THE IDOLM@STER STATION!!! 第60回

本放送はTGS2010のステージイベント「765プロダクション2010年度決起集会」の翌日だったため、荒らすネタを探す便乗アンチのハイエナどもが群がっていたようですよ。中の人達のノリはいつも通りなんですけどねw

と言う事で、冒頭は961プロがぶつけてきたライバルユニット「Jupiter」のリーダー「天ヶ瀬冬馬」のメッセージから。これはニヤニヤせざるを得ない。

THE iDOLM@STER STATION!!!

冬馬クンのメッセージの〆、「俺がお前らの全部を受け止めてやるぜ!」に対し、
ぬーぬー「受け止めてください!」
ミンゴス「え? ちょっとあたし考えさせて下さい」
はらみー「由実が受け止めてもらうの!

あぁっ、はらみーったらなんて分かり易い反応w
いやはや、過去の言動からも、この手のアレにストレートに食いつくのがはらみーである事は容易に予想がつきましたが、

ミンゴス「あはは、取り合え取り合え、そこ取り合え」
ぬーぬー「いや、いいです、どうぞ」
はらみー「あ、いいですか?」
ミンゴス・ぬーぬー「どうぞどうぞ

ニコ動のコメントを見ると、ミンゴスが空気読んで引いた、みたいな事を書いてるやつが居るが、これはどう聞いても「はらみーに気圧されて引いた」だろw
以前、はらみーが「ふしぎ遊戯」で熱く語ってた時と同じだと思うぞ。

ミンゴス「もう由実さんが興奮し過ぎでどうしましょう? 」
はらみー「ねぇ、どうしましょうねぇ」
ミンゴス「ぶっちゃけ、この由実さんのテンションを受け止められません(笑)」
ぬーぬー「確かに確かに。今日ね、そう、スタジオに入って来た時のこのハイテンションぶりったら、いつにも増してもうなんか、こぼしまくって、なんか、落としまくって、みたいなね」
ミンゴス「そう、そうなんですよねぇ。拭きながらこぼしてましたからね、お茶を。『はぁ~、またこぼしました!こぼしました!』…拭けてませんが何か? みたいな感じでしたけど…」

はらみーも取り乱し過ぎだが、二人とも暴露し過ぎだw

はらみー「あたし数週間前にこう、見せて頂いたじゃないですか。その時点で、あたし特に、その冬馬が好きで、『え、真ん中の人、真ん中の人がすごくかっこいい!』って…」
ぬーぬー「言ってた、言ってた、言ってた」
はらみー「名前が一致してなかった時だったので…」
ミンゴス「『真ん中の人』としか言わなくて…」
ぬーぬー「そう、『冬馬だよ、冬馬だよ』って言っても、何度言っても『真ん中の人』って言ってて…」
はらみー「ごめんなさい!」
ぬーぬー「覚えてあげて」
ミンゴス「せめて『茶色い人』って言ってあげて、みたいな」

茶色は髪の色ね。
ミンゴス曰く、「いかにも真ん中っぽい空気の出た」

立派なアホ毛がトレードマークのw

ミンゴス「どこがそんなに気に入ったの?」
はらみー「あの、なんか、あたし少女漫画がすごく好きで、その少女漫画に、ヒロインと結ばれる、こうなんかヒーロー役? が大概あーゆー髪型なんですよね。だからそーゆーのと、なんか被しちゃって…」
ぬーぬー「あ、完璧にルックスだったわけですね?
はらみー「…ルックスです」
ミンゴス「しかも、アレだよね。由実ちゃんの大好きな、ちょっとクールな雰囲気が…」
はらみー「そう、クールでちょっと悪そうな…」

分かり易いww
と言うわけで、ここで「天ヶ瀬冬馬」役の寺島拓篤さんを呼び込み。
私は最近の男性声優はあまりカバー出来てないですけど、この方は「アマガミ」等でお噂はかねがね。

冬馬より爽やかキャラだと言う評価に対し、寺島さんは「ラジオですからね!」との答え。
かなりラジオ向きな、フリートークの得意そうなノリですね。
で、お互いに「初めまして」と挨拶を交わした後…

はらみー「…へ? なんですか?」
寺島拓篤「(笑)…原さんはそーゆー感じなんですね。分かりました」
はらみー「あ、ごめんなさい。あ、ええと、ここだったんですね」
寺島拓篤「何フリだと思ったんですか。フリータイムじゃないですからね」
ぬーぬー「台本! 台本!」

由実さん、寺島さんへ「曲紹介お願いします」と振る流れが意識から抜けていたご様子。しっかりしろー!
と言うわけで、「天ヶ瀬冬馬」ソロの「Alice or Guilty」。

