DS:ストーリー「秋月涼」episode.2

ストーリー「秋月涼」episode.2「仲間?ライバル?同期と勝負」

と言うわけで、恒例の同期対決エピソードもこれで三回目です。
やる気満々の愛に、気が進まない様子の絵理。

涼はまなみさんのサポートを期待していたようだが、
「あたし、実力も年も一番下だもん」
既にプレイして知っている通り、まなみさんは愛のサポートに付く。

「僕だって、ハンデある分色々と不利ですよー」
孤軍奮闘?
律子姉ちゃんも忙しそうです。
亜美は仮面ライダーWごっこをしている様だ。(嘘)

第一週、流行はVo>Vi>Daとなる。
楽曲は「”HELLO!!”」にして、衣装は「ノエルアンジェリーク」に「ひまわりの一輪挿し」等。
流行適合。

月曜日、メールが4通も来ていた。
一通目と三通目が社長からの定例メッセージで、
二通目は律子姉ちゃんからの、前回のオーディション合格に対する祝福のメッセージ。

ともあれ、こうして人様の前に出て仕事をする以上、ハンパな真似だけはしないように。
何よりファンを悲しませるような事は厳禁よ。マジメに女の子、頑張りなさい。

…完全に周囲の思惑通りに進んでるじゃないか。
そう言われてしまうと未来永劫この路線で行くしかないぞ。

で、最後の四通目も律子姉ちゃんから。
件名は「私は無理だけど」で、本文には時間と場所と「半休暇中だから、手伝ってくれるかも?」とだけ。
え? 誰なの?

と言う事で「神社で待ち合わせ」コミュ。
真が登場。
「でも君、律子のイトコの割りに、メチャメチャかわいいよね」
リッチャンハカワイイデスヨ?
女の子女の子してる、と涼を羨む真と、その評価に落胆し泣く涼。コレは面白い。
「いつも律子には世話になってるし」と、助力してくれる事に。

火曜日、必須コミュ1つの他に、必須ではないコミュが2つも湧いてる。
必須コミュ消化したら消えそうな気がするので、先に消化しておく。
まずは「ライブ(市民ホール)」コミュ。
愛とユニットでライブなのか? 愛は何やら奇声を発している。
「うきゅううう~~~」
最近レッスンがハードで疲れがたまっている様だ。

涼がその場の材料で作った即席の栄養ドリンクを振舞う事にする。
主材料と、味を調える材料を三択から順に選ぶ。
最初の選択で「バナナ」にするか「レモン」にするかで迷うが、すっぱいの苦手だとアレなので、無難に「バナナ」を選択。
次に…いや、これ消去法で「ハチミツ」以外在り得ないでしょう。「ハチミツ」があるなら「レモン」でも良かったかも。
甘過ぎて口の中がぐにょぐにょすると言われてしまった。
「それじゃあ涼さん、いってきます。もにょもにょもにょ…」
あちゃー!(ノーマル)

水曜日、もうひとつの必須でないコミュ、「握手会」コミュ。
愛の時には、もうちょっとランクが上がってからあったような気がする。
あ、場所が同じ書店と言うだけで、あれはサイン会だったか。
「みんなが喜んで握ってくれたの、実は男の手なんだ。許して…」
www絶対に許さない!

握手会終了後、えらい暗い顔でまなみさんが登場。話があると言う。
ん? そう言えば絵理の時このエピソードでまなみさんに「手伝い」させられたな。
と言うことは…
「合格枠がせめて二つだったら」
あぁ、やっぱり。それはそれとして、まなみさんの涙を優しく拭う涼。

「や、やめてくださいよぉ。こんな時だけ、クン付けなんて」
「なんとなく、言いたくなっちゃった♪」
後に年上キラーとして名を馳せる事になろうとは、この時には誰にも想像出来なかったのである。

木曜日、本筋に戻って必須の「深夜のトレーニング」コミュ。
常識的に考えて、真の体力についていけるわけが無い。
「あんまりガッシリしちゃうと、アイドルっぽくなくなるから」
ぱっと見では小柄で華奢に見えるもんなぁ。結構苦労してんのね。
「身も心も…。いつか、私も?」
えーっと、どっちの意味で言ってるのかな?君は、

あ、真、今すごいかわいかった。
きっと良いプロデューサーがついてるんだな。

金曜日、「ミーティング1」コミュ。
え? 765プロで? 言われた通りミーティングルームで待っていると、血相を変えた真が飛び込んで来る。
『あの菊地真、駆け出しアイドルをひっかけラブラブデート!』
なにフライデーされとんじゃーい!
『夜の繁華街でなかよくツーショット!やっぱり中身は男?』
…噴いた。
「あ、男って真さんの事ですか」

記者会見で疑惑を晴らすと言いだした真。
なんかさぁ、涼の知名度アップに貢献して貰ってるみたいで申し訳無いね。
「涼、恥じる事は無い。堂々と僕達の関係を公表しよう!」
真は師弟関係って言いたいんだろうけど、そう言われるとなんか恥ずかしいです。

土曜日、「記者会見」コミュ。
なんか同期対決と言う本筋からだいぶ外れてしまった気が…。
「よく来たな、この野郎」…うわっ、凄く選びたい!でも、我慢我慢。
記者にどのような関係かと問い詰められる涼。選択肢は、
「ピュアな関係」「プラトニックな関係」「コンサバティブな関係」
…面白くないコンサバは除外して、どっちを選ぼうか。

「私達、朝顔の種じゃないんです」
「あくまでフラットな関係だと言うんですね」
噛み合ってるんだか噛み合ってないんだか、

多分コレで必須コミュ終わったよね?

日曜日、絵理のステージを見に行く。絵理の胡麻和えかわいいなぁ。
プレゼントは「悪魔の腕輪」。悪魔セット2つ目?

