DS:ストーリー「秋月涼」転向断念ルート

絵理の時と同様に、ランクBエンドについても触れておきたい。
それ以外のエンドはまた別の機会に、と言う事で。

尚、先日購入した攻略本「Delicious Album」によれば、全勝エンド(俗に言うTrue End)以外の全てのエンドに固有の名称があるようなので、絵理の時のようなややこしい書き方をせずに、この名称を使おうと思う。

と言うわけで、話はepisode.8「夢、ゆがみの果てに」オーディション直前へと遡る。
「ロード・トゥ・トップアイドル」決勝でのあずささんとの勝負。
そしてそれは、男性アイドル転向を賭けて社長から課せられた一戦でもある。

が、スマン。涼、負けてくれ。

「これは…シャレにならない…。運命の大一番で、負けちゃうなんて」
失意の涼にあずささんは「ゴメンね」と声をかける。

「私、これから逃げないで、自分の夢に向かっていくわ。今日の幸運を…信じて」
お幸せに! まぁ、相手は俺なんだけどな。

事務所へ帰る足取りの重い涼。
「誰か、御願いだから、オーディション前に時間巻き戻してよぉ。ううぅ…」
主人公からリセット要請を受けるとは思わなかった。

「あなたには、もう一度、考えて欲しいの」
「いろんなものをトータルして…男の子デビューした方がいいのかどうかをね」
「男の子デビューしたは良いものの、後悔する結果になる事だって有り得るわ」
「『やっぱり女の子でいた方が良かった』とあなた自身が思うかもしれない」
「ファンや関係者全員から恨まれてまで、男のアイドルとして活動したくは無いでしょ?」

帰り道、夢を見失いつつある事を実感する涼。

ランクB1敗退ルート「大告白!? 進むべき道は……」

ライブや写真集発売記念のサイン会、TV番組収録と忙しい日々を送りつつも、そこに楽しさを感じている涼。
「夢が息切れしても、周りのみんなが、僕の背中を押してくれる…」
「って、いいのぉ? このままで~!」
…それはこっちの台詞だ。

社長の中でも完全に過去の話になってて、「まだ諦めてなかったの?」と言われる始末。
「諦めてないですよぉ…ただ、毎日が忙し過ぎて、考えてる暇が…」
ちょ、お前それ社長の前で言っちゃダメでしょ。
忙しくしさせとけば無くなる話だと思われちゃうじゃないか。

「同期の仲間に言う勇気も無いのに、いきなりみんなに発表だなんて、話が飛びすぎてない?」

愛や絵理に話して変態扱いされたら立ち直れない、と怖気づくが、その前に夢子さんに打ち明ける事を思い立つ。
「どうせ僕の事いつも見下してるから、これ以上、見下されようがないし」

な、情けない。

第一週、流行はDa>Vi>Voとなっている。
おや? 楽曲はまだ固定のままか。絵理で持ち歌固定後に敗北した場合は固定解除されてたと思うけど…。
衣装は「インディゴスパングル」に「くまみみ」「くまのて」等。流行適合。

月曜日、「夢子に秘密を!」コミュ。
涼はいつもの公園に夢子さんを呼び出した。
が、夢子さんは夢を見失って活動休止したやさぐれモードのまま。
「フン…どんな用事か知らないけど、もう放っておいて。私はあなたとは関係無い世界の人間なんだから」

自分はもうアイドルじゃない、ただの女の子だと言う夢子さんに、
「ただの女の子が、そんなに輝いてるわけないよ」
おぉ! 言ったね~。これは「フビト路線」発動の予感。(いやいや、それはない)

「私の秘密、聞いてもらおうと思って…」と本題を切り出す涼。
「僕はね…男なんだ」
「…は?」
「いや、『は?』じゃなくて…」
「あなた、なに言ってるわけ? もしかして、こんなくだらない冗談言うために呼び出したの?」
コケにされた、と完全に御立腹の夢子さん。

「気に障ったなら、もうこの話はしない!」→ Game Over!
今回はお得意の「脱ぐ」コマンドは現れなかったな。

「もういい加減、私の事なんて忘れたら?」
「あなた、最近大活躍じゃないの」
「夢を失くした私の事なんて忘れて、自分の目標、追いかければいいじゃない」

いやそれがね。聞いて下さいよ、夢子さん。実はこいつも夢を見失っちゃってるんですよ!