後半

今回の放送はコーナーと言うカタチで割ってないんですけど、一応都合上、CMを区切りにしておきますね。
CM明け最初の話題フリは「天ヶ瀬冬馬」の立ち位置の解説から。ニコ動の画面には「Jupiter」の三人が、

寺島拓篤「ま、色で言ったら(笑)、翔太が緑で、北斗が金色で、冬馬が茶色って言う…」

「黒井社長が今育てているアイドル」と言う説明のところで、「Weiß! Weißじゃないか!」とコメントが流れて、ついニヤニヤ。
ええ、「Weiß Schwarz」(ヴァイスシュヴァルツ)ではなく、「Weiß kreuz」(ヴァイスクロイツ)ですね。子安武人原案で声優ユニット先行でキャラクターとストーリーを作ったメディアミックスプロジェクト。ユニットメンバーは子安武人、関智一、三木眞一郎、結城比呂でした。
当時「声優グランプリ」等を読んでいた俺からすれば、子安が社長を務める(違います)961プロから男性ユニットが登場する事を予想ないし妄想してなかった人が存在する事自体が不思議。お前ら本当は女子中学生だろ? 年齢詐称すんなよ。

黒井社長の新エフェクトの件とか(いや、高木社長の新エフェクトもどうかと思うがw)、男性アイドルと女性アイドルがライバル関係になる世界設定の説明(アイドルアカデミー大賞)とか、冬馬の性格やプロフィール、中の人との共通点の話も、

寺島拓篤「誕生日が3月3日、魚座…」
ミンゴス「あ、なんか乙女チックね」

雛祭り…

寺島拓篤「趣味が、サッカー、料理、フィギュア集め…」
ぬーぬー「…料理」
ミンゴス「え、ちょっと待ってよ、ちょっと待ってよ」

ニコ動のコメントでは「ギャルゲーマニアが抜けてる」「なんだ、こっち側の人じゃないかw」等。
ギャルゲーってのは中の人、寺島さんの趣味ですね。

ミンゴス「ただ、もう一個の趣味がすげー気になる」
寺島拓篤「これなんなんすかね?」
ミンゴス「フィギュア集め」
寺島拓篤「俺も非常に気になってるんですよ」
ぬーぬー「何のフィギュアなんですかね?」
寺島拓篤「これ何なんだろうと思うんですけど…」
ミンゴス「ま、美少女フィギュアだろうねー」
寺島拓篤「あー、なるほど」
はらみー「アキバ…系だ、すごい」
ミンゴス「え、わかんないね。でもね」
寺島拓篤「でも共通点は、まさにそこだったり」
ぬーぬー「あー!」
ミンゴス「え? あ、寺島さんも…」
寺島拓篤「まさにそこなんです。僕、アクションフィギュア大好きで、集めてます。集めてるって言うか、うーん…」
ミンゴス「どんなのですか?」
寺島拓篤「美少女からロボットまで、ずいぶん幅広く…好きな作品のものはついつい買っちゃいますね」

こ、これは…アイマス名物相互フィードバックか!

ミンゴス「あ、じゃあこれ偶然なのかな? それとも寺島さんの趣味を、実はウィキ(Wikipedia)で見た、とか?」
寺島拓篤「そこは落とし込んでる、とか、そーゆー、いや、無いと思いますよ、ここに来てわざわざ役者フィードバックみたいなのは」
ミンゴス「結構アイマスは多いんですよ」

と言うわけで、中の人がキャラクターに影響を与えていると言う説明。
ぬーぬー「そうですねぇ、オーディションの時は、貴音さんの性格なんか全然違いましたもん、今と」

うん、貴音のキャラ崩壊は特にひどいw
そして、寺島さんに仕事としてのアイマスの印象を聴く。

寺島拓篤「非常にこだわりが強い作品だなって言うのは感じましたね、やっぱり。それだけしっかり作り込んでいるので、だからこそこれだけ人気があるって言うか、ぶれないんだろうなとは思いますね」

「ぶれない」と言う言葉には、このタイミングだと色々考えなくもありません。
「2」で対戦要素取っ払ってしまったのとかは、ファンにとっては紛れもない「ぶれ」でしょう。
ですが、私はゲームオタクと言うよりは声優オタクであり、声優に対するディレクションと言う観点ではぶれてないんだろうなぁとは思います。
まぁ、それについては別の機会に。

ミンゴス「元々アイマスってご存知でしたか?」
寺島拓篤「はい、知ってました。出始めた頃に『なんだこのデケー筐体は』って…驚愕した印象がありますね。知り合いがやってたりしたので、横で見てたりして」

