どミリオン!

公式以外(二次創作とか)のコンテンツの感想もちゃんと書いていきたいんだよ、と言う事で、昨年末のコミックマーケット77にて購入した同人カードゲーム「どミリオン!」のご紹介。

同人カードゲーム「どミリオン!」

C77三日目に買った某涼夢律本とどっちを先に取り上げるか迷ったが、昨夜から今日にかけての新年会で「どミリオン!」をプレイして来たところなので、その流れで。
サイトの方でも「アイマスとドミニオンを足して0で割ったよーな」と書かれている通り、「ドミニオン(Dominion)」のアイマスパロディなゲームですね。そのまんま紹介すると、「割っちゃらめー!」とか「ぬるぽ」とか言われるのはお約束。
本家よりも無茶したゲームバランスはアレンジとしては当然の帰結でしょう。そのまんまじゃ意味が無い。

確かC76の時にも出展しておられたと記憶しているけど、その時にはまだドミニオンをプレイした事が無かったので、ちょっとハードルが高くてスルーしました。
それ以前に出しておられたかどうかは存じ上げない。本家の日本語版が2009年春リリースだったそうなので、原語版をプレイしておられたにしてもこれは2009年夏からなんじゃないかと思いつつ、基本セット以外にブースターが3つも出てるのを見ると、1年経ってないようにも見えない。それとも、よっぽどリリースペースが速いのか。

ハードルってのはさ。ほら、一人でプレイするもんじゃないから、仲間内での流行り廃りやら空気、タイミングみたいなものがあってね。昨年11月ぐらいにその仲間内でも「ドミニオンって面白いらしいよ。やってみない?」と言う話になって、俺が行けなかったタイミングで初プレイしたと聞き、年末に集まる時(C77二日目)には皆でプレイしようぜと言う話になっていたので、これはちょうどいいかな、と。
で、とりあえず今回C77初日に「スターターパック」(全294枚)と「ブースターパック1st」(全152枚)を購入したんだけど、既に「ブースターパック2nd」(全99枚)、「ブースターパック3rd」(全198枚)ってのもあるんだよね。いきなり全部買うと荷物が重いし、受けなかった時に悲しいので保留したんだけど、杞憂だった。
まず「スターターパック」のステージ10種でプレイして、次に「ブースターパック1st」の11種から「inferno」以外の10種でプレイ、最後に「inferno」を加えた上でああだこうだと皆で検討しながら不人気ステージを抜いたり「スターターパック」のステージと入れ替えてプレイしてみた。これは面白い。

まぁ、まだ本家「ドミニオン」をプレイし始めて日が浅いので、このスタイルのゲーム自体が皆で嵌ってる真っ最中と言う事もあるのだが、BGMにステージ名の楽曲を掛けながらプレイすると大いに盛り上がる。
「ファン3万人」を「銀貨とってくれ」と言ってしまって「銀貨言うな!」と叱られたり、スターターでプレイしてて「『relations』星井美希」を打ちまくってたら、「『エージェント夜を往く』菊地真」を集めてたプレイヤーがぶち切れて「デックのコンセプトとなるユニットが大事だ。俺は『ゆきまこ』で行く」と宣言して「『First Stage』萩原雪歩」を集め始め、美希が真にちょっかい出すと雪歩が防ぐ三角関係が発生したり、「『I Want』天海春香」が「ヴァイ!」と呼ばれたり、「『迷走Mind』を『メーマイ』言うな」だったり、「『Kosmos,Cosmos』を『モッコス』言うな」だったり、「汚れたファン(愚民)を他の事務所に擦り付けて俺はきれいなファンを買うぜ」と宣言してブーイングを浴びたり、手札が愚民だらけになって「い…『いっぱい、いっぱい』…」と呻いたり、ちょっと遊んだだけでダイナミックな展開が続々。

「迷走Mind」や「inferno」なんかはコスト重いし、単体では無茶なパワーだとは思わないのだが、かなり早い段階で買い込んだヤツが居て、中盤に大変な事になってしまった。即ち、「ステージフェイズ、『迷走Mind』、『inferno』、『迷走Mind』、『inferno』、加えてノーマルレッスン4枚で計8コスト」とか毎ターン言い出すわけ。
「これは不味い。何とか止めなければ…『relations』!」「『inferno』で防御しまーす」「同じく『inferno』、愚民2枚ね」「ぎゃおおおおおん!」