「目標が見えないなら、あなたもアイドルなんて辞めちゃったら?」
「だって、夢も無しに走り続けられるわけ無いじゃない」

それは違う、と反論する涼。
「ファンが応援してくれるから」
「ファンの声聞いてると、応えようって言う気に、自然になっちゃって」
状況に流されてるだけ、とも言うけどな。

火曜日、「TV収録」コミュ。
番組収録後の局内で、まなみさんに遭遇する。
「前からかわいかったですけど…今は、すっかり国民的美少女レベルですね」
…ひでぇ。
まぁ、それはそれとして、手隙の様だったので相談に乗ってもらう。
「確かに、今のままでも楽しい事は楽しいんです。でも、自分がはじめにアイドルやろうと思った動機とは、違うし…」
「アイドルって、人に夢を見せるのが仕事ですけれど…アイドル自身が、夢を見たって、いいですよね?」

もしまなみさんが僕の立場だったら?と訊くと、女の子のまま続けると思う、と即答された。
「自分のやりたい事をするより、誰かに認められる事をする方が、実は、大切なんじゃないかって」
「例え、私がどんなにやりたいって思ってても、それが他の人にとって何の役にも立たないなら、結局、自分も周りも不幸になってしまうと思うんです」
「それよりは、自分がやると誰かが喜ぶ事をしてあげたい…876プロを辞めて、そんな風に思う様になりました」
転職経験に裏打ちされた、まなみさんの本音だろう。
それはそれで否定出来ない。ニーズが無きゃどんな職業も成立しないんだし、

「それはひょっとして…まなみさんの実体験から思う事ですか?」
「あ…はい。でも、よく分かりましたね。私、今…とても幸せなんです。自分に合った仕事が見つかって、採用してくれた人も喜んでくれて…」
人物描写に深みが出て、とても上手いザッピングだよね。

夢を諦める事が幸せにつながる事もある、その言葉に考えさせられる涼。

水曜日、「武道館ライブ」コミュ。
武道館ライブの開演前に、武田さんが来てくれた。
「そろそろ、何か動きのある頃合か、とも思ってね」
今日のライブでファンの反応を確かめたい、と応える涼。
「客席から、もろもろ楽しみに見ている。それじゃあ」
いちいち気にかけてくれて、武田さんにはホント頭上がりません。

曲に入る前に、観客に呼びかける涼。
「もし、ある日、私が突然、全く違う子になっちゃったとしても、それでも、応援してくれますか?」
当然の如く、意味が分からず戸惑う観客達。
「私は、私のままが…いい?」「イメチェンとか、いらない?」「何もかもぜーーんぶ、このまんまで、OKー!?」
「み、みんな…そこまで、今のままの私を、気に入ってくれてるなんて…」
いやいや、それはそうだろう。うん、諦めろ。

「女装してる僕って、こんなにも愛されてるんだ…」

公演後に武田さんと話をする。
「いいライブだった。例え仮面を被っていても…君はたいしたものだ」

いや、もう無理だろ。これは、

木曜日、必須コミュを終えてオーディション解禁。テンション回復のため「休む」。
金曜日、満を持してオーディションへ。
その前に武田さんに会い、今日のオーディションを見に来て欲しいと頼む。
「このオーディションで、全ての決着をつけようと思います」

会場には夢子さんも、素直じゃないけど、涼に会いに来てくれたようだ。
「私ね。見えなくなった夢、思い切って捨てる事にした」
「でも、それはアイドル辞めるって事じゃないから。夢を捨てる事は、新しい夢を見るための準備」

ランクB2エンド「こんにちは、私の夢」

オーディションには合格するも、武田さんは憤慨している。
「あれが―君のあるべき姿だと?」

「私には、もうたくさんのファンがついてるんです」
「たとえ、私や武田さんがどう思おうと、『秋月涼』は、もうファンみんなのものなんです」
「女の子の私の姿を見て、喜んでくれてる人がいるなら、それでもいいって思うようになりました」
「これが私の答えです」

…複雑な気持ちだ。

「一生ピエロに徹すると言うのか?」
「はい、徹します。見た人が喜んでくれるのが、一番ですから」
「そうか、なら…もはや、何も言うまい。失礼するとしよう」
「あの…武田さん! いただいた歌、お返ししましょうか?」
「いや、返す必要は無い。あの歌はもう君とファンのものなのだから」

「君がその様な選択をした事は残念だが、それはそれでひとつの道なのだろう」
「僕のあげた歌は、女性アイドル秋月涼の歌として…ファンと一緒に育てていって欲しい」
なんかもう色々と申し訳無い気持ちでいっぱいです。

