アニメ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」 第03話

さて、三話です。
最初の山場となるのでしょうか?
先週から未央がフラグ立ててた気もしますが、

第3話 A ball is resplendent, enjoyable, and…

アヴァンタイトル、冒頭のファーストカットは「Happy Princess Live」と題した電車の吊り広告。
写っているのは城ヶ崎美嘉をセンターに、左から川島瑞樹、日野茜、小日向美穂、佐久間まゆの5人。
第一話アヴァンタイトルでも思ったけど、やっぱり不思議な組み合わせだなぁ。
今回はフルメンバーではない、そして、センターは持ち回りだったりするのかな?
あと、ライブの主催者はレコード会社じゃなくプロダクションなんですね。

卯月のハミングする「TOKIMEKIエスカレート」と共に、JR渋谷駅山手線ホームの大広告、渋谷駅前大交差点のフルーツパーラー西村の上の広告、そしてロッカールームの壁のポスター…と、その前で頭を揺らしてる卯月。
ちなみに、フルーツパーラー西村は画面では「北村」に、その左右の「ブックファースト」「もんじゃ」「三千里薬品」は「1st coffe」「お好み焼き」「二千年医院」に変えられていました。
渋谷によく行く人なら一目で「あぁ、あそこか」って分かっちゃうスポットですね。

「えへへっ、私達がステージに立てるなんて…」
「入って早々の大抜擢! 何が起こるか分からない!」

カメラ寄り過ぎて歪曲しとるw

「いやぁ、アイドルってすっごく楽しいよね」
「はいっ! 凛ちゃんはどうですか?」
「…まだ、実感わかないかな。ステージに立っている自分も、想像できないし。…アイドルの仕事って、こんな感じで決まっていくものなのかな?」

未央ちゃん、やる気満々。(フラグだ!)
そして、レッスンルームの扉を開ける三人。

「「「おはようございまー…」」」

そこに立ち塞がる前川みく。

「「「…す」」」

腕を組んで仁王立ちのみくにゃんをあおり構図で、

「遅れて来た新入りが先にステージに立つのは納得行かないにゃ! このみくとどっちが相応しいか、勝負にゃ!」

デンドンデンドンデンドンデンドン…デッデデーデデデデーデデデデー デッデデーデーデーデデデデーデー(違います)

Opening

やっぱこのオープニング泣けるわ。

Aパート

汗だくで、肩を震わせて大きく呼吸している未央、
トレーニングルームの床に倒れたみくにゃんの頭から猫耳が外れている。

「…壮絶な戦いだった」

ジェンガかよ。
周囲で呆れて見ている卯月、凛と、智恵理、かな子。

「ちょっと欲張り過ぎただけにゃ! みくは負けてない!! んに゛ゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛!」

流石は最初のエリア「原宿」ボスのみくにゃん、卯月達に最初に立ち塞がり、最初に負けるんですね。

「これってアイドルに関係あるのかなぁ」

無いね。

「あ、あの、私、みんながステージに出るお祝いに、お菓子焼いて来たんです」

潰れてるみくにゃんと、それで遊んでる智恵理。かわいい…

「いっぱい食べてください。まだまだありますから」

かな子が手にしてる箱意外に三箱積まれてるんだが、流石に作り過ぎだろ。

「じゃあ私も…」
「こーら、三村! お前もアイドルなんだから、体形の事も少しは気にしろ」

ベテトレさん登場。

「ところで、城ケ崎はまだか?」
「おっはよー!」
「城ヶ崎美嘉!…あっ、『さん』」
「「「おはようございます!」」」

やっと未央も「さん」付け出来るようになったか。

「くぅ~、あの城ヶ崎美嘉と、一緒にレッスンできるなんて!」

さっそく着替えてストレッチを始める城ケ崎姉、
ダンススニーカーの靴底が摩耗して割れてたりするのをさりげなく見せる構図。

「まずはお前が指導しろ。ある程度揃ったら見てやる」
「はい。あんた達、ダンスの経験は?」
「よく、学校の友達と遊んでました」
「わ、私は養成所で」
「ほとんどない、かな。今回のは、DVD見て覚えて来たけど」