「そろそろ寝るか」と言われて気付くと深夜2時。
「ってまだ2時じゃん。普段ならこの時間は起きてるだろ」
「いや、あの時計遅れてるんですよ」
「え?」
「今3時40分」
と言うのが昨夜(日曜の夜と言うか月曜未明)の会話で、今日は昼頃に起きて、皆で飯食ってから秋葉に寄ってスリーブとカードケースを買って帰ってきた。

これならブースター全部買っておけば良かったなぁ。通販や委託販売なんかはしてないのだろうか?
まぁ、その前に約450枚のカードをスリーブに納めるだけの簡単(で気が遠くなる)作業が控えているのだが、

追記

すぐ上で「通販や委託販売なんかはしてないのだろうか?」等と余計な事を書いてしまったためか、「どミリオン! 通販」等の検索ワードで飛んで来てる方がいらっしゃるようです。お求めの情報が無くて申し訳ない。
制作されたサークル様へ問い合わせたところ、してないそうです。で、これは確かサークル様のサイトにも書いてあったと思うけど、「ゲームマーケット2010に出すよ」と。じゃあ行くしかないね。

それと、「アイマスカードゲーム 同人」「同人カードゲーム」の検索ワードで飛んで来てる方もいらっしゃる様なのでついでにご紹介。
「どミリオン!」登場前はアイマスの同人カードゲームと言えばこっちの事だったと思うんだ。サークル「くらげシステム」様の「R@NKING BATTLE」「AUDITION BATTLE」「ENTRY BATTLE」「APPEAL BATTLE」
「R@NKING BATTLE」は持ってません。それ以降の3本は以前買いました。
残念ながら仲間内ではあまり流行らず、数えるほどしかプレイして無いんだけど、俺は好きです。
ちょっと(仲間内での)提案のタイミングが悪かったかな?と思わなくも無いのと、「二人用」のものについては需要として難しいかな?と。
二人用ってお手軽お気軽な感じがするけど、ドミニオンやカタンの様に、大勢で遊べる状況であれば大勢で遊んだ方が楽しいわけで、そんな時にノコノコと「二人用」を持ち出しても相手にされないわけですよ。でも、大勢で集まれる事はそう頻繁には無いので、少人数対応も大事だと思うんだけどね。難しいね。

DS:ストーリー「日高愛」F1

だいぶ間が開いちゃったけど、「日高愛」2周目。
「Delicious Album」準拠と言う事で、1周目の様な「episode.?」と言う記述はヤメる。

Idol-Rank.F1「熱血ダメ候補生の挑戦!」

自分の熱意を伝えなきゃ、と意気込んで876プロを訪れた愛だったが、石川社長は「こういう子なのね」と味気ない反応。
そして、これまたアッサリと「いいでしょう、採用よ」。

で、同期の二人との顔合わせ。
愛のあまりの大声に、涼と絵理のみならず、まなみさんまでドン引き。
社長「さっきも思ったけど、すさまじい声ね…」

既に三度繰り返した顔合わせの挨拶の後、社長からまなみさんと共に残るように言われる。
そして、今後の方針について説明。
「残念ながら、正攻法で勝負して、あなたが勝ち残れる可能性はゼロに等しい」
「言い難いけれど…あなたのチカラは、他の子と比べて、あまりにも足りないの」
「レッスンなんかで、とても埋められる差じゃない」
「このままデビューしても、即引退に追い込まれるのは確実よ」
確かに、これは高木社長の口からは絶対に出て来ない言葉だよなぁ。

「でも、この不利を1発でひっくり返せる秘策がある。それは ― あなたの生い立ちを公表する事」
日高舞の娘と言うネームバリューを鑑みて合格ラインを下げて採用した、と明かす社長。
「今のところ、あなたの強みは、その親子関係だけなの。持ってる武器を最大限に活用しましょう」
極めて現実的な路線です。だが、愛は当然納得出来ない。
「…いやです。それだけは…いやですっ」
「お願いですっ、一度だけっ! 一度だけ、ただのあたしで頑張らせてください!」
「そうじゃないとあたし、自分のこと、もっと嫌いになっちゃいます!」
戸松さんのインタヴューでも、