第二週、事務所前で絵理に会う。
朝からこんなかわいい子に会えば元気になるに決まっている。
流行は反転してVi>Vo>Daとなる。楽曲は「キラメキラリ」で、衣装は「サニーサイドオブザムーン」。
流行該当。

月曜日、まなみさんから「レッスン時に先輩に会っても失礼の無い様に」とメールが来ていた。
そうそう、一通り会っておかないと。確か初回遭遇は挨拶だけだから、ランクアップまでに2回会わなきゃいけない。
で、Daレッスンに行ってみたが、誰にも会えずにパーフェクト評価。

火曜日、Daレッスンでパーフェクト評価。誰にも会えず。
水曜日、Voレッスンでパーフェクト評価。誰にも会えず。
木曜日、Viレッスンでパーフェクト評価。誰にも会えず。

やっぱ序盤は遭遇率低くね?と思ってたら、
金曜日、Viレッスンで「あれ? あそこに誰か女の人が…」春香さん登場。
急に声をかけた、と言うだけで転んで下さる、今日もサービス満点の春香さん。
更に、去り際に「こんなところにバナナの皮が!」…サービス過剰です。
「もう、やだー!」…かわいいと思ってしまう。あざといぜ春香さん。
カンストコメントが出ていて、レッスンはパーフェクト評価。
イメージレベルは「Lv.4」→「Lv.5」とアップした。

土曜日、Daレッスンで美希が登場。
中の人が涼クンに好感触だったせいで身構えてしまうぜ。
「いつもこの辺で、レッスンやったりやらなかったり、プラプラしてるの」
…しろよ。
こっちもカンストコメントが出ていて、レッスンはパーフェクト評価。
「レッスンばかりしてていいのかな?」
そうは言っても、今の内に会っておかないと次のエピソードで全員に2回ずつ会うのは大変だぞ?

日曜日、愛のステージを見に行く。お、なかなかセクシーな衣装だね。
プレゼントは「くまみみ」。熊セット?

第三週、事務所前で絵理に会う。テンション上がらざるを得ない。(既にMAXだけど)
流行は下だけ入れ替わってVi>Da>Voとなる。レッスンはもう十分と言われたが、そうも言ってられないのです。
楽曲と衣装は変更無しにしたら、イメージレベルが「Lv.4」に落ちた。

月曜日、Voレッスンでパーフェクト評価。誰にも会えず。
イメージレベルが「Lv.4」→「Lv.5」にアップ。

火曜日、Voレッスンでりっちゃん登場。
え? ストーリーでしっかり絡んでるのにレッスンにも出て来るの?
「取り急ぎひとつだけ、超重要アドバイスをしておいてあげる!」
なになに~?
「レッスン場では、女子と一緒に更衣室に入らない事。いいわね?!」
………。
「絶対に忘れちゃダメよ~。じゃあね~♪」
すっごい楽しそうなんですけど!
レッスンはパーフェクト評価。

水曜日、Voレッスンでパーフェクト評価。
ついにVoもカンストコメントが出た。誰にも会えず。

木曜日、いつのまにかコミュが湧いていたので「ミュージカル」コミュ。
真に案内されて、帆船の甲板のセットが組まれたステージを見学。
ここでのロングラン公演の前の休暇中だった様だ。ピーターパンかな?
せっかくだからと練習に参加させてもらうが、全く様にならない。
なるほど、「踏みたい地雷」選択肢を避けてれば勝手にパーフェクトになるのか。

金曜日、Daレッスンでパーフェクト評価。誰にも会えず。

土曜日、社長から「八方美人にならないように」とのメール。いや、会えて無いから!
Viレッスンでグッド評価。

日曜日、絵理のステージを見に行く。「キラメキラリ」がとてもかわいい。
プレゼントは無し。

第四週、事務所前で調子の良さそうな絵理に会う。絵理の笑顔MAJI最高!
流行はDa>Vi>Voに変化、これはちょっと合わせ難いかも。
楽曲は「THE IDOLM@STER」で、衣装は「インディゴスパングル」にする。

月曜日、Viレッスンでパーフェクト評価。誰にも会えず。

火曜日、またコミュが湧いていたので、「ファンイベント」コミュ。
絵理と一緒に「花やしき」でのファンイベント。
何故か絵理に避けられてるっぽい。胸が締め付けられるぐらい悲しい。
最初はぎこちなかったが、徐々に距離が縮んでいく。これは観覧車に誘わざるを得ない。
「…5分もかからなかったね。ここの観覧車、なんであんなに小さいの?」
「世界最小って書いてあった…」
orz

水曜日、あと一人ぐらい会ってから進みたいと思ってたら、Viレッスンで亜美に会った。
「ゴール前で空振りしたサッカー選手」を落書きしようとする亜美を諌める。
涼、お前ってたいてーのアイドルは名前知ってんのな。
レッスンはパーフェクト評価。

木曜日、Viレッスンで雪歩に会った。
「は、はいぃ。不束者ですが、今後、気が向いたら、宜しくお願いしますぅ」
「それじゃあ私、帰ります。事務所に帰って、一人反省会しなきゃ…。ぐすっ」
が、頑張れ、ゆりしー!(違)
レッスンはパーフェクト評価。

金曜日、Daレッスンで伊織に会った。これで6人全員!ラッキー♪
伊織ってSPをプレイするまではあまり印象無かったけど、凸を差し引いても十分にかわいいよなぁ。
共に歩んだ日々がそう思わせるんだろうけど…。
レッスンはパーフェクト評価。

土曜日、さて、オーディション行くか。
真が同行してくれる。ここまで付き添ってくれるなんて面倒見がいいなぁ。
「同じ時間を、同じ気持ちで過ごすから、たくさんの事、分かりあえるんだ」
「涼!怖がらないで。勝っても負けても、無くすものなんてあるもんか」
真さん男前だぁ。

「思い切りぶつけ合おう。僕達の…今を!」

思い出25個、6回まわして1回外すも、90%以上を保って合格。
「伸びたなー!ほんのちょっとの間に」
「伸ばしてくれたのは、真さんです!」
なんかこの師弟かわいい。

涼は真からたくさんの事を学んだようです。

DS:ストーリー「秋月涼」episode.1

ストーリー「秋月涼」episode.1「掟破りのデビュー」

まずは事務所にて、同期の二人と顔合わせ。
しかし、女物の服を着せられて落ち着かない涼。
それに対して、まなみさんは、
「やだ、エッチ…挨拶の時ぐらい我慢して下さい」
て、てめぇ。なんだその侮蔑に満ちた眼差しは!
誰のせいでこんな事になったと思ってる!
誤解を生むような言い方をするなー!

