より遥かにつまらない物語を供給して何の意味があるんだろう。

ヤマノススメ

TOKYO MXにて、水曜日25:30~(木曜日1:30~)

アーススター枠です。
TSUTAYAで御馴染みのCCCの傘下の新しい出版社が発行するいまいちパッとしない月刊コミック誌「アース・スター」を宣伝するため、出版社自らが制作する5分アニメ×2本の片方、と言う説明になります。

どうやら第1話を見逃したようで、第2話から見たのですが…。
えーっと、今まで父親に連れられて登山をしていた子が、初めて子供だけでの登山を許されました。
「まずは道具から」で、いきなりテント? 初めての「子供だけでの登山」で、日帰りではなく野営前提なの?
女児二人だけで野営? おい、お父さんとしてそれは違わないか?

タイトルに反して、初心者に登山をおすすめする作品ではなさそうだなぁ。

まんがーる!

TOKYO MXにて、水曜日25:35~(木曜日1:35~)

アーススター枠のもう片方なんですが…うん、驚いた。

舞台は月刊コミック誌「アース・スター」編集部と言う設定ですが、何と言うか、この、主要キャラクター(編集部員)4人の声優達の「高校生」感がすごい。
一体全体どうなってるんだ?とキャストをぐぐったわけですが…

「佐々山はな編集長」役の宮本佳那子さん、子役出身で23歳ながら声優としても7年目のベテラン。
「鳥井あき」役の駒形友梨さん、昨年デビューで名前のある役は今作が初めてと思われる21歳。
「原木つぐみ」役の尾高もえみさん、活動が多彩な割りに「声優のお仕事」は少ない声優5年目。テレビアニメは今作が初なのかな?
「西鳥りんご」役の大橋彩香さん、シンデレラガールズ島村卯月で御馴染みの我らがはっしー、まだデビュー2年目なので(=ギャラが安いので)凄く推されてます。

流石に「高校生」は大橋さん一人だけでしたが、テレビアニメ声優としての経験が浅い人が多い。
前述の「ヤマノススメ」同様、第1話を見逃して第2話を見ました。たぶん「佐々山はな編集長」の当番回なのだと思いますが、これが声優7年やってるとは思えないほど拙い。他の三人は台詞が少なかったので何とも言えませんが、大橋さんの方が声優としての演技は出来てますよね?
何を考えて、このキャスティングなのか…。駒形さん、大橋さんはまだ2年目なのでお安く使えるフレッシュ人材です。ここは演技力ではなく(お二人の演技が足りないとは思いませんけどね)「若さ」に重きを置いて登用するのも分かる。で、新人ばかりでは不安だから経験のある人を中心核に…と見ると宮本さんは力不足ではありませんか? 演技力に拘らないのであれば、いっその事、2年目の駒形さん、大橋さんを核にして、文字通りデビューのド新人(1年目)を2人プラスした方が話題性もあると思うんですが…

あ、そもそも面白くないから声優とかどーでもいいですか。

閃乱カグラ

TOKYO MXにて、木曜日24:30~(金曜日0:30~)。継続視聴中。

近年よくある「光やら湯気やらで見えなくなってしまう」系の作品かと思っていたら、これまでのところその手の隠しを必要とする描写の一切無い、健全極まりない作品でした。そこでまず好印象。
設定はデタラメですが、設定がデタラメである事によってキャラクターの思考・嗜好・判断・行動・言動にリアリティを要求されなくなり、肩の力を抜いて頭を空っぽにして楽しめるのは良い事だと思います。
また、デタラメなギャグコメディを世界観のベースに置いていながら、背景に浅草の街並みをしっかり描き込んでいる点も面白い。この背景クオリティはこの先も維持できるのか、と言う意味でも興味深いです。

主要キャラの大部分が「触った事のないレベルの爆乳」ですが、意外にも尻や太股のラインの方が気を使って描かれている様に見えます。むしろ、一般的には(本作以外では)描き分けされる部位である胸が一律のサイズで描かれている事により、相対的に胸がぞんざいな扱いを受けている様に感じたのは私だけでしょうか? まぁ、私は巨乳信奉者では無いのでそれは一向に構わないのですが、