最初から『きっと最後に戦うのはママなんだ』と思ってたんですよ

とあったけど、この辺りの台詞にも、愛が「日高舞の娘」と言うコンプレックスに立ち向かおうとする姿勢が見える。

と言うわけで、第一週。
攻略本によれば、テンションの自然減少量は週の後半に近づくにつれて大きくなるが、前の週に営業をしていないと更に減少量が増えてしまうとの事。
と言う事は、これまでやっていた様な先に営業を全て消化して、後からレッスン漬けにするのは間違いだね。
先にカンストまでレッスンしてしまった方が良さそうだ。
楽曲と衣装による調整で「Lv.2」に上がり、Vo,Da,Viの各レッスンを2回ずつやって「Lv.3」となる。
日曜日は絵理のステージを見に行ってテンションダウン。
最初の週末のプレゼントが「ひまわりの一輪挿し」なのは固定っぽいな。

引き続きレッスン漬けの第二週。
先週同様にVo,Da,Viの各レッスンを2回ずつやって「Lv.4」となる。
日曜日は涼のステージを見に行ってまたもテンションダウン。
プレゼントは「ファンレター」。…残念。

第三週、そろそろ営業の消化に移る。
4種類のサブ営業は、各レッスンを3回ずつ行えば全て湧くとの事。

F1-5:サブ営業「歌詞の勉強」

事務所の会議室に陣取って歌詞を勉強中の愛。
「あっ、絵理さん絵理さん!」
「ひぅ!」
「怖がらないでくださいよー」
やべぇ、なんか面白い。
慣用句の意味が分からずに絵理に教わる愛。

F1-6:サブ営業「CD制作」

絵理に手伝ってもらって、事務所のPCでCD制作をしてみる。
「焼くんですか?」
「そう、焼く」
「焼くと言う事は、つまりっ!『オーブンで、こんがりと!』」(←選択肢)

社長「絵理、ダメでしょ。しっかりこの子の手綱握ってなきゃ」
わざと外したら叱られました。

F1-7:サブ営業「グッズ販売」

CDショップの店先を借りてグッズ販売を行う事になった涼と愛。
駆け出しだけあって設営から何から全部自分達でやらなければならない。
敢えてダメっぽい方を選んだりはせずに、上手く手分けをしてやり遂げる事が出来た。

F1-8:サブ営業「買い出し」

客に出すお茶請けを買って来る様に言われて、涼と共にケーキ屋へお遣い。
1周目では確か「超レアチーズケーキ」を選んで失敗だった。「超ショートケーキ」もオチは想像がつくので、今回は「超ガトーショコラ」にしとこう。
店員に保冷剤をお願いすると、持ち歩きの時間を聞かれる。
「走れば5分ぐらいです!」
5分なら保冷剤は要らないだろ。と言うか、走るな。

必須コミュを消化してないせいか、社長から尻を叩くメールが着ていた。

F1-1:メイン営業「ファーストライブ」

30人ほど入ったライブハウスでファーストライブ。
始まったと思ったら、暗転してライブ後のシーンとなる。
練習したいのは分かるが、まなみさんの立場も考えてあげられるといいな。
未成年を預かっている以上、放っておいて帰るわけにもいかないだろう。

そして、タッチコミュの練習でしかないアクシデント。
「せーのっ、ほや~っ!!」「あん♪」

F1-2:メイン営業「アイドル研究」

舞さんのお話を伺います。…いつ見てもかわいいなぁ。

「どこまで自分に自信を持てるかが、一番大事」
1周目に聞いた時よりは納得出来る気もするが、それでも難しい事だよね。

「あれ聞くたびに、自分とママを比べちゃって、みじめな気分になる…」
なんにも考えて無さそうに見えるけど、この子も結構難儀だよね。

日曜日、絵理のステージを見に行って、またまたテンションダウン。…3週連続。
プレゼントは「悪魔のツノ」。…ええ、被りです。

第四週、あと少しで必須コミュは終わるけど、オーディションは来週でいいかな。

F1-3:メイン営業「バックダンサー」

日比谷公園の野外大音楽堂でバックダンサーのお仕事。
そう言えば、一週間ちょっと前に日比谷公園に行きましたよ。
野外大音楽堂は何かの収録やってて近付けなかったけど、

まなみさんに、アイドルアルティメイトを目指す決意を表明する愛。
そのためには、まずは歌いながら踊れるようにならないと…。
ダンスについて、まなみさんからアドバイスをもらう。

F1-4:メイン営業「歌のテスト収録」

ディレクターに「大声で叫び過ぎだ」と叱られたと言う愛。
中の人:戸松遥さんも「マイクに近過ぎる」と叱られるそうですよ。
「歌ってるうちに、どんどん心配になっちゃうんです」
「これでも歌い出した時は“ていねいに”って思ってるんですけど…」
「…こわい…です。だってあたし、歌、うまくないし…」
きっと春香さんもこんな風に苦しんだ時期があったんだろうな。
まなみさんの助力を得て無事にクリア。さぁ、いよいよオーディションだ!