身体能力は三人の中で未央が一番なんだろうけど、
たぶん凛ちゃんは記憶力が良くて呑み込みの早い天才肌じゃないかな。

「まっ、やってみないと分かんないよね。ここはババーンと、私にまっかせて♪」
「今日から、美嘉姉(みかねぇ)と呼ばせてもらいます!」

未央めっちゃ前のめりw
凛ちゃんが歌唱力の片鱗をうかがわせ、武内Pの目を惹く流れなどありつつ…

「ちょっと待つにゃー!」

みくにゃん、ルービックキューブを手に乱入。

「さっきはちょっと失敗しただけにゃ! もう一度みくと勝…」
「お前はお前で別にやる事がある!」

ベテトレさんに叱られる。
みくにゃんキャラ立ってるなぁw ベテトレ姉さんも美味しい。
それはそれとして、レッスンを疲れを隠せない三人と、それを見守る武内P。

夕方、部屋に戻って、プロジェクトのメンバーリストを見ながら思案中の武内P。

「何か、気になる事でも?」
「あっ、いえ…」
「バックダンサーの、あの子達ですか?」
「…はい、もちろん、みんな資質はあると思いますが、正直、まだ早いように思えて…」
「確かに、そうかもしれません。ですが、どちらにせよ、彼女達にとって、いい経験になるんじゃないですか?」

どちらにせよ、と言うのは、ステージ上で失敗してもそれはそれで、と言う理解でいいのかな?
日は変わって、衣裳部屋の三人。

「新しい衣装ですね。ん? これって冬のライブの!」
「ねえねえ、しまむー、これ見て!」
「あぁっ、勝手に触ったらダメですよぉ!」

なんか見た事ある衣装ばかりなんですが…。
ってか、もしかして全部ゲーム内のカードイラストで登場してる衣装なのか?w
と、そこにドアを開けて入って来た人が、

「あれ?」
「トレーナー…さん?」
「あ、妹です」

ルキトレちゃん来たー!
ベテトレさん来て、ルキトレさんが来た。
正直、ルキトレさんは来ないかもと思ってたんだがなぁ。

「本職は姉と同じトレーナーですが、まだ新人で…」

雑用に使われてる、と。

で、早速バックダンサーとしてのステージ衣装を合わせる三人。
それがなんと、あの「ゲーム内の最初のエリア『原宿』で奪い合う衣装」である「ロッキングスクール」と言うわけです。
衣装コンプ報酬のカードが纏う衣装とイコールですから、R松永涼のカードイラストの衣装でもあります。
あまり自己主張が強過ぎないクールな印象は、バックダンサー用衣装としても成立しますね。

「あっ、もう着てる!」
「それがステージ衣装? いいないいな!」
「でもぉ、お腹の辺りとか、ババーンと出しちゃった方が、セクシーじゃない?」

莉嘉とみりあちゃんが乱入。
莉嘉は故意に美嘉の語彙に寄せてるよね。

「にゃ! その衣装を賭けて勝負にゃ!」

今度はトランプを手にみくにゃん乱入。衣装の奪い合いってモゲマスか!w
懲りないなぁw だが、先手を取ったのは未央の方だった。

「じゃんけんぽん! あっち向いてホイ!」
「あっ」
「勝った!」
「「未央ちゃん強ーい!」」
「こんなのノーカンにゃ!」

相手のルールで勝負しない。これ大事。
シーンは変わって、レッスンルーム。

「よしっ、休憩。次はお前たちだぞ。おい前川、いつまでむくれてる」
「…はーい」

新田美波とアナスタシア、
前川みくと三村かな子と緒方智絵里、
島村卯月と渋谷凛と本田未央、の三組に分かれてレッスンしてる事になるのかな?

真剣にレッスンに取り組む三人、それを見守る武内P、
アナスタシアも少し心配そうにそれを見ている。

「美波、彼女達、オーバーワーク、大丈夫ですか?」
「本番近いから、みんな頑張ってるんだよ」

まぁ、根性論が幅を利かせる世界ですし。
三人それぞれに、帰ってからも自主練に励んでる様が止め絵で描かれる。

「卯月ちゃんたち、とーっても、頑張ってたよぉ。リーナちゃんも、美嘉ちゃんと一緒にステージに立ちたかったぁ?」
「…アイドルのバックダンサーなんて、全然ロックじゃないし」
「ふーん、そっかなぁ?」
「瞳に選ばれし乙女達、生命の雫を迸らせ、宴に赴くがよい。我は来るべき日に備え、今しばし漆黒の翼を休めようぞ」

こーゆー言い方もアレだけど、きらりんがちゃんと杏以外にも絡めているのを見てちょっと安心した。

Bパート

そして、ライブ当日。
会場の外には物販待機列とか、

「先輩たちから、色々学んでください。今日のすべてが、皆さんにとって、貴重な経験になります」
「「「はいっ」」」

と、そこへみく、かな子、智絵里が。

「まだ納得いかないけど、今日はみくを倒したみんなに託すにゃあ!」
「ライブ、頑張って!」
「みんなと一緒に、見てますから」

廊下にはホットミールがあったり。
まずは、バックダンサー控室に挨拶、たこ焼き食っとる。
更に、武内Pに連れられてメインの出演者の控室にも挨拶へ。
まず楽屋花か。まゆには「idolradio放送局」から、美穂には「lovemiho★Fanclub」から、川島さんには「TOKYOMXTV」から、美嘉には「エイティーン編集部」から、茜には「株式会社暁グループメディア部門」から、