挨拶はどうにか無事に終え、石川社長と今後の事を話す。
事務所の中でも女の子として振る舞わなければならないのか?と言う涼の疑問に、
「バラしてもいいけど、その時はあなた、あの二人からどんな目で見られると思う?」
足汁Pの答えも訊いてみたい問いかけではあるが、そんなん後からバレる方が絶対ダメージでかいわ!

「どう?生まれて初めてのスカート姿は?」
何その恥辱を煽るが如き問いかけ。
「泣いてもいいですか?」
「いいわよ。涙は女の武器ですもの」
…噴いた。この社長には全く勝てる気がしない。
それは同時に、涼がこの後ずっと彼女の掌の上で弄ばれる事を意味するが、

女装に慣れるために、その格好のままで街を歩いて来いと言う。
…あぁ、うん、確かに。そうだね。CERO-Cだったね。
女装して白昼の野外羞恥プレイぐらいするよね。

…って、しねーよ!
おかしい!これは絶対におかしい!機構に再審査を要求する!

第一週、流行はVi>Vo>Daで、楽曲に「GO MY WAY!!」、衣装に「ダークゾディアック」を選択。
ランクFで、イメージレベルは「Lv.1」→「Lv.2」とアップ。

月曜日、いつも通り最初の週の社長からの連絡事項4件の他、イメージレベルアップにトリガした律子姉ちゃんからのメールも来ていた。
そうだ。涼の主観を尊重し、ここでは「りっちゃん」と言う呼称の使用を中止して「律子姉ちゃん」に合わせる事にする。

まずは「女装で散歩」コミュ。コミュ名から全力でアレでナニです。
『CEROが来い』とか『ここにCEROを建てよう』とかタギングしたくなるぜ。
まなみさんに連れられて、新宿東口アルタ前。女装デビューなのに最初からハードル高い。
石川社長とまなみさんのサディストぶりが窺え、期待が膨ら…あ、いや、ゲフンゲフン!
「下着もキュウキュウだし、こんなの履いてたら、今にもはみ出しそう」
も、もうやめてあげて! 俺が笑い死ぬ!

「身の回りの小さい幸せが好きって言うか…」
「女装が似合う理由、分かる気がしてきました」
前から思ってたけど、まなみさん、貴方地味に酷いよね。
そうこうしていたら、よりにもよって同級生達に遭遇と言う(恐らくまなみさんの予定通りの)ピンチ。

火曜日、石川社長にお供して「TV局見学」コミュ。
胸パットのせいで肩が凝ると言う涼。社長はいつも一言多い。
常日頃からちょいちょい涼の心を折っておいて、最終的に絶対服従させようと言う気概が窺える。

緊張のあまり尿意を催す涼。
「みんな見てるのに、僕、どっちに入ればいいんですか~?」
「それは女子用に決まって―」
「でも、そんなの犯罪じゃないですか」
CERO-Cだから平気!(←ダメです)

水曜日、非必須の「ミニサイン会」コミュ。
全然客の来ないショップイベント後、電気街で尾崎さんに遭遇する。
意外な事に、PCパーツ屋の帰りだと言う。

「このすぐ近くに私の親戚がやってるパーツショップがありますけど」
パーツ屋と言っても、秋月電子通商はPCパーツは扱ってなかったと思うよ。

尾崎さんがPCパーツって意外だと思ったら、絵理に話を合わせるためだと言う。
「何事も信頼関係が大切でしょ?」
本当に意外だ。話を合わせる前にやる事があるだろ。
表面的に馴れ合う事しか出来ない(分からない)人って事なのかなぁ。
努力は認めるが、方向性が完全に間違ってるのは気の毒。

涼は尾崎さんに絵理との馴れ初めを聞く。
「見つけたのは偶然だったんだけどね。私は、ある条件を持った子を探してて、たまたま目についたのが、絵理だったの」
ある条件って?
「強いて言うなら―“華のある子”ね」
「私には、その華、あるのかな…」
「試してみる?」
尾崎さんまで、涼に何させるつもりですか?
「今、あなたがこの街頭で、人の目を引こうと思ったら、どうする?」
…正解の選択肢、無くね?

木曜日、「水着でアピール」コミュ。…遂に出ました。
「こ、これは…いくらなんでも、あんまりだよ~」
まったくだ。
まなみさんが遅れて来たのも故意なんじゃないかと思えてくるぜ。

まなみさんはまなみさんで愛の面倒も見なきゃいけないので大変みたいだ。それはそれとして、
「そのビキニ姿でも平気でいられれば、女装にすっかり慣れたって事ですから」
その結果、絵理と水着でイメージビデオ撮ったり、愛と水泳大会で騎馬戦ですか。
…慣れって怖いと言うか、惨いと言うか。

「こんなにたくさん人がいるのに?」
「いるからいいんじゃないですか」
鬼畜の所業と言うか、どこまでもエロゲと言うか。

「僕もうやだー」(涙目&逃走)
そして、プールに転倒。タッチコミュでまなみさんに掴まる? やべっ、胸はダメだぞ、胸は!

金曜日、必須コミュ終了でオーディション解禁。
コミュでグッドやパーフェクトが取れずに「ノーマルメモリー」が続いていたので、自然減少分でテンションどん底になっている。
さて、レッスンを始めますか。Voレッスンでパーフェクト評価。

土曜日、Daレッスンでパーフェクト評価。

日曜日、愛のステージを見に行く。
「家の中では僕は男、家の中では僕は男…」
言い聞かせてないと間違えるのか? 可哀想に…
律子姉ちゃんが部屋に来た。
「たまに来て見れば、なんだか変な成長を遂げてるみたいね。将来が不安だわ」
…半分以上あんたも原因だろ。

プレゼントは「月かざりの腕輪」。
「喜ぶのはいいけど、それ…全部男の子からだからね?」
不憫。

第二週、事務所前で愛に会う。いつも元気そうで何よりだ。
社長「アイドルの仕事がどんなものか、つかめたかしら?」
…主に羞恥プレイ?
「色々な要素があるから、ちょっと混乱してるみたいね」
色々は無かったよ! まだレッスン2回と羞恥プレイしかしてないよ!