社長からも催促のメールが来てるけど、最終的にトータル54週使わなきゃいけないんで、今週はレッスンで潰す。
響と貴音の両方に会うには、通算54週目を迎えなければならないのだ。
1エピソードで6週使わなければならない計算になる。

日曜日、涼のステージを見に行く。テンション変動は無し。
プレゼントは「クールサングラス」。…被りだね。

と言うわけで、第五週。このエピソードを終わらせます。

F1-9:オーディション

「こんなのに、飲まれるもんか~~っ! とっつげ~~~~きッ!!」
威勢がいいのは良いが、
「う、ううう…。まわりに、競争相手がこんなにたくさん……」
「あたし、ホントに上手くできるかなぁ…」
ダンスと歌、それぞれにはそこそこ出来るようになったものの、合わせてはやり切れた事が無いと言う。
それでも、まなみさんから励ましてもらって、気を取り直す。
「絶対勝ち抜いて、ママの名前に頼らないでアイドルするんだもんっ!」

不合格 : End「いつもの日々へ」

「あんなに頑張ったのに…」
ガン泣きする愛。

社長曰く、
「今日だけは泣かせてあげなさい」
「この世界、強くなる子はね。みんな悔しい思いをしたあと、這い上がる」
「身に染みる負けだけが…人を育てるの」

ひたすらガン泣きの愛。
「やっぱり、あたしダメなんだーーーっ! アイドルなんて出来るわけないんだー!」
「え、ちょ、ちょっと、愛? それは思い詰めすぎ…」
「もういいもんっ。あたし、あたし…かなわない夢なんて見ないもーーーんッ! うわーーーん!!」
「あっ、愛! どこ行くの!?」
「ついてこないでくださいーっ。うわ~~~~んっ」

家に帰った愛。
「あの…ママ、あたしね、アイドルやめたの。頑張ったんだけど、どうしても上手くいかなくて、それで…」
「いろんなこと試して、諦めて…その中で、本当に合うもの、見つけたらいいじゃない。私は別に、愛が元気でさえいれば、それでいいから」

テンション下がりきってるのに、これはこれでなんだかカワイイ愛。
まぁ、これはこれでいいんじゃないだろうか。(^^;

SP:DLC「765ショップカタログ10号」

と言うわけで、月末のお楽しみ。ハッピーになる納税タイムがやって来ましたよ。

昨夜帰宅して真っ先にカタログを更新して、衣装「ミニウェディング」とアクセサリーフルセットとアイドラと楽曲「またね」6人分を購入→DLして、千早と響にミニウェディングで「またね」を歌ってもらったところなので、感想は今夜から追々書きます。

楽曲「またね」

作詞は伊那村さちこさん、作曲はYoshiさん(NBGI)で、「神さまのBirthday」のタッグですか。
もうひとつ伊那村さんが書いてる「アナタのヒトコト」はあまり好きじゃないけど、「神さまのBirthday」は好きな曲です。

SPのために用意された新曲、との事。モバイルで着歌先行配信してるけどね。
TGS2009のアイマスステージでミンゴスが披露したスローテンポのバラードで、タイトルがタイトルだけにSPのカタログ最終回のための曲じゃないかと思われていたけど(坂上Pも「アイマス2」のためのリソース集中に言及してるし)、そうではなかったみたい。

想いを打ち明けられぬまま卒業と言う別離を迎えるシチュエーションが描かれていて、まさに「淡く切ない恋心」的な胸キュン直球ソングなんだけど、ちょっと季節外れの様な気がしなくも無い。2月末まで引っ張ってくれればよかったのに!(流石にそこまでは続かないか)
個人的には高校卒業時に色恋沙汰で甘かったり切なかったり苦かったり辛かったりする思い出と言うか軽いトラウマ的な何かを抱えているので、大変味わい深い歌詞として楽しませて頂きました。くっ、古傷が疼くぜ(違