ステージを終えて、夢子さんに迎えられる。
「あなた、全然変わってなかった。ううん、前以上に…」
「ねぇ、夢子ちゃん。武田さんの事はもう忘れようよ。私もね。愛想尽かされちゃった」

武田さんの番組だけが歌番組じゃない、と説く涼。
「他に楽しい仕事、いくらでもあるから! 私達、もっともっと活躍して、盛り立てていかないと!」
「戻っておいでよ、夢子ちゃん。楽しいよ、アイドル!」
夢子さん復活。これはこれ…で? うーん…

事務所に戻って社長にも報告。
「私、ずっと女の子のまま、アイドル続けていきます!」
「私…、私の全てを、ファンのみんなに捧げる事にします♪ もう二度と、男の子には戻りません」
そう言う言葉の端々が、すっかり女の子女の子している吹っ切った涼。
ぎゃおおおおおん! 痛い、心が痛いよぉ!(T-T)

夢子さんとも一緒に衣服を買いに行ったりしてすっかり仲良し。
「ねぇ、夢子ちゃん。こんな風に一緒にショッピングに行くって事は、私達、トモダチ?」
「は? な、何言ってるのよ…この程度でトモダチなわけないじゃない。あなたみたいなトロイ女の子、せいぜいパシリ程度!」
照れ隠しのツン入りました。

「自分の夢を捨てる代わりに…、私自身が、みんなの夢になる」

…ふぅ。
バッドエンド、とは言いたくないが、これは精神的にきつい結末だなぁ。
これ、最後のオーディションに負けても、一部の台詞が違うだけで大筋は同じエンディングでした。

うん、感想は後で書く。
長くなりそうな気がしなくも無くも無い。

ちなみに、episode.8「夢、ゆがみの果てに」オーディションに勝利してepisode.9「僕は男だ!」に進むも、最後のオーディションには負けた場合は…

ランクA1敗退エンド「いつか本当の姿に…」

「自分としては、そこそこ上手く出来たと思ったのに…」
敗退に打ちひしがれる涼に、他の参加者が声をかけて来る。

「あなた、もしかして、私達の事バカにしてる?」
「どうして、そんな作った声で歌ったりしたのよ!」
「普通にやったら楽勝過ぎてつまらないとか思ったんでしょう?」

本当は男で、さっきのは地声だ、と説明するが、
「見え見えの嘘をついて誤魔化す気?」「失礼な人」
と強く詰られる。

社長にも「不慣れだった部分が相当出てた」と指摘され、涼は自分の認識が甘かった事を思い知る。

「こうなったら、長い時間をかけて少しずつ、みんなに分かってもらうしか…」
が、ライブ中にカミングアウトしても、そーゆーネタだと思われる始末。

夢子さんはと言うと、
「一瞬でも男だと思った私がバカだったわ。あなた、男装アイドルやりたかったのね」
「まあ、そう言うのに憬れる様になった理由は、だいたい想像つくけどね」
「あなた元々弱々しい性格だから、周りに舐められたくないって思ったんでしょ?」

「動機は100%当たりだけど、事実とは100%違ってるって~」
何と言う可哀想な展開。

「まあ、慣れない事は、辞める事ね」
「言っちゃ悪いけど、あなた…男装、全然似合ってないから」
「元から清純派アイドルの顔立ちなんだし、そのまま行ったら?」
次々と炸裂する追い討ち。やめて! 涼のHPはもうゼロよ!

そして、武田さんに謝罪。
「すみませんじゃ、すみませんけど、すみません…」
「駄洒落とは余裕だね。まぁ仕方ない。暫くは慣らし運転が必要のようだ」
あぁ、よかった。少なくとも愛想を付かされてはいないようだ。
武田さんと言う理解者が居なかったら、涼のメンタル面が心配になる。

「今の君の体には、すっかり、女性の呼吸、リズムが根付いている。それを、ゆっくりと変えていく事だ。そうすれば、やがてまた好機は来るだろう」
武田さんは涼の「真の目覚めの日」を待ってくれる様だ。

と言うわけで、残念だったけどまだ終わってないぜ的なエンディングでしたとさ。

これはこれで物語としては継続性がある終わり方で良いんじゃないかと思う。
と言うか、ランクA1勝利エンド(全勝エンド)だと、逆にその先の物語は作り難そうだよね。

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