流行はDa>Vi>Voなので、楽曲は「エージェント夜を往く」、衣装は「ピンクミリタリー」に「うさみみ」や「天使の羽根」を付けた。
今週はコミュが湧くまでレッスン漬けかな?

月曜日、Viレッスンでグッド評価。
火曜日、Daレッスンでパーフェクト評価。
水曜日、Viグッドでグッド評価。
木曜日、Voレッスンでパーフェクト評価。
金曜日、Viグッドでグッド評価。イメージレベルが上がって「Lv.2」→「Lv.3」となる。
土曜日、Viグッドでグッド評価。

日曜日、絵理のステージを見に行く。
プレゼントは無し「そんな~…」

第三週、事務所前ではまた愛に会う。
流行は変わらずDa>Vi>Voなので楽曲も衣装も変更しない。
「レッスンはもう十分よ」との事。でも、コミュはまだあると思うよ。

月曜日、Viレッスンでグッド評価。
火曜日、もしかしてと思い「休む」にしたが、コミュは湧かず。
水曜日、Viレッスンでグッド評価。
木曜日、Daレッスンでパーフェクト評価。イメージレベルが上がって「Lv.3」→「Lv.4」となる。

金曜日、「ヒーローショー」コミュが湧いていた。Daレッスンの回数がトリガーか?
デパート屋上で行われるヒーローショーで、怪人に攫われる役だと言う。
愛も一緒に来ていたが、元気過ぎて選考に落ちる。

土曜日、Voレッスンでパーフェクト評価

日曜日、愛のステージを見に行く。なかなか情感のある「relations」ですね。
プレゼントは「しろうさみみ」。残念、被りだ。

第四週、事務所前で絵理に会う。なんかしみじみかわいい。
流行はDa>Vo>Viとなる。確か土曜のレッスンでそうなってたから、変更無しでいいな。
うん、流行適合。

月曜日、新たに2つのコミュが湧いていた。
恐らくどちらかはVoレッスンの回数がトリガーだったのだろう。
まずは「歌のコーラス」コミュでバックコーラスのお仕事。
待ち時間中に絵理がクロスワードパズルをしている。
「服に付けるマイクの事、五文字で何て言う?」
表情が乏しいので分かり難いが、緊張しているらしい。
リラックスさせようと一緒に深呼吸したら、今度は寝てしまった。

火曜日、続いて「ライブ(ライブハウス)」コミュ。
緊張した涼が気持ちを落ち着かせようとしていると、社長が慌てた様子で飛び込んで来る。
「ステージに出た絵理が、歌えないまま固まっちゃってて」「すぐに出て交代して!早く!」
なんとかフォロー出来たようだ。絵理にもこんな事があるんだね。

水曜日、オーディション前にもっかい「休み」入れとくか。

木曜日、「チラシくばり」コミュが湧いてる。
「休み」の回数がトリガーなのか? 今後は各エピソード中で2回は休もう。
愛と一緒に夕暮れの商店街で、プロフィールを書いたチラシを配る。
「隙見てポケットにむぎゅっと突っ込んじゃえば、大OKですよね?」
お前、どんだけアグレッシブなんだ。
その内に東京都迷惑条例違反かなんかで検挙されるぞ。
「スカートの中、なんかブワッて膨らんでません?」
ちょww、涼なにやってんの!

「はい、出してください」
「だ、出せないよ~!」
(註:作為的な抽出です。)

「こうなったら無理矢理にぃ!えーい!」
どうにか公衆の面前でスカート捲られるのだけは回避出来ました。

金曜日、社長からもメールで急かされたので、オーディションへ。
「僕、ほとんど歌の実戦経験積んでないんですけど、大丈夫でしょうか?」
序盤、羞恥プレイ紛いの事ばかり強いられていたから不安になるのも分かるが、バックコーラスやライブのコミュもあったじゃないか。自信を持て。
「あなたの場合、女の子の衣装に慣れるカリキュラムの方が優先だったものね」
社長もまなみさんも楽しんでたよね。絶対、

「恥ずかしい思い、たくさんした。けど、それは全部、今日勝つためなんだ」
あまりの健気さに涙が出る、そうだよね。そう思わなきゃやってらんないよね。

思い出が23個もあったので一生懸命まわしたが、8回しかまわせなかった。
初期状態のまま90%を維持して合格。
涼の「エージェント夜を往く」カッコイイ!

ランクEになりました。

DS:ストーリー「秋月涼」prologue

最後を締め括るのは涼クンです。
とりあえず、ディアリーステーションでもお馴染みのプロローグ部分から。

…まぁ、どう見ても男の子ですね。
たぶん共学にも関わらず、初っぱなから同級生の男子に告られる涼クン。
「秋月なら男だっていい!俺、本気なんだ!」
「嫌だよぉ、男同士なんて!」

予てから考えていたらしく、意を結して従姉弟のりっちゃん(律子姉ちゃん)に会いに765プロへ行く涼。
「僕、イケメンになりたいんだ。もっと格好良くなって…」
「どうしたの?さては女の子にでもフラれた?」
それならどんなに良かった事か。

「律子姉ちゃんは、僕が見知らぬ世界に旅立っちゃってもいいの?」
The (Dazzling) World ! …って、コレ嫌な伏線だな。
「…わけわからない」
この時にちゃんと説明していれば、悲劇は避けれたんじゃないのか。
そして、ライブハウスで876プロの岡本まなみマネージャー(仕事中)を紹介される。

トラブルによりステージに穴が空き、涼が穴埋めに歌う事に。
「ここでポイントを稼いでおけば、デビューへの道、開けるかも」
りっちゃんの口車に乗せられるのはいいとして、衣装が女物と気付いてもそのまま着ちゃう弄られ体質は…。
「えーとっ、なに歌えば?」
…歌の前に女物を着せられてる事をもう少し気にしろよ!
りっちゃんもまなみさんもほぼスルーじゃねーか!