振り付けは上記のカタログPV公開時点で既に賛否両論吹き荒れてた梶岡Dこだわりの新路線なんだけど、スローな曲ってところが難しいよね。
スローテンポの曲でガンガン身体を振られても違うだろって思うし、これぐらい抑え気味なのはありだと思う。
実際にこの曲をステージで披露されるシチュエーションを思い浮かべたら、これでも動き過ぎなぐらい。
流石にこれ以上抑えちゃうとアイマス的で無くなってしまうんだろうけど、

さて、この曲を聴くためにはDSと違って事務所モードでオーディションを勝ち抜く必要があるわけだが、スローな曲のお約束で冒頭がすごく打ち辛い。
このオーディションのシステム、「アイマス2(仮)」でも継承されるのだとしたら柔軟性を持たせてほしいなぁ。
イントロ部分終わって歌い出しからカウントが始まるような感じだと嬉しい。
ステージシーンでも、前奏や後奏の部分でボーカルアクシデント出るとがっかりする。歌ってねぇじゃん!って。

Extend衣装「ミニウェディング」

「L4U!」でお馴染みの衣装「ミニウェディング」が登場。あぁもう、かわいいなぁ。
アクセサリーは上から「花かんむり」、「ブルーローズブローチ」、「シルクフラワーブーケ」、「フラワーブーツ」となっている。
「花かんむり」と「ブルーローズブローチ」はかなり控えめな作りで、ワンポイントとしての自己主張はしているが、邪魔にならない。
「シルクフラワーブーケ」は意外に細かな作りなので面白い。と言うかアレだ、単純に衣装の破壊力をブーストしてる。
「フラワーブーツ」は無くても別にいいかなーって感じ。デフォルトのパンプスの方がそれらしいもん。

アイドラ「天海春香の分裂」

ゴールデンタイムの歌番組「歌ってボコスカ」に春香の出演が決まって喜ぶプロデューサー。
そこにオフの春香から電話がかかって来たが、何やらトラブルに巻き込まれている風で、電話は途中で切れてしまう。
(…ここで、俺がやらなければならない事は、ただ1つだ!)

  • 「仕事を優先する」
  • 「電話してみる」
  • 「様子を見に行く」

どう見ても「仕事を優先する」がハズレです。あとの二つは同じルートになる気がする。
と言う事で…ここは敢えて「仕事を優先する」を選ぶぜ!

春香と連絡が取れなくなり、番組出演を逃すバッドエンドとなった。ですよねー?
ENDING 1/4「憔悴の春香」

…5分も経たずに終わってしまった。やり直そう。
今度は「電話してみる」を選択。折り返し掛けてみるも出ないため、心配になって春香の家へ向かう。
(…やっぱり、かなり遠いな、春香の家は…)

家の鍵は開いていたので慌てて中に入ると、部屋でPを迎えたのは水着春香さん。かわいい…。
「最近ちょっと、胸の辺りがキツいかもぉ…。うふふ、ほら♪」
…ガチで誘惑されてるんだが。
「いつもと違ったら…、ダメですか?」
(マ、マズイ! このままでは…!春香に言わなければっ…!)

  • 「春香ーっ!ガバッ!」
  • 「春香、俺と泳ごう」
  • 「春香、とりあえず服を」

ふむ、これは迷う余地が無いな。
昔から「据え膳食わぬは」等と申して、幾らフラグ折りの名手と称えられた拙者でも、水着で待っていてくれた春香に恥をかかせるわけにはいき申さぬ。

「春香ーっ!ガバッ!!」…げいん!!
闇へ沈むように薄れ行く意識の中、二人の春香が言い争うような声を聞いたのであった。
ENDING 2/4「背後からの一撃」

…あれ?

(続きは後で書く)

DS:ストーリー「日高愛」2周目開始

「DearlyStars」二周目を始めよう。
いや、二周目と言うか、見てないエンディングを補完する方向で。
全エピソードでオーディション前にセーブして、「不合格」ルートを先に追う流れにしたい。
未確認営業を拾うために攻略本「Delicious Album」を活用させて頂き、記述ブレを減らすべく、表現も極力この本に合わせるつもり。

尚、一周目と差異が無いであろう要素は飛ばして行く。
と言っても、愛はサンクスパネル1枚も貰えてないので、レッスン周りは飛ばせないんだけど…。

ストーリー「日高愛」プロローグ

と言う事で、日高愛から。
プロローグは「ALIVE」をアレンジしたBGMで、愛が『かつてのスーパーアイドル日高舞』を語る。
「でも……あたしだけは、その人のこと、あんまり好きじゃない。だって、その人は今…」

