どミリオン!

公式以外(二次創作とか)のコンテンツの感想もちゃんと書いていきたいんだよ、と言う事で、昨年末のコミックマーケット77にて購入した同人カードゲーム「どミリオン!」のご紹介。

同人カードゲーム「どミリオン!」

C77三日目に買った某涼夢律本とどっちを先に取り上げるか迷ったが、昨夜から今日にかけての新年会で「どミリオン!」をプレイして来たところなので、その流れで。
サイトの方でも「アイマスとドミニオンを足して0で割ったよーな」と書かれている通り、「ドミニオン(Dominion)」のアイマスパロディなゲームですね。そのまんま紹介すると、「割っちゃらめー!」とか「ぬるぽ」とか言われるのはお約束。
本家よりも無茶したゲームバランスはアレンジとしては当然の帰結でしょう。そのまんまじゃ意味が無い。

確かC76の時にも出展しておられたと記憶しているけど、その時にはまだドミニオンをプレイした事が無かったので、ちょっとハードルが高くてスルーしました。
それ以前に出しておられたかどうかは存じ上げない。本家の日本語版が2009年春リリースだったそうなので、原語版をプレイしておられたにしてもこれは2009年夏からなんじゃないかと思いつつ、基本セット以外にブースターが3つも出てるのを見ると、1年経ってないようにも見えない。それとも、よっぽどリリースペースが速いのか。

ハードルってのはさ。ほら、一人でプレイするもんじゃないから、仲間内での流行り廃りやら空気、タイミングみたいなものがあってね。昨年11月ぐらいにその仲間内でも「ドミニオンって面白いらしいよ。やってみない?」と言う話になって、俺が行けなかったタイミングで初プレイしたと聞き、年末に集まる時(C77二日目)には皆でプレイしようぜと言う話になっていたので、これはちょうどいいかな、と。
で、とりあえず今回C77初日に「スターターパック」(全294枚)と「ブースターパック1st」(全152枚)を購入したんだけど、既に「ブースターパック2nd」(全99枚)、「ブースターパック3rd」(全198枚)ってのもあるんだよね。いきなり全部買うと荷物が重いし、受けなかった時に悲しいので保留したんだけど、杞憂だった。
まず「スターターパック」のステージ10種でプレイして、次に「ブースターパック1st」の11種から「inferno」以外の10種でプレイ、最後に「inferno」を加えた上でああだこうだと皆で検討しながら不人気ステージを抜いたり「スターターパック」のステージと入れ替えてプレイしてみた。これは面白い。

まぁ、まだ本家「ドミニオン」をプレイし始めて日が浅いので、このスタイルのゲーム自体が皆で嵌ってる真っ最中と言う事もあるのだが、BGMにステージ名の楽曲を掛けながらプレイすると大いに盛り上がる。
「ファン3万人」を「銀貨とってくれ」と言ってしまって「銀貨言うな!」と叱られたり、スターターでプレイしてて「『relations』星井美希」を打ちまくってたら、「『エージェント夜を往く』菊地真」を集めてたプレイヤーがぶち切れて「デックのコンセプトとなるユニットが大事だ。俺は『ゆきまこ』で行く」と宣言して「『First Stage』萩原雪歩」を集め始め、美希が真にちょっかい出すと雪歩が防ぐ三角関係が発生したり、「『I Want』天海春香」が「ヴァイ!」と呼ばれたり、「『迷走Mind』を『メーマイ』言うな」だったり、「『Kosmos,Cosmos』を『モッコス』言うな」だったり、「汚れたファン(愚民)を他の事務所に擦り付けて俺はきれいなファンを買うぜ」と宣言してブーイングを浴びたり、手札が愚民だらけになって「い…『いっぱい、いっぱい』…」と呻いたり、ちょっと遊んだだけでダイナミックな展開が続々。

「迷走Mind」や「inferno」なんかはコスト重いし、単体では無茶なパワーだとは思わないのだが、かなり早い段階で買い込んだヤツが居て、中盤に大変な事になってしまった。即ち、「ステージフェイズ、『迷走Mind』、『inferno』、『迷走Mind』、『inferno』、加えてノーマルレッスン4枚で計8コスト」とか毎ターン言い出すわけ。
「これは不味い。何とか止めなければ…『relations』!」「『inferno』で防御しまーす」「同じく『inferno』、愚民2枚ね」「ぎゃおおおおおん!」

「そろそろ寝るか」と言われて気付くと深夜2時。
「ってまだ2時じゃん。普段ならこの時間は起きてるだろ」
「いや、あの時計遅れてるんですよ」
「え?」
「今3時40分」
と言うのが昨夜(日曜の夜と言うか月曜未明)の会話で、今日は昼頃に起きて、皆で飯食ってから秋葉に寄ってスリーブとカードケースを買って帰ってきた。

これならブースター全部買っておけば良かったなぁ。通販や委託販売なんかはしてないのだろうか?
まぁ、その前に約450枚のカードをスリーブに納めるだけの簡単(で気が遠くなる)作業が控えているのだが、

追記

すぐ上で「通販や委託販売なんかはしてないのだろうか?」等と余計な事を書いてしまったためか、「どミリオン! 通販」等の検索ワードで飛んで来てる方がいらっしゃるようです。お求めの情報が無くて申し訳ない。
制作されたサークル様へ問い合わせたところ、してないそうです。で、これは確かサークル様のサイトにも書いてあったと思うけど、「ゲームマーケット2010に出すよ」と。じゃあ行くしかないね。

それと、「アイマスカードゲーム 同人」「同人カードゲーム」の検索ワードで飛んで来てる方もいらっしゃる様なのでついでにご紹介。
「どミリオン!」登場前はアイマスの同人カードゲームと言えばこっちの事だったと思うんだ。サークル「くらげシステム」様の「R@NKING BATTLE」「AUDITION BATTLE」「ENTRY BATTLE」「APPEAL BATTLE」
「R@NKING BATTLE」は持ってません。それ以降の3本は以前買いました。
残念ながら仲間内ではあまり流行らず、数えるほどしかプレイして無いんだけど、俺は好きです。
ちょっと(仲間内での)提案のタイミングが悪かったかな?と思わなくも無いのと、「二人用」のものについては需要として難しいかな?と。
二人用ってお手軽お気軽な感じがするけど、ドミニオンやカタンの様に、大勢で遊べる状況であれば大勢で遊んだ方が楽しいわけで、そんな時にノコノコと「二人用」を持ち出しても相手にされないわけですよ。でも、大勢で集まれる事はそう頻繁には無いので、少人数対応も大事だと思うんだけどね。難しいね。


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