「出演者の方々へ、ご挨拶を」
「こっ、こっ、今回、バックダンサーで出演させていただきます、島村卯月です」
「本田未央です。本日はよろしくお願いします」
「渋谷凛です。よろしくお願いします」

そして、出演者側。

「今日が初めてのステージなんですか? 緊張しますよね。私も今朝からずっと、緊張していて」
「はじめまして! 今日のライブ、全力で熱く燃えましょう!」
「初ステージ、うふっ、素敵ですね。分からない事があったら何でも聞いてくださいね」
「あらっ? あなた、この前会った子ね。今日はよろしくね」

ひとりひとりちゃんと名前を画面に出すのな。それにしても、まゆ無駄に怖いぞ。
美嘉も控室入り。茜との貴重な、あれ、アレなんて言うの? とにかく、貴重なシーンが、

緊張を感じ始めた未央、そしてステージリハへ。

「いつものシューズとは違う感じですね」
「慣れてないと、結構危ない…」
「通しでリハ行きます!」
「「あっ、はい!」」

リハでは何度やっても上手くいかない三人、心配そうな武内P。

「あのっ、もう一回できませんか?」
「これ以上は厳しいですね」
「どうしよう、凛ちゃん」
「分からないけど、せめてダンスだけでも合わせようか」

すっかり喋らなくなった未央、表情が明らかにヤバい。
控室に戻って昼食にするも、

「…なんだか、喉を通らないですね」
「…うん」

未央の様子がおかしい事に、凛もようやく気付いた模様。
物販で賑わうロビー、入場が始まり、シンデレラプロジェクトの他の面々も客席へ。

「あっ、ここだ!」
「えー? ここ? もっと近くが良かったぁ」
「でもぉ、ここも、とーくまで見えるよぉ。ねぇー?」

関係者席が後ろなのは仕方ねーべ。
そう言えば、7th横アリの時に関係者席とは別に、アリーナ内に散らした招待席があったっぽいのが今でも気になってる。

控室では、ステージ衣装に着替えて、緊張の面持ちでヘアセットしてもらってる卯月、
テーブルを見つめるように項垂れてピクリとも動かぬ未央、
そわそわと立ち尽くす凛、

ステージ裏では出演者達が円陣を組んで気合を入れている。
こーゆーステージ裏描写、アニマス、劇場版、シンデレラと作を重ねる毎に細かくなってるの面白いね。

そして、ついに開演。
最初の曲がおねシンなもんで、俺らがいつも見てるライブにしか見えないw

「は、始まっちゃいましたね。未央ちゃん」
「……。」
「…未央ちゃん?」
「未央? さっきから全然喋ってないけど、だいじょうぶ?」

どう見ても大丈夫ではない。
そして、スタッフから呼ばれる。
相変わらず呆けて固まっている未央を見て、凛は腹を括った表情で立ち上がり、未央の肩を叩く。

「行くよ!」
「……う、うん」
「卯月も行くよ!」
「ふぇっ? あっ、はいっ!」
「だいじょうぶ、本番は上手くいく!」

第2話では二人に引っ張り回されているだけの受け身だった凛が、ここへ来て二人を引っ張る展開か。
今ステージに立っているのは川島さんで、ステージ裏には茜と美穂に何か話している武内Pの姿が、

「よーし、じゃあ、行こっか!」
「「「はい!」」」

と、そこへ。

「みなさーん、どうですか? 元気ですか?!」
「出る時の掛け声は決まってますか?」
「か、掛け声ですか?」
「あった方がいいですよ」
「好きな食べ物とかどうです? 私なら、『ほかほかごはーん!』ですね!」

顔を見合わせる三人。
なるほど、さっきの武内Pは二人にこのフォローを頼んでいたのか。

「ちょ、チョコレート!」
「な、生ハムメロン!」
「フライドチキン!」

中の人ネタかw 卯月の中の人は生ハム好きで塩分の取り過ぎを心配されています。
どれにするかはじゃんけんで決めた模様。

「おっけぃ! じゃあ、楽しく、やろうね!」

表情がいい。
控室で不安そうにしてた時からここまでの目まぐるしく細やかな表情の変化がすごくいい。
とても丁寧に描かれていて最高だ。

「全員スタンバイOKです!」

ステージ下のポップアップに配置した三人、

「TOKIMEKIエスカレート」の前奏が流れ、カウントダウンが始まる。

「「「フライ、ド、チキン!!」」」

一気にステージへ打ち出され、宙を舞う三人。
客席を埋めるサイリウムの光…

言葉を失うぐらいの映像でした。緩急とか色々上手い。
ちゃんと着地を決めて踊り始めた三人をステージ裏のモニターで確認した茜と美穂はハイタッチ。
武内Pやスタッフもほっと胸をなでおろす。