舞さん、お久し振りです。僕と付き合って下さい(違
「だって、偶然、愛の手帳、隅々まで見たら、そう書いてあったんだもん」
「偶然って…隅々って…勝手に見ないでよーっ!」
中村先生を彷彿とさせる奔放さだよなぁ。

「だって愛、歌もダンスも下手よね?」
「ハッキリ言わないでよー」
改めて聞くと、戸松遥さんって上手いな。
元気に声を張り上げてるだけじゃない『表情感』は前から気になっていたが、色々な人が絶賛する理由が分かった気がする。

で、オーディションに挑戦する愛。
審査員「あははは…。はい、9番、お疲れ様。また挑戦してね」
どこが悪かったのかと食い下がる愛に、「すべて」と答える審査員。ひでぇ…。

帰路、公園でガン泣きする愛に、春香さんが声をかけてくれる。
「い、今頃気づいた? さっきのテスト中、ずっと審査員席にいたんだけど。あはは…」
中村先生の出たがりぶりを1割でいいから春香さんにも分けてあげたい。
「あ、そうだ。もし小さいところで良かったら、知り合いの事務所、紹介しようか?」
そう言えば、春香さんと石川社長ってどーゆー御縁?

DSストーリーを一巡終えてのまとめ

現在の状況としては、とりあえず三人のストーリーをプレイして、エピローグ「それから…」まで一通り終えたので、少し間をおいてから未確認のエンドを拾っていこうかなぁと言うところ。
おっと、その前に、公式の「購入者アンケート」に答えておかなくちゃ。応募期間は11月22日(来週の日曜)までとなってます。自由入力欄1000文字じゃ書き切れないよ!

プレイ記録

で、感想なんだけど、

全く予想外に面白かった。
前評判や5月以降の各種インタヴューでは、PSPで低年齢方向に広がったユーザ層を更に下へ広げる意図の展開であるかのように匂わせていたので、単純に「低年齢向けの別ライン」と言う認識で居たのだけど、夏頃の時点で「本当に低年齢向けに十分なプロモーションしてんだろうか?」と疑問に思っていたら、実は、と言うか、やっぱりと言うか、これは全然低年齢向けじゃねーよ、と…。

ゲームシステムとしてもプレイヤーの視点としてもシリーズ従来作とは全く異なり、加えて田中ブンケイPと梶岡俊彦Dによる企画と言うコトで、坂上陽三Pが内容に関する言及をほとんどしていない事などから、最初は「本編とは別ライン」と言う印象が濃かったDearlyStarsだけど、途中から、これはれっきとした正当進化の延長線上なんだろうな、と見方が変わった。
ステージの外での足の引っ張り合いと言う生々しい部分まで描かれていたり、望まぬプロデュース方針に悩み苦しむ様が描かれていたり、765プロのプロデューサーが「マネージャーっぽい人」呼ばわりされていたり、折々でシリーズ従来作に対するアンチテーゼを示している様に思う。そして、恐らくこれらは、元々描くべき要素として認識されていながら、2nd Vision以前にはオミットされた要素なのではなかろうか?
現実としてアーケード版およびXbox360版のそれはバランス良く抽象化されていると思うし、あそこに「更なるリアリティを」と要素を単純に足し算しても良いものになるとは思えない。PSP版のストーリープロデュースですら、コミュとの矛盾などでストーリーパートに苦しい部分が見られるぐらいなので、2nd Vision以前に描かれなかった要素と言うのは、然るべく描かれなかったのだと思うし、DearlyStarsはアドベンチャーゲームと言うフォーマットに変えた事で描けたのだと思う。
あるいは、「更なるリアリティを」と言う渇望からアドベンチャーゲームを企画し、後付けのエクスキューズで「低年齢にも訴求」云々と言い出したのかも知れない。そう言った辺りが大変興味深く、もっと梶岡Dを知りたいのだが…。
ただ、何にしろ貪欲な消費者たるプレイヤーは進んだ道を戻る事は出来ない訳で、やがて登場する所謂「アイマス2」は、このDearlyStarsをも食らってアウフヘーベンした存在である事を願って止まない。

もちろん、「アイマス2」以外で単純な続編を出すとしても、それはそれとして美味しく頂くだろうけどね。