元々レパートリーにしていた「GO MY WAY!!」を披露する涼。
「そっか~。イケメンデビューは無理でも、こっちの手があったか~」
ぱーどぅん? 律子さん? あなた何言ってんすか?

「ウチに来ませんか?」
「えっ、でも、ちょっと待って下さい。僕、男ですよ?」
「えっ、男…?男の人???」
素で気付かれてねーし!

涼クン、言わなくても分かると思わずに、ひとつひとつをしつこいまでに説明して話を進める習慣を付けないと、みんな自分の都合の良い様に勝手に理解して、大変な事になるぞ。
りっちゃんまで乗り気になってしまう。ひでぇ…

「やだっ!女の子でデビューだけは、やーだー」
「ウチなら男の子デビューでもいいです!」
…そう言われたら仕方ないよな。
「いとこの私を裏切る気?」
どっちが裏切りだよ!

昔からりっちゃんに玩具にされてたらしい。その時に弄られ体質が身に付いたのか。

そして876プロ事務所へ。石川社長の第一声、
「断じて、女の子デビュー。それ以外は認めません」
どキッパリ!orz
「それが出来ないなら、ウチでは飼えません。まなみ、元の場所に捨ててらっしゃい」
…ひでぇ。鬼!悪魔!
まなみさんにも裏切られる。
「どうしても男性アイドル志望なら、まずは女の子としてチカラを証明して見せて?」
…その理屈はおかしい。
「歌唱力やステージングに男も女もない。輝けるかどうかだけがアイドルの才能よ。そうでしょ?」
全力で丸め込みに来たぞ! 逃げて~!
「まなみ、765プロの秋月さんに返却してきなさい」
ぎゃおおおおんっ!足元見やがって! と思ったら、
「ぎゃおおおおんっ!それだけは許してぇぇぇ!」
…非常に分かり易い反応です。俺が考えた通りに三瓶さんが喋るよ!

「分かってるわ。男に二言は無い。―私、女だけど」
…石川社長が既に前言を覆す気マンマンな件。
涼、終わったな。

DS:ストーリー「水谷絵理」現時点での総括

本当なら今日はもう最後の一人、涼クンのストーリーを始めている予定だったんだけど、俺の中でまだ色々と絵理ストーリーが未消化なので、エントリを立てておく。たぶん、数日かけてチマチマと書き足していく事になるんじゃないかと思う。

一応俺が見たエンディングを上げておくと、
ランクA「望みと願い」の勝利エンドと敗退エンド、
ランクB「片翼の天使」の勝利エンドと敗退エンドの4種類。
ランクC「囚われた過去の真実」で尾崎さんを信じなかった場合(と言うか、個人的にはすごく信じたくなかったんだが)のルートについては三人終わってから回収するつもりで居るが、何やら酷い展開らしい。

その酷い展開を確認したらまた印象は変わると思うので、現時点での率直な気持ちを書き残しておきたいんだけど…。

まず第一に、これ、対象年齢はどーなってんの?、と。
絵理ストーリーは結局、「尾崎さんとの関係性」に終始しているんだけど、特に尾崎さんの未熟さ、人としての未完成さがキモになってると思うんだよね。で、それをどう評価するかは、年齢と言うか経験によって大きく違いが出て来るんじゃないかと思う。
一番シンプルに評価すれば、単に『身勝手で理不尽なオトナ』で終わってしまう。少し踏み込んで「何故この人はこんな事を言うんだろう?」と考えた時、ちゃんと辻褄の合う経緯は明かされるが、それを一通り受け入れても、『対社会的な意味で覚悟の不十分な、甘ったれた人だ』と俺は評価する。そして、そんなやつどこの職場にだって居る。立場相応の覚悟が無い大人、他人を巻き添えにしてなお傲慢不遜な大人は。巻き込まれる側にしてみれば理不尽極まりないだろうが、理不尽なのが実社会ってもんだ。

もし、尾崎さんが己の未熟さをよくよく理解していて、絵理と共に一人前のプロデューサーに成長して行く話だったら、どんなに綺麗だろうと思わなくも無いが、そうやって単純で綺麗な物語に仕立てなかったからこそ、俺はこの尾崎玲子さんに生々しさを感じ、本気で腹を立て、また、出来る事なら説教したいとまで思った。
きっと尾崎さんは故意に、こーゆーメンドクサイ人間として描かれているんだろう。プレイヤーが大きいお友達でも、その心に波風を立てるために、

各エンディングの感想

「自身の不足、弱さ、至らなさに自覚的な他者」ってのは、我々は多くの場合「許せる」んだ。完璧な人間なんて居ない、誰しも欠点はある、それを補って行けばいいよね、と。(直接的に足を引っ張られてると、許す余裕が無い場合もあるが、)
建前上は御互い様と言う事で、不完全な自分は他者の不完全さを責めない。

でも、尾崎さんの様に「仕事に影響する欠点」を「自覚できてない」場合は厄介だ。(仕事に影響しない欠点なら、特に親しく友達付き合いしない限り、適切に距離を置けば済む。)
他人事ならともかく、自分に関係する場合にそれを許容出来るかどうかは、受け手の許容力に因る。そして、これまでに幾度も尾崎さんへの苦言を書いた通り、俺はそれを許容できていない。
もしこーゆー人に仕事で絡む事になったら、胃が痛いだろうと思う。もちろん彼女の「経緯」は理解したが、それでも、彼女があのままでは困る。自身の問題を自覚して、変わる努力を見せてくれないと、一緒に仕事はし難いだろうと思うよ。
彼女が自覚したからと言って自動的に状況が改善するわけではないので、受け手の気の持ち様なんだけどね。

であるからして、オーディション全勝で迎える「尾崎Pグッドエンド」と言うか、絵理が尾崎さんとラブラブチュッチュな結末は、俺の中ではベストとは言い難い。尾崎さんが自身の問題に向き合えたのかどうかまでは読み取れないからだ。
もし向き合えて無いなら、絵理との間は情で以って仲良く「馴れ合う」事が出来ても、絵理以外の世間とは相変わらず要らぬ摩擦を続ける事になるだろう。イチイチ他人のせいにしながらね。そーゆー痛い大人が絵理に寄り添うのは、あまり宜しくない影響を受けると思うので、歓迎できない。