そして、ステージシーン「TOKIMEKIエスカレート」。
あー、これ最高だわ。流石は三話、ちゃんと見せ場を持ってくるなぁ。
ステージ始まるまでの丁寧な表情描写でもうお腹いっぱいになってたのに、ステージはステージで、やっぱり嬉しい。
言うまでもなく、作画めっちゃいいし。

曲が終わり、ステージの方を見て頷き、更に客席の反応を窺がってから引っ込む武内P。
さりげないお仕事描写が渋いなぁ。

ステージの上では美嘉のMCパート。

「みんなー、ありがとねー! ところで今日、バックを務めてくれたくれたこの子達、まだ新人なんだけど、あたしが誘って、ステージに立ってくれたんだ」
「それじゃあ、感想でも聞いてみよっかな?」

急に振られてあたふたの三人、そして…

Ending

「全プログラム終了でーす」
「お疲れ様でしたー!」

そのままED曲およびエンドロールを重ねてきました。

「お疲れ様! 初めてにしては上出来じゃん。あたしの見込み通りって感じ?」
「ありがとうございます!」
「ありがとう、美嘉姉!」
「ありがとうございます」

止め絵エンディングじゃなく、普通にアニメーション続いてるんだけど、スタッフロールを「画面上の人物の顔を覆わないように」配置してるのが面白い。
作品によってはこーゆー場合、画面下2行分に横スクロールで流す事がありますが、それってひどく見辛いんですよね。
今回の場合、ちゃんと読めるように各画面で都度位置を調整し、プロデューサーの背中などに配置してる。

「お疲れ様でした」
「会場すごく盛り上がってましたね」
「堂々たる初ステージ、かしらね」
「次のライブも一緒に出られるといいですね」

演者さんから一言ずつもらって感動の三人、そして、武内Pも。

「お疲れ様でした」
「プロデューサーさん! あの、今日は…ステージに立たせてくださって、ありがとうございました!」
「…いいステージでした」

この後の卯月、凛、未央が抱き合って感想を語るとこ、凛があまり出さない声出してて嬉しい。

「今日はお疲れ様でした。この体験を、しっかり自分のものにしてください」
「「「はいっ!」」」

そして、部長から締めのお言葉。

「実に素晴らしいライブでした。スタッフ並びに出演者の皆様、今日の成功を胸に、また次のライブを目指しましょう!」

そこへ、シンデレラプロジェクトの他のメンバーも合流。

「ふふん、まぁ、今日の…」
「とーっても、キラキラしてたにぃ!」
「次のライブにでは出られないの?」
「今度はあたしも出して!」
「みくもステージに出たいにゃあー!」

みくにゃん、散々天丼で道化回しした上にオチまで担当するとは、今日一番働いたな!
そして、きれいにエンディングが終わり、その後がありました。

Cパート

空っぽの客席、解体中のステージ。

「これって、現実なのかな?」
「…夢みたいでしたね」
「…うん」

夢のようなステージでした。

感想

熱い展開でした。
失敗展開もあり得るかと言われてましたが、鬱展開にゃまだ早いか。
まぁ、初ステージこけてもどうと言う事は無いと思いますが、

普段うるさい未央が黙るだけでこんなにシリアスになるなんて、と言うのも面白かったし、
これまで受け身だった凛が一転して二人を引っ張る変化も見所でした。
表情がとても雄弁で、その描写に目を奪われました。

それと、何と言ってもトレーナーさん姉妹ね。
ゲームにおける次女(ベテラントレーナー)と四女(ルーキートレーナー)が登場したわけですが、両方とも中の人は藤村歩さん。
となると、「四姉妹全員が藤村歩さんなのかな?」と考えるのが当然ですが、それと同時に、「演じ分けの都合で間一人開けた次女と四女がアニメに採用されたのか?」等と深読みもしてしまうわけです。
その場合、三女のトレーナーさんはアニメには出て来ない可能性があるわけで、…それは困る。
ええ、私の好きなトレーナーさんは、マスターでもベテランでもルーキーでもない、無印のトレーナーさんですからね。

たとえ無印トレーナーさんがアニメに出ないとしても、とりあえずゲームの方でカードに声を付けて欲しいんですけど、如何でしょうか?


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