PSYCHO-PASS

フジテレビにて、木曜日24:45~(金曜日0:45~)

継続視聴中。
ノイタミナ枠の1本目、前クールから継続する2期目となります。
角度によって残念な事になるキャラデザを忠実に描いてるのはどうなの?と(時々)思います。

ますます面白くなってきましたね。
宜野座監視官と征陸執行官の因縁を割りとあっさり明かしてしまったのは意外でしたが、膨らませられる(膨らませたくなる)発芽ポイントをたくさん仕込んでいるのは流石です。二次創作界隈もネタが潤う事でしょう。
恐らくは2クールで一旦区切りをつける形なのでしょうが、幾らでも(少なくともあと2クールぐらいは)続けられる構成です。この先の展開として、苦悩する宜野座監視官の潜在犯化、更に進んで執行対象化、常守監視官の免罪体質化などなど、色々な展開が描ける。恐らくはそれらを描き切らずに「続きを見たい」と言う後味を残す形で終わるのだと思います。

誤解を招かぬよう一応書いとくけどさ。
「描き残し」をすれば自動的に「続きを見たい」と思って貰えるわけじゃないのよ?
最近はメディアミックス前提で、大量の設定を作りながらその一部だけをテレビアニメにして、コミックやノベル、ドラマCDで別のベクトルから伏線回収、みたいな作り方をしている作品を多々見掛けますけど、その「アニメが設定の一部分しか使っていない事」は、アニメの出来が悪い事の言い訳にはならんです。
「PSYCHO-PASS」はPSYCHO-PASS単体でちゃんと物語として成立しているから、長期シリーズ化への期待を持てるのであって、これが「K」の様なクソであれば話は全然違う。

ROBOTICS;NOTES

フジテレビにて、木曜日25:15~(金曜日1:15~)。継続視聴中。

ノイタミナ枠の2本目、やはり前クールから継続する2期目です。
時々作画が崩れて、大徳さんがよっきゅん化するのは勘弁して頂きたく…

シュタゲと比べちゃいかんなぁと思います。物語のベースとなる虚構のダイナミズムが全然違うので。
まぁ、普通に面白いですけどね。

ささみさん@がんばらない

TBSにて、木曜日25:25~(金曜日1:25~)。判断保留のため様子見で継続中。

とりあえず2話まで見ました。
流石にスタッフがスタッフなので映像は凄いですが、物語としてはどうにも評価し難い。

「お兄ちゃん」が、画面演出により顔を隠すのではなく、キャラクター自身が自覚的・自発的に不自然極まりない形で顔を隠している意図もよく分かりません。まぁ、分かるまでは見続けるかも。
それと、何故大塚芳忠さんなんだ? 設定年齢はどの辺りなんだろう。みんな神様紛いだから年齢とか気にしちゃダメなのかな?

「映像が面白い・ストーリーはイマイチ」の作品って、家事をしながら見るのには向かないんですよね。
ながら作業で画面から目を離すと、肝心の面白いところを見逃しちゃうから、

僕は友達が少ないNEXT

TBSにて、木曜日25:55~(金曜日1:55~)

前シーズンは見ましたが、なんかマンネリで飽きて来ました。
率直に申し上げまして、いつも肉が理不尽に苛められるのがあまりいい気分ではありません。

ジョジョの奇妙な冒険

TOKYO MXにて、金曜日24:30~(土曜日0:30~)。継続視聴中。

前クールから継続する2期目です。前クール以上にテンション高いです。
特にオープニングがいいですね。

まおゆう魔王勇者

TOKYO MXにて、金曜日25:00~(土曜日1:00~)。判断保留のため様子見で継続中。

ちょっと退屈な気がして来ました。
そっかー、改良済みの完成された農作物と農業を魔界から持ち込めば人類の貧困と紛争は解決するのかー。
「それで?」
…と言うのが正直な感想ですね。

まぁ、転移魔法とか使えたら物流革命が起きて社会は大きく効率化・合理化するでしょうね。
それに、時間を停める魔法があれば、どんな食物も完全に無期限の保存が出来るので、農産物の収穫量の変動幅を埋め、価格を安定させる事ができます。価格が安定すれば(先物市場とか崩壊するかも知れませんが)貧困対策に回し易くなりますね。
うん、だから何だと言うのだ。

問題児たちが異世界から来るそうですよ?