アケマス筐体w
私はその前の「ドラゴンクロニクル」で「なんだこのデケー筐体は」でしたが、

好きなキャラは、最初見た時はやよい、今は真との事。
ぬーぬー「成長して髪の毛がちょっと伸びた今の真って事ですか?」
寺島拓篤「あ、でも、どっちも好きです、昔のも。僕、ショートカットのキャラが好きで、で、まぁ最初っから真かわいいなとは思ってたんですけれども」
ミンゴス「この真の変化とかどう思いました? 最初見た時」
寺島拓篤「いやもう、最高ですね。僕的には、めっちゃかわいいじゃないですか」
ミンゴス「かわいい! これ普通にホントに彼女にしたいよね
寺島拓篤「し、じゃい、したい、です。ちょっと今一瞬とまどいましたけど、確かにしたいです」

思わず噛む寺島さんw
続いて、寺島さんから見て「御手洗翔太」と「伊集院北斗」はどんな子?との問い。
冬馬とは違い、ふわふわとした軽いノリとの事。

この辺りはなんか流れが繋がってないので編集が入ってんのかな?と思わなくもないが、オーディションの話も。
ぬーぬー「歌とか歌ったんですか? やっぱり」
寺島拓篤「歌いました歌いました」
ミンゴス「何歌ったんですか?」
寺島拓篤「何歌ったんですかって…あの、さっき聞いて頂いた『Alice or Guilty』を」

寺島さんの立場からすれば「Alice or Guilty」を歌うのが当たり前なんだろうけど、確かアケマスのオーディション時にはゲーム楽曲は出来てなかったし、はらぬーの時には既存曲の課題曲+自由曲だったんだよね。もし、オーディションで「Alice or Guilty」しか歌ってないのだとしたら、それはそれでアイマス的には異例?

ぬーぬー「そっか、男の子ですもんね」
寺島拓篤「まさか今までの既存の曲…ちょっと気持ち悪いわみたいな感じに」
ミンゴス「それはそれでちょっと聴いてみたい気もするんですけど、『THE IDOLM@STER』とかちょっと聴いてみたいよね」
寺島拓篤「うわぁ、それハードル高いっすね」

最初のデモ音源はまだ完成度が低く「もにゃっとした感じ」だったそうで、「かっこよくなってて嬉しい」と。

ミンゴス「ホントかっこいいですよね。もうホント由実ちゃんの目がハートマークになるのが面白くてしょうがないんですけど」
はらみー「もうホントに、なんかホントに、あの二週間ぐらい前の衝撃が未だに忘れられなくって…」
寺島拓篤「(笑)」
はらみー「で、今、新しいバージョンを今日見せてもらったじゃないですか。よりグレードアップして、ウインクとかしちゃって…」
寺島拓篤「あー、あれビックリしましたね」
はらみー「カッコイイ!みたいな」

うん、ウインクは会場で噴いた。やるなぁ、と。
TGSでの反応が気になると言う話も。

ぬーぬー「黒井社長が出てきて、おっ、おっ、て思ったら、男!みたいな」
寺島拓篤「そう、子安さんが自信満々に言うから、どんなのが来るかと思いきや…」
ミンゴス「子安さんだ」

黒井社長のシルエットが子安さんに見えてくる、と言う話も。
歌うのは好きなの?と言う話から、「逆に、どーゆーのがお好きなんですか?」と切り返し、はらみーのラルクトークへ。

ミンゴス「先日のあのライブとか行ってますからね」
寺島拓篤「なんか、うっすらそーゆーのは伺ってたんですけど、ファンクラブにも…」
はらみー「入ってます、両方。あの、メンバー個人のファンクラブと、ラルクのファンクラブ両方入ってるぐらい好きなので歌って欲しいですね」
寺島拓篤「逆に歌えないですね、それ。重たいですね、それ」

即答で拒否w

ミンゴス「自分でもこの番組でガンガン歌ってますからね。『そろそろラルク歌ってもいい時期じゃないですか?』とか言ったりとか…」
寺島拓篤「そんな時期ないでしょう! 普通に」

次に番組に来る時は歌ってね、と。そして、ライブも…

寺島拓篤「Jupiterで? えぇっ?」
ミンゴス「ロボットダンスやってくださいよ」
寺島拓篤「うわー、大変…ロボットダンスならまだいけるかもしんないですけど、ひとりバク宙しなきゃいけないんで」

ハードル高いな。寺島さん、あからさまに引いてます。
まぁ、この一曲だけだとアウェイに招かれざるゲストって感じだもんねぇ。そりゃ引くわ。
この前にJupiterの中の人三人で取材を受けて来た、と言う話で、三人並ぶとバランスが似てる、とか。

寺島拓篤「女性ユーザの動きが気になるんですよね。結構アイマス多いじゃないですか、女性のユーザの方々も。女の子がかわいいって言ってたのに、男が入ってきてどうなるのかって言うね」

この手探り感がなんともw
「両方ダイジョウブな人」は一定数居るはずですが、女の子目当てだとどうなんだろう?