むしろ、最後のオーディションで負けて尾崎さんと縁りを戻せない「尾崎Pバッドエンド」(?)の方が、お互いの成長を期待できる「綺麗な終わり方」だと思う。便宜上区別のためにバッドエンドとしたが、見様によってはこっちの方がグッドエンドだ。
これは事前に話数を決め、キッチリ結末を付けるつもりで描く終わり方だよね。一方で「尾崎Pグッドエンド」の方はSPのストーリーのエンディングと同じで、今後もゆるゆると不定期連載したい、物語を閉じない終わり方と言える。

一番明るい結末だと感じたのが「サイネリアグッドエンド」。
クラシック・トーナメント二次予選で敗退して尾崎さんを失った絵理が、半年程の充電期間にアイドルの枠に囚われない様々な仕事をして見識を広げた後、自身の今後を見極めるためにオーディションに挑む。そして、既に歌う事に対する情熱が冷めている事に気付いて、マルチタレント兼サイネリアのプロデュースと言う新たな道を選ぶ。
この流れは「尾崎Pグッドエンド」よりも絵理が何歩も前進していて好きだ。
尾崎さんが完全に思い出の中の人になってしまう寂しさや、絵理は尾崎さんの夢を受け継いだつもりだけど、尾崎さんと分かり合えたわけじゃないと言う寂しさもあるが、それらはハッピーエンドのスパイスになっていると思う。

この二次予選敗退ルートで最後のオーディションに勝利すると、アイドル続行で「サイネリアグッドエンド」ではなく「尾崎Pバッドエンド」になる。
これも決勝敗退の「尾崎Pバッドエンド」と同じく、キッチリ結末の付く「綺麗な終わり方」だ。尾崎さんに言いたい事はたくさんあるが、袂を分かった以上、言っても仕方が無い。そーゆー「諦めの寂しさ」が胸を吹き抜ける読後感。これも情緒があって良い。

尾崎さんへの手紙

もし、この時(二次予選敗退ルートで勝利エンド)の彼女に対してモノを言えるなら、言いたい事はたくさんある。
拘るべきでないところに拘った挙句、諦めるべきでないところであっさり諦めてしまう。
分かり合おうと努力せず、ただ分かり合えていると過信してしまう。
“riola”時代も、プロデューサーになってからも、同じ過ちを繰り返してないか?
貴方はいつも誰かに委ねるばかりで、自らが幸せになるための「繋がる努力」が足りてない。
自分が「信じる」だけじゃ足りないんだよ。そんなの努力じゃない。

事務所を移って再デビューする道だってあったし、絵理の時の失敗を次のプロデュースの教訓とする道もあった。
絵理が局長を諌めて言った通り、人は過ちを繰り返して成長するものだ。
たった一回の失敗で諦め、折れてしまったら、そこに成長は無い。
残りの人生、「挫折しない理想の仕事」を求めて転職し続けるつもりか?
絵理は貴方を恨んじゃいない。貴方が今ここで諦めない事が、絵理へのせめてもの誠意じゃないのか。
もっと周囲の人々の生き様を見ろよ。そこから学べよ。
他人を見下して、何でも自己完結して、一人で不幸に浸ってるんじゃない。

翻って、「五十嵐雄太」問題

結局のところエピソード「囚われた過去の真実」に尽きるわけだが、単純に感情の対立にしちゃってるから収拾が着かない。まず、ゲーム中の断片的な情報を総合すれば、「五十嵐雄太」は立場を傘にきてタレント志望の子らをつまんでいたと言う事なのだと思う。

現実世界を見ても、枕営業の噂のあったアーツビジョンが逮捕者を出す(→不起訴)騒動があったし、韓国芸能界の自殺騒動も記憶に新しい。
こーゆーのは「加害者」側は得てして「一対一の問題」と捉えがちだが、立場を傘にきた脅しや、対価の示唆により身体を要求する行為は、ある種の「人身売買」だ。それを看過すれば、同じ様な立場の人間が同じ様に利便を図る事を要求をしたり、「他の子、他のプロダクションはしてるから」と暗黙にそれが求められる環境になる事が危惧され、犯罪行為の再生産を促すと言う意味で、極めて「社会的な問題」と言える。
つまり、「被害者」に金払って揉み消したからいいだろ、と言う話ではない。
一方で、これらの問題が立件される事は極めて稀なようだ。性犯罪でもあるため「被害者」が訴え難く、それこそ自殺者でも出ない限り警察も動けない。そのため、「加害者」が公に罰せられる事はまず無い。

公に、明示的に罰せられないと言う事は、公的・明示的な「禊(みそぎ)」がないと言う事でもある。
「一対一の問題」であれば、被害者に謝罪し、償い、許しを得れば「禊が済む」だろうが、「社会的な問題」としては、被害者が許しただけでは足りない。そのために、例え立件されなかった問題であっても、社会の許しを得るため、役職を辞任したり、活動を自粛したり、と言う事が行われる。

つまるところ、表舞台に名を出す事が許されるような禊は、済んでなかったと言う事ではないのか。
「五十嵐雄太」が業界外に届くぐらいダーティーなイメージが付いてしまったにもかかわらず、プロダクションの代表と言う立場を諦めなかった辺り、自尊心・功名心が高過ぎて状況を客観的に読めなかったんじゃないかと思えてならない。芸能関係の裏方がみんな会社の名前でなく自分の名前を前面に出して働いてるわけじゃないだろう。

ここまでは仮定の積み上げ、即ち妄想に過ぎないが、この流れだと“riola”に対する世間の評価も無理の無い事だと思う。
尾崎玲子と「五十嵐雄太」の間に一線を越える関係があったか否かは明らかでないものの、尾崎玲子が「五十嵐雄太」に傾倒していた事は、ゲーム中の尾崎玲子の発言から十分に読み取れる。
「卑劣なつまみ食い」の禊も済ませていない男を、『自分にしか分からないだろうけど』的なニュアンスで庇い立てすれば、単に「処女がつまみ食いされて情に絆された」様に見える。「五十嵐雄太」の改心前につまみ食いされた子はそれで納得出来るだろうか? これではプロダクションの悪評が沈静化するはずも無い。

尾崎玲子が実際にはつまみ食いされていなかったとしても、情に絆されて「五十嵐雄太」の世間的な評価を無視した事が“riola”の致命点だろう。他に誰のせいでもなく、ただ「五十嵐雄太」と尾崎玲子自身の問題だ。
(いや、近藤聡美も居たか。絵理に引き合わされたあの人は本人だったのだろうか?)