TOKYO MXにて、金曜日25:30~(土曜日1:30~)。判断保留のため様子見で継続中。

90年代臭がしますね。とりあえず2話まで見ました。
一言で表現するならば、「(中二病妄想的な)最強万能主人公による異世界冒険譚」です。
ベタにラノベ的で、特筆するほど面白いわけでもないですが、逆に特筆するほどの欠点も無い…ただ一点を除いて。

オープニングが第1話のエンディングに使われる構成でしたが、これが貧相過ぎてびっくりしました。
第1話を見てた時は、「なんかしょぼい映像だけど、エンディングだから仕方ないよね」と思っていたら、それが実はオープニングだったと言う…全体的に安っぽい作りなのであればまだ納得も出来るでしょうが、本編が真っ当に(特に背景等は丁寧に)描かれているのに、最も気合を入れて描かれるべきオープニングの映像が手抜きなのはショックです。主題歌も(しょぼい映像にマッチする程度に)安っぽいですし、

ただし、エンディングはいい。とてもかわいいです。
オープニングのしょぼさはこっちにリソース配分したせいですか?
この曲ってたぶんキャラソンですよね。1期中に何曲か差し変わるんじゃないかな?

個人的主観から言わせて頂ければ、このタイトル末尾の「?」がイラッとします。
これは文法的には正しくないですが、慣用的には「~来るそうですが、どうしますか?」と言う相手の意向を訊ねる部分が省略された事で疑問系となっています。即ち、そこで意向を問われる立場にない相手に対して使うべきでは無い。そもそも、この様な省略自体が「言うまでも無くこの事柄に対し然るべく対応を行うべき立場である貴方に対して尋ねている」が故に成立する省略なので、問うているのが誰か、問われているのが誰か、が作中における重要な伏線にでもなっていない限りダメダメだと思います。

尚、ギルドリーダーのジン君がCV:五十嵐裕美さん(シンデレラガールズ双葉杏)でした。

ビビッドレッド・オペレーション

TBSにて、金曜日25:55~(土曜日1:55~)。継続視聴中…だけど、そろそろ切るかも。

どうにも微妙な作品、やりたい事は伝わってくるし、1クールに詰め込むために駆け足になっているのも分かりますが、肝心要の物語が雑なのですよ。
例えば第1話を一言で表すなら、「なのは1期を雑にしたような感じ」と評したいです。
絵作りが丁寧なだけに、どうにも勿体無く思えます。

じいちゃんをマスコットキャラに押し込むのも、変身までの流れも、主人公の幼少期の体験に起因する高所恐怖症が瞬時に何の理由も無く解消してしまう事も、主人公達を取り巻く様々な大人達の立ち振る舞いも、兎にも角にも全部が雑。
テレビアニメ2クール分を1時間に再編集した総集編を見せられている気分になりました。

ついでに、僅か2年ばかりの付き合いで「隠し事なんて無いはず」と『友達』の事を全て分かった気になっている主人公には少々イラッとします。
これは後述の「ラブライブ!」とは違い、不快な域に達してしまった「ポジティブお馬鹿な主人公」です。

正直なところ、戦闘シーンだけ見れば満足できる気がしており、そりゃそーゆー美味しいシーンだけ抽出して編集して違法アップロードする連中が出てくるのも、需要があるので無理からぬ事だよなぁ…等と思いました。
※ 違法行為を推奨するものではありません

絶園のテンペスト

TBSにて、金曜日26:25~(土曜日2:25~)

継続視聴中。前クールから継続する2期目です。
原作は今アニメでやってる辺りまでしか読んでないので、ここから先が楽しみです。
全体的に良い出来で、難の付け所がありません。

リトルバスターズ!