ミンゴス「最初やっぱちょっとビックリしたんで、由実さんは一人ハートマックだったんですけど、あたしその後、無言のまま10回ぐらいずーっとそのPV見たちゃって…10回見てだんだん、なんか、これ、好きかも」

TGS後のTwitter上での反応を見てても、PVを繰り返し見てると言う声、これはこれでアリかもと言う声は聴かれました。
個人的には「765プロダクション2010年度決起集会」時点でティンと来ちゃってたんですが、下手に褒めると場合によっては袋叩きに遭いそうだな。少なくとも俺のTimeLine上は平和だけどw

ミニドラマ:First Contact「天ヶ瀬冬馬」編

冬馬のキャラクター紹介的なミニドラマ。
雑誌取材に備えて喫茶店で予行演習をする千早、響、貴音の三人。
そして、たまたま居合わせてdisりまくる冬馬。うーん、これはいい961プロw
色々な意味で楽しみになって来ました。

Ending

先週同様に、まずコロムビアから9月22日発売の「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 Prologue」、
10月20発売の「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -FIRST SEASON-」の「01 天海春香」「02 我那覇響」「03 星井美希」、
11月17日発売の「04 菊地真」「05 如月千早」「06 四条貴音」の告知。

続いてバンナムから、765プロダクション公式サイトと961プロダクション公式サイトのリニューアルオープン&PV公開の告知。
そして、TGSで発表された1月10日のパシフィコ横浜でのライブ。詳しくは24日(金曜日)に公式ブログで告知との事。

ぬーぬー「本日はゲストに寺島拓篤さんをお招きしてお送り致しました。如何だったでしょうか?」
寺島拓篤「はい、なんか、楽しかったです↓ 普通に楽しんじゃいました」
ぬーぬー「あれ? なんか、ちょっとげっそりしてません? ダイジョウブですか?」
寺島拓篤「そんな事無いですよ。全然、全然、むしろこれぐらいの方がやり甲斐が…」

疲労困憊の色が見えますw
次回ゲストは「伊集院北斗」役の神原大地さんとの事。
レギュラーコーナーがお休みなのは残念だが、暫くはこの祭りを楽しむとするか。

終わりに

公式ブログの方の21日のエントリの「最後に、大切なお願いがございます。」に対し、バンナムは声優を盾にするのか、とのバッシングが見られました。

実は、このアイステ第60回の本放送直後に、一部で原由実さんをバッシングする声が上がってたんですよ。
バンナムは、石原氏や坂上氏に対するバッシングは甘んじて受けるとしても、仕事を頼んでる声優さんに対するバッシングを見過ごす訳にはいかない。それであのエントリになったと言うわけです。

そもそも、バンナムだろうがなんだろうが、メーカーが声優を批判の盾にする事なんて有り得ない。
これはもう誠意や信頼の話ではなく、そんな事が「可能か否か」と言う次元で、それが盾になるわけがないし、盾にならない事を分からない訳がない。貴方達が冷静ならばそんな高難度な誤解は最初からしなかったと思いますし、その様に誤解してしまった事自体、アンチの意にまんまと嵌ったと言う事だと思います。
バンナムが信じられない、バンナムに裏切られた、そう言った思いが暴走して、合理的に考えれば有り得ないようなすごくアクロバティックな理由付けを妄想しちゃってる。お前らちょっと落ち着け。

普段からアイステを聴いてる人間にとっては、むしろいつも通りの原由実さんでした。
ぬーが大好きな俺としては、はらみーが前に出過ぎてぬーが影に隠れてしまったのが残念なぐらいに、はらみーは平常運転。

少女漫画の美形キャラに目をキラキラさせる原由実さんが嫌なら、原由実さんの演じるキャラクターだけ見てればいいじゃないですか。彼女らの事務所は彼女らに対して、演技の以外のお仕事において「男性のオタクに媚びるキャラ作り」を要求していない。それだけの話ですよね。
独立した人格を持つ一人の人間である声優と言うものを楽しめないなら、最初から声優のラジオなんて聴くべきじゃない。アイマスファンで「俺、声優にはあまり興味ないから」なんて人は極普通に居ますし、それはそれで構わないでしょう。

素のままに美形キャラに萌える原由実と言う声優が気に入らないのは、貴方の自我の壁の内側の問題であって、バンナムやコロムビアやアーツビジョンや原由実の問題ではない。違いますか?