尾崎玲子の立場からすれば、無理からぬ事かも知れない。
尾崎玲子にとって「アイドルとしての成功」は「五十嵐雄太」の夢。尾崎玲子は自分が惚れた「五十嵐雄太」のためにそれを叶えようとしたのであって、プロデューサーになってからも、思いのルーツは揺らいでいない。だから、自身が「五十嵐雄太」に無条件に心酔していたように、絵理も(理解される努力もせずに)自分を信じてくれるものと思いこんだ。
そんな絵理が、尾崎玲子を信じるためにどれだけ葛藤した事か…。コミュで描かれたのはその極一部のはずだ。

「夢」だの「思い」だの、言葉にしてしまうと皆が同じものを見ている様に錯覚しがちだが、全てはそれぞれ個々人の内にあるものに過ぎない。
想像に過ぎないが、「五十嵐雄太」の夢は「自分の名の下でアイドルを成功させる事」だったのだろう。
尾崎玲子の夢は惚れた「五十嵐雄太」の願いを叶える事だが、この時点で既に同じ夢ではない。
そして絵理の夢もまた、自分が信じると決めた尾崎玲子の願いを叶える事だった。
サイネリアもきっと、大好きな絵理の願いを叶えるために芸能活動をする。

そう考えると、受け継がれているのは「夢」と言うより「人を想う業」だ。
絵理の前では口が裂けてもそんな事言えないけど、

TrueEndなんて迷信です

人生に正解が無いように、絵理のストーリーにTrueEndなど無い。
「尾崎Pグッドエンド」は何の決着も付いていない棚上げエンドであり、百合萌え脳で脳死状態になっていない限り、そこで満足してはいけない。

最後に誤解の無い様に書いておくが

俺は絵理のストーリーは大いに満足した。
つまらないシナリオ、ただ気に入らないだけのキャラクター描写であれば、一晩寝れば忘れてる。
終わって数日経ってもモヤモヤさせられているなんて、優れたシナリオとしか言いようが無い。
てっきり低年齢向けだと思ってたから、この重いシリアス展開は裏をかかれたぜ。

尾崎さんの「ダメさ」はかなりリアルで人間味があると思う。
我々は往々にして、そーゆー「ダメさ」と上手くやっていく事を求められる。
「ゲームの中でまで反りの合わない人間に煩わされてたまるか!」と言う受け止め方もあるし、「反りが合わない人間を上手くあしらうのも面白みだよね。所詮はゲームの中の関係だし、一歩引いた視点で見物しようや」と言う受け止め方もあろうかと思うが、俺は、一歩も引かずガチで尾崎さんとぶつかりたい思いにウズウズしながら楽しませてもらった。

ただ、一人目がこのシナリオだったら胃モタレしただろうなぁ。(^^;

尾崎さん関連で感想やSSを書いてる人が居たら是非教えてほしい。
皆が尾崎さんをどう読んでいるのか、凄く気になる。

DS:ストーリー「水谷絵理」サイネリア・ルート?

絵理のストーリーを始めたばかりの頃に、先に進めていた知人が
「絵理が持ち歌を得た後のオーディションで負けるとサイネリアルートになる
「サイネリアルートとしか言い様がない」
等と言ってたのが気になり、涼のストーリーに移る前に、第二次予選オーディション直前セーブデータから再開した。
今なら、俺が前回までにプレイしていたのが「尾崎Pルート」であった事も分かるが、それを聞いた時の俺には、全く意味不明だった。

と言うわけで、話はepisode.8「過去からの新生」オーディション直前へと遡る。
「アイドル・クラシック・トーナメント」第二次予選、亜美真美との対決だ。

「風にたなびくボーボー胸毛!アニマル戦士ゲラリオン参上!」
なんて亜美真美好みな口上だ。お前らのオリジナルじゃないのか。

まぁ、それはそれとして、故意に敗北。
ルーレット外し続けても10%未満にはならず、途中で帰られる事も無いのね。
絵理、ゴメンな。これ以上お前と尾崎さんをラブラブチュッチュさせておくわけにはいかないんだ。

「止めるのは、私の仕事だったはずなのに…自分の希望を担当アイドルに背負わせて、全てを台無しにしてしまった!」
「こんな人間…プロデューサー失格よ…」

尾崎さんもゴメンよ。
だが、その事に気付いてくれて良かった。
もっと早くに気付いてくれていたらもっと良かったけど、

「成長したあなたにとって、もう私は、完全な足手まとい…」
と言うわけで、尾崎さんルート終了のお知らせ。
プロダクションでも連絡が取れないまま二週間経ち、社長からは契約解除と言う話まで上る。
絵理の強い要望で留保するが…。

「―それから待つ事、数ヶ月。」
帰りませんでしたとさ。

episode.9「片翼の天使」

そして半年後、サイネリアが付き人? お前何歳だよ。学校ダイジョウブなのか。

「センパイと一緒、センパイと一緒♪ ふふふんふん♪」
…なつき過ぎじゃね?