TOKYO MXにて、土曜日22:30~。継続視聴中。

前クールから継続する2期目です。
ようやく面白くなってきましたが、遅過ぎるよ。先月時点であまりにも退屈で切ってしまうところだった。
劇伴とかとてもいい感じなんですが、いかんせん物語の掴みが弱過ぎですね。最初の数話で切ってしまった人が多いと思います。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる

TOKYO MXにて、土曜日24:00~(日曜日0:00~)

第1話時点では面白い設定だと思いました。特に、「両親がそれぞれ不倫して家を出たからアンチ恋愛」と言う設定は悪くなかったと思います。ただ、自身がアンチ恋愛のスタンスを取る事と他人から向けられる好意に鈍感である事は特に相関関係は無いですよね?
つまり、「ハーレムものを成立させるための超鈍感へタレ主人公」としては極めて凡庸で、面白くも何とも無いです。ここは残念。

第2話時点で「真涼が鋭太を利用しながら千和を弄る」と言うパターンを把握し、「これを基本パターンとして繰り返すのであれば嫌だなぁ」と思ったのですが、第3話の最初の7分ぐらいでその嫌な予感が的中してしまったので視聴中止。
弄られている千和自身には「苛められていると言う自覚」は無い事が不幸中の幸いですが、基本は「はがないで肉がいじめられるパターン」と大差無い。やったりやられたりの対等な関係なら兎も角、「素直で真っ直ぐな子を斜に構えて上から目線の子が一方的に玩具にする構図」はちょっと楽しめません。

最終的に4人登場するらしきヒロインはここまででは2人が登場、「幼なじみ」千和は昨年滅茶苦茶たくさんアニメに出まくっていた印象のある赤﨑千夏さん、「彼女」真涼はEDテーマも担当している田村ゆかりさんです。
ところで、クラスメイトの「R」型ヘアピン&「b」型ヘアピンは一体何を意味してるんです?
あ、「R」の方は大坪由佳さんだったのか。

AKB0048 next stage

TOKYO MXにて、土曜日25:30~(日曜日1:30~)。継続視聴中。

分割2期目と言うか続編、1期目が最初から最後まであんなにも面白かったのだから、2期を見逃す道理は無いのです。
2期目も相変わらずでした。

0048の魅力は何と言ってもそのマジキチ設定でしょう。
遥か未来、科学が進み、人類が太陽系の外へと散った時代を舞台としていながら、何百年も過去の人間を「魂レベルで模倣し再現する」等と言う、人間とは何か、自我・自己認識とは何か、と言った「人間のアイデンティティを問うハードでヘヴィなお話」を、薄皮一枚で設定の裏側へ封じ込める事で、存在を匂わせつつも結して表側へは顔を出さない「狂気」を孕んだスリリングなエンタテイメント作品に仕上がっています。この薄皮を破いたら、もうマジョリティ受けするエンタテイメントではいられません。

本編中で掘り下げられる事は無いと思いますが、SFファン的には「何故『芸能禁止』と言うディストピアに至ったのか」にも興味関心を引かれるところ。
作中では戦時法制が残っている事が描かれ、芸能禁止も戦争の影響であるかのように表現されていますが、戦時ともなれば芸能は真っ先に体制に管理・利用されるポジションであって、一律禁止にはなるわけがありません。
そこを「世界観のベースを構成する虚構」と見るか、「世界観のベースに関わる『芸能禁止に至った裏設定』が存在するが今はまだ明かされない」と見るかで夢の広がり方が全然違うと言う話なのですよ!
後者で夢を広げる場合、戦争において合い争った各陣営がそれぞれに芸能を利用したのではなく、ある陣営だけが独占的に芸能を利用して優位性を得たために、その陣営に対抗する側は芸能禁止にせざるを得なくなった、と考えられる。つまり、ある陣営が「芸能を独占的に戦争に利用する技術」を得た、「芸能によって戦争が行われた and/or 芸能によって戦争が発生した」と言う可能性に辿り着くわけです。

特定の条件で自然発生し、魂を計測する謎の擬似生命体。
秘密裏に祀られ、0048の行く末を定める託宣を発する機械仕掛けの神。
それらが、あるいは、そもそも0048の存在自体が、今だ語られぬ戦争と無関係だと言えるでしょうか?
(ええ、99.9%までは「意味深げなほのめかしと言うハッタリ」であろう事は重々承知しておりますです。はい)

…等と言う妄想語りはほどほどにして、今期はステージシーンに「ハンディカメラ風演出」まで加わり、中の人達の意気と言うか漲るモチベーションが伝わって来る様な熱量の高い作品になっています。

ラブライブ!

TOKYO MXにて、日曜日22:00~。継続視聴中。

第一話でミュージカルの如き演出がインド映画っぽいと話題になりましたが、それ自体は差別化と言う意味で大いにアリだと思います。
「ポジティブお馬鹿な主人公」は定番ですね。お馬鹿も度が過ぎるとイラッとするところですが、その域までは行かない普通に愛されるキャラクターではないでしょうか。

脚本家の癖・持ち味なのか、過剰な表現がちょっと鼻に付きます。
第2話で主人公の妹が主人公と同じ学校に進学しない理由について話す際に、2年生は2クラス、1年生は1クラスと急激に生徒が減っている事を挙げていますが、ここは具体的なクラス数を上げずに「3年生の半分になった」のような表現でぼかした方がいいのでは? 「昨年の入学者は1クラス分」とまで極端な状況になっているとすれば、あの規模の学校設備を維持できるわけも無く、廃校は既に確定しているように思えます。
第3話の初ライブも同様で、開演予定時刻の時点で観客ゼロと言うのは、このユニットの3人がクラスから完全に浮いていたハミダシ者ポジションだった、と言う事にしないと整合しません。完全に空っぽの講堂を描いてインパクトを出したい意図は分かりますが、インパクトを狙い過ぎて嘘っぽさが目立ってしまう。(テレビアニメではなく舞台芝居の演出であれば妥当だと思います)
この手の作品はベースの虚構の上にリアリティのある細かな描写を重ねる事で世界観を作るものだと思います。「今、スクールアイドルが大ブーム」と言う世界観のベース部分の嘘(虚構)については視聴者は飲んでいるのですから、その上に配置するひとつひとつの描写はリアリティを意識して欲しい。

オープニング他、ステージシーンはなかなか見応えがある…のですが、CG部分と手描き部分の切り替わりでかなり違和感を覚えます。たぶん、CG部分に何らかの演出を加える必要があるのではないかと。
第1話で感じた違和感が第3話のステージシーンでは大幅に低減されていたため、目が慣れたのかな?なんて思いながら三度見してみましたが、単純に手描きカットの割合が増えたせいの様な気がしました。
ステージシーンの各カットを仮にアップカメラ、ミドルカメラ、ロングカメラに分けるとして、アングルが大きく動くロングは全てCGで問題ありません。また、アングルの動かないアップは全て手描きになっています。問題はミドルで、第3話のステージシーンはミドルでの手描きが多いために違和感が少ないのかな…とすると、技術的には何も解決・改善していない事になりますが、はてさて、

初っ端から苦言を並べてしまいましたが、キャラクターは概ねかわいいし、ひとりひとりに興味関心が湧き始めたところですので(まだ名前も覚えてないけど)、継続視聴を切るつもりは毛頭ありません。
声の演技の方にあれれ…と思う部分が無いでもないですが、その点は「AKB0048」がハードルを下げてくれているので大丈夫。
これからを楽しみにしています。

八犬伝 ―東方八犬異聞―

TOKYO MXにて、日曜日22:30~

わぁい、八犬伝ネタは久し振りだぁ…。あぁ、うん。
掴みが弱いですね。90年代的な香りがしますが、第1話の中頃で飽きてしまった。
これは「他に見るものが無ければ仕方が無い」水準。まぁ、この基準だとリトバスなんかも最初の方で切っていたはずですが、

「これからどんな物語が始まるんだろう?」と言うドキドキワクワクを与えてくれる第1話ではなかった。
競合の無い環境ならば兎も角、これだけ面白そうな作品が目白押しの状況ではこれはキツイです。
まぁ、原作がある以上は下手に色気を出せないと言う制約もあるんでしょうけど、

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