「アタシはただ、センパイと一緒に居たいだけデス」
私もだよー!がばっ!←ミンゴスの場合

アイドルの枠に囚われない仕事の広がりは望ましい事じゃないか?
見ようによっては、と言うか、目先の華やかさに惑わされずに一生モノの仕事を探すと言う意味では、尾崎さんルートより可能性に満ちた人生に思える。

「私、今…アイドルなのかな?」
「アイドルにしては、仕事の幅、広がり過ぎてる気がして…」
脱落なら兎も角として、勝ち抜けの場合には敢えての卒業宣言は必要無いからね。

「何でも出来るんだから、やらないと損です」
いい感じに絵理の事を支えられてるじゃん。この子になら絵理を任せられるかも。

第一週、流行はVi>Da>Voとなる。
お、楽曲変更出来るようになってるな。まぁ、今週はプリコグのままでいいんだけどね。

月曜日、「ドームライブ」コミュ。
サイネリアをステージに引っ張り上げる絵理。面白いからちょっと弄ってみるか。
絵理がサイネリアをプロデュース? それもいいね。
「今なら人の事も見れるから…」

火曜日、「小説出版記念イベント」コミュ。
ビジュアルデザイン方面だけじゃなく、文章も書くのか。多才だなぁ。

「この間も、読書感想文に『wwwwww』とか書くなって怒られましたし」
それ、400字詰め原稿用紙に書いたのか。字数稼げるじゃん。頭いいな、お前w
…ってか、やっぱサイネリアも学生じゃねぇか! 義務教育はちゃんと終わらせようね。

水曜日「花火大会」コミュ。
おお! 花火上がってる。まるで実写だ。隅田川かな?

「そろそろ…どうするか決めないとね」

「では、そのきっかけを、私に作らせてもらえませんか?」
い、五十嵐! てめぇ、どのツラ下げて…
あれ? あれはIU開幕レセプションじゃないだろ。まぁ、どっちでもいいけど、
尾崎さんの忘れ形見って重い言葉だな。どこまでも勝手な男だ。
まぁ、彼の言う通り、絵理は知らない方がいいとは思うが、

オーディションが解禁されたが、コミュが追加される事を期待してレッスン。
とりあえず、木曜、金曜、土曜とDaレッスンで、パーフェクト評価。
三日目にはカンストなコメント。

日曜日、愛のステージを見に行くと、まさかのテンションダウン。
プレゼントは「パステルマリン」。取得済み衣装はVoに偏ってる様な気もするが、被ってないアイテムは何でも嬉しい。

第二週、事務所前で愛に遭遇。
「わ、すごい元気!」ホントにどこ見て言ってんすか。
流行はVo>Vi>Daへと変わる。うん、Vo上げなきゃね。
楽曲は尾崎さんへの義理立てで「プリコグ」から変更する気になれない。
衣装はさっき得たばかりのVo衣装「パステルマリン」に、「ねこみみ」を付けた。
な!? こ、これは、かーなーり、可愛いぞ?

そんじゃ、コミュ湧かないので今週もレッスンしていきます。
月曜、火曜、水曜日とVoレッスンで、パーフェクト評価。
三日目にはカンストなコメント。

木曜、金曜、土曜とViレッスンで、ギリギリのパーフェクト評価およびグッド評価。
やっぱ、俺にとってViレッスンは他の二種とは段違いに難しいわ。
イメージレベルは上がって「Lv.12」→「Lv.13」

日曜日、涼のステージを見に行く。
プレゼントは無し。「そんなぁ…」(;_;)

第三週、事務所前で調子悪そうな涼に遭遇。もうちょっと待っててね。
流行はVo>Da>Vi、ま、あんま関係無いか。「天使の羽根」だけ外しておこう。

月曜日、カンスト確認のためViレッスン。パーフェクト評価。
火曜、水曜、木曜とVoレッスンでパーフェクト評価。
金曜、土曜とDaレッスンでパーフェクト評価。
イメージレベルは何故か上がって下がる「Lv.13」→「Lv.14」→「Lv.13」。
…全く意味が分からない。

日曜日、愛のステージを見に行く。
プレゼントはまたも無し。「そんなぁ…」(T-T)

第四週、事務所前で愛に遭遇。流行は…もういいや。
月曜、火曜はVoレッスン。水曜、木曜はDaレッスン。金曜、土曜にまたVoレッスン。
日曜日、涼のステージを見に行って、プレゼントは…「ダークゾディアック」! やった!
よし、もうオーディションでいいや。なんか無駄に時間使ってしまった。
追加コミュねーの? それとも、何か条件を満たしてない?

第五週、事務所前で愛に遭遇。
月曜日、「休み」。で、火曜日、「オーディション」。
これ、五十嵐局長によって押し込まれた年末の歌合戦のオーディションなんだけど、五十嵐さんってNHKの人?
それとも、フジテレビのお偉いさんがNHKの紅白のプロデューサーに口利きしたのか?

まぁ、それはそれとして、
「サイネリア…今日で全部、終わりにするから」
「尾崎さんがいなくなってからの…迷ってた時間、今日で終わり」
「勝っても負けても、このオーディション終わった時が、私達の新しいスタート」
思い出7個、初期状態70%から始まる。
尚、勝敗両方見たいのでオーディション前にセーブしてある。

勝利した場合

「歌ってて、こんなに楽しい気持ちになれたの…いつ以来だろう」
歌中心の活動に戻ると宣言する絵理。

それはそれとしてテレビ出演シーンだが、NHKホールで猫耳つけて歌う絵理、ディ・モールトかわいいぜ。

年が明け、新宿東口でタクシーに乗ろうとした絵理は尾崎さんに似た人を見掛ける。
「(声をかけようかどうしようか、一瞬迷った。けど…)」

今は芸能関係の仕事はしてないと言う尾崎さんに、絵理は、もう一度プロデューサーする気はあるかと問う。
「悪いけど、それはないと思う。私はもう、貴方が知ってる私じゃないの」
「そう…ごめんなさい」

尾崎さんの背中を見送り、絵理は呟く。
「…時が過ぎたんだね。」

ぶわっ (´;ω;`)
いや、仕方無い事だけどさ。切ないね。ちょっと胸に来た。

敗退した場合

「前みたいに集中出来なかった。歌に対する思いが薄れてるの、確かみたい」
「これで良かったと思ってる。お陰で気持ちの整理、ついたから」
そう言う絵理は、一点の曇りも無い、とてもいい笑顔。

そして少しの日が経ち、今度はプロデューサーとしてサイネリアと共にステージへ向かう。
「やる以上は、トップアイドル、目指そうね。私はなれなかったけど、サイネリアならなれるって信じてるから!」
「いってきます!プロデューサー!」

はい、サイネリアルートでした。
これはこれで、発展性のある素敵な結末じゃないか。